2005年4月

04/03_草むしり
04/05_ついつい
04/08_タイミング
04/09_ザリガニ
04/10_たったひとつの・・・
04/17_アブラムシ
04/18_ゲーム

2005/04/03 草むしり

 最近のHARTのブームはポケモン、書棚からは絵本が遠退き、その種の全百科やらクイズブックやらマガジンが並んでいる。去年の今頃は4月になったと同時に虫探しを始めていたのに。絵本の14ひきのピクニックの世界はどこへ…
「お父さん〇〇の進化系わかる?」「〇〇は何ポケモンか?」と問題責めについつい気のない返事をしてしまう。いかんなあ。
 ベランダで飼っている生き物(めだか、金魚、ヤドカリ、カニetc)の世話も散々促してようやく動き出す始末。。。幸い冬は動きも少なくほとんどが無事冬を越してくれた。暖かくなってきたしこれからは水替えも頻繁にしないとね。

 生き物の世話が終わる頃、HARTが草むしりを始めた。
「お父さんダンゴムシがいたよ、草の影に隠れていたんだね」
とおやつの誘惑にも負けず(?)、夕方まで草むしり。
「お父さんゾウムシもいたよ、うわっミミズ…」

 やっぱりアニメより現実の方が面白いだろ、HART。

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2005/04/05 ついつい

 年度末の仕事が一段落して平日の帰宅時間も上手くいけば7時前。この時間に帰ってこられれば食事とお風呂の間に子供達と遊ぶ時間が少しだけある。平日は朝食も夕飯も別だし僅かでも貴重な時間だ。しかも今日は近くの公園まで出迎えてくれた。さあ遊ぼう。
 と言って上の子は5才、下の子Sは1才、なかなか3人一緒にと言うわけにもいかない。上の子はポケモンの本を読んでいるし、下の子と遊ぶ。
 下の子と二人、足を広げて座りキャッチボール風にふわふわボールで遊んでいると脇から手づくりモンスターボールが飛んで来る。下の子の手が伸びる寸前、上の子が飛んで来てさっとボールを拾う。「ボールとって」(ちょうだいの意味)と手を出す下の子を弄ぶように別の方向にボールを投げる。下の子の興味はすっかりそっちのボールで、追い掛けていくけどまた同じことの繰り返し、そのうち上の子が私の膝に割り込んできて下の子が泣き出すお決まりのパターン。
 「貸してあげればいいじゃん」と言ったところで「やーだよー、HARTのだもん」「さっきまで全然使ってなかったくせに」と上の子を膝から無理矢理降ろしてふわふわボールで下の子を誘う。また足を広げて向かい合ったところで、上の子が背後から登ってきて肩車、「お父さん立ってー」に「SATSがそばにいるときにのるなっていつも言ってるだろ、降りて」とやや強引に降ろすと「お父さんともう遊んであげないから」と半ベソですねる。とまあ、私の帰りが遅い時にはなく、でも私がいる時にはよくある光景に、妻も呆れ返る。
 普段から上の子が我慢しているのはわかっていても、ついつい下の子の方を中心になりぎみ…ついね…そう、ついついなんだよね…

 でもHARTもお風呂に入る頃には機嫌が直っていて、「明日も暖かいってから迎えにいくね、だから明日も早く帰ってきてね」と言ってくれる。
はい可能な限り頑張り(?)ます…

 「下の子は可愛い」とよく言うし、確かに可愛いわけで、でもそれは上の子を育てた経験がそうみせるわけで、上の子の時を思い出させてくれて比べたりして懐かしい気分が一層可愛く見せるのだと思うわけです、だから上の子だって当然同じくらい可愛いかったし今も可愛いけで、そもそも規準が違うから比較対象にはならないってことで…
はいっ、おあとがよろしいようで…
m(__)m

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2005/04/08 タイミング

 HARTと定刻に帰る約束をした日は水曜なので基本的には会社の定めるノー残業デー。しかし、”定刻”に該当する7時前に家に着くためには、終業の鐘とともに会社を出る必要がある。間際の電話に出ないことも帰るタイミングを逃さない要素。(^^ゞ
 まあ、最寄(?)の駅までの約7kmを自転車で通っているので2〜3分の遅れは途中頑張ればカバー出来るが信号のタイミング次第である。
 しかしこの日は電話に出る云々より仕事が片付かず出遅れてしまった。しかたなく次の電車の時間に間に合うように駅に行くと事故でダイヤが乱れたらしくちょうど定刻に乗る電車が遅れて来たタイミング。まあ出遅れなくても結果は同じだったか。
 事故の影響でホームに電車が詰まっているのか時々停車し、帰宅は定刻を30分程度過ぎそう。それでも少しの期待を込めて自宅の近くの駅からメールしまたまた自転車で3km約10分を急ぐ。途中の信号のタイミングもよく早く着きそうだが、公園のお迎えはなかった…かと、玄関前に自転車を乗り入れる寸前、タイミングよく、いや悪く、迎えに出ようとしたHART達とはちあわせ。玄関を出たHARTは「お父さん早過ぎーッ!」「だってタイミングよく信号引っ掛からなかったんだもん…」

 次の日、昨日の汚名挽回にと終業ダッシュに成功、定刻帰りのメールも入れ、自転車もゆっくり漕いで…でも公園に迎えの姿は無し…木曜日はポケモンの日がちょうど放送が始まる直前のタイミング…

 そして金曜日の7時ちょっと前…すべてのタイミングが噛み合い、妻と子供二人が公園で私を迎えてくれました。

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2005/04/09 ザリガニ

 スキーシーズンも終わり、いいかげん車を冬仕様から変えないと。タイヤを交換しルーフボックスとキャリアを外すために私の実家へ
 実家ではちょうどこいのぼりを建てたところ、私の父が山から切り出して来た一際高い支柱、妻の家から戴いた5年経っても色あせない巨大なこいのぼり、SATSの分も活躍してもらおう。
 でもHARTが私の実家に来る目的は「こいのぼり」より「たんぼ」、正確には脇の澪。早速、おじいちゃんを誘って、この時期はまだ涼しく水も少ないから、「なんにもいねーぞ」と言われてもめげずに行ってきた。
 さて取れた生き物はと言うと、小さなザリガニ。SATSもバケツを覗き込んで「かーにかーに」と大喜び。
 元気そうで同じくらいの大きさの2匹を選び家に持ち帰る。我が家のベランダに新しい仲間、と言うか、1年ぶりにザリガニが復活。

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2005/04/10 たったひとつの・・・

 潮干狩りのシーズン突入で休日ともなると京葉道路も渋滞に。ちょっと前の新聞に4月の船橋三番瀬公園の潮干狩り開催時間が掲載されていたのを妻が切り抜いてとっておいた。でも入場料金がかかり更に持ち帰りは別途料金がかかる会場へはまだ行ったことがないし、なかなか足も向かない。実は昨年、たまたま海の近くの公園に行った時、海岸に行くと短時間に私とHARTでアサリが結構取れた。そして持ち帰って食べるととても美味だったのだ。潮干狩り会場ではもないが大きさも手頃でもちろん取るのも持ち帰りも只!去年はいつ頃行ったのかはっきりと覚えていないが潮干狩りの開催スケジュールを見れば同じ東京湾、きっと取れるにちがいない。

 開催カレンダーではこの週末がいい潮加減らしいのでHARTも「潮干狩りしてとった貝を食べたーい」と共々前から楽しみにしていた。
 海に行くと先週(実は先週も行ってたりして…)とは打って変わって干潮。奥行きが広くなった砂浜には熊手とバケツを持った人が結構いる(出遅れたかな)。SATSはベビーカーで寝ている。急いで靴と靴下を脱いで海に向かう。下を向き砂にある小さな穴を探し掘る。「あった!」、さいさき良く貝を掘り出し大漁を予感させたのだが…
 穴を見つけて掘っても水が湧き出るだけで目的の貝はなかなか出て出てこない。風も強くて濡れた体も冷えてきたし、SATSも目を覚ましたし、潮干狩りは終了、バケツにはさみしく4つ転がっているのみ…でも取れたことには変わりないし4人家族だしね。

 しかーし…、HARTが「ザリガニさんにあげる」と言うので貴重な2つが消えた。それでも残りの2つを妻が料理すると、なんと1つは開かない…。残りはたった1つ…もちろんHARTが食べた。

「おいしかったよ、今度行く時は絶対いっぱいとろうね」、前向きなその言葉に安心し成長を感じた。

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2005/04/17 アブラムシ

 春の日差しでやや汗ばむ陽気、紋白蝶が舞う姿がちらほら見える原っぱにレジャーシートを広げてピクニックなんて最高だね…

 HARTの興味は今はピクニックよりポケモン。今日は千葉ポートスクエアのイベント、ポケモンショーへ。チラシが入ったのが少し前だったせいか思ったより空いていた。まあ内容からしてそれだけが理由では無い気も…着ぐるみだしHARTよりもう少し小さい子供向けかな…その証拠(?)にSATSが「ピカチュー」と叫びまくり、その仕草が可愛かったこと。急いで携帯電話で動画撮影、便利になったものだ。HARTもピカチューと握手もしたし楽しかったと言ってくれたのでまあ良しとしよう。でもピクニックしたかったよなあ。

 家に帰ってからはベランダで生き物の世話。去年の秋、カマキリが卵を生んだ後で死に、虫もいなくなって、HARTのライフワークの虫探しが出来ないなあって頃から、上手い具合(?)に海からカニやヤドカリ、イソギンチャクを取って来たので日々のえさやりに休日には水替え作業と充実したベランダライフ。
 ヤドカリ達の水替えが終わる頃、HARTが「おとうさん、アブラムシがいるよ」と指差している。道路に面した木に去年同様アブラムシがつきはじめたようだ、ということは…、「いたいた、テントウムシ!」HARTも見つけたようだ。去年の虫取りの始まりはテントウムシから。いよいよHARTのシーズン到来である。興味もポケモン等のインドア系から虫を中心としたアウトドア系にうつるかな。さあ今度の晴れた休日はピクニックに行こう。

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2005/04/18 ゲーム

 HARTはフリマが大好き、最近の探し物はカード。ポケモンかムシキングか、数枚百円くらいで種類がいっぱいあるお店で1枚1枚確認しながら選んでいる。中には1枚二千円の値がついているのを手に取ったりするのですぐに他に注意を向けさせる。でもムシキングのゲームは1回もさせたことはない。私自信ゲームの才能がないこともあるが、キリがないし、回数を決めてやらせたところですんなり終わりに出来るかは疑問。折り紙で作った数種類のムシ達を大きい缶の土俵の上で紙相撲風に戦わせたり子供ならではの豊かな想像力を働かせてくれるのが見ていてうれしいし愉しい。
 ちなみにフリマでは、今年の始めにもらったお年玉から三千円だけ(あとは貯金)、HARTが好きなものを買っていいよ、でもなくなったらおしまいだよ、よく考えて使ってねと与えてあるので、そのお金で買わせている。まだ残金は二千円以上あるはず。
 カードの枚数も増えてきた。幼稚園のお友達から聞いたり本をよんだりして覚えたムシキングのゲームのやり方やカードの種類、組み合わせ方などを嬉しそうに私に教えてくれるHART。頭の中はゲームをした時の楽しい想像でいっぱいのようだ。
「でもHART、ムシキングのゲームはやらないからね」
「うんわかってる、でも、もしかして出来る時が来た時の為に本読んで勉強してるの」

控えめなHARTに、1回ぐらいいいかなとつい心がゆらぎそうになったが、1回やってしまったらね〜

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