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04/12 あまり夢中になりすぎちゃいけません
04/18

2009年04月12日 あまり夢中になりすぎちゃいけません

昨日は久しぶりに早起きしての自転車釣行がたたったのか、夜9時に子供とともに布団に入り、真っ先に寝てしまった。途中4時過ぎに一度目を覚ましたものの布団から出る気力はなく、6時半に子供達が一緒に起きようと言うのを頑なに拒み、気がつけば7時過ぎまで、実に10時間以上たっぷりと寝たので体調も万全。

さて、大潮の日曜日、今日は潮干狩りに行こう!

と張り切るが、長男のHARTはいまひとつ乗り気じゃない。
少し前にやった空き缶を使った御飯焚きをしたいから行きたくないと言う。朝方がどんよりした曇り空で昨日に比べてひんやりしているのをいいことに
「お父さん、天気も悪いし、潮干狩りはやめよう、ねっ」

一方、次男のSATSは
「やだやだ、おとうさんポートタワーいこっ!ねっ!SATS、やきゅうやりたいの!」
「せっかくポートタワーに行くんだから、お父さんは潮干狩りしたいんだけどなあ…、それに水槽の中もさみしいから、お魚も捕まえたいんだよなあ…」

居間の水槽には昨年の夏休みに鴨川の海で捕まえてきた魚を飼っていたのだが、カゴガキダイ、スズメダイ、オヤビッチャが死んでしまい、今はナベカとアカオビシマハゼがいるだけ…
水槽の大きさからしてそんなには追加出来ないのだが、2匹ともいつも底の方にいるので、泳いでいる魚を追加したかったのだ。

魚を捕まる話しをすればHARTも乗り気になるかなと思ったが、
「え〜、まだ魚なんていないよ〜」
「そんなことない、いると思うよ、何年か前もカレイの稚魚とか取ったじゃない」
「え〜、でも行きたくな〜い」
「ね〜え〜、おとうさんいこう!ぜったいいこう!でもおとうさんやきゅうもやろう!バットとグローブもっていくからね」
「いいよ〜、でも潮干狩りもやろうねえ」
(昨日から、何故か野球好きなSATSである。ずい分前にグローブをフリマで買ってあげた時にはほとんど反応しなかったのに)
「え〜、行くの〜。お母さん、HARTが行かなかったらお母さんも行かない?」
「ハイ、・・・でも御飯焚きはしないよ」
「え〜、行かなくても御飯焚きは出来ないのか〜」


さて…

HARTは留守番すると言うので、私とSATSの二人で行こうと準備していたのだが、どうやらHARTも行くことにしたようで、家族4人で行くことになった。
でもHARTはあくまでもポートパークに“虫探しに行く”ということで着いて来た。ちょっと前からてんとう虫が出始めて、採集していたのだ。
だから着替えはSATSの分しか用意しなかったが、魚取りはする気になるかもしれないなと思い、長靴は用意しておいた。

10時半過ぎに到着。HARTが虫探しにパーク内に行くとSATSもまずはパークで遊びたいと言うので、子供2人を妻のHIROに任せ、まずは1人で人工海浜の方へ向かった。

日曜日とあって家族連れがたくさんきて干潟はにぎわっている。

早速、小さな穴がいっぱい空いているところを狙って熊手でカキカキするが、それほど大きくないバカガイがたまに取れるだけ・・・

たまにアサリ狙いの人が持ち帰らずに置いていったバカガイが砂に潜ろうとしているのを拾っていく。でもこれはあんまり楽しくない。
(やっぱ、掘らないとね)

場所を転々としながら探るが、なかなか数が伸びない。
さっと掘って適当な量を取れたらすぐに子供たちのところに合流しようと思っていたのが、このままではそうもいかない・・・

もう少し深いところを探ろうと思い、荷物をおいた場所に戻ってスコップを持ち出した。

「水の引き際の駆け上がりあたりがいい」ようなことを、以前に何かで読んだ覚えがあるので(気のせいかな)、奥目の水際に向かってみる。すると、大きなシオフキ?を見つけた。見ると周りでもそこそこ見つかっているようだ。

まだ掘られていなくて、それでいて穴の開いたよさそうなところで、まずはスコップで20センチほどの穴を掘り、それから横に手で広げていきながら探すと、いいペースで見つけることが出来た。

時間は結構経ったよなあと思いつつも、大きなシオフキ?が見つかり出してから嬉しくなって、夢中で黙々と掘り続けていた。
まあ何かあればHIROから携帯に連絡があるだろう。

そこそこ数を確保出来たし、そろそろ子供達も来てもいいのにと思いながら、護岸の方を見渡すと、HIROが捜すように干潟側を見ている。

もしや…

と思ってヒップバッグの中を確認すると、携帯を忘れていた。
(やばい!)
急いでHIROのところに向かうと、
「そろそろ子供達も飽きて来たから帰ろう」とのこと。
了解して、HIROに先に戻ってもらい、熊手やスコップの砂を落として、貝の水を変えて、予備の海水をペットボトルに取って荷物を撤収して、待ち合わせた場所に行ったが誰もいない。

荷物をそこに起き、辺りを探しに行くとHIROが一人で歩いて来た。
「(子供達が)いないんだけど」
(へっ?・・・)

HIROを追って海に向かったかなと思い、私が探しに行く。しばらくしてHARTが歩いているのを見つけた。
「SATSは?」
「どっか一人で行っちゃったから探していたんだけどさあ…」
聞くと、HIROが私のところに向かったあと、飽きてきたHARTとSATSで探検と称してパーク内を二人で移動、その後、SATSが海に行くと一人で行ってしまったらしい。

HARTにはHIROとの待ち合わせ場所を教えて、HARTがSATSとはぐれた場所からもう一度、海へのルートを想定して捜すが見つからない。泣きわめくような声も聞こえない。

待ち合わせ場所に一度戻るが誰もいない。
(あれっ?)

少ししてHIROが戻ってきた。HARTには会ってここを教えた旨を伝えた。

HARTが戻った時の為にHIROに待っててもらって、再度SATSを探しへ。
今度はタワーよりの護岸を捜した。

そして海を見ながら静かに立っているSATSを発見。
(ホッ)

駆け寄り、ちょっと手前からゆっくり歩いて、何事もなかったように
「SATS!」と声をかけて手を振ると、何事もなかったように
「あっ、おとうさん」と手を振り返した。
「何してたの?」
「いしのところをみていたの・・・あれ、きょうはバケツちがうんだ」

聞くと海で遊ぼう(ヤドカリが取りたかったらしい)と思ってこっちにきたが、私が見つからず、家のバケツと熊手がおいてあった(実際は家のではない)から、ここにいれば私が戻ってくると思って静かに待っていたようだ。

なにはともわれ、一安心

私が携帯を忘れなければ、こう言った事態にもならなかったのだろうが、せっかく休日に家族で来たのに私一人で夢中になって潮干狩りしていたのが一番の原因ですね。

12時を過ぎていたし帰ろうかと思ったが、SATSが
「うみであそびたい」
と言うので、再び干潟へ。

HARTには網を渡し魚取り、SATSには熊手を渡して私と貝掘り。
もう既に貝は、そこそこ数を確保していたので、SATSの方に注意を向けながら、のんびりと楽しんだ。
のんびりやってもちゃんと貝は見つかるもので、一人夢中に黙々とやっているときと大して変わらぬペースで見つけることが出来た。
それなら家族でわいわいがやがやしながらやる方が断然いいよね。

HARTが
「お父さん取れたよう」
と網を持って走ってきた。網にはカレイの稚魚とナベカかな?小さなニョロニョロしたのが入っていた。
「じゃっ、また採ってくるね〜」
と走っていく。HARTもSATSも長靴の中まで水が入り、歩くとチャプチャプいっている。着ている服もビショビショ・・・
「HARTは着替えないからね〜」

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2009年04月18日 HARTも生き生き

土曜日は、私が成田市内で会社の野球部のOB対現役の親睦試合、妻はパートだったので、子供達を成田の私の実家に預け、私は午前中に野球。
もちろん私はOB側での参戦・・・これでもピッチャーなんです。実は秘かに4月に入ってから週に2回くらい朝にジョギングしてちょっと気合入れていたんですよ。
先日、自転車で袖ヶ浦に行った疲れや筋肉痛が残っちゃうかなと心配しましたが、ジョギングの甲斐があったのか、まったく問題なくニンマリ・・・

私は4イニング投げ、勝ち投手の権利を持ったまま交代・・・しかし、最後はエラーがらみでサヨナラ負け・・・
(まあ、親睦試合ですから・・・)

さて、今回はHARTが
“カブトムシの幼虫が欲しい”&“メダカを取りたい”
というので、カブトムシの幼虫は畑の堆肥から8匹ほど、メダカは実家の田んぼの近くの澪で15匹ほど採集してきた。
HARTは小さい頃から生き物を飼うのが好きで、この季節になってくると、虫好きの血が騒ぎ出してくるようだ。

持ち帰ったカブトムシの幼虫は、堆肥ごと二つのケースに4匹ずつ分け入れて、庭の棚に置いて完了。あとは適宜霧吹きで水分を補い、頃合をみて土を変えてあげればいい。
ついでに冬越ししていたオオクワガタの幼虫の土を変えてあげた。成虫はオオクワガタのメスが2匹いるので、この幼虫がオスになることを祈っている。他に虫の入ったケースは今はてんとう虫くらい・・・あっカマキリの卵もあったね。

メダカは庭の睡蓮鉢へ。睡蓮鉢の中には、田んぼの土を入れた植木鉢にヒメ睡蓮を植えて沈め、あとは、以前にどこかの川で取ってきたオオカナダモを入れている。ヒメ睡蓮もオオカナダモも毎年春になると新芽が出てきて、オオカナダモは時々間引きをしないと魚が見えないくらいに増えてしまう。でもこの水草のおかげで、エアレーション無しで外で飼うことが出来ている(と思っている)。

飼うといえば、この前、潮干狩りの時に採ってきたカレイの稚魚と小さなニョロニョロしたやつも、居間の水槽で飼っている。カレイの稚魚は4匹いたのだが、その前から買っていたアカオビシマハゼに攻撃され弱ってしまい、以前から新入りを攻撃する傾向のあったアカオビシマハゼを分離したが、カレイは1匹になってしまった。オカオビシマハゼはそのうち海に返しに行かなくては・・・

他にはHARTが蛙を2匹捕まえてきたので飼うことにした。蛙を飼うのは2年振りだったかな。
帰ってきてケースに入れるとすぐに
「えさのハエ取ってくる」
と網を持って出て行ったHART。

いろんな生き物が動き出すとHARTも生き生きしている。

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2009年04月_日 

( ̄・ ̄)o” ジャンケン グゥ ( ̄ー ̄)v” ジャンケン チョキ ( ̄0 ̄)w” ジャンケン パー 顔文字はFACEMARK PARTY 顔文字パーティーさんを参考にさせていただきました

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