iCabは初めて起動するときに、設定を初期設定フォルダ(OSXならHome/Library/Preferencesフォルダ)のiCab Preferencesフォルダに作成します。
iCabと同じフォルダにiCab Preferencesフォルダがあると、設定はそのフォルダに作成されて初期設定フォルダより優先的に読み込まれます。
使い方としては、iCabを複製して別々のフォルダにいれ、それぞれにiCab Preferencesフォルダを作っておくとHotlistや設定を別々に持つことができるので、OS9じゃなくてもマルチユーザー的に使うことができます。ただメールソフトなどでURLをクリックした時に複数のiCabがあると不都合が起きることがあるかもしれません。
また、iCabと同じフォルダに初期設定フォルダにあるiCab Preferencesフォルダのエイリアスを置くことによって、Classic環境と、OS9.2.2、OS9.1、OS8.6などパーティション分けして使う場合に同じホットリスト、初期設定でiCabを使うことが出来ます。
MacOSX版のiCabでもiCabと同じフォルダにiCab Preferencesのエイリアスを置くことによってClassicとホットリストや初期設定を共用することができるけど、ソース表示のアプリケーションやその他の細かい設定が全く同じでない場合があるので注意が必要かもしれません。
メールソフトのARENAもメールデータをアプリ本体と同じフォルダにおくか書類フォルダにおくか選んで、エイリアスを使ってOSXとOS9で同じように使うことができます。