〜「湾岸スキーヤー」の快適スキー日記(2001)〜

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「湾岸スキーヤー」の快適スキー日記(2000)〜index〜

  99/12/23_車の衣替え
  99/12/25_ミニスキー買っちゃった
  99/12/30[ピラタス蓼科スノーリゾート]_
  99/12/31[白樺高原国際スキー場]_
  00/02/11[新潟六日町歩くスキ-フェスティバル]_
  00/02/11[五日町スキー場]_
  00/02/19[ルスツリゾート場(WEST Mt)]_
  00/02/20[ルスツリゾート場(EAST Mt/Isola)]_
  [00/02/21滝野すずらん丘稜公園]_
  00/03/04[千葉県クラブ対抗選手権]_
  00/03/30[パルコール嬬恋スキーリゾート]_

1999年12月23日 車の衣替え

 私の車はイプサム。天気もいいしだいぶ埃が積もっていたので今日は久しぶりの洗車。水が冷たい。さて、冬バージョンに衣替えということでまずは、タイヤ交換でスタッドレスに。そしてキャリアにルーフボックス積んでとりあえず冬支度完了。と言いたいところだが、スタッドレスが古くなってかたくなっているのでタイヤチェーンも忘れずにっと。あとは行くだけ、今シーズンの初滑りは30・31日の白樺湖だ。
 今年はプラスアルファで「チャイルドシート」もとりつけたぞ。ところでファミリースキーはいつになる?

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1999年12月25日 ミニスキー買っちゃった

 Mini SKI買ってしまった。
 つい“日替わり限定”につられて40分も並んで買った。HIROに聞かれてもいないのに
 「HARTと滑るときストック使わなくていいから便利なんだよね。」
 「普通の板だってストックなくても平気でしょ」
 (まあその通りだが・・・)

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2000年12月30日 ピラタス蓼科スノーリゾート

○アクセス

 三鷹のTURUちゃん宅(HIROのお姉さん夫婦)に前泊して、6時30分を過ぎた頃出発。調布から中央高速に乗り、順調、順調と思いきや、相模湖付近から大月まで、25kmの帰省ラッシュ渋滞。皆さん、朝早くからご苦労様です。っと、大月を抜けるまでに、2時間近く経過してしまい、諏訪ICを降りたのは9時半頃。

 天気は良く、雪道の心配はほとんどない。今日は、「ピラタス蓼科スノーリゾート」に決定。大門街道の分岐部分を白樺湖方面へ曲がらずに直進。車も減り、ビーナスラインへ突入。道はちょっと狭く、勾配も結構急だ。晴れているし、登りなので運転に心配はないが雪が降っているときには帰りたくない道だ。でも晴天率の高い白樺湖エリアと言うことを考えれば、ちょっといらぬ心配か。10時頃到着。駐車場はまだ若干の余裕あり。

○スキー場
 ご存じピラタス横岳ロープウェイがあるスキー場。

@リフト券
 リフト券は、リフト1日券(\3800)、ロープウェイ1日券(\4300)、共通1日券(\5000)から、ロープウェイ1日券を選択。いまどき共通1日券の\5000はちょっと高すぎ。

Aゲレンデ

 ロープウェイを降りると、広さ10万坪の坪庭が広がる。冬でもスキー客だけでなく、一般のおばちゃんたちや登山者もいる。コースは、樹氷コース、カモシカコースへと続く。このゲレンデのいい点は、ロープウェイで行く頂上からのコースはスキーヤー専用であること、プラス、ロープウェイの定員が101名であり、10分間隔で運転されていても、ゲレンデはそれ以上一気に人が集中することはなく、ゲレンデに人がまばらでとても滑りやすい、もちろんコース整備は万全でロングクルージングを楽しめる。ただ、残念だったのはパウダー期待のヒョウタンコースが整備中でOPENしていなかったことかな。

 そうそう、Mini SKIもデビューしました。ロープウェイなので板を持ち歩く機会が多いけど、これなら身軽でいいねって感じ。1本目は軟弱にストック持って滑ってしまったが、これはナンセンス。やっぱり、両手フリーで颯爽と滑らないとね。
 ついでに、クロスカントリーの板もはいて上にあがる。本当は、縞枯山荘の方面にコースもあるようなのだが、3時過ぎに行ったのであまり時間はなく、スキーコースを降りる。私の板はツーリング用でエッジもない。何しろ、この板で滑れるのは直滑降のみ。満足に止まれない状態では、まともに降りられるはずはない。スキーを初めてはいころよりも目一杯転んだ気がする。やはりこの板は雪原を優雅に散歩するものだね。

Bゲレ食
 今回はおにぎりを持っていたので、昼食は、山頂の坪庭入り口のベンチ。ちょっと風が冷たかったが天気はピーカンでとても気持ちがいい。ビール(\400)を下の売店で買った。どうせならコンビニで買っておけばよかったかな。

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1999年12月31日 白樺高原国際スキー場

 昨日は、近くのロッジに泊まり、今日は9時過ぎから滑走。昨日以上にいい天気で暖かい。

@リフト券
 1日券(\3,800:宿で頼むと\3500)と半日券(\2600)があったが、今日帰るので半日券にした。半日券は12時半迄、出来れば13時までOKだといいのに。

Aゲレンデ
 スキーヤー専用のゲレンデのせいかファミリーが多い。下には“キッズファンタジーワールド”という子供の遊び場(チューブ等でボブスレーのコースが設けてある)がある。ただ無料でない(¥500)のが残念。でも第3ペアリフトは初心者専用のコースのようなもの。

 リフト3本、ゴンドラ1本のこぢんまりとしたスキー場のように感じるが、コースは整備されており、メインコース、サラブレットコース又はホワイトホースからラビットコースへといづれも頂上から下まで一気に滑り降りることが可能で、結構、長い距離を楽しむことができる。斜面は中級程度で十分。
 リフト待ちは10時から11時までの間に若干感じた(せいぜい5分)程度でほとんどない。
 12時30分ぎりぎりに最後のリフトを乗って本日の滑走は終了。
 食事のあとはゲレンデの下の方でXCスキーで30分お散歩。ちょっと人の目が気になったかな。
Bゲレ食
 ぱっと見回したところ、ラビットコースの下に「STREAM」というところしかない。1階はラーメン、2階にはピラフ、カレー、丼物などがある。お値段の方は、カレーが¥1,000、缶ビール350mlが\400。我々は偶然あいた外のテラスで気分良くいただきました。
C温泉
 アフタースキーはなんといっても温泉でしょう。白樺湖湖畔に「すずらんの湯」があります。サウナ、ジャグジー、露天風呂とひととおりそろって、かつ、広くて綺麗。料金は大人¥700(ちなみに缶ビールは¥300)。サウナは遠赤外線の低温サウナで60℃設定。露天風呂は白樺湖温泉の源泉と言うことで茶色くて鉄のにおいがします。

D帰り道
 すずらんの湯を出たのは15時半頃。諏訪ICに乗ったのは16時15分。中央道は順調、順調。でも、談合坂SAは満車状態、他のPAも初日の出暴走対策で警察がいっぱい。あまりよる気にもなれず、結局ノンストップで18時には三鷹到着。

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2000年02月11日 新潟六日町歩くスキーフェスティバル

@アクセス
 千葉を3:20に出発。16号線を北上し柏ICから常磐道〜外環〜関越道へ。掲示板には藤岡〜赤城で渋滞19kmの文字。でも交通集中による自然渋滞、チェーン規制はないようだ。今日は3連休の初日、まあしかたあるまい。9時までに六日町に着けばいい。

 ところが高坂SA付近で思わぬ渋滞。TURUヶ島のハイウェイラジオでもまだ放送していないほやほやの事故のせいだった。これを抜けるのに15分程度。この後は順調に藤岡の分岐を超える。渋滞は25kmとなっていた。
 いざ突入。自然渋滞の割には進みが悪い。渋滞前に嵐山PAでトイレに行っておいたのに耐えきれなくなって前橋ICで一般道へ。渋川伊香保までは17号線で行くことにした。IC手前の橋を渡るのに再び渋滞。渋川伊香保ICに入ったのは7:30をまわっていた。

 沼田IC手前で再び13kmの渋滞の表示。果たして9時の受付に間に合うか。最悪スタートの10時には間に合うだろう。沼田の渋滞は時速60km位で流れたので思ったよりも早く通過できた。そして六日町ICの到着が8:45。これならぎりぎり間に合うかと思ったのもつかの間、料金所ゲートが1つしか開いていなくてここで10分のロス。

 結局、受付会場に車を乗り付け、私だけ降りて受け付け。5分遅れは全く問題なかった。荷物をもったFUJI君と合流したのが9:35。スタート時間はもうすぐだ。

Aエントリー
 今回の参加は、同じスキークラブのFUJI君との2名。30k、15k、10kのチャレンジコースの他、5kと2kのファミリー・ビギナーコースがある。我々は5kにエントリー。全コースあわせた参加者は2000人以上、5kだけでも700人だ。FUJI君は昨年に続いて2回目のエントリーだ。

B歩く
 スタート時間は10時。10分前なのにようやく着替えが終わったところ。急いでスタート地点へ。別にタイムや順位をを競うわけでもないので、スタート地点に並んでも緊張感はなく、わくわくするだけだ。

 スタート時間を過ぎた。花火があがって大会を盛り上げる。参加者2000人が一斉にスタートした。最初はただ人の後ろを滑るだけ。でも、ゆっくりしていると後ろに迷惑になるのでとりあえず遅れないように滑る。

 登りではさらに人でごった返す。上れずにずり落ちる人がいると後ろの人まで巻き込んで大変だ。私のはツーリング用でウロコツキなので登りは快適。前半の登りはほとんど抜かれることもなく順位を上げていく。急な登りの手前の人溜まりがちょうどいい休憩になる。

 途中、10k以上の人との分岐地点あたりから人もまばらになって、コースも下りや平坦なところが多くなった。分岐点で係りの人に「あと何キロくらいですか」と聞いたが「さあ、分からないなあ」とのこと。自分では半分くらいは来たと思っていたし、後半は下りが多いから楽になるかななんて楽観視していたら・・・。

 下りに入るやスキーの板が思うように滑らない。WAXなどの手入れが甘かったせいもある。でも、それ以上に滑らないと感じたのは周りの人たちのスピードだ。下りに入ったとたんに水を得た魚のようにすいすいと滑って行く。
 こちらはスケーティングもままならず、ただドタバタして減速する一方。前半に張り切って登ったせいで足もパンパンである。登り斜面を歩く以上に平らな斜面を歩くのが疲れてしまう。
 とりあえず、コースの端をとぼとぼ歩く。それにしてもみんなすごい勢いで滑っていく。5kの人はもちろん10kや15kの人も抜いていく。小学生にも軽々抜かれていく。スケーティングがうまくできればなあと思いながらただ歩く。

Cゴール
 ゴールがようやく見えてきた。コースの両脇にはギャラリーがたくさん。コースは平らかやや下っているのに私の滑り(歩き?)は非常に重い。でも、ギャラリーがいて非常に気持ちいい。41分48秒、私の5kのスプリットタイム。
気がつけばこの5k雪面ばかり見て滑っていた気がする。もっと景色を楽しめばよかった。いや正確にはもっと楽しめるほど余裕があるとよかった。本来、クロカンは雪原散歩なのだから。
 タイムを気にしていたわけではないが、ついつい一生懸命滑って(歩いて)しまった。それはそれで気分も爽快なのだが、より快適さを味わうためにスケーティングを覚えよう。

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2000年02月11日 五日町スキー場

 スキーフェスティバル会場近くにある五日町スキー場。せっかく、新潟まで来たのでちょっと滑ってから帰ろう。このスキー場はスキーヤーオンリーで、地元密着といった感じ。最近開局したFMゆきぐにやホームページを見るとやる気が感じられる。私はこのスキー場は今まで全然知らなかった。

@リフト券
 1日券は3500円で昼食クーポン付きと格安。午前券は2100円、午後券が2600円。その他ファミリーパックないろいろとメニューがある。今回は歩くスキー参加者特典でレンタル&リフトで2300円で利用できる。レンタルしなくても料金は同じ。スキーはMINIスキーを持ってきた。ブーツも持っていったのでリュックがとても重い。ブーツだけ借りればよかった。

Aゲレ食
 いかにも町営といった雰囲気で、昔ながらのゲレ食といった感じ。最近の小綺麗なレストランよりも落ち着く。カレーは\700。ビールは\550、但し大瓶である。2人で良かった。ぱっと見缶ビールは見あたらなかった。私はオムライスを食べる。ちょと少ないが、手作りでおいしかったし\500なのでOKでしょう。

Bゲレンデ
 リフト4本の小さなスキー場だが以外と奥行きがある。ベースからシングルとダブルのリフトがかかり左右にちょっと短めの中級斜面。
 早速、滑ってみると足が疲れているのと1本目ということでMINIスキーがバタツキうまく滑れない。2本目以降何とか持ち直したが、斜度はいいけどやはりちょっと短い。今度は頂上を目指す。
 シングルリフト2本を乗り継いで頂上へ。結構上ったのでロングRUNが楽しめそう。でも欲を言えば高速リフトが欲しいところ。

 頂上へのリフトへ乗る前に滑った斜面(テクニカルコース)は快適。コース脇に新雪も残っていて普通のスキーを履いていれば迷わず飛び込んだところ。午後になっても残っているなんてうれしいかぎり。もう一本MINIスキーでもいっちゃおうかなと思ったが、足も午前中の5kのノルディックでくたくた。後ろ髪を引かれる思いで新雪をあきらめ、頂上からのロングRUNに期待。しかし・・・

 頂上からのロマンスコースは、いい斜面があるのにつなぎの緩斜面でスキーが滑らない。雪が降ったばかりで柔らかいのと、MINIスキーで加速できるほど足に体力がないのと、途中に登り(ロマンスコース〜正面コース)まであってロングRUNも無理。ちょっと残念。
 普通の板で、もう少し体力があればもう少し楽しめたのに。でもスキー場の雰囲気は気に入った。また来年来ましょう。

C温泉
 ノルディックとスキーで疲れた体にはやはり温泉。六日町駅方面へ車を走らせ、FUJI君の知っている温泉へ。町中は雪祭りでにぎわい混んでいる。おまけに道は通行止めで思わぬ時間をロスしたが、友達の執念実って到着。車は「けんしん」の駐車場が開放されていたのでそこに駐車。
 六日町郵便局近くの公衆浴場「中央温泉」はもちろん天然温泉。なのに料金は\250。今時銭湯より安いなんて。入ると番台があっておばあさんが座っていてすっかり銭湯。でも十分暖まりました。ジュースは\100だったし。何しろ安いのがおすすめです。

D飲む
 新潟にスキーに来たら、やっぱり飲みたい日本酒。しかも六日町まで来たのだから、「八海山」。今日は日帰りなのでお土産を買って帰ろう。千葉じゃそうは売っていない吟醸の4号瓶。この文字がいいよね。家で飲もうっと。

E帰り
 雪が徐々に強くなってきた。チェーン規制が入る前に帰ろう。六日町ICを3:00に乗り、後は順調。さすがに3連休の初日。朝の苦労が嘘のよう。新座料金所手前でちょっと混んだのと柏から16号線がちょっと混んだけど千葉へは7:30の到着。

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2000年02月19日 

 2/19〜21の2泊3日(ルスツ&札幌)で会社のスキー部の合宿です。

○アクセス
 飛行機は羽田発10時30分のJAL509便。旅行会社に便指定をしなかったので、てっきり早朝便になると思っていたのが、程良い時間の便になり、千葉県に住むものとしてはほっと一息。まあ、早朝だったら車で行ってピックアップサービスを頼んでいたところだが、集合9時30分ならば電車が確実。
 経費削減の為、荷物は送っていない。これもトレーニングのうちと家からJRの駅まで20分。電車は土曜日なので空いていて座れたので再びほっと一息。東京駅で山手線に乗り換え浜松町からモノレールに乗る。集合時間は余裕でクリアー。
 JAL509便は、乗客が3名まだ搭乗していないとかで定刻よりも20分遅れて離陸。このあとの行程が詰まっているだけにこのロスはちょっと厳しいか。

 新千歳空港へは15分遅れで着陸。結局スポットについたのが12時30分、スキーの荷物がなかなか出てこない。でも同じツアーも同じ飛行機だろうからバスが先に行くこともなかろう。
 新千歳からルスツへ行くバスは予定より45分遅れて、13時15分発となった。ルスツまでは普通に行くと90分くらいである。バスはルスツ経由ニセコまで行くので、途中、道の駅でトイレ休憩。結局のところ、ルスツについたのは15時30分です。ああ、貴重な1日目が・・・

○リフト券
 今回はルスツに1泊、札幌に1泊の3日間、つまり、ルスツを滑れるのは2日間しかない。そのうちの1日が今日なのだ。ゲレンデに行かないわけにはいかない。急がねば。
 まあ、あせらずに。ここルスツでは16:00〜21:00がナイター営業となる。値段は¥1785、消費税が内税じゃないところがたまにきずだが、この価格で5時間滑れれば恩の字。

○ゲレンデ(WEST Mt)
 ナイター営業のため、リフトの運転本数も限られている。16:30頃は、メインのクワッドリフトにたくさんの人の列が。2日券だと、1日目のナイターが滑れるようになっているし、ルスツリゾートの宿泊者もまだ滑っている。リフト待ちは約5分。リフトで上がり、バンビコース(中央)、スカイコース(右側)、ジャイアントコース(左側)と順番に滑る。

 ここルスツでは昼間の営業とナイター営業の間にコース整備がないので結構荒れていた。ボーダーも多いしかなり掘れているところもある。でも雪質はOK。17:00を過ぎるとリフトの人並みも消え、快適なペースで滑りまくる。そして、ペンションの夕食時間の18:30ギリギリまで滑り込んだ。

○夕食(ペンション リッラ・ヒューセット)
 スウェーデン北欧料理とパンフレットにあったが、うん、とにかくおいしい。こんなに安いツアーだったので食事はあまり期待していなかったのだが、本当に夕食は二重丸でした。ビールは大瓶が500円です。

○再びナイター
 食事が終わったのが19:30。ペンションからゲレンデまでは徒歩3分と近い。今回はスキー部の合宿。当然再びナイターへ。コースからは人も減り、雪もしまって滑りやすい。21:00ギリギリまで滑る。3種類のコースでは弱冠飽きたものの、初日16:00からの滑走としては予想以上に滑ることが出来ました。

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2000年02月20日 

スキー部合宿も2日目を迎えました。昨日というか今日の1:00頃まで皆さん本当にご苦労さん。

○スタート
 ペンションの朝食は7:30から。ウェアに着がえた状態で食べる。今日は夕方札幌へバスで移動しなければならない。荷物をまとめ、8:45分にペンション玄関に集合。ゲレンデを見ると2本3本とシュプールが見える。全体の集合写真を撮ったあと、足早にゲレンデへ。今日はイーストMtとMtイソラをメインに滑る。

○リフト券
 1日券4700円(税込み4935)をインターネットから印刷した割引券を使って4400円でゲット。しかもゲレンデに行く前に早めに準備の出来た者が集合の前に先に買っておいた。ゲレンデに着くと同時にイーストMtへのゴンドラへ。

○ゲレンデ(EAST Mt&Mt Isola)
 ゴンドラ2台を乗り継いでEAST Mtの頂上に9時前に到着。ゲレンデに人はまだまばらな状態。ちょっとガスっているが天気はいい方だ。昨日のWEST Mtと違って、こっちの山はロングクルージングが楽しめる。

 まず、一番奥のヘブンリーエリアへ向かう。イーストティーニュコース→フーボルコースをつないでイゾラゴンドラへ。イゾラ第2クワッドリフトとゴンドラの間の長〜い緩斜面は気分を一瞬盛り下げた。
 ゴンドラで一気に頂上へ行って、そのままヘブンリーエリアへ行けるかと思いきや、更に登らなければならず、スティームボードBコース→ヘブンリートレイルコースと滑って、イゾラ第3クワッドに乗る。今度こそヘブンリーエリアへ。

 まず最初に行きたいのが、ヘブンリースピリットコース。オフピステの林間コースだ。雪も思ったより残っていて、しかも軽くて気持ちがいい。圧雪されたゲレンデと違った浮遊間が味わえる。

 さあ、気分が盛り上がったところでこれから全コース制覇を目指して左端から滑っていこう。
 ルスツのコースはどれもロングで高速のクルージングが楽しめる。まだ人もまばらで自分の快適なペースで滑ることが出来る。そして、リフトは高速クワッドフード付き。とにかく快適、極楽、爽快スキーなのだ。午前中11:30の休憩タイムまでに乗ったリフトは9本。本数は多く感じないが何しろコースが長いので、既に滑りまくった充実感みたいなものを感じた。ヘブンリーエリアとスティームボードコースは午前中で制覇した。

○ゲレ食
 イゾラ第1クワッドリフトのベースにあるカフェテリア「スティームボード」。ちなみに缶ビールは\400と相場通り。アイダホビーフカレーは\900で北海道ジャガイモのトッピング付き。午前中、思い切り滑ったしビールも飲んだしで長めの休憩。約1時間後、席待ちのお客さんが増えてきたので脱出。さあ、午後の部の始まりです。

○午後の部
 写真とビデオ撮影をした後は、再び全コース制覇に向けた滑走が始まる。イゾラゴンドラ右側のイゾラグランコースを基点に、イゾラA、B、Cと滑る。A→Cと斜度が徐々に緩くなる代わりに距離は長くなる。AとBは結構ハードなこぶ斜面だ。
 続いてDへと行こうとしたが、結構足にもきているし、まだ、最大斜度40度のスーパーイーストコースが残っている。その為にはイースト第2ペアリフトに乗らないと行けない。そのリフトはDコースをおりると再度クワッドで上がらないと行けないので、再びCコースを滑り、ペアリフトへ。

 スーパーイーストコースには新雪がたっぷり残っていて斜度の割に滑りやすい。でも後半は足が持たなくて横に流れてしまったが何とか走破。あとアクロスAコースを残しているが時間も時間だしこの辺で勘弁して上げよう(もらおう)。あとは、WEST Mtへ戻って時間まで滑ることにした。
 WEST Mtでは昨日行けなかったタイガー林間コースへ。ちょっと雪が重たくなっていたが、やっぱりオフピステの林間コースは快適。2本ほど滑って今年のルスツは完了。

○移動
 スキーに関して大満足の2日間を終え、夕方、札幌へ移動。このあとは北の海の幸が待っている。5時にルスツを出たが、途中、定山渓付近の大渋滞もあって、7時半のホテル到着。

○呑む
 今回は時間も遅くなってしまい、人数も多いので、過去に実績のある海鮮居酒屋「るっく」アーバン札幌ビル2Fへ。毛ガニ1パイ\1500、生ウニ1皿\1500などなど、14人でたらふく食べて飲んで6万円はかなり割安です。

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2000年02月21日 

○アクセス
   札幌駅のコインロッカーに手荷物を入れて地下鉄で真駒内駅へ。更に真駒内から中央バスで30分、滝野すずらん丘稜公園へ。ここは国営の施設で、クロスカントリースキーのセットが1日\520と格安。ロッカー、更衣室、シャワー、休憩室と一通りの設備が整っている。

○歩く
 月曜日ということもあって、ほとんど人はいない。たまたまバスで一緒になったおじいさんがバス停からビジターセンターまで案内してくれた。

 今日は、ツアー最終日の為、新千歳空港へ3時半までに行かなければならない。ということは、ここを13:01に出るバスに必ず乗らなければならない。時刻は11:00ちょっと過ぎ、5kコースなら時間的にもゆっくり歩けるし、時間があまったら、途中景色のいいところでおにぎりを食べて、あまった時間はスケーティングの練習でもしていよう。

 いざ出陣と準備を終え、まずはコースマップを取りに行こうと思っていると、先ほどのおじいさんから「はじめてでしょうから、最初のうち御一緒しましょうか」と声をかけられ、「そうですね」とそのまま出発した。最初の1kの緩やかな登りを話しながら歩いた。そのおじいさんは毎週少なくとも1回は来て歩いているという。今日は15k歩くのだそうだ。

 展望台手前で分かれ、私はビギナーの5kコースへ。他に人は見あたらず、ひとり雪の林の中を歩く。天気も良くとても快適だ。スケーティングを試してみるが、コースに朝降った雪が5cmくらい積もっていてなかなか様にならない。まあ、下りか平らな広いところで練習してみよう。

 2k地点を越えて、ノウサギ(5k)コースとキタキツネ(10k)コースがクロスする地点がある。そこで小学生か中学生の団体がぞろぞろとノウサギコースに入っていく。いくら私が初心者で遅くても、前にこれだけの団体がいては、練習どころか単に歩くだけでも不快なペースになってしまう。かといって、団体を追い越すだけのスピードも技術もない。

 しばらく団体が行きすぎるのを待っていると、脇のトンネル(10kコース)から人が出てきて、団体を横切ってまっすぐキタキツネコースへと行った。コースの案内板を見ると1周目の人はまっすぐキタキツネコース方面、2週目の人は左にまわってノウサギコースと書いてある。一瞬、何だ5kコースは1周すればいいのか、そしてこの団体みたいにここからきっと出てくるんだと思いこみ、私も横切ってキタキツネコースへと入っていった。時刻は11時20分。

 再び、コースには私ひとりとなった。途中、看板にキタキツネ4k、キツツキ9k地点の文字、なんだあと1キロかと思っていると、コースは明らかにスタート地点とは違う方向に。次ぎに出てきた看板にはキタキツネ5kの文字。ここで間違いに気づいたが、戻ろうが先に行こうがスタート地点まではあと5k歩かなければならない。やっぱり、コースマップを持ってくるべきだった。ちなみにキツツキコースは15kコースの名前だった。

 時刻は11時50分。バスの時間まで1時間ちょっとしかない。今までのペースかあるいはそれ以上のペースで歩かなければならない。もう景色を楽しむ余裕は消え、ひたすら歩く。結構長い登りが続く。そのうちにスキー板の滑走面に雪がくっついてしまった。せっかくの平らな下りの斜面になったのに、思うように板が滑らない。

 下り坂でも歩いて行かなければならない状態では本当にピンチだ。板を履いているのに、ただ早足で歩いている感じだ。板を滑らせているうちは良かったのだが疲れた時の登りでただ歩いているうちに雪がついたらしい。板を前後に動かして雪を落としてみたがまだちょっと引っかかる。左が滑るようになったと思ったら右が滑らなくなる。思うようにペースがつかめないまま進む。

 7k手前のやまびこトンネルを抜けたところでキツツキコースと合流。なっなんと、ちょうどあのおじいさんが滑ってくるではないか。それにしてもすごい偶然。単に私が遅いだけか。またしばらくの間2人で滑る。
 話をしながら滑っていると、おじいさんのゆったりとしたリズムにのってか、板に乗れるようになった。板もちゃんと滑ってくれる。やっぱりクロカンはガツガツ歩くものじゃないんだね。そして、2個のトンネルを抜けると先ほど横切ったノウサギコースへの入口が見えた。そこでおじいさんと別れ、私は帰路におじいさんは今私は歩いて来たコースへ突入。

 再び1人で滑る。先ほどの団体が通ったあとですっかり圧雪状態。どうやら時間の方も間に合いそうだ。さあラストスパート。あれっまたまた滑りがバラバラに。リズムが悪いしなかなかうまくいかないものだ。そして、スタートして約90分、ついにゴール。そこには、平らないかにも練習しやすそうな広場が広がっていた。でもこれでおしまい。

 シャワーを浴びて着替えると12時45分。おなかがすいてきた。リュックからコーヒーとおにぎりを取り出して休憩室で食べる。本当は途中で景色を見ながら食べようと思っていたのに。

 帰りのバスに乗る。乗客は私1人だ。ふとコースの方を眺めると、ちょうどおじいさんがゴールするところだった。

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2000年03月04日 クラブ対抗(ノルディック)

 1999/2000シーズンの千葉県クラブ対抗選手権は、3/3にGSが会津たかつえスキー場で、3/4にノルディックを近くのコース(夏は畑か?)で行われた。
 3/3のGSは仕事の都合で4年目にして初の欠席。でもノルディックだけでも参加しようと日帰りでの参戦に挑んだ。

○アクセス
 4:30に千葉を出発。ひとりで車を運転していくので、ちゃんと寝てからの出発。そして、経済性を考えて行きは下道で行く。16号線を米本の交差点から印西を抜け利根川沿いを6号線へ。6号線から294号線で下妻、下館、真岡を抜けて4号線に出たのが7時でほぼ予定通り。矢板から塩原へ抜け、塩原の道の駅でトイレ休憩。さて、道路には雪はあるのか。結構暖かいし、インターネットの天気予報を見る限り大丈夫そうだ。

 途中の気温表示は1℃、ここら辺でこの時間なら暖かい方だろう。塩原から400号線を行くと年度末だからか3箇所ぐらいで工事していた。塩原の温泉街を抜けると車は少なくなる。まだ道路に雪はない。県境のトンネルを抜ける。日影のところどころに轍が残っているが大丈夫そうだ。ここでも片側1車線通行にして工事をしていた。帰りは早くしないと混みそうだ。

 9時前にノルディック会場に到着した。高杖スキー場のペンションビレッジ「チロリン村」の入口付近に有るレンタルスキーショップの下に広がる畑がノルディック会場だ。

 練習している選手もいたが、まずは腹ごしらえ。昨晩、予め多めに作っておいたちらし寿司とあったかいドリップコーヒー。コーヒーは車内でお湯を作って飲む。家からは水だけを持ってきた。さて、お湯を沸かそうとトランクを開けたがポットがない。そういえば、スキーシーズンは荷物が多くなると思ってBOXごとおろしていたのだ。せっかく途中のコンビニで何も買わずに一気にきたのにと思いながら、自動販売機へ行くと電源が入っていない。全くついていない。ちなみにここのレンタルショップはトイレも貸してくれなかった。

 とりあえず、冷たいチラシ寿司とりんご1個を丸かじって、クラブの人たちのいるペンションへ。トイレも済まし、さあ練習をしよう。

○練習
 競技は2時からなので午前中は練習。コースは1周1.5kと短い。今年はこれに備えて六日町で5k、北海道で10k歩いてきた。で〜も〜、スケーティングは結局出来るようにならなかった。

 まず1周してみる。昨年とはコースが一部変わっていてバックストレートの下りがS字カーブになっている。これなら、下りの苦手なうろこ付きツーリング用スキーでも何とかなるかもと思いながら滑る。今年はちょっとは板に乗れるようになったかと期待したが、大して昨年と変わらないみたいだ。

 まずは自分のブーツと板で3周。途中、1部のチームの人たちと思える会話では、「1周なら1分55秒、2周なら4分以内な」と後輩にゲキが飛んでいる。密かに自分のタイムを計ってみると3分44秒、もちろん1周である。この差は一体。

 次に自分のブーツに競技用の板を履いて1周、これにはショックを受けた。平らところのスケーティング(もどき)と下りでのスピードが自分の板とまるっきり違う。私のような素人でもこれだけ違うってことはちゃんと滑れる人とでは相手にならないだろう。でも、登りになると、うろこ付きに慣れた私の甘い滑りでは競技用ではつらい。試しにちょっとサイズは大きいがブーツも競技用に履き替えて1周したが登りは多少良くなったもののやはりきつい。

 でも一番長い登りはスタート直後の体力のある時だからと、スタート地点から再度登ってみたが、体力まかせの滑りでは進んだのは前半だけで後半はズリズリと進まなくなる。結局板のローテーションの関係もあり今年も自分の靴と板(ツーリング用)で参戦することになった。

○アンカー
 我がベイスキークラブは、男子は4部構成中3部に所属。3〜4部は一斉スタートで競技は1周1.5k×3人で行われる。ちなみに1・2部は2周×5人である。私は3番目のアンカーとなった。

 スタートはクラブのIWA先生。先生も昨日は会社を休めなかったらしくノルディックだけのエントリー。ただ、先生にしてもアルペンでは指導員だが、ノルディックに関しては素人同然、やはり3〜4部といってもスタートから遅れてしまう。
 2番手はFUJI君。一緒に六日町に行った友達だ。見えたのは終盤だけだが2〜3人抜いてきた。「FUJI君ラスト〜」と声をかけリレーゾーンへ。

 いざスタート。順位はよく分からない。とりあえず目の前に2〜3人いた。スタート直後の登り、ツーリング用の板の勝負はここしかないと積極的にとばす。
 何とか3人を追い越したが、その後の緩斜面、状態が起きてしまいスキーに乗れない。更に下りで追い抜かれてしまった。そして短い登り、練習では外側から行こうと決めていたのにインコースから入ってしまう。
 そして下り。S字カーブを抜けその後の緩やかな下り。必死にストックでこいでも前からはどんどん離れていく。ちょっと悲しい。下りが終わるとゴールまではわずかな登り、ここにかけるもやはり差が大きすぎた。
 でもあと少しだと思いスケーティングもどきを止め、緩い登りを走る。疲れているときは断然こちらの方が早い。観衆から「なんであんなんで上れるんだ」とざわめきが聞こえ、「それはツーリング用の板だからだよ、でも、下りは苦手なんだ、文句あるか。」と心の中で叫びながら走る。
 1人抜いたがゼッケン番号は4部の人みたいだ。ゴールが近づく、もう1人、そいつのゼッケンはおそらく3部だ。し・か・し、届かず。

○ゴールして
 ゴール直後、のどと腹筋が痛かった。クラブ対抗のノルディック競技も年々レベルが上がってきて、そろそろ我流&ツーリング用の板では限界を感じた。
 1・2部のスタート。やはり、トップのチームはすごい。テレビで見る荻原と同じようなかっこで滑っている(これがあたりまえか)。でも、2周することもあり、トップクラスはともかく2周目などは3・4部と大して変わらず、決してたどり着けないレベルではないと感じた。
 来年は競技用の板を買おう。そして、せめて1回くらいはスケーティングの講習を受けてみたいものだ。そういえば、去年のクラブ対抗の後も同じことを考えていたような気がする。

○帰り
 1部の1位がゴールするのをみた後、帰路につく。時刻は3時を少し過ぎたころ。この時間ではほとんど渋滞もなく1時間ちょっとで、西那須野塩原ICに乗る。そして約1時間後、加須ICでおりる。途中、SA等に寄ろうと思ったが、そのまま通過。ここまでは全て順調。

 久しぶりの加須ICだったので、一般道の出口を間違えてしまった。ここがケチのつきはじめ。昨年もほぼ同じ時期の同じ時間帯に帰っており、その時16号線が混んでいたのを思いだし、ろくに地図も見ずに取手方面に続く国道へと向かった。
 茨城県ならすいていると思ったのが大間違い。やはり、休日の夕方、しかも雨模様で混んでいる箇所が数カ所あった。しかも後で地図を見るとかなりの遠回り。結局、高速をおりてから2時間半もかかってしまった。車のメーターで、行きの222kmに対し、帰りは252km、30kmも多い。
 あまり深く考えない方がいいと思うが、1日のうち9時間以上車を運転して、競技は3分少々。これは比較してはいけないね。

○結果
 結果が1日遅れでE-mailで届く。我がベイスキークラブの成績は、
  GS:11位/14チーム、ノルディック:12位/14チーム、総合:14位
 ということで、3部最下位となり、来年は4部でのエントリーとなります。まあ、3部で残留、残留って必死やるより、昇格、昇格って必死になった方が楽しいでしょ、っと自分を慰める。但し、昇格出来るかどうかは分からないけど。

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2000年03月30日 パルコール嬬恋リゾートホテル

○アクセス
   5時30分寝ているHARTを起こして出発。今日から2泊3日でパルコール嬬恋リゾートホテルへスキー旅行だ。まずは三鷹に住んでいるHIROのお姉さんのTURUちゃん宅へ。月末の30日、なるべく早く都内を抜けたいところ。タイミング良く渋滞にはまらずに1時間で三鷹へ到着。
 TURUちゃん宅で我々もHARTも朝食を済ませ、通勤ラッシュが一段落する9時に出発。環八に出るのに弱冠混んだが、1時間弱で関越道へ。10時45分、上里SAで休憩して、上信越道碓氷軽井沢ICを11時半におりる。コンビニで食料を調達して、12時30分にホテル到着はほぼ予定通り。

○チェックイン
 チェックインは2時にならないとダメと言うことで仮眠室で昼食。フロントで「赤ちゃんがいるんだけど」と言っても融通は利かなかった。しかも授乳室について訪ねるとトイレを進めたのだから一流ホテルのフロントとしてはちょっとお粗末。
 ちなみに事前にベビーベットありますかと聞いたら無いとのことであった。

 待っている間、HARTはキョロキョロしっぱなし。いつもと違う雰囲気に興奮気味。吹き抜けの高い天井を不思議そうに見上げている。とりわけ興味を引いたのが、エレベーター。ガラス張りで動いている様子がホールからよくわかる。エレベーターが上下するたび、HARTはさっとエレベーターを見つめる。そして止まるとまたキョロキョロし始めた。
 2時きっちりにチェックイン。フロントの掲示板には、強風のため、ゴンドラは運休中との表示があった。

○とりあえず
 風が強いようで、ホテルの窓からゲレンデを見ると、リフトに着いた吹き流しが真横を向いている。でもまだ2時である。とりあえず、ウェアに着替えて、防寒対策を済ませゲレンデに出る。HARTとHIROはホテルでお留守番。

 3人で、11枚綴りの回数券(\3000)を2枚買い、リフトへ。山から吹き下ろす強風のため、リフトに乗っている間は話しも出来ないほど、つらかった。でも、滑るときは追い風なので快適。3月下旬にしては、しまったいい雪である。
 風が強いときは、高速リフトよりも、普通のペアリフトの方がまだましであった。第2ペアリフトを3本ほど滑り、本日は足慣らし完了。
 今回、私は荷物軽減のため、ミニスキーしか持って来なかった。

○お風呂
 はじめて、共同の浴場でHARTを入浴させる。最初は、あまりの広さと、知らない人が裸でいっぱい歩いていて緊張した様子。顔を洗うときのいやがり方も控えめだ。さすがにここでは泣かれないようにと私も慎重に洗った。
 湯船に入ったけど、ちょっとHARTには熱め。あんまり長くならないようにして出る。脱衣所ではTURUちゃんが待っていてくれた。

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2000年03月31日 パルコール嬬恋スキーリゾート&バラキ高原スキー場

○至福の30分
 ゲレンデ直結ホテルの最大の魅力は、思い立った時にすぐに滑りに行けること。朝起きてカーテンを開けると天気は快晴。でもこれだけで安心してはいけない。ここ特有の風はどうか。吹き流しはなびいていない。
 これは最高の天気だ。こうなると朝食もままならない。ひとりで真っ先にゲレンデに出る。急いでリフトに乗る。1人2人とゲレンデを滑り降りてくる。ちょっと出遅れたか。パルコールの第1クワッド、第2ペアと乗り継ぐ。はやる気持ちを抑えきれず、リフトの上で準備運動を済ませた。
 バラキ高原側に出てみる。バラキの第2クワッドへ乗ろうとしたがまだ動いていなかった。仕方なく、麓まで降りて第1クワッドへ。ホテルへ戻ってみんなに合流するため、降りて行くと、ちょうど目の前で第2クワッドが動き出した。
 1番乗りでリフトへ。リフトを降りると当然ながらゲレンデ1人占め状態。パノラマコースを縦横無尽それこそ思うまま何の制限もなく、ゲレンデひとつ貸し切り状態での滑走。ロングコースを一気に滑り降りる。広大な斜面に自分だけのシュプールが一筋だけ描かれる。う〜ん、これぞ至福のひととき。

○ファミリアな60分
 ホテルに戻り、みんなにゲレンデひとつ貸し切らせていただきましたと報告。TURUちゃん達がHARTを見てくれると言うので、今度はHIROとふたりでゲレンデへ。
 今シーズンHIROとふたりで滑るのは無理だと思っていたので、思いがけないプレゼントにふたりともはしゃぐ。風の無い穏やかな天気の中。一気に頂上へ。頂上からの左右2つのコースは、春スキーとは思えないくらい雪質が良く快適な滑りを味わえた。

○3人で90分
 HIROがHARTにおっぱいをあげるためにホテルへ戻る。今度はTURUちゃん達と3人で滑る。リフト券の1日券は2枚しか購入していないので、昨日の残りの回数券を使う。雪質からして、もう頂上のコースしか滑れなくなった。左右交互に頂上からの滑走を楽しんだ。

○4人でお食事60分
 ゲレ食はホテル直結のカフェテリア。夕食&朝食は経費節減のためインスタント食品が活躍しているので、昼食でしっかり栄養をとらなくては。
 牛肉のソテーを頼むと、今から焼くので待ってて下さいとのこと。焼きたてのソテーはなかなかの美味でした。缶ビールも500MLで\380とゲレ食にしては格安。思わず2本も飲んでしまった。

○HARTとお昼寝60分
 食事の後は、HARTとお昼寝。昨日から興奮しっぱなしのHARTは、昨日の夜も満足に寝てくれなかった。2時間半ごとに目を覚ましキョロキョロと落ち着かなかった。
 ロフトの部屋でカーテンを閉めて寝かす。抱っこした状態で30分くらい寝たのだが、ふとんにおろすと起きてしまう。腕まくらで寝かせても、手を抜こうとするとすぐに起きる。3時半、その日何回目かの腕抜きに失敗して、HIROにバトンタッチ。

○ラストスパート60分
 3時半を過ぎてしまったが再びゲレンデへ。TURUちゃんが膝が思わしくないので、ひとりで行く。下の方は、春スキー独特のべちゃべちゃの雪なので、頂上へ行く。ほとんどノンストップで滑りまくり、4時20分頂上へのリフト第4ペアが終了。
 仕方なく、ひとつ降りて第3ペアへ。1本滑って4時半に第3ペア終了。急いで第2ペアまで降りて4時半の停止の前に上がる。リフトを降りると4時半になっていたので、バラキ側に滑り降りる。もう1本、第2クワッドをと思ったが、リフトが止まっていて、本日の滑走は終了。

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2000年04月01日  パルコール嬬恋スキーリゾート&バラキ高原スキー場

○総仕上げの60分
 土曜日は朝8時からリフトが動き出す。TURUちゃんたちと朝一番でゲレンデへ。昨日と打って変わってまたまた強い風が吹いている。回数券を1枚買い、第1クワッド、第2ペアと乗り継ぐ。
 右側のアンダンテコース、モデラートコースをリフト2本分一気に滑り、平らところで振り返ると、貸し切りコースに3本のシュプールが綺麗に並・・・べば良かったけど、入り乱れている。TURUちゃんは朝一番貸し切りの楽しみ方がまだわかって無いようだ。振り返ってシュプールを見るのが楽しみのひとつなんだよ。

 回数券はあと5回分。再びリフト2本を乗り継ぐ。ひとり分は現金(\300)で直接乗り場で払った。今度は、バラキ高原のパノラマコースの途中に抜けるコース。強風の産物が思わぬプレゼントをくれた。
 このコースには雪が吹き溜まり、新雪風のコンディション。その中を3人で滑る。ここでは止まって振り返ってシュプールを見るようなもったいないことはしない。圧雪とは違った雪の抵抗を楽しむには止まることは出来ないのだ。

 パノラマコースに出ると今度は別の楽しみ方がある。コース幅をめいいっぱい使って、ステップして加速しながら滑る。3人で思い思いの一瞬の落書きを残して、今シーズンの滑りを終了。時刻はちょうど9時になるところだった。
 土曜日とあって、スキーセンターにも人が増え、人の波がゲレンデに向かう中を逆流して引き上げる。お先に楽しませてもらったよ。後は人混みの中を何回も止まりながら滑ってくれたまえ。

○帰り
 10時にチェックアウトしたが、5人でプリクラを撮ったりしていて出発は10時40分。関越道高坂SAまで2時間一気に走って昼食。ここの石焼きビビンバ(\950)はアチアチで味もGOOD!おすすめです。
 関越は渋滞にはまることなく通過したのだが、そのあとの環八が大渋滞。SAを出て2時間後ようやく三鷹のTURUちゃん宅に着いた。
 大渋滞は工事の影響もあったらしいが、HARTは長時間のドライブについに耐えられなくなってしまい、大泣き。今日は4月1日、チャイルドシートからおろすことは出来ない。
 ってことになっていたけど・・・。ごめんなさい。渋滞の時くらい・・・。明日からちゃんとしますよ〜だ。

○感謝
 今回のスキーはとても楽しかった。雪と天気とメンバーに恵まれたしね。本当にTURUちゃん達には感謝感謝!!HARTも雪をさわったしね。来年はボブスレーで遊ぼうね。TURUちゃん来シーズンもよろしくね。

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