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 [検見川浜突堤] 08/04/06_この白には“赤”???
 [ビオトープそが] 08/04/06_SATSの誘い?!
 [検見川浜突堤] 08/04/12_延長戦はいつ?
 [市原市海づり施設] 08/04/16_予定通りには・・・
 (釣りの計画中) 08/04/25_え〜、とにかく予定を入れました・・・
 [南房(内房)富浦] 08/04/30_海のボート釣りに初挑戦!

2008年04月06日 この白には“赤”???

さあ4月最初の週末。3月でスキーシーズンに一区切りついたことだし、私も湾岸スキーヤーから湾岸釣り人に名前を変えて、今年の開幕戦と行きましょう!

貴重な情報源として活用しているHPの釣り日記によると検見川浜突堤でカレイが釣れたのを目撃しているようだし、その掲示板ではビオトープ蘇我でカレイがあがったようなのだ。

しかし…

金曜日は職場の歓送迎会があり、つい二次会まで行って飲み過ぎ、土曜日の朝は起きられず…
でも夕方に床屋に行った帰りに(?家とは反対方向の)千葉駅西口のJ州屋に行き、アオイソメ1パック(472円)を購入。これで明日は早朝に自転車で突堤に出撃だあ…

で、今朝もそんなに無理はせず5時起床、5時20分に出発!
思っていたより肌寒かったが自転車を漕いでいるうちに体が温まってきた。でも手が冷たい。

14号線に掛かる陸橋を渡る。この先が真っすぐ海まで続いており、いつもこの坂を下る時に気合いが入る。5時45分頃にヨットハーバー側の突堤に到着。

期待に反して、釣り人が結構いて、曲がり角から先端にかけてズラリとカレイ狙いと思われる竿が並んでいる。ここでは釣れない時は、人が全然いないので人がいるのはいい傾向。12月にセイゴが釣れた曲がり角から先端よりの場所で竿を出そうと思っていたが、空いていなかったので中央付近の曲がりはじめの辺りで竿を出した。

3本を投げ終えたところでほっと一息。周りの人は外側にズラリと竿並べ、1本だけは内側に投げていた。私は3本しかないのでとりあえずは3本とも外側に。

そんなに強くはないけど風があり少し寒い。今回はアウトドアで使用するバーナーを持ってきたので珈琲を入れようと準備を始めたら燃料を忘れていてお湯を沸かすことが出来ず珈琲を諦める。アタリもなく風の冷たさが身に滲みる。

周りのカレイ狙いの人もまだ釣れている様子はなかったが、今日は大潮、干潮は11時頃だからか、のんびりと構えている。

先端の方で竿がしなっているのが見えたので、見に行くとコノシロだった。内側でサビキで釣ったようだ。

少しして私の隣の人にもアタリ!またしても内側でコノシロ、この方は絶対カレイ狙いのブッコミだろうと思ったら仕掛けはサビキだった。しかも誘いを頻繁にかけている様子もない。ただ胴付きの状態でブッコんでいるだけ。

私は今回はカレイ狙いだったが、一応、もしイワシの回遊があればと、念のため、サビキの仕掛けを1個だけ持って来ていたので、1本の竿を付け替えてコノシロを狙って、サビキ仕掛けをブッコんでみた。

集魚板を付けているし、サビキだし、やはり誘った方がいいのかなと思い、誘いを入れると2度ほど確かな魚信があったがいずれもすぐにバレてしまった。う〜ん残念…

カレイ狙いの方は全くアタリなし…周りも同様だ。先端よりの内側ではまたコノシロがあがったようだ。

しばらくして、先端の方から常連のおじさんが自転車でやってきて、私の手前側の隣にいた常連さん達に
「今日は内側でコノシロが来てるよ、赤がいいよ」
と言いながら通り過ぎて行った。それを聞いた更に手前側の常連さんが、
「そんなら」
と“赤”のサビキで釣り始めた。

時刻はもうすぐ7時半で私としては撤収しなければならないのだが、“赤”で始めた常連さんがコノシロのいれ食い?状態。

私が持っいたのは白っぽいサビキだけだったが、そんなに活性が高いならと、片付ける順番を最後にしてブッコんだままにしておくと、アタリ有り!!

竿を立てると確かな魚信があり、慎重に巻き上げ…

たが、フッと軽くなり水面近くで魚が反転して行くのが見えた。う〜ん悔しい。

相変わらず釣れている赤の常連さん、すぐ隣にいた別の人が“赤”に変えた途端に、コノシロが一荷で掛かった。

おそるべし“赤”の威力…

しかし、もっとおそるべしは、それを言い当てた常連さんの“読み”

経験からくるものなのか…

少なくとも常連が先端付近にいた時にはせいぜい2〜3匹しかあがっていなかったはずだが…

予定時間をオーバーして7時45分までねばったが、これ以上の延長戦をするわけにもいかず、結局この日は、私の“白”い仕掛けにはコノシロは掛かってくれませんでした。

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2008年04月06日 SATSの誘い?!

今年の釣りの開幕戦はなんとダブルヘッダー!
ちなみに餌は朝の突堤の残り、だってかじられもせず全然減らなかったんですもの…。

昼食用におにぎりを買って「ビオトープそが」へ初出陣。海釣り施設の帰りなどに入り口の看板を見てずっと気になっていた場所だったんですけどね。

ビオトープの案内板を見て、海辺の散歩道へ。ここが釣りの桟橋風になっていて竿が出せます。全長で200mくらいかな、そんなにはないかな。

さて、開幕2戦目は私とSATSとHIRO…

あれ、HARTがいません・・・
(゚ー゚?)(。_。?)(゚-゚?)(。_。?) アレ?アレレレレ???

午前中、家の近くの公園で遊んでいたところを、あまりにうるさいので連れ出そうと
「お出かけするよ」と出てきたのだが、
「公園で遊んでいたいから行きたくない」と反抗してついて来なかったのだ。

普段なら「釣りを出来るところに行くよ」と強く誘うところなのだが、今日は、いや昨日から、早朝釣行から帰ってきた時も、午前中の公園でも、私が釣りに誘うたびに
「お父さん一人で行ってくれば」と冷たい返事…
(もう意地張っているんだから)

HIROが家の鍵を渡しに行った時、そして出掛け際にSATSにHARTを誘いに行かせたものの、意地でも行かないらしく、おいてきぼりにしてきたのだった。

さてさて、綺麗に整備された海の散歩道には思っていた以上に竿が並んでいました。

時間も干潮から上がりに転じて潮が動き出す頃、カレイへの期待も高まります。

空いていた場所に、それぞれ、HIRO用、私用、SATS用に3本竿をセット。
SATSにはリールの巻き上げをやらせてあげた。

手摺りに竿をのせガチャガチャ音をたてながら、巻いている。
うっ、竿が傷だらけになっちゃう・・・

なんて、気になりません。何しろ某百円ショップで買った竿(百円じゃなかったけど)だし、お手軽に使って傷がついたって気になりません。かといって粗末に扱っているわけではないですよ。

「糸がピンと張るまで巻くんだよ」と言ってもどんどん巻いてしまうので
「お魚さんが食べるひまなくなっちゃうよ」となだめて巻くのをやめさせる。でもすぐに
「もうやる?」と聞いてきて、とにかく巻きたくて仕方ない様子。
(まあ楽しんでくれているからいいか)

「ちょっと巻いたらまたストップだよ」

案外こういうのがいい誘いになって釣れちゃったりして・・・

1時間ちょっと遊びましたが、誘いに乗ってきたお魚さんはいませんでした。
 ( ̄s ̄; チェッ

周りでもあまり釣れていない感じで、セイゴ(フッコくらいかも)が2匹ほど同じおじさんが釣ったのを目撃しただけだった。SATSは自分の竿だけでは飽き足らず、他の2本でもいっぱい誘って?くれました。これだけ誘ってくれるなら、次はサビキ釣りがいいかな(;^_^A

「おさかなさん、なかなか釣れないないねえ」
といいながらも、SATSは楽しんでくれたようだしまあいいか…

と言いたいところだが、HARTがねえ・・・
次はどうやって誘おうかな・・・

まずは魚を釣ったという実績を見せないとダメかな・・・

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2008年04月12日 延長戦はいつ?

先週に開幕した私の今年の釣り!
といううもののいきなり連敗スタート、今週こそはと気合を入れて行くぞ〜

平日はどうしても二度寝してしまうのに、今日はちゃんと目覚ましで起き出して、5時に出発。
5時半前に先週に引き続きヨットハーバー側の突堤に到着・・・
あれっ人が少ない・・・ってことは・・・

・・・時間が早いと言ってもちょっとだけだしなあ。ここ2日くらい寒かったし小潮だしなあ・・・

まっ、せっかく来たんだし、とにかく始めるべ!

今日はやや先端よりに釣り座を決定した。
で、まずはカレイ狙いで外側に第1投・・・

ブチッ!(あっ)

いきなり仕掛けをロスト ヽ(TдT)ノアーウ…

(餌をつけて指が少し濡れたままだったのがいけなかったかな)

気を取り直して、今度はまず内側にコノシロ狙いを1本、ピンクのサビキをつけてぶっこみ。続いて外側にカレイ狙いで2本セットしました。

ここで一息 C= (-。- ) フゥー



さて、今日は珈琲を飲もう!
ガスバーナーにコーヒーミルにコーヒードリッパー、水は一人だし一杯飲めればいいので350mlのペットボトルで持参。

実は先週もやろうと思ったのだが燃料を忘れたのだった。
今日は燃料は持ってきたがフィルターを忘れた。

一応フィルター無しでも大丈夫なタイプのドリッパーなので出来ないことはないけど少し粉っぽくなってしまう。
あっ、そういえばライターも持って来ようと思ったのに忘れた。前回、雪の牧場で使った時になかなか着火しなかったのだ。多分気温が低かったせいだとは思うのだが…。

まずはバーナーがちゃんと機能するか確認することにした。問題なく着いた、ヨシッ。
次はコーヒー豆をひく。時間がかかって面倒はだが、アタリもないしまあ良い。

それに仮にアタリがあって作業を中断出来るなら尚良い!

次はお湯を沸かす。まず鍋に水を入れる。ペットボトルだと量の目安が付けやすい。250mlくらいでいいだろう。ベンチの縁が少し傾斜していたので、バーナーを少し移動し…(あ〜っ)

鍋をひっくり返してしまった。貴重な水が…

クーラーボックスの中のペットボトルの氷はほとんど溶けていなくて足しにもならない。仕方なく残りの100mlだけを沸かす。濃くて粉っぽい珈琲が出来た。

せめてフィルターがあればなあ、まあ失敗は成功のもと、次こそは大丈夫だろう…

って、あれっ?これは釣り日記だったはずだが…

・・・
でもね・・・

そうです、お察しの通り、釣れなかったのです。しかもアタリは一度もなし…

周りでも全然釣れていませんでした。それにしても、先週の帰り際のあのコノシロの活性は一体何処へやら。気分的には先週の延長戦のつもりだったから、ボウズはないかなと思っていたのにな・・・

そういえば、先週、予定より少し遅れて帰った時、HARTに
「周りが釣れているなら、釣れるまで帰って来るな〜」
って言われていたっけ。

釣れる時合いに遭遇出来たらラッキーと思って、その場で延長しないと。また同じ状況に巡り逢えるとは限らないよなあ。

家に帰ってHARTから
「今日は何か釣れた〜?」
「今日も釣れなかったよ、周りも全然釣れていなかった」
「何だよ〜時間と餌の無駄じゃん」
(きついお言葉・・・―(T_T)→ グサッ!!!)
この調子ではまだHARTを釣りに誘うのは難しそうだな

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2008年04月16日 予定通りには・・・

月曜日の夜勤を、しょうがないかと、かってでて、火曜日は既に打ち合わせが入っているからと、仕方なく、夜勤明けのまま仕事して、水曜日はその振替休暇をいただく。う〜ん、予定通り!?

HARTは7時45分に学校へ、SATSとHIROは8時前に保育園とパートへそれぞれ出掛けて行く。そして、私は、8時過ぎに家を出る。目的地は市原海釣り施設、へへえ・・・
今日は会社をサボって(いやいやちゃんとした振替休暇です)カレイ狙いなのだ。干潮時刻が9時前なのでそれをめざして行く。

予定では自転車で行こうかと思っていたのだが、何しろ今月はサボりモード。次回のために大型車の通る国道以外のルートチェックしておこうと予定を変更して車に乗り込んだ。一応ルートは地図で目星をつけておいたのだが、曲がるところを間違え遠回り。普段なら18〜19キロのところを23キロも走ってしまい海釣り施設到着も9時を過ぎてしまった。う〜んなかなか予定通りにはいかないなあ。

とにかく急いで竿を出さなくちゃ。

餌は土曜日のものが余っていたが、原形は留めているものの臭いがきついので海に撒かせて貰った。新しく買った餌を付けてまず1本投入。続いて2本目は桟橋の支柱近くに…なんて色気を出したら桟橋から出ているロープに仕掛けが絡まり、今日もいきなり仕掛けをロスト。天秤の在庫が乏しかったので、前に買ってあった胴付き仕掛けをつけて投入、とりあえずこれで一安心で管理棟に戻ってトイレを済ませた。

さて、あとはカレイが掛かるのを待つばかりだ。

(かなり希望的な)予定ではソコリから潮が動き始める今頃に栄えある今年の1匹目をゲットするつもりだったのだが…
そうは言っても、なかなか予定通りにはいかないもんです。まあ、自分で勝手にシナリオを書いているだけだからなあ。

海釣り施設のここ一週間の釣果で好調なのはフッコ、ルアーでの釣果です。カレイもポツリポツリながら連日出ていたんだけどねえ。餌釣りでは最近は鮫がかかるらしい。私が竿を出している間も1匹あがりました。70センチくらいかな、その方は今日3匹目だそうです。

さてさて、私の釣りの方はというと、鮫なんかがきている時は他のお魚さんはどっかに隠れて口を使ってくれないのかな…と愚痴りたくなるくらい・・・周りもほとんど釣れていませんでした。

朝、HIROから
「で、何時に帰ってくるの」と聞かれ、
「首尾よく1匹釣れちゃえば午前中であがる予定ではあるけど・・・」
「その“首尾よく”ってのが困るんだよねえ」
「・・・」

で、帰り際(13時過ぎ)のHIROあてメール
> やはり?首尾よくは行かず、8センチくらいのハゼが釣れたのみ・・・
> 風が強くなってきたので撤収

おっ、そういえば、とりあえずボウズだけは逃れたんでした。
10時過ぎに竿先にかすかなアタリがあり、あげてみると8センチくらいのハゼがついていました。栄えある今年の私の1匹目です。予定では30センチオーバーのカレイのはずだったのになあ。
自然相手の釣りですからそうそう予定通りに行くものではありませんね。

昼食は、途中のコンビニで買ったおにぎり。予定では家に帰ってからHIROと食べるはずだったのだ(HIROもあてにはしていなかったようです)が・・・

ならば、予定外の行動を起こしてみよう!?
おにぎりを食べようと、ビオトープそがの海辺の散歩道へ。もう餌は無いので、コノシロ狙いのサビキを投げ、おにぎりを食べました。20分ほどいたでしょうか・・・

予定外の行動に予定外の結果を少しだけ期待してみましたが、やはり、何も釣れずに撤収しました。

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2008年04月25日 え〜・・・、とにかく予定を入れました・・・

ちょっと前のこと。
5月のHARTの小学校の運動会の振替休日に天気が良くて私が会社を休めたら何をしようかと、一人勝手に検討し、HARTに

「今度、こういうのはどう?」
と内房のボート釣りのホームページを見せると

「え〜?お父さん行ってくれば〜」
(最近どうもノリが悪いなあ)

「え〜と、5月のHARTのさあ、運動会の振替休日に行こうかと思ったんだけど…」
「え〜?何が釣れるの〜??」
「え〜と、キスとか〜、マゴチとか〜、ほらヒラメも釣れたみたいよ」
とホームページの釣果や写真を見せると

「え〜っ!ヒラメ!?じゃあすぐ行こっ!」
「え〜、だ〜か〜ら〜、HARTの運動会の振替休日に行こうかと思っているんだって〜それに天気が良くないと出来ないからね〜」

(久しぶりに釣りの話しでもノッてきてくれたなあ、この前、ばんやでお刺身食べたしね。でもヒラメを期待されてもなあ)


そして、本日

え〜と、とにもかくにも、私がまずは、ボート釣りを体験してみないことにはね。
え〜、とりあえずHARTを連れて行く前の下見と言うこで!

本とかHPを見ているとも、例年GWあたりからは魚の活性もあがるようだが、休日のボート釣り、ましてやGWなんてすごい混んでいそうなので・・・

『GWではあるけど、平日の30日に会社をサボって(休んで)ボートの予約を入れました!』

え〜・・・、とにかく予定を入れました・・・
う〜ん、楽しみ〜!でもHARTが5月に一緒に行くかどうかはこの釣果しだいかな・・・
う〜む、なんとしても・・・

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2008年04月30日 海のボート釣りに初挑戦!

今日は会社をサボって(休んで)、海のボート釣りに初挑戦!
今回お世話になったのは房総富浦の富士屋釣りボート店、ネットでボート釣りのHPを検索して決めました。

3時45分起床、4時過ぎに出発。近くのコンビニで朝食とおやつを仕入れて高速に入ったのは4時半前、5時15分頃に富浦到着。
(館山道は速くて快適…だけど一人だと高速代はちと高い・・・館山道はETCの深夜割引はないのか…)

私の単独釣行の場合、なるべくなら自転車を使おうと思っているのだが(この前も車を使ったけど)、さすがに片道80キロ以上の南房では無理。電車釣行も考えたが、千葉からだと一番早いパターンで富浦駅到着が8時前になってしまい、ボート予約時に
「喰いがいいのは朝の3時間ぐれいだから早く来た方がいいよ」
とのことだったし、今回はHARTと一緒にボート釣りが出来るかの下見?も兼ねていたし、ガソリンも今日までは安いので、マイカー釣行です。
(相変わらず前段の言い訳が長いな)

ボート店の駐車場に到着後、トイレと受付を済ませ準備開始。
竿にリールをセットし天秤を取り付けてボートに持ち込む。キス釣り用が1本に、コチ狙い用に2本。今回はピンギスやメゴチが釣れたら餌にしてやってみようとボート釣りの本を図書館で借り、仕掛けを作り、大タモ網は以前に柄を海に落としてしまったので木で自作し、持ち帰り用のハッポウスチロールまで準備した。
(電車釣行だったらどうするつもりだったんでしょ…)
(えっ、大タモなんていらぬ心配だって?)
(人間誰しも最高の結果は想像するものでしょ、もちろん最悪のケースも頭にないわけではないですが…)

あとは、船の上でコーヒーを飲もうと車でお湯を沸かし、水筒に入れて持ち込んだ。おかげで荷物がいっぱいになってしまった。
(う〜ん、何でもかんでも・・・悪い癖だ)

6時ちょっと前に浜辺に行く。今日は一応平日だし出船は4雙。ポイントまではボート店の船外機付きの船で曳舟してくれる。 近くにいた常連風の人に挨拶していろいろと聞いてみた。曳舟してもらった後はその場で始める人もいるし、それぞれのポイントに漕いで移動して行く人も多いこと、それなりに数は出るけど型が小さいこと、型を求め使っているオモリは8号とのことなど・・・
でも私が用意してきたのは10号と15号・・・
(荷物が多い割には肝心のものが無いんだよね)

6時、いよいよ出船!ポイント到着後、ロープが解かれ、それぞれのボートが浮かぶ。
「今は沖に向かって流されますので、山側に投げて流してみてください。堤防の先端から山の先端に向かう線にブイが浮かんでいます。その向こうが漁船の航路になりますので気をつけて下さい。」

常連さん風の2雙はすぐに移動を始める。私はとりあえずもう1雙から少し離れてもう一度ブイの位置を確かめて釣りを開始した。

数投目でキス特有のブルブルとしたアタリがあり、本日の1匹目をGET。サイズは15センチくらい。その後もポツリポツリと同じくらいのキスが釣れる。キスの場合は同じポイントを攻めたいところだが、ボートのアンカー入れずに流して(流されて)釣っているので、3回くらいは何とか同じあたりを狙っても徐々にずれていく。ポイントに来たらアンカーを入れたほうが良かったのかな。

風が少し出てきて、沖から山側に流されるようになっていて、いつの間にか、他のボートとかなり離れたところに一人いた。それでもポイントに当たると2〜3回立て続けに釣れるのでまあいいかと続ける。1時間すると、ボート屋の人が見回りに来てくれたた。
「どうですか〜」
「ボチボチって感じですね。でも型は小さ目ですね」
「そうですね。浅場は数は出ますけどね。いい型のキスはもう少し深場の方がいいかも。昨日も25センチオーバーも出ていましたよ。朝のうちの3時間くらいが喰いがいいから頑張ってくださいね〜」

相変わらず流されるまま、ところどころで2〜3回の連続アタリを楽しんで釣っていく。少し余裕が出てきたので朝食を食べながら釣る。とりあえず投げておにぎりを食べてから上げるとメゴチが釣れた。マゴチ狙い用にキープ。ボートには生簀がついているので生餌のキープにも便利。生簀付きのボートは当日の受付順で配船してくれる。

キスの外道としては、他にクサフグとベラが釣れた。こちらは“引き”がいい具合で「いい型のキスかな」と期待してしまった。まあ、とりあえず4目達成。あとはマゴチが釣れたら5目達成なんだけどな。
と言うわけで、メゴチを餌にした流し釣りも開始!船用の小物用竿受けを出し、1本セットした。

浅場で数が出ていると言う通り、底が見えそうなところまで流されても釣れるところでは釣れる。山立てをしてポイントを把握することが出来ればもっと数を伸ばせそうだ。と言ってもあまり余裕が無いので、とりあえず1箇所、目につけたのは岸にある岩。二つの岩の間で釣れた気がしたので、そこを何回か流した。

岸と堤防が近づいてくると、堤防釣りの人からも邪魔になりそうなので、2つ目の岩の先まで移動。針を飲み込まれたりして手返しが悪いと1投か2投でまた岸近くに流されている状態。

でもなかなか型が揃わない。そろそろブイの辺りまで行ってみようと思うのだが、風上に向かって漕いでもなかなか思うように進まず、「まあいいか」とある程度岸から離れたところで再び釣り始める。
2つの岩のポイントからも中途半端に離れ、中だるみ状態。堤防の人から見ると「あの手漕ぎボートはうろちょろくねくね何やっているんだろう」状態だったかも。

風の中、悪戦苦闘しているのを見かねたと言うわけではないだろうが、ちょうどボート屋の人が2回目の見回りに来て、風上のブイの付近まで曳船して連れて行ってくれた。
「じゃあまた、ここから流しながら釣って見てください」

ブイの辺りに仕掛けを投げるとアタリ有り。一度目は針掛かりしなかったが2投目から立て続けにGET、しかし、気が付けばブイは遠ざかり、漕いで少し戻っても、その後の2投か3投で大きく流され、どんどんブイから離れていった。

時間も9時をまわったことも関係しているのか、単にポイントをずれたのか、アタリも遠のいた気がする。

ここでひとつ気が付いた!

舟の近くまでズル引きしていたつもりだったが、近くでリールを巻くのを止め、竿先を下げてもオモリが着底しない・・・
ということはちゃんと底を取れていないということで、そりゃ釣れないでしょ。リールは1秒に1回転くらいで巻いていたのだが、流れる速さとオモリが完全に沈む時間を考えていなかったのだ。

その後は、仕掛けを投げ入れたら、おやつを1個食べるくらい待ってからゆっくりとズル引き開始。途中で止めて竿先を下げ糸がたるむのを確認しながらやってみると、また釣れだした。そして待望の25センチクラスもヒット。万全を帰してタモで掬ったら、仕掛けがタモに絡まり時間をロス。ちなみにキスは針を飲み込んでいてタモで掬う必要もなかったようだ。でもとてもいい引きを楽しむことが出来た。

さあもう1尾釣るぞ・・・

あれ、ずいぶん流されているなあ、釣れたのはどの辺りだったかな・・・
何となくこの辺かなと思ったところで投げてみた。25センチとはいかなかったが20センチ級をGET、しかし、ここでも手返しが悪く後が続かず・・・

みたびボート屋の人が見回りにきた。
「どうですか〜」
「釣れる時は2〜3匹続けて釣れるんですけどね〜、なかなか続かなくて、でもいい型のキスも出ましたよ」
「コチ狙いの方はどうですか」
「いやあ、全くアタリも無しです」
「あちらの生簀周りで昨日2本上がりましたよ。最後の1時間くらいやってみますか」
「そうですね、その時はお願いします。」
「ピンギスが釣れたら舟の生簀で生かしておいてくださいね〜。風がなくなって凪状態なので、広範囲に探ってみてください」

風も波もおさまると素人でも手漕ぎボートが思うように進むようになる。さっきとは別の堤防寄りのブイに向かって漕ぎ、ところどころおもいつくまま仕掛けを投げてみるがアタリ無し。
ブイのところまで来た。生簀が良く見えるが航路を横切る必要がある(横切っていいのか良く分からない)ので、行くのはやめて、ブイ沿いに山方向に向かって行くがほとんどアタリがない。

気が付くと流されて航路に入っていた。
(やばい、やばい)
ブイから離れ岸よりにポイントを探っていく。また針を飲み込まれたメゴチがかかった。最初のメゴチが弱っているかと変えてみたが、舟の生簀に戻すとまた元気に泳ぎだした。
(すごい生命力だな)

またところどころで2〜3匹ずつ続けて釣れて、25センチ級も追加できた。
そろそろマゴチ狙いで海上の生簀周りに行きたいなあ。
早くボート屋の人が来ないかなあ。
待っているとなかなか来ないものです・・・

12時50分頃にボート屋の人が来たので生簀の方に曳船して行ってもらった。
「ここでは、アンカーを下ろしてくださいね、底に着けるとエイやウミヘビがいるので、オモリが着底したら1mくらい底を切ってください」
「餌はメゴチでいいですかね」
「いや、ピンギスの方がいいです。じっくり飲み込ませてね。13時40分が沖上がりですから頑張って下さい」

餌をピンギスに取替え、仕掛けを投入。
マゴチ狙いに絞ったら、舟の上に散乱している荷物の整理をしようなんて思っていたが、アンカーリングしているものの、4つある生簀の真ん中なのでロープの長さの分は生簀の間を流され向きが変わり、ロープに絡まない様に竿の位置を変えたりしなければならず、あと片付けところじゃなかった。

ボートの揺れとともに竿先も揺れアタリかどうかよくわからない。竿の向きを変えようと竿を上げると魚信?竿先を送って少し待ってから合わせを入れると・・・根掛かり?

糸を引っ張って根掛かりを解くと孫針が外れていた。近くで休憩していたボート屋の人が来て
「どう、アタリあった?」
「いやあ、何となくアタリがあったような気がして上げて見たんですけど根掛かりだったみたいで…」
「ウミヘビだったかもしんねえよ、穴に入っちゃうと動かねえから」

仕掛けが底に着いちゃっていたのかなと思い、孫針が無くなったことだし、胴付きの仕掛けに変更してみることにした。でも時間がもったいないのでそれまでの仕掛けは本針にまたキスを付けて投入、もう1本の竿に胴付き仕掛けをセットした。

本を見て2段仕掛けにしたので餌はメゴチとピンキスを付けてみた。こちらの竿の方が竿先が柔らかく上下に大きく動くのでアタッているような気がして、竿先を送ってみる。それでもまた竿先が曲がったので期待を込めて(でも遠慮がちに軽目に)合わせを入れてみるが、反応無し…

しばらくまた置き竿にしていると、今までとは違って大きく竿先が引き込まれた。焦る気持ちを押さえて、竿を送り込むが、次のアタリは無し。あげてみるとキスがついていなかった。

でも引きちぎられた感じもない。メゴチの付け方は本に載っていたが、キスはどう付けていかわからなかったので、弱らないようにとただ上唇と背鰭に掛けておいたのだが、果たして・・・

そうこうしている沖上がりの時間になり、撤収。
他のボートの人は荷物が整然と片付いているのに、私のボートは生餌がついたままの竿と仕掛けが転がっているは、荷物は片付いていないはで、これがもしHARTと二人乗りでやっていたらどうなっていたんでしょう。
(もし二人で乗る場合にはもっと荷物を少なくまとめ、撤収際も考えないといけないなあ)

マゴチは結局釣れなかったけど、そこそこの釣果があり(キス39匹とメゴチ7匹を持ち帰り、最高は10時に早上がりにも拘わらずキス50匹で朝のオモリ等の話しをした人だった)、初のボート釣りは、この時期としては暑いくらいのいい天気と、穏やかな風と波、そしてボート屋の人にもサポートしてもらい無事終了して満足。

でも、朝早起きして、6時から約8時間ぶっ通しで、ちょっと一生懸命やり過ぎた感じなので、次回はもっとのんびりやりたい気分かな。コーヒーも飲めなかったし、それにHARTと一緒なら7割はサポートぐらいじゃないとやりきれなさそうだし…

だって、そのあとの高速の運転に、帰ってから釣った魚を捌くので、すっかり疲れきってしまったんですもの・・・

大き目のキスとメゴチは刺身、小さ目のキスは天ぷらで戴きました。
(刺身のキスの皮をむくのに時間がかかって2時間以上も台所にいたのでした。こちらももっと手際よく出来るようになりたいなあ)

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