<<前年 <前月 〜2007年8月〜 次月> 次年>>

 (釣行前夜)    08/07_単独釣行企て中
 [袖ヶ浦海浜公園] 08/08_袖ヶ浦でキス釣り
 [館山の砂浜]   08/11_館山のホテル前で初サーフ!
 [館山の小さな漁港]08/12_あ〜もったいない
 [花見川]     08/18_河原でランチ?
 [花見川]     08/25_キジのちょんがけ
 (釣行前)     08/27_約束の船釣り
 [木更津沖]    08/28_親子体験釣り教室-船釣りのシロギス-

2007年08月07日 単独釣行企て中 

今日からHARTがサマーキャンプ。
出発(到着)場所が葛西臨海公園なので今日は午前中会社を休んで見送りに行った。そして明日は…、
午後から休んで出迎えで十分に間に合うのだが、せっかく?なので1日休みを取り、午前中に釣りに行こうと企てた。

さて何を釣るか…

今週も来週も週末に予定があり、花見川にも行けないから、花見川のハゼにするかとも思ったが、今は餌のミミズがない。日曜に家の周りを探してみたのだが、晴天と暑さが続いたせいか、今まですぐに見つかったところでも全くみつからなかった。

そういえば、今年はまだキスを拝んでいない。明日はキス釣りに行くことにしよう。
突堤は今年はダメなようだし、市原海釣り施設でもキスが釣れているようだが、午前中だけとはいえ、せっかく単独釣行なのでポイント開拓とプチ遠征ぐらいしてみたい。

とりあえず、場所は前から気になっていた袖ケ浦海浜公園に決めたのだが、いざネットで情報を仕入れようと検索しても最近のキスのデータが出てこない、大丈夫だろうかと不安になったが、もしダメなら海釣り施設へ移動すればいいだろうと初志貫徹。

PC画面見ていたら目が疲れた。明日も早いし寝ることにしよう。

INDEXPageTop前へ次へ

2007年08月08日 袖ヶ浦でキス釣り

朝4時20分起床、35分に家を出た。
もっと早く出たかったが、今日は若潮で干潮は6時半頃、初めて行くところだし明るくなってからでいいだろう。
プチ遠征と言うことで16号沿いのいくつかの釣り餌屋はスルーし、養老川を過ぎてからの釣り餌屋でアオイソメを調達。キスの様子を伺うと
「釣れてるよ、養老川河口の中洲からでも、そこの宇部興産でも、15分くらい行った袖ケ浦でも」
と期待の持てる言葉
「そうですか!袖ケ浦行こうと思っているんですよ!」と気分は盛り上がり目的地へ急いだ。

家から袖ケ浦海浜公園まで約1時間。
(結構遠いのね。まあ餌屋の他にコンビニに行ったしちょっと道に迷ったけどね)
公園からはアクアラインや横浜のインターコンチが見え、東京湾を実感させられる。アクアラインの後ろに富士山が見えた。

公園でトイレを済ませ、さあポイントへ。
ここは柵を越えてテトラ帯に下りなければならない。有志?が作った渡りを下りて歩いて行く。
曲がり角の辺りで一人竿を出していた。挨拶をして手前に入らせてもらった。様子を伺うと1時間くらいやっているが全くダメとのこと。
「いつももっといいんだけどねえ」

とりあえず2本竿を出したが、風が強いので曲がり角の先にプチ移動。公園の護岸が風よけにも日よけにもなってくれて有り難い。さあ釣るぞ〜

しかし全くアタリもなく餌もそのまま。まあソコリ時間帯だし仕方がないとまずは腹ごしらえ。
7時半頃、となりの人にようやくキスが来た。2本続けてきたが、その後はまたアタリが止まったようだ。一方、私の方は未だに何も釣れず…

HIROに袖ケ浦に来ていることをメールすると
「えっ車ないの?買い物行きたかったのに」と、どうもいつものように自転車で近くに行くと思っていたらしい。11時頃には家に帰ることにした。もう場所を変えている時間はない。

8時頃、置き竿に待望のアタリ!軽く合わせてみると小さいけど魚信を確認。近くに来た魚影からはキスではないようだ。セイゴかなと抜き上げると黒っぽくて薄くタテジマがあるように見える。クロダイ?と首をかしげて見ていたら、針が外れてテトラの隙間に落ち、見えなくなってしまった。
(う〜ん残念)
しばらくしてとなりの人も同じような魚を釣り上げた。
「チンチンが釣れたよ、珍しいね」
「さっき私もそれ釣りましたよ。テトラの間に落としちゃったけど」
「今日はキスはダメだねえ、この前は曇りの日だったけど、朝から3時間くらい全くダメで、あがろうと思ったらようやく釣れて、それから30分で18匹、それもみんな20センチ以上なんて日もあったよ」
「そんな時合いが今日も来るといいですね」

潮も少し上がってきたようだし、ホントにぼちぼち私の方にも来てくれよ!
釣り餌屋さんでもキスが良さそうなことを言っていたではないか。
でも待てよ、私はキスはどうですかと聞いたけど、ちょい投げだし、海浜公園だし、釣り方とポイントが正確じゃなかったかな、一般的に「袖ヶ浦」と言えば袖ヶ浦港?

風と波で糸が流され置き竿ではアタリが取りにくい。ジェット天秤の仕掛けはそうでもなかったが、誘導式天秤の仕掛けは毎回アタリがあるかと思えるくらいよく動く。フリマ&リサイクル屋で買った中古のリール、糸もついていたまま巻き替えもしてない。ナイロンの糸だとはわかるが号数は定かでない。ただ、ちょい投げのコンパクトロッド(2.7m)で投げたら、糸がなくなる寸前だったいうことは、3号で65m巻きといったところか。そろそろ、もっと細い最近の糸に巻き替えるか。
もう少しで9時になってしまう。
置き竿を巻き上げるとキスらしき魚影!ついに今年の初キッスをGET。ジェットテンビンの仕掛けだったが、竿先がいつもより揺れている気はしたけど波かどうか判断出来なかった。でもとりあえず釣れてラッキー。餌が余ってもしょうがないので、もう1本竿を出した。

もう少し9時半、新しく出した竿を巻き上げるとまたキス(う〜んアタリが分からんねえ)。ところがまた、針からはずれテトラの間にキスが落ちた。
でもまだ見えている。
そっと手を伸ばすとキスが暴れて更に下へ奥へ。
でもキスだし簡単には諦めないぞと、テトラの間に降り、じゃまな石をどかしてキスを追う。尾びれの部分しかつかめず更に奥深く逃げるキス。これはまずい。片手を目一杯差し込み、周りからじわじわと頭の付近まで手を進めて目隠しするようにつかんでやっと拾い上げることが出来た。う〜んテトラ帯の釣りには網も必要か、渓流釣りのように抜きあげたあとに網に入れるパターンでもいいかも。ひざやひじを少しすりむいてしまった。

11時に帰宅となると10時はここを出なければならない。9時45分から1本ずつ撤収することにする。その前に最後の餌替えしようと一番奥の竿に行くと、糸がものすごくたるんでいる。これは!と思い巻き上げる。何となく重い気はするが…、近くまで来てようやく確信、3匹目のキスをGETした。

それにしても今日は、波の影響はあるにせよアタリが分からない(去年の突堤や海釣り公園のときはそれなりににわかったんだけどなあ)。置き竿にしても鈴をつけてみたが一度もならなかった。仕掛けを投入後、少しずつサビき、竿先に重みを感じたところで置き竿にしたのだが、ひょっとしてその時にかかっていた?だとしたら手返し悪すぎ〜

とにかく投げ釣りをするにしては(ちょい投げだとしても)、長さも足りないし、アタリも分かりにくいし、今度、糸を巻き変えておこう!

夕方、HARTを迎えに葛西臨海公園に行くと駅のホームから、横浜のインターコンチが見え、う〜ん、東京湾!と妙な感覚でした。

INDEXPageTop前へ次へ

2007年08月11日 館山のホテル前で初サーフ!

今日から1泊2日の館山旅行です!

朝早くから、3時前まで、沖ノ島海水浴場で遊び、本日のホテル「花しぶき」にチェックインしたのは3時半頃。水着やアクアシューズを洗って干して、シャワーを浴びて、ほっと一息ついたら、まもなく5時になるところ。夕食は6時半から。急いで、夕方の散歩に行かなければ!

ホテルのすぐ前に海があり、窓から小さな砂浜と、小さな漁港が見えた。漁港の先端に座って釣りをしている人、砂浜ではキス狙いと思える釣り人が数人・・・、餌は海水浴で採ってきたイソスジエビと貝だし、漁港に散歩に行って見るか。

道具を車から出している間に、HARTがさあっと先に海へ行ってしまった。
後から荷物を持っていくと、浜辺に下りるところに地元のおじさんらしき人が座っていて
「今ちょうどあげているから釣れるよ!」
「漁港の方は釣れますかね」
「どうだか」と首をかしげながら笑った後、
「外側は底は岩で、内側は砂になってっから」と教えてくれた。

そういえば、サンゴウォッチング体験のインストラクターもこのホテルの前は
「あそこはキスが砂浜からキスが釣れます」と言っていた。でもイソメ類は持っていないし・・・

「お父さん、ゴカイがいたよ〜、2ひき〜、これを餌にして釣る〜?」
「とりあえず、2匹つけて投げてみるか」
(でも貧乏性につき1匹を半分ずつ使わせていただきます)

ところが準備を始めて、この前袖ヶ浦で使ったキス仕掛けと天秤に錘とセットで忘れてきたことに築いた。キス仕掛けは新しいのが1つ残っていた。天秤はあるが、錘はサビキ用の軽いものばかり、でも探すと6号の錘が1個だけ見つかった。

サーフからのキス釣りは初トライ、しかもちょい投げロッド、飛距離はどう見積もっても50m程度、果たして釣れるのか・・・

ところがどうして、少しずつサビいてくると、竿先にブルルとアタリ!
「えっ?」と信じられず、一度仕掛けを止めてから、再度サビいてみると間違いなくアタリ!!

何と一投目から、キスが釣れちゃいました。
今回はアタリも分かったし、すっご〜く、嬉しい!!!
「HART、釣れたよ〜、HARTがゴカイを見つけてくれたおかげで釣れたよ〜」

HARTも釣れると思っていなかったのか貝殻を探して遊んでいた。
「じゃあ、もっとゴカイ探してくるね」

いやあ本人もびっくりの第1投目の余韻が覚めやらぬうちに、次は、小さなカレイが釣れた。

「ゴカイもう1匹見つけたよ〜」
HARTが戻ってきた。
カレイを見せると
「バケツに砂を入れてあげないとね」
と浜辺の砂を入れてくれた。

暑いせいかキスがあっと言うまに弱りだした。もう逃がしても駄目そうなのでHARTに聞くと「食べる!」というので、その場で捌き刺身で食べることにした。

私がサバいている間は、HARTに竿を渡してサビかせた。竿尻を小脇にかかえ見よう見まねでサビいている。いきなり
「なんか、ブルってきたよ〜」とHART
竿を横にしてサビいてはリールを巻いている。
「やっぱりいる!」とHART
「もう普通に巻いてもいいぞ〜」とあがってきたのはこれまた小さなメゴチ。

20分もたたないうちに、3匹!すごいな〜ここの浜は。
さっきのおじさんが言っていた通りだと振り返るともう座っていなかった。

しかし、その後は餌のゴカイも尽き、試しにイソスジエビをつけて投げたがアタリは遠のき、海草がテンビンに絡みついてくるのみだった。波も引き始めたような感じで潮が変わったようだ。

最後に“あと一投”と投げたところで
「ブチッ!」

唯一のキス仕掛けが遠く遠く夕方の海に飛んで行きました。
(やっぱりリールの糸を替えようっと)

釣ったカレイとメゴチの赤ちゃんは砂に潜ったりして、見ていてあきない。HARTも「かわいい〜」と歓声をあげていたが、さすがに持ち帰って飼える代物ではないので、最後に逃がしてあげた。

捌いたキスを海水で洗ったら少し砂がついてしまったが、夕飯前に部屋で食べると、ちょっと塩味がきいて美味しかったあ。
1匹しかなかったけど、今日はこの後、たっぷりと夕食がでてくるのでいいでしょう。

サーフからのキス釣り!楽しいな。来年は海水浴シーズンの前にチャンスがあったら試してみたいなあ

INDEXPageTop前へ次へ

2007年08月12日 あ〜もったいない

夕べは1日炎天下にいた疲れもあり、21時になる前に家族全員とも夢の中へ。途中何回か目が覚める。4時半に目を覚ました時には、よし早朝散歩…じゃなくて釣りか…に行こうかなあと思ったのだが、餌もないしなあ…またサーフからのキス釣りしたかったなあ…と寝てしまった。
(せっかくの館山なのに、あ〜もったいない)

6時過ぎからもぞもぞと動き出した息子達、今日も朝から元気です。
「HART今日釣りしたい!だって昨日の釣り面白かったんだもん!!」
(私的には嬉しいが、今回は家族旅行だからね)
「餌もないし、砂浜は日中は海水浴の人がいるから出来ないよ、それに日中は暑くて釣りなんかやってられないでしょ」
「じゃあ朝ご飯まで堤防で釣りする!」

やって来ました。朝の散歩(じゃなくて釣りか)、今更ながらもっと早朝の方がいいとは思ったが、釣り宿でもないのに早朝430から玄関があいているかどうか…

砂浜にはキス釣りの人が2人、堤防は先端から外側に投げている人が1人、でも隣に見えた堤防にはたくさんの釣り人、先端には7、8人がひしめき合っている。メジャーなポイントなのかな、とても土日の朝夕に散歩気分に浸れそうもないですなあ。反対隣の堤防にもそれほどではないがそれなりに人がいた。

私が行った堤防は先端にテトラが入っていたので、その穴に落としてみることにした。ちょい投げの2.7mの竿ではなかなかやりにくい、でもなんでもこなすのがちょい投げロッドなのだ。昨日採ったイソスジエビは死んでしまった。餌にする貝を割ろうと持ってきた石が砂岩ですぐに割れてしまい約に立たない。とりあえずヤドカリの身を引き抜き餌にした。

HARTは砂浜で何かを探しながら後からやってきた。貝を割る石を探して来てと頼んだら貝をいっぱい持って来た。堤防に落ちてた仕掛けを拾い
「これで釣る」と言う。
コッパメジナの群れが来た。その下層には20センチくらいのも数匹いる。HARTが拾った仕掛けの針の部分だけいただき、道具箱に偶然あった古いハゼ用小型天秤に0.8号のオモリを付けウキ釣りをしてみた。コマセがないから魚もすぐに散っしまう。先月買ったサビキくんの残りを忘れてきたのがいたい。

太陽が雲に隠れている間は涼しいが、日差しを浴びるとこの時間でもかなり暑い。とても日中には出来ませんなあ。サーフで立ち込みなら気持ち良さそうだが、今は海水浴シーズンだからねえ。

ウキ釣りには一度アタリがあったがかからず、自動ハリス止めから針が外れること2回(古い天秤だったからかな、失敗したなあ)・・・テトラの方は一度だけググッときたのだが・・・ヘチ際に落としておいたら、ベラ君とシマダイが餌を突きにきたがブラクリ仕掛けのままだったので針が大きすぎたかな・・・

「お父さん何か釣れた〜?」と砂浜からHARTが大声で叫んでいる。その問いかけに大きな×印を手で作って応えた。

ホテルの部屋に戻り、ベランダからもう一度海を見渡す。左に沖ノ島が見える。そしてホテルの目の前は、小さな堤防にはさまれたプライベートビーチ風の砂浜。そしてところどころに潮溜まりで遊べそうな小磯。とってもいいロケーションだ。
次回は釣りの方ももっとバッチリ用意して、夕方と早朝散歩を楽しむこととしよう。あ〜もったいなかった。

INDEXPageTop前へ次へ

2007年08月18日 河原でランチ?

この週末は金曜日に会社を休み、妻の実家の神奈川座間市へ。
でも今日は地元の成田で野球の試合があったので朝8時に座間を出て10時に千葉到着、家でタナゴ水槽、亀の睡蓮鉢の水替え、海の生き物水槽のフィルター交換等々して時刻は11時過ぎ。野球には1時半頃出ればよかったので、昼食は川原でおにぎりにしようと花見川へ行くことにしました。

と書くと、ポッと空いた時間にちょこっと行ってくるかといった感じですが、野球の前後には道具の関係で成田の実家に寄らなければならないので、今日のプランとしては、花見川で爆釣して、30分程度で切り上げ、釣具屋に行って(手ごろなサイズで保冷力のあるクーラーボックスが欲しい)から、成田へ行き、ハゼを実家に預けて天ぷらを作ってもらって、野球の後、実家で夕飯に天ぷらを食べてから、座間に戻ることにしよう。

途中のコンビニでオニギリを調達し花見川の浪花橋に着いたのは11時45分頃。釣り大会があることは分かっていたので、汐留橋の砂浜にしようかとも思ったのだが、干潮が13時半頃で、前回、干潮の潮止まり前にいい感じで釣れたのを思い出しこちらへ。ちょうど釣り大会が終わったようで、車も止められたし、釣り座もとりあえず確保出来たので12時前から竿を出すことにした。

隣では親子連れがボツボツと釣り上げているので、急いで仕掛けをセットし慌ただしく釣りを開始。おにぎりの包装を取るときにも竿を脈釣り状態にして・・・川原でランチというムードにあらず・・・そんな気の焦りをあざ笑うかのように、ハゼが釣れない。隣の子供は護岸際で釣れていたので、3.6mの竿を短く持って探ってみる。アタリはあるがなかなか針掛かりしなかったが、ようやく1匹釣り上げた。さて、最後(3個目)のおにぎりぐらいゆっくり食べるか。

仕掛けを投入したまま竿を置き、おにぎりを食べながら見ていると、ウキが流されずにゆっくり沈んで行く。根掛かり?かなとあげてみると、大型のテナガのオスだった。まだ釣れるんだね。

さて、おにぎりも食べ終わり、釣具屋さんはあきらめて、何とかもう少し天ぷらネタを追加したいとやってみるが、右も左も親子連れでポイント移動も思うように出来ない。一度、プチ移動して試したら根掛かりで仕掛けをロスト。また元の場所に戻って13時過ぎまで粘るも、結局はハゼ2匹と寂しい釣果。これでは天ぷらのお願いも出来ないので川にお戻りいただきました。
最後の方こそウキが流されることもなくなったが、それまでは潮は完全には止まっていなかったようにも思うのだが・・・風の加減でそう見えただけかな。

しかも野球の方は私の乱釣…じゃなかった、乱調で大敗。8時半過ぎに座間に帰ると、息子からは「わざわざ遠くまで行って負けてきたんだって」とからかわれてしまった。

まあ今日の釣りはおまけみたいなものだしね・・・ってHARTには釣りしたことは言っていないのです。言ったらなんて言われることやら・・・

次は、いつもの時間帯か、HARTとのファミリーフィッシングでリベンジだ!

INDEXPageTop前へ次へ

2007年08月25日 キジのちょんがけ

《まずの釣行前日の話》

さて、週末の花見川のハゼ釣りをどうしようかと、いつも見るHP『BABAちゃんのひとり言』を会社の昼休みにチェック!帰りの電車で携帯から掲示板に書き込もうと

↓------原稿
BABAさん、皆さん、こんばんは!
明日の朝は、花見川へ出撃予定ですがまだ何処で竿を出そうか迷っています。候補は@砂浜、A下げポイント、B浪花橋下流、う〜む…足を水に浸かりながらの砂浜もいいし、浪花橋の実績も捨て難い、下げポイントではまだ釣ったことがないし…
この書き込みの掲載時間の秒の数をくじ引き代わりにして決めることにするか。
1〜20秒だったら@とか…
では、ポチッとな
-----↑

思ったが上手く行かず・・・、結局、掲示板の管理人さんの当日の書き込み時刻が19秒だったので、花見川汐留橋下流の通称「砂浜」に行くことに決定!


《さあ土曜日の朝》

4時半起床。前回の余りのキジを庭の植木鉢で保管していたのだが、植木鉢をひっくり返して探しても6〜7匹しかしない。あんなに残っていたはずなのに・・・

それに上記の掲示板の記事を参考に、アタリが活発に出ると言う“キジのちょんがけ”で釣ろうと思っていたのに出鼻をくじかれた感じだ。試しに家のすぐ近くでテナガエビシーズンにミミズを捕まえていたところを掘るが全くいない。道路上でアリに襲われていたドバミミズを1匹救い出しエサ箱に入れたのみ・・・短い釣行時間とは言え、たったこれだけのエサでは心もとない。いざとなったら釣れたハゼで身エサにするための折りたたみナイフと、念のため冷凍してあったキスの半身を持った。

家を出たのは5時、汐留橋到着は5時20分。橋の上から砂浜を見るといい感じの見え具合。しかも先客無し。写真を撮ろうとデジカメを出したら電池切れ・・・

日中に賑わいを見せると、この砂浜は、ところ狭しとなるのだが、今朝は私が独り占め、いい気分である。

しかし、人がいない=釣れないの悪い予感もよぎるので、まずは幸先良くスタートしたいとキジのちょんがけで第1投。すぐにアタリがあり合わせると、ズシリを重い・・・鯉かな・・・ちょっと走られたところですっぽ抜け、しかも仕掛けが戻る際に、キジが宙を舞って水中に落ちた。あ〜もったいない・・・そういえば今回の仕掛けでは手返しをよくしたいとスレ針を使っていたんだっけ・・・

いつもの貧乏性の私に逆戻りして、今度はドバミミズを切ってつけ、たらしも1cmほどにして第2投!それでもすぐにアタリがあり、早々にハゼをGET。エサもそのまま第3投では、またすぐにアタリ!これは早くも爆釣モードか・・・と思ったら釣れたのは鮒だった。

次はキジを切ってつけたらし1cmで投入・・・あれっ・・・アタリが遠いぞ・・・と思ったら鯉の群れがやってきた。これではハゼ釣りにならんとプチ移動。ところがまたすぐに鯉の群れがやってくる。端に端に追いやられる中、1匹ハゼを追加したのみで、アタリが完全に遠のいた・・・テナガエビ釣りの時もそうだったが、この鯉の群れは人間が近づいても逃げることなく悠々と泳いでいる。今日はそれにもまして、私の釣る方に釣る方に近づいてくる気がした。まあ単なる思い込みなのだろうが、何とかならないものか。

砂浜独り占めなので大きく移動しながら鯉のいないところを探って見るが、最初に入ったポイント以外ではあまりアタリがない。仕方なく?またキジをちょんがけ(スレ針で1箇所ではこころもとないので2箇所刺す・・・ちょんがけと言わないかな)して、鯉をかわしながら最初のポイントで続けた。

途中、鯉が3度ほど掛かり、針をロスト、もちろんエサもロスト。どうしようもなくなって、キスの切り身を試したが全く反応無し・・・時刻はもう6時45分を過ぎた。この時点でハゼ5匹に鮒2匹、う〜ん、今回も寂しい釣果だ。

撤収準備でエサ箱をひっくり返して洗ったら、なんとキジを1匹発見!

帰る時間が気になったが、撤収を取りやめ、ちょんがけで再チャレンジ。すかさずアタリがある・・・針に乗らず・・・繰り返すこと5回連続で空振り・・・

6投目、投入場所がずれたので入れなおそうとすると、魚信が伝わってきて久しぶりのハゼをGET。まだエサは使えるぞ。次もすぐにアタリ!ようやく針に掛かってくれた。まだエサは何とか大丈夫。投入後すぐにウキがモゾモゾと動き、シモリウキに食い上げのアタリ!よし、最後にもう1匹・・・とはいきませんでした。エサも取れてなくなたので、THE END!

キジのちょんがけ、活性は抜群でした。あとは本人の技量の問題ですね。
おっと忘れちゃいけないことがもうひとつ!エサはちゃんと準備しましょう!!

INDEXPageTop前へ次へ

2007年08月27日 約束の船釣り

だいぶ前のことだが
「HART、船で釣りしてみたいなあ」
「そうだねえ、じゃあ夏休みにやってみようか」

HARTと船釣りの約束をしたとは言え、私も船釣りは未経験だし、ましてやHARTを連れて行けるようなお手軽な船釣りが果たしてあるのだろうか・・・

HARTが夏休みに入ったばかりの頃、いつも買っている月刊の釣り雑誌の普段は読まない編集後記に親子の船釣り体験教室のことが紹介されていた。

これだ!これなら我々しろうと親子でも行けそうだ!!

詳細は8月1日発売される同社が発行する旬刊誌にとのこと。発売日に早速買って通勤の電車の中で見たが、お目当ての記事が見つからない。あれれ、その雑誌は8月15日号だったがはたして…
せっかく買ったので翌日も電車でその雑誌をパラパラめくっているときに広告ページの間に発見!

船のシロギス釣りで自然の魅力に触れよう!
第8回親子体験釣り教室〜船釣りのシロギス〜
主催:(財)日本釣振興会 日本釣りジャーナリスト協議会

これかあ!

申し込みは先着順で受付で200名、早速、HIROとHARTの了解を取り申し込んだ。

8月15日発売の同旬刊誌を買い、船釣りのお勉強(無駄な入れ知恵?)。
水深があるところではナイロンの太い糸だと流されてしまうので重いオモリを使わなくてはならないらしい。ちょうどリールの糸を巻き替えようと考えていたのではPEラインにしようと釣り具屋に行ってびっくり!めちゃ高〜!とりあえずその日は退散。
後日改めて別の釣り具屋へ。PEPETというのが300mで3千円、これでも高いが、初めての船釣りだしと奮発して購入、果たして私の持っている道具の中でこれより高いものは…何があるかな・・・

初めて扱うPEライン、リールのスプールに結んだが、滑って糸が巻けない。ネットで調べるとナイロンの糸で下巻きするとあった。なるほど!
今度はナイロンとPEのライン同士の結びも上手くいかない。(私って手先が不器用なのよね〜)何とか見た目は悪いが引っ張っても抜けない程度には結べた(つもり)ので、調べた通り濡れタオルでつかみながら糸を巻いた。小型のリールだったが130mほど、船ならせいぜい30mでも良さそうだが、今後のちょい投げプラスアルファを期待して巻いた(普通はしないのかな?まあいいか)。でもあまりに使い勝手が違うので当日のことを考えると不安になり、とりあえずは1個だけにしておいた。

続いて探すはクーラーボックス。持っているのは私が小学生の頃にお年玉で買ったダイワの6Lくらいのクーラーボックスとレジャー用の24Lのクーラーボックス。小型の保冷能力の高いものが欲しかったが、店員さんと話してみると「弁当や飲み物も入れるなら最低でも16L以上はないと」とのこと…う〜ん、今回はとりあえずレジャー用の24Lで行ってみよう。

ついでに船用の竿も見てみたが、やっぱり私には高いので、今回は長さが手頃な中古で買ったバスロッドにしよう。

あと忘れてならないのが酔い止め。私用とHART用の2種類購入して準備はOKかな?

おっと、リールの糸がもう1個巻きなおしてなかった。前日の夜にいそいそと準備、先端にスナップを結びつけて完了。おっともう12時を回っている。早く寝なくては(船酔いしませんように)

INDEXPageTop前へ次へ

2007年08月28日 親子体験釣り教室〜船釣りのシロギス〜

さあ今日は、初めての船釣り!
HARTとの約束を果たす日がやってきた。
(実はHARTより私の方が楽しみだったりして)

特別協賛の浦安の船宿「吉野屋」さんに7時集合なので、6時に千葉を出発、高速を市川で下り30分かからずに到着、すでに結構な親子連れが来ていた。
(さすがに皆さん早いですね〜)

車内で朝食を食べ、受付を済ませるともう乗船していていいですよとのこと。
川の護岸に上がると緑色の釣り船がずらりと並んでいる。想像してあたより大きい。これなら船酔いも大丈夫かな。私が写真を撮っていると
「こらあ、写真なんか撮っていないで、早く行こう!」とHARTが叫ぶ。
(そんなこと言ったって出航は8時半だよ)

我々が乗るのは6号船、まだ7時過ぎだが、船尾は両側とも場所が埋まっていた。待っている間の退屈しのぎに川が見える側に席を取った。頭上を東西線が通りすぎていく。満員電車での通勤者たちから見下ろされている感じだが、「ご苦労様です。いいでしょ、こちらはこれから船釣りだよ〜」と優越感に浸っていた。

8時になり、開会式。主催者のほか服部名人の挨拶もあった。今日の釣り教室の様子はSky PerfecTV!の釣り専門のチャンネルで31日21時から放送されるとのこと。まあ我が家では見られないけどね。

いよいよ8時半、出航の時間、船長さんは吉野屋でも普段からシロギス船を出しているというので期待も高まる。それに全8隻の先陣を切って我が6号船が進んで行く。HARTと私は左右の人数バランスの関係で左側の先端に移動していた。先端部ということで揺れによる船酔いも懸念されたが、水面を滑走するスピード感と爽快感で、約1時間はHARTとはしゃぎ続けていた。
アクアラインを越え、9時半頃、本日のポイントに到着。海中に長い堤防が見える。木更津沖提なのかな。

船長の合図で釣り開始。まずはHARTの仕掛けを投入し、続いて自分の分をアンダースローでちょこっと投げる。少しずつサビくとブルルルっとアタリが!いきなり1投目から本命シロギスをGETした。メゴチ、ハゼと続く。HARTにもキス、私にはキスとハゼの一荷。上々のスタートである。

しばらくしてポイント移動、飽きない程度にボツボツ釣れるが爆釣というほどでは無い。20センチ超の刺身サイズのキスも釣れた。このクラスになると引きが強くて楽しい。
だがそのうち、キスのアタリが遠のき、ハゼか小さなメゴチの連発。

2度目の移動で他の船と近い場所へ。時間的にも11時を過ぎ、潮止まりに近づいていく時間帯、ここでもハゼが続く。15センチ近いサイズも1匹釣れたが、他は10センチ前後がレギュラーサイズ。釣れるに越したことはないが船でハゼばかりでは…

船長さんも、キスの居場所を求めて素早い判断でポイントを移動してくれている。次の移動直後の一発目で本日のビッグ1(23センチくらい)が釣れ、士気が高まるが続かず、ハゼとメゴチに逆戻り。船宿のHPでは最近のシロギス船の調子はいまいちなようなのでまあしかたないかな。

HARTも少し疲れてきたのか少しぼうっとしている。船酔いか心配したが、水分を取って日影の船室で休んだらすぐに元気になった。

昼食のおにぎりを食べながらのんびり釣る。HARTは一度出て来たが暑いからと再び船室へ
「お父さん、あれから釣れたあ」
「ハゼは釣れたけどね」

納竿は13時、ラスト30分で3回くらいポイント移動、船長さんの「最後に何とかいいポイントで」と言う心遣いが伝わってくる。
「あと10分です。最後まで頑張って下さい」
ここが最後のポイント、前方にちょっと投げてサビくと微かにブルル、ハゼかなと思ったが久しぶりのキス、15センチくらいで小ぶりだが、船長さんに感謝の1匹、続けて同サイズを1匹。それを見て
「HARTもやろうかな」と出てきた。アンダースローのちょい投げはまだ出来ないので真下に落として、オモリを時々上下させて誘う。最後にもう1匹…

とはいかずタイムアップ
帰りも波しぶきが見たいと前方に座ったHARTだったがすぐに夢の中。そのうち私も眠くなって、帰りはあっと言う間の1時間、お疲れ様〜

あまり周りの人のことは見ていなかったがどの船もハゼが多くキスが釣れなかった人もいたらしい。我が家の釣果はキスが12匹ならいい方だったと勝手に自己満足しておこう。あと持ち帰りではハゼ20数匹にメゴチ2匹。 まあ、初めてのしろうと親子の船釣り、こんなもんでしょう。

風や波の影響を受けにくいポイントを選んでくれたんだろうが船酔いにならなかったことは次に繋がるかな
(次っていつだあ、来年の夏休みかな)

家には15時半頃帰宅。16時前から夕飯のおかずの準備、HIROから、
「暑いので揚げ物よりサシミ!」との要望があったので大きい方から順に捌き始めた。どうせ皮を剥くから鱗を落とさずにやったら皮を剥く時に鱗が飛びちってしまうのでHARTに鱗落としをやってもらった。

元々私の要領が悪いうえに皮を剥くのに手間取り終わったのは18時過ぎ、台所で下を向いていると時々揺れているような感じだった。ちなみに夕飯のおかずはキスのサシミ8匹分、ハゼのサシミ8匹分、メゴチのサシミ2匹分、あとはキスとハゼの揚げ物が4匹ずつ(残りのハゼは冷凍)…

う〜ん、おかずが足りませ〜ん…
けどこれ以上いても時間が足りませ〜ん…

ので、我が家の分としては、いいバランスだったということで・・・

INDEXPageTop前へ次月へ