〜「湾岸スキーヤー」の快適スキー日記(2001)〜

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「湾岸スキーヤー」の快適スキー日記(2001)〜index〜

  00/12/29-31[白樺湖ロイヤルヒルスキー場]_
  01/02/09-10[五日町スキー場]_
  01/02/11[新潟魚沼市歩くスキ-フェスティバル]_
  01/03/02[千葉県クラブ対抗選手権(GS)]_
  01/03/03[千葉県クラブ対抗選手権](ノルディック)_

2000年12月29〜31日 

 今日から2泊3日で白樺湖へファミリースキー。20世紀の締めくくりはスキー場で過ごすのだ。今回はHIROの二人のお姉さん夫婦(TURUちゃん夫妻とKAWAさんファミリー)を誘い、大人6人子供3人総勢9人の大パーティだ。

○ツアー決定

 今回のスキーはツアーで申し込んだ。いつも一緒にスキー行くTURUちゃん達はともかく、HIROの一番上のお姉さんのKAWAさんファミリー(子供が2人、RISAちゃん(5歳)とNAKKIちゃん(2歳)がいる)にとって初めてのスキーと言うこともあり、如何に初めてのスキーで好印象を植え付けるかが勝負となる。

 そこで、@遠くない事、A天気がいいこと、Bホテルがスキー場に隣接していること、C割安感があること等を踏まえ、ツアーを決定した。
 今回採用したのは、旅行会社は「トラベルイン」、場所は「白樺湖ロイヤルヒルスキー場」、ホテルは「ホテル信濃プリンスしらかば」で、年末2泊3日、リフト券1日付きで大人1人¥17000円也。ちなみにレンタル無料&お子様連れに嬉しいアーリーチェックインのツアーである。
 しかし、子供料金は、大人の8割と割高なので、みんな6歳未満と言うこともあり、ツアーでは食事も寝具も不要として無料で申し込んだ。ちなみに、5歳児用にお子さまの食事を現地で頼んで4500円/泊也。

○アクセス

 いくらワゴンでもチャイルドシート3個つけて9人乗りはつらいので車2台で行くことに。我が家がTURUちゃん達をピックアップして、KAWAさんファミリーとは石川PAに9時半待ち合わせ。

 29日の中央道下りは空いていて、途中双葉PAで1度休憩を入れた後、白樺湖到着は12時過ぎ。道路も大門街道に雪は無く白樺湖に入って雪道がちょこっとあっただけだった。
 レンタルなどをしている間に、ちょうどホテルのアーリーチェックインタイムの1時となった。

○リフト券

 1日券が\4000円、午後券が\3000円。今回はツアーに1日券が大人分6枚が含まれているのでこれを有効に使う。何しろ1歳、2歳、5歳と子供が3人もいるのだから、大人が最低でも2人はついていないければならない。初日はスタートが遅れたこともあり、回数券を1冊のみ購入。2日目には4枚、最終日は2枚&回数券で滑ることにした。

 また、ファミリーゲレンデには、雪上エスカレータがあるので、子供でも簡単に乗れるのはありがたい。が、リフト券が無い場合には、1回\200円かかるのはやや割高な気がする。6回券の回数券(\1000)はあったが、専用の1日券(\500円程度で)があってもいいのでは。また、何歳から料金がかかるのかも表示がなく、KAWAさんは子供の分も回数券を渡していたが、私は小学生未満は無料と勝手に判断して大人分だけにした。

○ファミリーゲレンデ

 白樺湖ロイヤルヒルスキー場は、上部と下部分かれて下り、ファミリーゲレンデは下部ゲレンデの右下にある。雪上エスカレータがあるが、料金節約と子供も大人もまだ元気ということで、初日は雪上エスカレータの脇を歩いて登る。HARTは大きめの靴でも上手に雪の斜面を登った。

 そりコースは、ファミリーゲレンデの右端のエスカレータ沿いに専用に仕切られているのだが、狭い(3mくらい)し、長いし、スピードが出るしで、ちょっと小さい子供には向かない。大人と一緒に乗ってそりで下りるわけだが、足でブレーキをかけようとすると前に乗っている子供が雪まみれになり、楽しいはずのそり遊びが・・・。
 NAKKIちゃんは、よほど怖かったのか、2回目からはそりに乗るのを嫌がってしまった。HARTも雪まみれになりながらも泣きはしなかったが、眠くなったこともありちょっと引き気味。初日は小さい子供2人は早めにホテルへ。もう少し考えてそりゲレンデを設定して欲しいものだ。
 さすが、5歳のRISAちゃんは、雪上エスカレータの上部のゲレンデでひとりでそりの練習。適度な斜度と距離はあっと言う間に子供を夢中にさせ、いとも簡単に1人で滑れるようにさせ、その日のうちに、そりゲレンデを1人で滑ることも出来るようにさせた。

 2日目は、エスカレータ上部のゲレンデで遊ぶ。NAKKIちゃんも緩斜面の短い距離ならやっとそりに乗ってくれるようになった。HARTは相変わらずマイペースで遊んでいる。ファミリーゲレンデを前向きに抱っこして滑ってあげるとようやく笑顔が出た。

 RISAちゃんが、そりだけじゃなくスキーをしたいと言いだし、早速レンタル。
エスカレーターの上部ゲレンデで始めたが、そりと違ってブレーキが奇怪な胃ので怖かったらしく、ほんの少しで止めてしまった。
 スキーの印象が悪くならないようにと、今度はRISAちゃんを抱っこしてファミリーゲレンデを滑ったが、結局、またそり遊びに逆戻り。

 NAKKIちゃんは、昨日の恐怖を克服しきれず、お昼ご飯の後は白樺湖へ散歩へ。HARTも昼食後一度上に上がったものの眠そうにしていたのでホテルへ戻ることに。HIROがHARTを抱っこしてそりで下りる間に何と寝てしまった。

 時刻は3時を過ぎ、寒くなってきた。この日の締めくくりにとRISAちゃんを本物のリフトに乗せてあげることにした。RISAちゃんもまたスキーを履く気になってくれた。リフトで上がると景色が変わり、眼下に白樺湖が広がり、山々が周囲を囲む。これだけでもリフトに乗せた甲斐があったものだ。
 問題はこの後。白樺第1クワッドリフトは結構長めで、アルペンコースは快適な斜面なのだが、RISAちゃんが1人で滑れるはずは無い。当然抱っこの状態で滑り下りることになる。しかも、やや右下がりの斜面が続き、前屈みの姿勢のボーゲンで滑っていると、さすがに腰と右足付け根にくる。
 何とか滑り下りて来て任務終了。でもRISAちゃんが満足そうにしていたのでよかった、良かった。次回はこのくらいの斜面が1人で滑って来られるように最初からスキー教えてあげよう。

 3日目は、午前中だけゲレンデへ。すでに我々の場所と成りつつあるエスカレーター上部のゲレンデ脇に雪だるまを作る。HARTよりちょっと小さめの雪だるまをRISAちゃんとNAKKIちゃんと作る。ここで雪に触れて遊んだのが良かったのか、この後NAKKIちゃんはご機嫌に。一人でそりにも乗って、転んでもニコニコしてくれた。終わり良ければすべて良しである。

○ゲレ食

 下部のゲレンデにはレストランがロイヤルホテルのものしかない。リフトであがれば他にもあるらしいが、子供連れではそうもいかない。
 初日は1時半頃にレストランに行くとなんとご飯が品切れ。みんなでラーメンをすする。でも、席を出る頃にはライスが復活していた。タイミングが悪かったか。それにしてもライスがないとは。
 2日目は、11時半に席を確保。」カレーの大盛り(\900)を頼み、HARTにも分けてあげた。ちなみに生ビールは\600也。レストランに缶ビールはなく、隣接の喫茶には\400であったらしい。
 年末にも関わらず、待たずに座れたのは良かったが、2日目は出るときには食券のレジにかなりの人が並んでいた。見たところまだライスは残っているようだ。

○ホテル

 ホテルは「ホテル信濃プリンス白樺」。ちょっと前までは、白樺湖プリンスホテルだったらしい。
 ホテルの部屋は12畳の和室1部屋が確保出来たのでかなり割安なツアーとなった。夕食から帰ると、布団が6組、畳の上に敷き詰められていて、子供たちは大はしゃぎ。でも1部屋なので、子供とともに9時に消灯。途中、寝るのに飽きて時間を確認するとまだ2時前だった。
 ホテルは食事の量、質、ゲレンデへのアクセス、そして値段ともに満足のいくものだったが、ホテルに乾燥室がなく、今回はたまたまレンタルしたから良かったが、持ってきた時には結構面倒だ。
 一応、ホテルに隣接した「スキー健太」(最初はホテルのフロントの人がスキーセンターを訛って説明しているのかと思った)というというレンタルショップにおけるらしいが。

○ゲレンデ
 第1クワッドリフトは、結構長めで1本で結構滑走感は楽しめる。人工降雪機の雪も滑りやすく。リフト脇のアルペンコースもノンストップで滑れば快適だ。右脇のジャイアントコースはこぶもなく斜度の割に滑りやすい。ただ、ジャイアントコースとアルペンコースの境目がなく、しかもアイスバーンの大きな凸があり、一度飛ばされてしまった。
 上部ゲレンデの方がすいている。パノラマA・B・Cとコースがあるが、Cはボーダーだらけ。Bはほとんど人がいない。Aコースも雪質が良く滑りやすかった。
 しかし、今回は子供の相手の合間に滑る程度なのでそうでもなかったが、1日滑れば飽きてしまうかもしれない。

○帰り

 帰りは、大門街道沿いのそば屋で昼食を済ませ、2時20分ころ出発。高速道路の渋滞もなく(下りは大月手前で結構混んでいたが)、5時前に三鷹のTURUちゃん宅に到着。三鷹から千葉への帰りも首都高はすいていて1時間ちょっと到着。いつもこうならいいのに。

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2001年02月09-10日 五日町スキー場

○アクセス

 今日はゆっくりと10時過ぎに千葉を出て移動日とする。柏ICに着くまでに1時間40分もかかったのは予想外だったが、高速にのってからは順調そのもの。HARTが寝たので赤城高原まで一気に。SAで昼食を済ませ、またまた高速をひた走る。関越トンネルを抜け湯沢を過ぎると高速道路は貸し切り状態。3時前に宿に着いた。
 天気がすごく良くてちょっともったい。HIROとHARTと3人でスキー場まで散歩した。平日のゲレンデは空いていてコースの端にはまだシュプールが残っていた。やっぱりもったいなかったかな。
 というのも明日から天気予報では下り坂らしいのだ。

○スキー場

 10日、前日の天気予報がはずれ、見事に晴れ渡り、一家3人でスキー場へ。宿からスキー場まで歩いても5分程度だが、スキーブーツに、スキーの荷物と子供付きではつらいので車で行く。10時頃でも十分に駐車できた。

●リフト券

 リフト券は、歩くスキーフェスティバルに参加していると、昼食付き1日券が2500円に。回数券2600円より安いので購入。

●ファミリーゲレンデ

 さて、まずは颯人遊ぶ場所探し。初心者用のエリアはゲレンデベースの山を見て右側にある。ちょっとした山があるだけだが、平らだし、ビギナーがスキーを履くには良さそうだが、人が多くて狭いのとそりをするには斜度が足りない。
 左側にそり専用のゲレンデがある。このコースは、一般のスキーヤーが侵入してくる心配はないので安心。距離は短いが結構な斜度があり、コースの先は、フラットはゾーンが広がっているので、ちょっと冒険しても大丈夫だ。
 でも、1歳ちょっとの子供を連れて歩いて登るには、傾斜がきつい。でもHARTは7割くらいまでは自分で登ってくれた。そして、雪の壁から垂れ下がっているつららを食べてご機嫌である。
 ただ、HARTにとってそりは乗るものより引くものになってしまい、そんなにそり遊びが出来なかった。その変わりに、コース下部の端の段差を利用した天然の雪の滑り台で繰り返し遊んでいた。

●ゲレンデ

 今では貴重なスキーヤーオンリーのゲレンデ。晴れているうちに頂上へ行こう。
リフトを3本乗り継いで行くのだが、ベースからのリフト以外は、すべてシングルリフトで鈍行。機動力はいまいち。まあ人が少ないからいいが。でもシングルでは子供を連れていくことが出来ない。
 頂上からは八海山を正面に見ながら、滑り降りることになる。人もまばらで適度な斜度。よーし、快適に滑るぞーと言いたいところだが、ちょっと雪が柔らかい。やはり上越の雪は・・・。
 それでも、よく晴れたゲレンデは気持ちよく、一気に滑り降りる。もう一度上りたかったが、何しろ、下で子供も遊ばせたままだし。

●ゲレ食

 一日券についてくる昼食券が使えるのは、ゲレンデベースの第一ハウスと中腹にあるグリーンハウス。HARTがいるので「第一ハウス」となる。最近はHARTとゲレ食で食べるときには、とりあえずカレーを頼むことにしている。大人用でもHARTは辛そうな顔もせずに食べてくれるのだ。プラスアルファーでホットケーキを頼む。値段は200円で、あくまでも良心的だ。
 2日目は、歩くスキーの後に、ゲレンデ左側にある「さんろくはうす」。ここには宿泊施設もあり、来年の予約のターゲットにしている。食事はカツ丼を頼んだが、ボリューム満点にサイドディッシュも多く二重丸。

○歩く


歩くスキー
〜ノルディックに挑戦〜
を見てね



○飲む

 六日町と言えば、やっぱり八海山でしょう。宿でHIROと飲むように4号瓶(2級)をGET。スキー宿の部屋の障子と窓の間において冷やして飲む日本酒は、とってもおいしい。ちなみに、1級酒をお土産に買って家で飲んだが、どうしてもスキー宿の2級の方がおいしく感じてしまうのだ。

○帰り

 FUJI君と昼食を食べた後、宿で着替えて帰路につく。1時半頃に六日町を出た。午前中の晴天とはうって変わって大雪。でもまだ道路は大丈夫。高速のチェーン規制もない。関越道も順調で、往路同様外環から常磐道柏へ抜け、途中、夕食を買うためにイトーヨーカドーに立ち寄っても、夕方6時に家に到着。

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2001年02月11日 歩くスキーフェスティバル

 第12回六日町歩くスキーフェスティバル。私は昨年に続いて2回目の参加だ。今年は10キロにエントリー。2000人以上が参加するこのお祭りで5キロではようやく人が周りからいなくなったと思ったら終わっちゃった感じだったので、今回はFUJI君と共に10kmにチャレンジ。

●講習会

 歩くスキーの初心者講習会に参加した。いつまでも我流で滑っていては限界がある。基礎を教えてもらわないと。それに今年はXCの競技用の板も購入したし。
この講習会は六日町歩くスキーフェスティバルの参加者なら無料で受けられるのが嬉しい。
講習は、年代とエントリー種目で班分け。10Kの30代は2人しかいなかった。これはラッキー。

 まずは姿勢から。軽くジャンプして着地した感じが基本姿勢。これは普通のスキーと同じだ。

 次に推進滑走。これは、両足を揃えた状態で掘られた溝に立ち、両手でストックをついて滑走するもの。両手を前に出した状態で板の脇について、振り下ろすように漕ぐ。そして、自分の足を通り過ぎて更に後ろへストックを押し出す。この押し出す量で滑走距離が違ってくる。ソールに鱗のない競技用の板は、とっても快適。

 次は、交互滑走(ダイアゴナル)。交互に足を踏み出して普通に歩けば良い。が、競技用の板でやろうとすると、その場でズリズリ滑るだけでなかなか進まない。うまくいかなくて焦ってくると手と足が一緒になったりでリズムはめちゃくちゃ。うーむ、上手くいかない・・・

 さあ、次はスケーティング。私にとってはこれがメインイベントだ。だが、2、3回軽くやった後にすぐにコースへ行くことになり、手取り足取りの指導とはいかなかった。一応ポイントとしては、踏み出した足にしっかり乗ること。実践こそが最大の練習だ。
 他の班の人も混じって、コースへ歩き出す。何と5kmコースをそのまま歩くようだ。前半は緩やかな登りの連続。何となく足元がバタバタしているが、それなりに進んでいる。もう講習というより散歩という感じだ。みぞれ混じりの雪も寒く感じないし、楽しい。

●歩くスキーフェスティバル

 朝起きると窓の外は大雪。車の上にも20cmくらいの雪が積もっていた。しかし、朝食後にはカラリと晴れ上がり、絶好のスキー日和に。9時前に、渋滞にはまって未だに到着しないFUJI君の受付をしに行くと、ゲレンデにはおいそうな新雪がたっぷりと残っている。うー滑りたい。来年は絶対ゲレンデサイドの宿を取ろう。

 スタートは10時。HARTとHIROは、私が歩いている間はスキー場で遊ぶことにした。天気が回復してホント良かった。
 花火の号砲とともに、一斉にスタート。2000人近くが一気に歩き出すので、スケーティングどころではない。まずはまばらになるまで流れに乗って歩く。出足は順調。昨日の講習会で腕も足もパンパンだったが、思ったよりも大丈夫・・・
 だと思えたのは、最初の2kmくらいで、徐々に手足が重たくなってくる。昨日は難なく上れた緩やかな登りも、徐々にスケーティングが出来なくなり、ただ歩くだけ。歩くにはソールに鱗がない競技用はつらい。勢いがついて滑っているときはいいが、あるとなると一歩踏み出す旅に軸足が滑り落ちてしまう。
 頑張ってストックで押そうにも思ったように力が入らない。おまけに下りで転んでしまっては距離も稼げず、苦悩が続く。FUJI君の姿も見えなくなってしまった。15kmコースや30kmコースに参加している人に抜かれ始める。あのように滑れるのはいつの日のことか、何でこうも違うのだろう。

 1時間13分。10kmの記録である。でも5kmで40分以上かかっていた去年を思えば、進歩したのかな。ゴールをすれば途中はどうあれ気持ちのいいものである。FUJI君は来年は15kmに出ると言っている。私は来年も10kmだなあ。

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2001年03月02日 クラブ対抗(アルペン)

○アクセス

 千葉県のクラブ対抗選手権は、福島県の会津たかつえスキー場で、毎年の3月の第1金・土曜日に開催される。種目は金曜日がGS、土曜日がノルディックのリレーである。昨年は、ノルディックのみの参加であったが、今年はGSから参加できる。そして、今年は妻(HIRO)と1歳5ヶ月の息子(HART)も連れていくので木曜日の夜に出発して前泊する事とした。
 夕食を済ませ19時40分に千葉の自宅を出発。16号線はほとんど渋滞もなく、岩槻まで約70kmを1時間半で通過。高速に乗り蓮田SAで休憩した後、西那須野・塩原ICを目指す。雨は、宇都宮を過ぎるとみぞれとなり、22時50分にICを降りたときにはすっかり、雪となっていた。幸いまだ道路にはつもっていないようだ。
 塩原までは道路に積雪もなく順調だったが、福島県との県堺のトンネルを抜けると立派な雪道となっていた。最近のスキーでは日頃の行いがいいせいか、ほとんど雪道ドライブがなく、久しぶりの雪道にとまどいながらも、日付変更線を超えた0時半にペンションに到着。とりあえず無事について良かった。

○ファミリーゲレンデ

 たかつえスキー場のキッズゲレンデはアストリアロッジ前。きちんとネットで仕切られている。リフト乗り場がキッズのエリアからちょっと離れているし、ゲレンデ最下部まで来ていないので安心して遊べるだろう。
 が、天気は雪。平日しかも九時半では他に子供の姿はなく、夜行できた寝不足もあって、HARTは「だーちょっ」と雪面に降りようとしなかった。
結局、抱っこしたままペンションに戻り、HIROとHARTをおいて私はGSのため、ゲレンデに戻った。

○GS(1日目)

 4部に落ちた今年は、ベテラン、男子3部の後にようやくインスペクション。時刻は、11時20分。予定よりかなり遅れているのに時間はきっちり30分間取っている。でも一度降りてもう一度リフトで上がってもあと1回行く時間はない。しかも女子2部の後のスタートなのでまだまだ待 たなければならない。
 インスペクションの時に一瞬晴れて喜んだのも束の間、直に天気は崩れ雪が舞い、更に嫌なことに下から冷たい強い風が吹き上げてくる。
体が冷えるので一本降りたいところだが、ゼッケンが13であまり余裕はないし、その辺を歩いて寒さをしのぐ。
 ようやく女子が終わり、間もなくスタート。コールされ気分が盛り上がってくる。昨年降格した我がクラブは栄えあるゼッケン1番でスタート。4部と言えども各クラブの1、2番目にはワンピの人が並んでいる。なんと私の数人前には小学生らしき少年もいた。結構型にもはまっていて、速い。

 まあ滑るのは自分だし昨年滑れなかった分も楽しんで滑ろう。インスペクションでチェックしたのは赤い5旗門目の片斜面だけで後は問題なさそうだ。
13番スタンバイOK、無線のやり取りが聞こえる。吹き上げてくる風が少し強くなった気がする。雪で視界も悪い、プー、プー、プー、プーン。スタートだ。

1旗門、2旗門と通過。思ったよりスピードが出ない。5旗門目、上からうまく入れたぞ。クローチングするか。後は直前じゃなくて1つ先の旗門を見て滑るだけだ。うーん気持ちいい。快適なスピード感。よーしゴールが見えて来たぞ。この赤を抜ければあとひと・・・
あっ!なんでこんなところに・・・
右足が新雪に取られ、コースを外れる。急いで右足を踏ん張ったが結果は大前転。起き上がって目の前の最終旗門を通過してゴール。はあーあ。
 リフトで上がりながら下を見ると綺麗な二本線と大きな丸がくっきりと残っていた。
 見上げると我がクラブの次の選手が滑り出すところだった。「ガンバー」

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2001年03月03日 クラブ対抗(ノルディック)

 GSを不本意な形で終わってしまったからには、2日目のノルディックにかけるしかない。1日目も昼食後にノルディックコースへ。山の上の方は雪が降っていたが、ノルディックのコースではいい天気。さっそくコースに出てみる。
 クラブ対抗では3、4部のチームは2kmのコースを1周すればよい。今年は昨年と比べると、ひとうねり増えて、コースが長くなった。(といっても昨年が短すぎたのだが)

 2月の六日町以来のノルディックの板を履くと、やっぱりまだまだ不安定。果たして明日のリレーは大丈夫なのだろうか。とりあえず、1周歩く。しかしホントにただ歩いただけで、お祭りの六日町ならまだしも、たった2kmのスプリントでは話にならない。
 2周目、とにかくスケーティングの練習。気ばかりあせって、蹴る足が滑ってずれてしまう。3周目、そうだ、リズムだ。ゆっくり大きく。平らな所ならだいぶ良くなったぞ。焦らずゆっくりだね。
 あと1周、ノンストップで行くかとスタートしたが、何となくスケーティングになるのは右足側で蹴る時だけで、左下がりの片斜の登り(といってもかなり緩やか)で疲れ果て休憩。足も張ってきたし、登りのたび何度も休みながら4周完了。後は明日だ。

 さあ当日の午前中。クラブのみんなと一緒に練習に行く。とりあえず、1周して昨日のリズムを思い出す。足の張りは大丈夫だが、やや疲れが残っている。結局午前中はこの1本だけで終了。

 午後2時、いよいよ本番だ。まずは女子の1部、2部がスタート。この後が男子の3部、4部となる。今年は2番手での滑走となったので、リレーゾーンで待機する。しかし、まだスタートしない。昨年は女子1分遅れでスタートしたのに今年は完全に終わってからするようだ。待っている間にすっかり体が冷え切ってしまった。女子のチームが完全にゴールして第1走がスタートしたのは2時30分になろうとしていた。

 いよいよスタートである。我がチームの第1走が遅れた。3部や4部といっても第1走者にはチームの中でも走力のある人が多い。あっという間に我がクラブは離されてしまう。離されると焦ってどんどんリズムが狂って悪循環。特に素人集団の我がクラブにはつらい。そのまま第1走者遅れていく。
 そのおかげ(?)で、第2走の私はそんなに焦燥感に駆られることは無く、自分のリズムでスタートすることができた。思ったより早い段階でひとりをとらえてとりあえず最下位脱出。しかし、片斜面の登りで苦労して体力を消耗。その後の下りで休憩しよう。
 今年からはツーリング用ではなく、一応競技用の板に変えたので下りは快適だ。どんどんスピードが出る。そしてバックストレートから左カーブへ。もう1人前に人が見えたぞ。
 すると昨日の練習からずっと上手く抜けられたカーブだったのに、たくさんの人が一気に滑ってちょっとしたバンクが出来ていた。それに乗り損ねてしまって、痛恨の転倒○◆×★△!!せっかくスピードに乗っていたのに・・・
 そこからは、気ばかりが焦ってしまいボロボロ。簡単な登りで転ぶは、リレーゾーン直前にも転倒して、後味悪く今年のノルディックを終了。
 アンカーのFUJIくんが何人か抜いて、我がクラブはノルディック5位で終わりました。総合4位は、結局来年も4部です。


○帰り

 子供連れで行ったので、我々の後の1部、2部の協議を見ることなく引き上げる。3時半にペンションを出た。途中、塩原でハンターマウンテンからの合流の車とその先の工事の渋滞が重なる。悪いことに、高速に乗ってものの我が家が乗る直前に事故があったらしく渋滞。
 でも、帰りはオール高速で千葉まで帰ると、途中SAで夕食を済ませて帰って20時到着ならまあまあかな。

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