打撃の瞬間 トップページへ
この項は特に重要です。打席では、配球を考えたり、打つ方向を考えたり、緊張を和らげる事をしたりと色々ありますが、投手が投球動作を始めたら、一旦、全てやめて二つの事に集中します。一つはタイミング、そして、もう一つは打撃姿勢です。
タイミング
02102基本や02123タイミングの誤差でも紹介していますが、軽く撃つ事も、強く撃つ事も出来るのが、正しいタイミングですので、無駄な力を抜いて柔らかく行きましょう。
打撃姿勢
打撃姿勢とは、打撃の瞬間の形です。良い打球が打てそうな形で打たなければ良い打球になりません。打撃姿勢のチェックポイントは、優先順位の高い順に以下の通りです。
1) バットの角度
撃ちたい方向にもよりますが、基本はボールの進行方向に対して直角です。バットの芯で捕らえるのが理想的ですが、「多少ずれても構わない」くらいの方が良い結果が多くなります。
2) 腕の角度(肘から手首の角度)
腕の角度は、ボールの高さによる飛球の高低角度を調整できます。高いコースは、上に、低いコースは下です。02121究極奥義の扇スイングを参考にして下さい。フライやボテボテを防ぐのが主な目的です。
3) 腰の入り具合
下半身の出来不出来は、打球の強さに比例します。下半身がしっかりしていれば、軽いスイングでも打球は飛びますが、優先順位は低いので注意しましょう。意識する比率は1)2)の方が重要。
とにかく、投手が投球動作を始めたら、タイミングと打撃姿勢だけに集中しましょう。成功率を上げるには、素振りから練習試合にいたるまで、普段の練習からやっておかなくてはなりません。
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