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 [稲毛海浜公園] 08/05/06_砂に潜るのは?!
(釣りの予定は?)08/05/13_特別なことしたいの!
 [検見川浜突堤] 08/05/18_突堤の朝のにぎわい
 [検見川浜突堤] 08/05/19_今日は特別・・・

2008年05月06日 砂に潜るのは?!

「今日は天気もいいし大潮だから、海浜公園にでも行こうか」
「ふ〜ん」
・・・

朝一番で誘いをかけてみたが、相変わらずノリの悪いHART…
2日の夜から昨日の夜までHIROの実家に遊びに行っていたので、GW最終日の今日はのんびりまったりしてもよかったのだが、いい天気だし、海岸で潮干狩り(実は私がやりたい)でもしながら遊ぼうと思ったのだが…

ゆっくりめの朝食を済ませ、たまった洗濯の一部(全部洗ったら干すところがない)を片付け、HIROの所用も済んだ10時半過ぎ、今度はHIROから
「今日は海の公園に行こうと思っているんだけど行く?天気がいいから海に入ってもいいし、芝生の広場でフリスビーとか紙飛行機をやってもいいし」
「うん、行く行く〜」とHART
(なんなんだ、このリアクションの違いは)

急いで準備を済ませて出掛けたのは11時前。
(急いでいたのでデジカメも携帯も忘れてしまった)

途中ホームセンターで後ろが首まで隠れる帽子(キャップ)を買い、コンビニで昼食を仕入れて海浜公園へ。干潮の時間が11時半頃なのでまずは海へ向かった。

「HART、海に入るんだったらズボン脱ぎなさ〜い」
「え〜、じゃあ入んない!」
(またあ、すぐへそ曲げるんだから〜)
「どうせ入るんだから、脱ぎなさい」
「え〜、もう面倒くさいなあ…」

バカ貝(アオヤギ)くらいは採れるだろうと、潮干狩り用の熊手とスコップ(折りたたみ)を持って開始したが、まるでダメ。出てきたのはイソメ系のニョロニョロしたやつぐらい。
(う〜ん、貝を採るならポートタワーの方がよかったかな)

HARTもSATSも潮干狩りはそうそうに飽きて、水遊び。HARTはひざ上くらいの深さまで入り込んで、既にパンツもびしょびしょ
(ほおら、やっぱり海に入っているじゃんねえ、まあ、着替えはあるから思う存分楽しんでちょうだい)

しばらくして
「お父さん、こんなの採ったよ〜」
と手に持ってきたのは、ボケジャコ!
波に揺られて浮いていたと言うので、私も入り込んでジャコ探し。ショートパンツの裾を濡らしても夢中に探し、2人で9匹GET
(えっ?私もズボン脱いだ方が良かったんじゃないかって?
 いやあさすがにこの年でパンツで遊ぶわけにはねえ)

SATSとHIROが休憩から戻ってきて
「TVの鉄腕○ッシュでやっていたみたいにマテ貝を採っている人がいたよ。塩をかけるとホントに出てくるんだね」
と言うので、早速、HARTと私でマテ貝採りをしている夫婦のところに行って見学。
なかなか面白そうである。しばらくやり方を見ていて、試しに3mくらい離れたところで砂を掘ってみるとマテ貝の穴を発見・・・しかし塩がない。

穴を上からみるとマテ貝の口のようなものが見えるのだが・・・

「あの〜すみません、塩をちょっと貸してもらっていいですか?」
と塩をかりて穴にふりかけると、ピョーっとマテ貝が出てきた。すかさず、でもそおっとつかんでマテ貝と引っ張りっこ状態から少しずつ上に上げていくと8cmくらいのマテ貝が採れた。

「ありがとうございます。ホントに採れました」
と塩のボトルをお返しした。

さて、バカ貝は取れないし、ボケジャコは食べられるか分からない。先ほどの穴の脇を掘るとまた穴が出てきた。でも塩がない・・・

ちょっと強引だが、深く穴ごと掘ってしまえと、スコップでやってみるが、マテ貝は結構深く砂に潜っていて、時々折れたマテ貝が採れる程度で、先ほどのように、きれいな姿で採ることが出来ない。

う〜む・・・

すると(脇で見ていて見かねたのか)
先ほどの夫婦が、袋に入った塩を貸してくれた。よし、マテ貝を採るぞ〜!

ちょうどSATSもやってきて、HARTとSATSが争うように穴に塩を入れたがる。塩を入れるときに指でもみもみしながら穴に落としていたのだが、2人とも手が湿っていてなかなか上手く穴に入っていかない。
それでも時々、ニョッキリとマテ貝が顔?を出してくれ、タイミング悪く捕まえ損ねたり、穴の入口までしか出てこなかったりと苦戦しながらも、何とか数匹採ることが出来た。次は塩のボトルを持って来よう。

でも、マテ貝掘り夫婦のやりかたと我々の悪戦苦闘ぶりを見ていたHIROに言わせると、マテ貝の穴が綺麗に現れなかったり、どんどん深くなって水が浸透して沸いてきてしまうところまで掘ってしまったりと、どうも私の掘り進めかたもいけないようだ。

採ったマテ貝は味噌汁で食べました。

美味い!

ようし!次の大潮で再挑戦だ!!

ちなみにボケジャコはネットで見ても、食べる人はいない様子。釣りの特餌らしい。とりあえずHARTの要望で飼ってみることにしたが、ネットでも飼い方は載っていなかった。

でも釣り餌の保存方法というところに、ボケジャコの保存の仕方が載っていたのでとりあえずやってみました。持ち帰った9匹中、まだ8匹は活きていたので、4匹ずつ2つの容れものに、砂を1〜2センチほどひき、海水をボケジャコがひたひたになるくらい入れておきました。ブクブクは無しです。死んでしまった1匹は我が家のカメにあげました。

翌朝(7日)見てみると、まだ8匹とも活きていました。元気な穴を掘っている固体もありました。さすがスナモグリ! (ボケジャコ=ニホンスナモグリ?)

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2008年05月13日 特別なことをしたいの!

「振り休には特別なことをしたいの!」

5月にはHARTの小学校の運動会があるので、その振り休なら、平日(月曜日)HARTが休みだし、何をしようかと言うことで、房総の海でボート釣りにでも行こう…

と、先月下見釣行も済ませたのであるが・・・

「この間の海浜公園、面白かったね。HARTは、何が面白かったかわかる?」
「ボケジャコ採ったこと?マテ貝掘り?美味しかったね、またやろうね!」
「ブッブー」
「じゃあ、紙飛行機作ったこと?」
「ブッブー」
「正解はアイスクリーム食べたことでした〜
 だってさあ〜、HARTが買ったらさあ、
 それで売り切れになってさあ、
 SATSが同じの買えなくてさあ」  ゚▽゚=)ノ彡☆ギャハハ!! バンバン!
(なんだよ、そんなの海浜公園じゃなくたっていいじゃん)

「あっそうだ、5月にさあ、海釣り公園とかさあ、テナガエビ釣りとかさあ、今度行きたいなあ」
(おっ久しぶりに前向きないい感じなのだが・・・)
「うん、でも5月の週末はいろいろ予定あるからねえ・・・(前にも言ったけど)運動会の振り替え休日は天気よかったらボート釣り行こうかと思っているんだけどどうしよっか(行くよね)」
「え〜、ボート釣りは普通の土日がいい!せっかくの振り替え休日なんだからさあ」
(あれあれあれ〜)
「土日だと混んじゃうから平日の方がいいかと…」
「だったら他の日でいいじゃん、今度の振り休以外でも平日休みの日があるでしょ」
「え〜、でも夏休みまでないじゃん」
「だったら夏休みでいいじゃん!ボート釣りはもっと先がいいの!!行くんだったらお父さん一人で行ってねえ。」
(そんなこと言ったって、HARTの振り休に一人で行くわけにはいかんだろう)

とまあ、HARTとのボート釣りは延期になってしまった。
でも夏休みかあ、その頃にはアジも釣れるみたいだし、それもいいなあ。
あっそうだ!HARTと行く前に、またちゃんと下見しておかないとな。
 (*^日^*)゛グワッハッハ

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2008年05月18日 突堤の朝のにぎわい

昨日はHARTの運動会で、月曜日は振替休日なのでHARTとボート釣りにでも行こうと思っていたのだが延期となってしまった。ならば久しぶりに検見川浜の突堤へ早朝自転車釣行だ。
相互リンクしている「ぴーぴーさんの釣り日記」の掲示板に、これまた相互リンクしている「目指せ週末漁師」の不器用ダンナさんの書き込みによると「夕方にイワシの回遊があった」らしいのだ。

4時半起床、4時45分出発。
今回の自転車釣行ではサイクルコンピューターを装着しました。ヨットハーバー側の突堤まで約7.5km、結構近いものです。突堤の真ん中を過ぎたあたりの外側に人が集まっていたのでそのすぐ手前で自転車を止め、竿を出すことした。

しかし、アタリが無いので自転車と荷物はそのまま、竿とバケツを持って少し奥側に移動したところ、ポツポツ釣れ出した。たくさん釣っている人はコマセを時々撒いているようだ。でも潮の流れもあり、そのおこぼれで私のところにも時々群れがやってきて、4点掛け達成!サビキ釣りはこうでなくっちゃね。でも私が使っていたのは8本針、まだ針は半分残っているぞ。

途中ズシリと重たいアタリがあったが、すぐにバラシ・・・コノシロ?

私はちょうど常連さん達の間に場所に入ったようだ。でも今年の突堤のイワシの不調ぶりは常連さん達の会話を聞いているとよくわかる。

「今日はイワシ来てるよ〜」
「おっホントに〜、今日は来ようか迷ったんだよ〜」
とか
「今日はもう10日分釣っちゃったよ〜」
とか
(5〜6点掛かりをみて)
「おっ、こいのぼりだね〜、おらあ、1匹ずつ楽しんで釣るんだ」
とか…

イワシの群れはそれほど大きくないようで、隣で多点掛けをしてるかと思えばこちらはぱったりだったり。貴重なイワシ?に、たまり兼ねて
「今日はちょっとここ入らせてもらうよ〜」
とその人はポイント移動直後、こいのぼりを上げてご満悦。

ひどい?時は1〜2mしか離れていない両隣が連チャンしているのに真ん中一人が取り残され、
「針の差かい?」
「いやあ、たまたま魚がいるかいないかですよ。だって私のは○イソーですから。105円、いや、2個入りだから52円50銭か」
「俺のだって○イソーだよ」
「じゃあ、買った店が違うのかな?」
「〇リンピアの専門館だよ」
「じゃあ同じだ。でも在庫があまりないんだよね、私が行った時はもう4号売切れだったもん」
「俺が行った時には、2個しかなかったから買っといたよ」
「じゃあ、私は〇〇さんの後に行ったんだ(笑)」

突堤の一部だったが日曜日の早朝から活気と笑顔に満ちていた。これもイワシの回遊のおかげだね。6時過ぎくらいからサッパが混じりだしたかと思うとサッパの連チャンでイワシはさっぱり。でも両隣はイワシが釣れていたりするから面白い。



6時半に撤収、本日の釣果はイワシ22匹にサッパ9匹。これだけあればまあ十分でしょ。

最近ちょっと運動不足だったので帰りはサイクリングとテナガエビの下見がてら、花見川経由で帰る。まだ時期が少し早いのかテナガ釣りの人はいなかった。昨年通ったポイントに下りてみた。今年はまた障害物(バイク)が増えていた。テナガエビのいい隠れ家になりそうだが、なんでこんな所に捨ててしまうのか…
だだ、雨が降ったわけでもないのに水が濁っていたのが気になった。

7時半に帰宅、本日の総走行距離は21.9kmでした。朝のうちにサッパの酢漬けを作り、夕方にイワシを手開きして刺身にして、共に夕飯のおかずで頂きました。

ほぼ1年ぶりのイワシとサッパは好評だったようで

「あ〜HARTも堤防行きたくなっちゃったなあ。サッパ釣ってまた酢漬け食べた〜い。ねっ、お父さん明日行こう!」

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2008年05月19日 今日は特別・・・

「あ〜HARTも堤防行きたくなっちゃったなあ。サッパ釣ってまた酢漬け食べた〜い。ねっ、お父さん明日行こう!」
(おおっ来たね来たね〜、やっぱり身近に釣果を見せることが一番だね)

さて、今日はHARTの運動会の振替休日。
前に、「振替休日には特別なことがしたい」と言っていたHARTから「釣りに行こう」と言い出してくれました。

今年初のHARTとの釣行だし、昨日の私の釣果を見てやる気を出したので何としても結果を出さなくては・・・。
かと言ってイワシの回遊にムラのある今年の突堤、釣行のタイミングがカギとなってくるが、昨日と同じ潮周りの時間帯には行くことが出来ない。SATSを保育園に連れて行く前に病院に寄る必要があり、HIROがパートなので、私が連れていかなければならない。

夕べもHARTが
「じやあ、7時迄に帰ってくればいいじゃん」
と言うが、平日だし路上駐車するわけにはいかない。
「じゃあ、SATS送って帰ってきたら行こう」
「う〜ん、その頃だとちょうど干潮の時間であまり釣れないかもしれないよ」
「じゃあ、その後に行って堤防で昼ご飯食べればいいじゃん」
「そだね」
(前向きなHARTにこちらも嬉しくなる反面、もし回遊がなかったら…)

SATSを保育園に送って帰って来たのは10時頃。釣りの荷物を準備していると潮干狩りの荷物がおいてあり、そうだ!保険?に干潮時には潮干狩りをしよう!
「HART、干潮の時に潮干狩りもしようか」
「おっいいねえ、お父さん塩も持ってねえ」
「ハイハイ」
(もう2週間も前から準備してありますよ)

急いで、準備を済ませ出発。
ただ財布には2千円ちょいしか入っていない。
コンビニで2人分の昼食を買い907円…、
潮干狩りだけなら前回マテ貝が採れた稲毛海浜公園に行きたかったが、突堤の釣りならヨットハーバーの駐車場にとめたいし、それぞれで駐車場料金500円ずつ払うとなると…

それよりもイワシの回遊があった時に少しでも長く寄せておけるようコマセが欲しい。

う〜ん・・・

検見川浜でも潮干狩り出来るだろうと、上州屋で撒き餌用にサビキ君(420円)を買ってヨットハーバーの駐車場へは11時頃に到着。今日は無料開放デーだった。
(ラッキー!…平日は無料なのかな?今日だけ特別??)

だが、ここまで来て稲毛海浜公園に行くのも面倒だし時間がもったいないので、検見川浜へ行き、とりあえず潮干狩りの人が集まっているところを目指して行ってみた。

マテ貝を採っている人はおらず、ターゲットはアサリとバカ貝のようだ。

ならばアサリを採るぞと、なんだかんだで1時間近く、熊手でカキカキするが、なかなか見つからず写真(右の写真は家に帰ってから撮影したもの)も取らずに私一人ムキになってやってしまった。HARTから
「潮が満ちてきたよ〜そろそろ釣りに行こう」
と催促され漸く撤収して突堤へ。

突堤へ行くと、風が強く外側は荒れている。
(こりゃあ、昨日の場所では出来そうもないな・・・)

「お父さん、来るのが遅いよ、もうイワシいねえど」
と真っ黒に日焼けした地元のおっちゃん風の人に声をかけられた。
「イワシ、今日はもうダメですかねえ」
「さあね、夕方ぐれえにはまた来っかもしんねえけどな(笑)」

先の方の内側で数人サビキをしているのが見えたたのでそこを目指して突堤をずんずん進んで行くと、HARTが遅れ始め
「お父さん、待ってよ〜、もうこの辺でいいじゃ〜ん」

少し先に行くと見覚えのある人がいたが、不器用ダンナさん?でも人のことは言えないけど平日だし違うかなあ…それにここで立ち止まるとHARTが腰を落ち着けて先にいけなそうだし…と通り過ごしてしまった。
(後ほど、投網を投げている姿を確認したので、確信して、ご挨拶に行きました)

サビキ釣りの人達の手前でHARTが
「お父さん、もうここでいいでしょ〜」
と言うので、ここまで来て機嫌を損ねられるのもと思い、ちょうどベンチがあったので釣り座を構える。

今日はHARTの相手もしないといけないので竿受けを持ってきた。まずはHARTの仕掛けをセットし、続いて私の竿をセット。
「とりあえず昼ご飯食べ終わったら竿を上下にさせてねえ」

昼ご飯の間にアタリはなく、その後チョコチョコと誘いを入れても変化無し。

「HART〜、少し先に行って釣れているか見てきて〜」と偵察に送る。
「お父さん、釣れていたよ〜。HARTが見ている間に2回続けて釣れてたよ〜」
「じゃあ、そっちに移動するか」

まずはHARTの竿を持って移動。挨拶して隣に入らせてもらった。続いて荷物の移動をしようと私が元の場所に戻るとアタっていて、イワシをGET!こちらでも大丈夫かなと、とりあえず私の竿はそのまま、荷物を順番に移動して戻るたびに誘いを入れてみたが、最初の1匹以外は続かなかったので、私もHARTの脇に移動した。

隣の人は、オトリではなく網かごをつけたサビキで釣っていて、時々4〜5点掛けであがっていた。それを見て
「HARTも網つけた〜い」
と言われ、我が家もサビキ君を買って来たんだし、仕掛けを変えようかと思ったのだが、網かごを持ってくるのを忘れていた。
「ゴメンHART、網忘れちゃった〜」

それでも、ボツボツと飽きない程度には釣れたので良かった。

私の竿先が大きく引き込まれるアタリがあり、急いで竿を取るとかなりの重さ。ただ、ズッシリと思いだけであまり魚特有の躍動感が伝わってこない。もしかして・・・と思ったらエイだった。
今回は車での釣行だったので、4.5mの柔らかいサビキようの竿を使っていたのだが、抜き上げることが出来ず、糸を手繰って手で引き上げた。

エイには、仕掛けが尻尾にスレでかかっていた。幸いに簡単に針を外すことが出来たが、さてどうしたものか。
「お父さん、写真撮って逃がそう」とHART
「そうだね」

写真を撮っていると、通称エイおじさん(この突堤で年間に100匹を目標にエイを釣っているんだと写真を見せてくれた。そういえば昨年も見かけた)が現れて、毒針を抜き取って逃がしてくれた。
「この棘を子供が触っちゃったら、1ヶ月くらい入院だよ」
という。私は、さっき針を外すとき、不用意に外してしまったが、注意しないといけませんね。

HARTが、歩き回ったり近くにいた犬と遊んだりして竿をほとんど持っていないので
「そろそろ帰る?」と聞くが
「まだっ、3時までやる〜」と言う。
まあ、のんびりやりましょ。

見学?に来ていたおじさんが、竿を借りてもいいかと聞くので、どうぞとHARTの竿を貸した。HARTはHARTで、そのおじさんが釣れた魚を外す手伝いをしていた。
まあ、楽しそうだからいいでしょ。

満潮時間は3時半頃だったが、2時を過ぎる頃には堤防の外側では、時々波しぶきが足元まであがりだした。我々が釣りをしている内側は穏やかなので、ちゃんと防波堤の役割は果たしているんだね。風も強くなってきて、HARTに私の竿をあげてもらった時には、風であおられて仕掛けを引き寄せることができないくらいだった。

それでも
「そろそろ帰る?」と聞くが
「まだっ、3時までやる〜」と言う。

「おい坊主、ちょっとおいで」
とHARTがエイおじさんに呼ばれた。

私もアタリが止まって暇だったので、少し遅れて行ってみると、自作のオトリを数個頂いた。チューハイ等の缶を切り抜いて作ったもので、これは私にも魅力的?とすぐに、取り替えてやってみると続けてサッパが釣れた。

サッパの3点掛けはなかなかの引き味で、これで酢漬け分も確保できたし予定通り3時に撤収。

帰りがけには、来た時同様地元のおっちゃんが、また声をかけてくれて
「どう釣れた?」
「ええ、イワシとサッパが」
「そう!良かったね〜(笑)」
とやけに目立つ白い歯を見せていました。

釣果はイワシ24匹にサッパ16匹の計40匹の持ち帰りでした。

帰ってからすぐにイワシを捌き、2晩連チャンで刺身をいだだき、サッパは夜中にしこしこ酢漬けを作って、明日の夕飯のおかずです。

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