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04/01_カレイはくう?かう?
04/03_コーヒーガム
04/06_目覚まし
04/07_入学式
04/08_朝飯前の庭仕事
04/09_庭いじり
04/10_登校初日
04/11_お持ち帰り
04/14_じゆう帳
04/15_アブラムシ
04/16_絵日記
04/18_春本番
04/22_アメンボ採りほか
04/23_くもんなぜなぜカレンダー
04/26_SATSの茶?
04/27_HARTの放課後
04/29_アリの巣作り
04/30_カレイの赤ちゃん

2006/04/01 カレイはくう?かう?

「食べるか、飼える(世話できる)もの以外は持って帰らないよ」我が家のルールである。

今日は、市原の海釣り釣り公園で15cm位のカレイが1匹釣れた。 「HARTさあ、もし1匹しか釣れなかったら飼ってみたいなあ」
「カレイは飼うの難しいよ。食べるとしたら丸ごとから揚げかな」
「じゃあ、1匹だったら逃がす〜」
10時半の納竿までには、1回あたりはあったもののバラしてしまい、釣果は結局1匹に終わった。でも結局は持って帰ることにした。
家に帰って、HARTの決断は「飼いたい」とのこと。飼うとしても我が家の場合はベランダが大原則。家の中で水槽でというわけにはいかない。大き目の発泡スチロールの箱に熱帯魚用の底石をひき、人口海水を作り、エアポンプを接続してとりあえずはOK。砂がなくて底石にしてしまったことが気になるところだが、あるものでセットするしかない。今日を乗り切れれば何日かは飼えるかな。

しかし、2日後やはり・・・

「今度はこのくらいのカレイが釣れたらさあ、帰りにポートタワーに寄って砂を持ってこようよ」
とHARTは言っていたが、ちょっと難しそうだよ。

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2006/04/03 コーヒーガム

「あっ最後の1枚、お父さん食べちゃった」
先日、釣りに行くの車の中でコーヒーガムを口に入れてから最後の1枚だと気が付いた。だって包み紙がなかったから・・・
「ええっ最後はHART食べたかったのに〜」
HARTは最近ガムが好き。その理由のひとつが包み紙。以前、幼稚園のお友達のお父さんがコーヒーガムの包み紙を使って作ったヘラクレスオオカブトを借りてきて、HARTも挑戦。その後は、自分で考えてマンデ○×△フタマタクワガタを包み紙で作った。先日のスキーのお菓子を買うときも、3種類入った板ガムに眼がいっていた。いろいろな色の包み紙でいろいろなムシを作りたいようだ。スキーのゲレ食ではブルーベリーガムを買った。青い色を使って何のムシに化けるのかな。
でもやはりムシキングに夢中のHARTには、茶色の包み紙が一番嬉しい。今回私が食べたガムも最初に包み紙を外して、既にマンデ・・・に化けていた。
「お父さん、今度、コーヒーガム買ってあげるからさ」 「うん、昼休みさあ、買ってきてね。4月中だよ」 早速の4月の出勤初日からコーヒーガムを買った。今度はどんな虫を作るのかな

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2006/04/06 目覚まし

 卒園式以降の長い春休みも今週で終わり、そして、金曜日は入学式。いよいよHART待望の小学校生活が始まる。
「4月になったら朝きちんと起きて、学校に行く時間までにきちんとやること済ませようね」と、月曜日から7時に目覚ましをセット。しかし、月曜こそきちんと起きてきたものの、火曜日は目覚ましのセットを忘れ(でも登校のシミュレーション時間までにはOK)、水曜日は目覚ましに反応したものの止めてそのまま二度寝。そして今日はきちんと起きてきたものの10分くらいは床に顔をつけてぼうっとしていた。なかなかペースがつかめない。
 長い休みなんてそんなものだよなあ。だいたい私が小学校の頃に目覚ましで起きたことなんて無かったよなあ。まあ、学校が実際に始まれば、それなりにリズムが出て自然とペースも出来てくるだろう。さあ明日は入学式。楽しいリズムを刻んでいこう。

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2006/04/07 入学式

 今日は入学式。桜の花は連日の強風に負けずまだまだ残っていた。曇り空で天気はいまいちだが、風に舞う桜の花びらのおかげで華やかな感じ。定番ながら、校門の入学式の看板と写真を撮る。ついにHARTも小学生。小学校はHIROが通っていたところ。
 クラス分けが掲示されていて、最近ずっと幼稚園で中のよかった子が同じクラス、他にも保育園時代のお友達も何人か一緒だった。最初にHARTの教室に行った。通路がやっと出来るくらいに机が並べられていた。椅子に座っているHARTもまだ少し緊張している様子。さすがに周りの子供達も静かに座っている。この緊張が解けたときには、さぞかしにぎやかになるのだろう。
 大人からしてみれば窮屈に見える教室も、子供にとっては大きな可能性を秘めた生活の拠点。これからたくさん楽しいことがあるといいね。 入学式は約30分くらいの簡単なもの。2年生からの学校の1年間の行事紹介があった。やはり1年の差は大きい。

 時間割を見ると5時限目まであるのは月水金、もちろん今は完全週休2日、これじゃ幼稚園より早く帰ってくるんじゃないのかな。小学1年生ってこんなものでしたかねえ。それに教科書の薄いこと。ゆとりある教育ってのもどんなもんなのでしょか。

とにもかくにも、HART、小学校入学おめでとう!!

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2006/04/08 朝飯前の庭仕事

 昨日は入学式で疲れたのか、特に何をしたわけではないのに朝起きたのは8時前。のんびりとした休日の始まり。HARTは着替えを済ませると
「朝ご飯の前に庭仕事ね」
とベランダへ。4月になって待ってましたとばかりにうずき出した虫好きの気持ち。第1段は「アリの巣作りたいなあ」とのこと。早速、近くの公園からアリをつかまえて来て、図書館ではアリの本をいっぱい借りてきてアリが巣を作るのを心待ちにしている。
「花の蜜をあげる」とツツジを入れ、「死んだ虫食べるんだよ」とダンゴ虫の死がいや干からびたミミズを入れてあげている。
つかまえられてきたアリはビンの一部に集まって、アリ地獄風に少しくぼみが出来てきた気もするが、なかなか標本のようなアリの巣にはならない。さて、2006年の虫の季節は始まったばかり、うまくアリの巣出来るといいね。

今度、学研等の付録でアリの巣キットがあったら買ってあげようかな。

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2006/04/09 庭いじり

 昨日の夕方、ハサミムシを見つけた。前に飼っていたヤドカリの空いた貝殻が庭にありその中にいたのだった。ちょうどアリ用にふるいにかけた土の余りを切ったペットボトルに入れ、HARTが枝で即席で隠れ家をつくり、飼うことにした。
「今日は何する?どこかの公園に行こうか?」に返ってきたのは「HART庭いじりしたいなあ。」
HARTのねらいはハサミムシ。朝起きるとすぐペットボトルの中のハサミムシを確認し、朝ご飯の後に早速、飼育ケースを出してきて、仲間を増やす準備は万端。まずは家の周りの草むしりから。「SATSもする〜」と私の周りで草を運んでくれた。本命のハサミムシはなかなか見つからないが、ダンゴムシやミミズはいっぱい出てくる。SATSはちりとりにダンゴムシをのせてニコニコしながら歩いている。休んでいると「お父さん、ダンゴムシとろうよ」と催促がくる。HARTがSATSにダンゴムシの飼育セット(?)を作ってあげた。
「昨日つかまえたのはメスだから、オスと子供のハサミムシが欲しいなあ」ハサミムシを求め、場所を公園と植え込みの間のフェンス沿いに変えた。もう草むしりではなく虫探しである。落ち葉をよけるとダンゴムシやヤスデで出てきた。そして本命発見。続けて3匹ほど、HARTが飛ぶように近づいてきて、受け取っては飼育ケースへと走る。
「HARTも自分で探した〜い」と落ち葉をよけて一生懸命探している。そして、「あっいた!」「やった〜HARっちゃんも自分でつかまえたよ〜」とHIROにも報告していた。
・・・「またいた!」と大きなオスもGETし、こちらもニコニコ大満足のHARTでした。

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2006/04/10 登校初日

 さあ月曜日。HARTの小学校生活のスタートだ。8時5分までに教室に入ることになっているので7時45分には家を出ようと言うことにしていた。私は7時15分に家を出てしまうので、あとは聞いた話。

 食事や身支度を済ませ、余裕を見て7時40分に家を出た。机の引出しに防災頭巾、さらに傘も持っていかなければならない。HIROも初日なので、最初の曲がり角まで一緒に行き、見えなくなるまで見送っていた。SATSは家で留守番というか朝食。ちょうど、すぐ近くに住む3年生がHARTと一緒に学校に行ってあげようと家まで迎えに来てくれた。ピンポンを押しても反応が無いので行こうとした時にちょうどHIROが帰ってきた。今出たところだよと伝えると走って後を追って行った。初日から迎えに来てくれた気持ちが嬉しいね。SATSはHIROが戻ると「ピンポンなったよ、ピンポンなったよ」と興奮気味に教えてくれたらしい。一方のHART。校門で転んで教室に行くより前に保健室に直行。初日からいろいろとやってくれるね。

 初日は11時前に帰宅。一応、親無しでのお出かけの第一段を無事終了。午後には郵便局(学校に行く途中)へのお使いをして、迎えに来てくれた3年生のお友達の家に行って、明日からの登校時間を決めてきた。HIROがなかなか戻ってこないから見に行くと、玄関でお友達のお母さんを立ち話(?)をしてと言うから頼もしいものだ。最近は買い物の時など店員さんにきちんと話をすることが出来るし、なかなか外ではしっかり者なのだ。でも中では・・・まだまだ6歳だからね〜

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2006/04/11 お持ち帰り

さて小学校2日目。

 最初は、家までの地図や緊急時連絡表、問診表やなんだかんだでいろいろと提出しなければならない書類やものがたくさん。第1段の締め切りは明日。昨日のうちにHIROと持っていくものをチェックしながら、ランドセルに全部入れて準備万端。朝は打ち合わせ通り、近所の3年生と登校。近くに頼れる先輩がいていいねえ。

 今日も午前中に帰宅。小学校で受け取った資料などをランドセルから出していると、出てきました、連絡表やら問診表がきっちりそのまま・・・HIROもガックリ

 明日が締め切りだからきちんと先生に渡してくださいね。

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2006/04/14 じゆう帳

 まだ小学校に入って最初の週なので本格的な授業は始まっていないようだ。でもお絵かきをしていいよという時間があるらしく、毎日じゆう帳に絵を書いてきて、嬉しそうに見せてくれる。

月曜日は、ざりがにの絵、プラス何故か計算
火曜日は、アリの巣
水曜日には、アリの巣の中の通路が数ページ(1頁目にも戻って出来ていた)
そして金曜は、アリの学校

学校でも頭の中は虫だらけ。先週末「絵日記をつけようよ」とベランダの生き物の観察記をつけさせてみた。でも学校が始まると余裕が無くて間があいてしまったが、
「そうだ!絵日記はさあ、学校がある時は、お絵かきの時間に書くね!」
絵を書くのが楽しいみたいで、じゆう帳がなくなるのも早そうだ。でも本格的に授業が始まったらお絵かきの時間はあるのかな。

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2006/04/15 アブラムシ

 小学校の最初の1週間を無事乗り越えたHART。さすがに疲れたのか木曜、金曜の夜は8時を過ぎると目をこすっていた。今日は疲れ(?)を癒すため、のんびりと8時過ぎから起きだし11時前から買い物、昼食を済ませ2時過ぎ帰宅の休養モード。買い物から帰ってくる車の中で、
「お父さん、HARTもうアブラムシみつけたよ」
「じゃあてんとう虫もみつかるかな。アブラムシを食べるもんね」
「アリがいるとてんとう虫を追っ払っちゃんだよ」
「でも、アリがその後アブラムシ食べるちゃうんでしょ」
「違うよ。アリは、アブラムシのおしりを、ちょんちょんってたたいて、蜜をもらうんだよ」
「へえ〜、そうなの」・・・

 帰ってきてからベランダで生き物の世話をした後、
「お父さん、ほらアブラムシここにいるよ」
と教えてくれた。その近くにてんとう虫を見つけたので、つかまえてHARTに見せてあげると
「わあ、にじゅうやほしだあ、めずらしいだよ」
と早速ペットボトルに入れた。2匹いたのでSATSの手に乗せてあげるとSATSも興味深々で見ていると指先から飛んでいった。それからはてんとう虫探し。家の近くの駐車場でアブラムシのいそうな木を探して歩き回る。ちょうど1周してきたような感じ戻ってきた。収穫は、にじゅうやほし1匹に、なみてんとう3匹。まだ時期が早いのかそんなにいない。一番いたのは我が家の前の木だった。

「HART7匹は欲しいなあ」
と言うので、てんとう虫を探しているのかと思えば、ストローでアブラムシをつっついている。いきなり
「うわあ、すご〜い。お父さん見て見て。ほら、アリの代わりにストローでツンツンしたら、蜜がでてストローに入ったんだよ〜、すご〜い」
確かにストローの口が濡れている。それにHARTが枝を振った時、水のしぶきのようなものが飛び散るのが見えた(気がした?)。確かにすごい。アブラムシもすごいけど、帰りの車でHARTが言った通りだと、改めて感心させらた。

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2006/04/16 絵日記

 先週末から始めた絵日記。私の古いシステム手帳をHARTにあげた。手帳用の無地のノートに書いて順番にファイルさせる。学校のある日は進まなかったが、今週末もきっちりとまた書いてくれた。学校のじゆう帳然り、絵を書くのが楽しくなってきたかな。
 また今週末はプラスアルファの要求もあった。それは
「お父さんも、一緒に絵日記書いてね」

 我ながら情けない絵の才能。でも軌道に乗りつつある息子の絵日記に水をさすわけには行くまい。昨日に続いて今日も一題がノルマ。HARTは食卓の椅子を横に並べて待っている。書こうと思った題材は決まったが、全く構図が沸いてこない。ベランダに出て書こうとした生き物を入念に観察し、ついでにデジカメで写真を撮る。
「SATSもベランダ行く〜」とやってきて、「てんとう虫つかまえる?」「こうえんいく?」
 かたやHARTは「お父さん、まだ〜、HART書き終わっちゃうよ」
もう夕方だし、外で遊びたいSATSを説得して家に入るとHARTはもう書き終わっていた。せっかく椅子を並べて待ってくれていたのにゴメンね。 さて、私の2枚目の絵日記。写真見ながら書いたけど、うーむ・・・やはり才能無し!

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2006/04/18 春本番

先週は天気予報で『菜種梅雨』と言われ、青空のない1週間だった。
今週になってようやく春らしい暖かさが戻り、晴れ間がのぞき気温も上昇した。
自転車での通勤中にサワガニを見つけた。HARTと小さな生き物の世話をするようになって、今までだったら見過ごしていたものが見えるようになった。以前にもカタツムリやクワガタ、カブトムシを自転車通勤途中で見つけて、つかまえて持って帰ったこともある(通勤中に何やってんだか、でもな〜んか平和でしょ)。
昼休み、HIROから「冬眠していたカメが動き出したよ」とのメールが届いた。いよいよ春本番となって初夏に向かう。今年もHARTといろいろな生きものを探して、つかまえて、楽しいベランダライフになるんだろうな。

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2006/04/22 アメンボ採りほか

「HARTアメンボ飼いたいなあ」
ちょうど成田の実家でこいのぼりをあげているし、田んぼに採りに行くことにした。
成田の家に着いてもHARTは車から降りようとしない。すぐにでも田んぼに行きたいようだ。SATSをおばあさんに見てもらっている隙に早速アメンボ狩り(?)に繰り出した。
「HARTアメンボ5匹採りたいなあ」と言うことで目標はきまった。最初はなかなか見つからなかったが、別の水路沿いを歩いて探すと、いましたいました待望のアメンボ。網ですくうと2匹いて、つがいで重なっていたようだ。更に歩き進んで更に2つがいを追加し目標をあっさりクリア。
「HARTもつかまえたーい」と言うがちょっと高さがあって網が水面に届かないのでまた別の水路へ。そこでHARTもきっちりGETでニコニコさん。
他にはスジエビをつかまえた。またクヌギの朽木を割ると小さな幼虫も出てきた。クワガタならいいんだけどなあ。でもちょっと小さいかな。
 成田の家に戻ると庭でも虫探し。SATSも庭に出て遊ぶ。なんとかこいのぼりをバックに写真を撮ろうと思うがなかなかいいアングルにならない。HARTはアリが死んだミミズを巣穴に運ぶ様子をずっと観察していた。
 午後は別の場所にある田んぼへ。今度はここは用水を引くところに桝があり生きものがたまっている。網を入れるとクチボソがたくさん取れた。SATSも大喜びで網から魚をバケツに移す。HARTとSATSの網の取り合いもなかなか面白かった。
 家に帰ってからは早速アメンボの飼育ケースを自分で考えてセットするHARTでした。

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2006/04/23 くもんなぜなぜカレンダー

我が家のトイレのカレンダーは、くもんなぜなぜカレンダー。
毎日1コラムずつ、小学生の素朴な疑問から専門的なもの、何これという質問までいろいろと載っている。また毎週日曜日には花の写真と説明がある。HARTも毎日チェックしている。私もゆっくりと座っていられる時にざっと質問だけ読んでいる(回答は裏にあるのでめくらないと読めない)。
SATSはトイレトレーニング真っ最中。トイレに行くと
「きょうのカレンダーはなに?」と聞く。
「23にち、ヤマブキっていう黄色いお花だよ。」と教えてあげると
「きょうのカレンダーはなに?っていって」と質問を要求し
「今日のカレンダーはヤマブキってお花だよ」と嬉しそうに応える。そして 「23のうえは、レンゲ。いちばんうえは、カタクリ。そのあいだはサクラ。」 と4月の日曜日のお花4つを全部覚えていた。まだ字は読めないので絵で覚えているのか、場所で覚えているのか、どちらにしても
「SATSすごーい、良く覚えているね〜」と心底目一杯、感心させられた一瞬であった。

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2006/04/26 SATSの茶?

水曜日はHARTのテニス。お茶のペットボトルに麦茶を入れて持っていく。まだそんなに暑くないので余ることになるが、夕飯の食卓においておけば、HARTやSATSが飲む。コップに入ったものよりよく飲むから不思議だ。SATSはキャップの開け閉めが楽しいようで、一口飲んではキャップを開けたり閉めたりしている。

「SATSの茶があるよ」
「うむ?」
「ほら、SATSの『ちゃ』があるよ。おにぎりの『お』もあるよ。」
HIROがわかったようだ。ペットボトルの包装に『おいしさは・・・』と書いてあるのを読んでいるのだ。
「SATSの『さ』だよ。『さ・し・す・せ・そ』って言ってごらん。」
「ちゃ・ち・ちゅ・ちぇ・ちょ」

ご機嫌な時は1日中しゃべっていて、言葉も2歳児の割りに達者だなあと思っているが、家族以外の人が聞くと聞き取れない言葉もよくある。また最近は『あいうえお』に目覚めてきて自分の名前や家族の名前を指差してわかるようになってきたところ。『さしすせそ』はなかなか難しいよねえ。

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2006/04/27 HARTの放課後

小学校が始まって3週間目。最初の週は木曜の夜には疲れ果てていたが、だいぶペースがつかめてきたようだ。つかみかけたところでGW突入、まだ振り出しに戻るのかな。

火曜日、家に女の子の友達2人がやってきた。同じクラスでは帰り道が同じ方面なのは女の子ばかりだからなのだろうが、HARTくんなかなかやるじゃない。

水曜日はテニス

そして今日木曜日も火曜日に来た女の子の友達と公園で遊ぶ約束をして帰ってきたらしい。HIROと「雨が降ったら帰って来るんだよ」と約束をして一人で自転車に乗って出掛けて行って、3時過ぎには「雨が降ってきたから」帰ってきたとのこと。

夜、玄関の呼び鈴が鳴り、火曜日に来たもう一人の女の子。
「明日一緒に遊ぼうね」とのお誘いでした。

なかなか忙しいHARTの放課後であります。1人で出掛けることにも抵抗が無くなったようです。車には気をつけるんだよ。

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2006/04/29 アリの巣作り

前の日の晩、「HARTさあ、アリの本が読みたいだけど、アリの本ないんだよなあ」と本のバッグいっぱいに入ったゾロリの本を見ながら言っていた。
午前中、図書館でまた新しい虫の飼い方の本を借りてきた。HARTは読書&学習モードに入って、真剣にアリのページを読んでいる。
「石こうでアリの巣を作れるんだって!HARTも作ってみたいなあ」
HARTの興味をくすぐるネタを見つけたようだ。読んで見ると、アリの巣の設計図をつくり、木の枠の下に敷き、その上に粘土で巣の形を作った後、石膏を流し込むようだ。石膏となるとなかなか本格的に準備が必要だが、 「紙粘土で作れるんじゃない」とのHIROの提案で、早速、車で紙粘土を買いに言った。本では木枠にガラスをはめ込むようだったが、ガラスの代わりは透明の下敷きを買った。

家に帰って紙粘土工作の開始。ちょうど車でSATSが寝たので食卓一杯に新聞を敷き、その上で二人で始めた。木枠の代わりは幕の内弁当の枠。厚いので私が上げ底を加工中にHARTが設計図を書いた。シンプルなものと複雑な2種類。
「お父さん、お母さん、どっちがいい?」全員一致で複雑な案に決まった。

さあ作ろう。枠に紙粘土を敷き詰め巣の部屋から製作。鉛筆で書くのと粘土で作るのとでは、繊細さに大きな違いがあり部屋数は少なめに。部屋が出来た後は通り道を掘って出来上がり・・・とはまだ行かず、下敷きを載せる面を平らにするため紙を当てて押すと。作った部屋や通路が狭くなる。再整形してまた押す。
「女王アリの部屋までの通り道は広くしないとね」
HARTがプリンのフォークを使って道を広げる。余分な紙粘土をちぎり取って部屋を広げる。余った紙粘土でHARTはクワガタを作っていた。

アリの巣のもとが完成。乾いたら、下敷きを貼って、餌置き場も取り付けないとね。乾くまで2〜3日かかるかな

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2006/04/30 カレイの赤ちゃん

今日は千葉ポートタワー。
まずは、HIROとHART、私とSATSに別れフリマ会場をぐるっと周り、SATSが飽きてきたので私と公園エリアへ。
「ドングリあるかなあ」と去年の秋に拾ったことをちゃんと覚えていた。ドングリが手に持ちきれなくなって、手からこぼれ落ちると、
「あれれ、ドングリおっこちちゃった」としゃがみこんで、
「あれ、どこいった?お父さん、さがして」を連発。クローバーのかげにかくれていたドングリを見つけてあげると嬉しそうに拾って、またひとつこぼれ落ちた。ビニール袋に入れてあげる。

「強さ160のカードが50円だったよ。さあアリ探ししよっ!」HARTがフリマでムシキングカードをGETしてニコニコでやってきた。アリの巣から出てくる女王アリを探したいらしいが、こんな広い原っぱで見つかるかな。
「あっ、モンシロチョウだ、お父さん網かして」と魚採り網を持って追いかけていく。SATSがHARTの後を追って走っていく。うーんいい光景だ。つかまえた蝶をSATSに見せてあげるHART。タンポポの花に近づけて「あっ口が伸びるの見えたよ」と観察した後に逃がしてあげた。再びアリ探しをはじめた。女王アリは5月初旬から中旬にかけて無風の日に結婚飛行に飛び立つらしいが、やはり女王アリは見つからず・・・。SATSは、今度は「きいろいちょうちょさん、まって〜」とまた走って追いかけていった。う〜んビデオが欲しい。

海に行こうとHARTとSATSを誘い、レジャーシートを広げ、潮干狩り&魚捕獲セットをリュックから取り出す。GWでしかもいい天気とあって人がいっぱいだ。ここの潮干狩りはもちろん無料。HARTは潮干狩りよりも「カレイの赤ちゃんつかまえるんだ」と網を持って、海に入っていった。今月の始め、手のひらサイズのカレイを釣って飼おうとしたが上手くいかず、この時期なら生まれたばかりのカレイ捕まえられるかもしれないよと言っておいたのだ。私はSATSを視界に入れながら、SATSのお砂場セットの熊手で貝を掘る。だんだん夢中になってくると直接手で掘り貝を探る。SATSもお砂場セットのスコップを持って掘る。HARTがカレイを求めて?どんどん行くので時々声をかけ所在を確かめる。HARTが水に入ってどんどん行くので、「SATSも〜」行こうとするので、足のくるぶしくらいのところまでで留めるように「ほら貝あったよ〜」と気を引く。

「お父さ〜ん、カレイの赤ちゃん取れたよ〜」とHARTが戻ってきた。
「すごいね、よく取れたね。」とバケツに入れる。そう簡単には取れないだろうと思っていたのによく取れたな。HARTはまた違う水たまりの方に向かって行った。SATSは
「かいがらあったよ〜」と貝のバケツに入れている。「海で貝殻拾いに行こう」と誘ったのが間違いの元、貝を採りに行こうと誘えばよかった。
「また取れたよ〜」とHART
「すごいね。よく取れるね」
「だって、向こうにいっぱいいるよ」と言うのでSATSも一緒に連れて移動
「またカレイ、あとエビも取れたよ。エサになるかな」HARTの網も絶好調。
「お父さんにも貸して」と網を借りて、ちょっとしたくぼみの砂ごとすくうとカレイやエビが取れた。それから、魚の群れの中に網を入れると、小さな2センチくらいの魚が数匹採れた。さて何の稚魚かな?
HARTも魚を網で捕まえようと、上から下までびしょびしょになりながら網を振っていた。

バケツに砂を入れ、エアレーションをして持ち帰り、家のベランダで海苔のビンに入れて飼ってみることにした。水槽も欲しいけどなかなかスペースが無いからね。水はとりあえず、持ち帰った水。最初の1〜2日を上手く乗り切れるかだね。

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