最終更新日:2007/2/7


ポタリング日記(コース案内)




2005年7月1日(金)  奥尻島一周ポタリング2日目(神威脇から奥尻港まで)

05.07.01 幌内

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奥尻湯ノ浜温泉緑館−神威脇温泉−幌内−産業開発道路−復興の森−球浦開拓−球島山展望台−宮津−宮津弁天宮−稲穂岬灯台−賽の河原−稲穂−宮津−奥尻港
 
 
奥尻島滞在2日目。昨日は奥尻港から島の最南端にある青苗を経由して西海岸にある神威脇まで走りました。今日は島の残り半分、北部を走ってゴールとなる奥尻港を目指します。昨夜は豪華な夕食と露天風呂のある温泉に浸かって旅の疲れもとれたようです。今朝も朝風呂を満喫して美味しい朝食を食べて午前8時半過ぎにホテルを出発。まず、神威脇漁港から海沿いに続く比較的平坦な道を走って幌内へ向かいました。西海岸は集落が少ないので行き交う車もほとんどありません。透き通った海を眺めながら快適なサイクリングが楽しめる区間でもあります。かつて、幌内には国民宿舎があり温泉宿として栄えていました。しかし、北海道南西沖地震による津波によって建物は流失、そのまま廃業されました。今でも温泉が噴出しているようで宿が使用していた源泉を汲み上げるポンプ跡が残っているそうです。幌内から先は産業開発道路と呼ばれる立派な道が続きます。道幅が広く道路環境も最高なのですが、とにかく延々と上り坂が続き小径の折りたたみ自転車で走るのは相当きついものがあります。ホテルを出発して途中で飲料のペットボトルを購入しようと思っていましたが自販機どころか民家が全くないので確保できません。そんな理由もあり水分補給ができない状態でペダルを漕がなければなりません。延々と続く上り坂を進むこと約1時間半、復興の森が現われました。建物らしき物を久しぶりに見ました。しかし、飲料の確保は出来ません。復興の森から先も上り坂が続きますが緩やかなので苦になりませんでした。球島山展望台に立ち寄ってから一気に下り坂を駆け抜け東海岸にある宮津へ到着。ようやく、ここで自販機を見つけペットボトルを確保できました。実は、出発前にホテルでペットボトル飲料を買っておけば良かったんですが、30円ほど高い販売価格だったので買いませんでした。30円をケチったばかりにこんな辛い思いをするなんて...。良い経験になりました。これからは、金額よりも買える時には買うように常に心がけたいものですね。宮津から最北端の稲穂地区へ。ここの集落も北海道南西沖地震の被害が大きかった場所です。稲穂岬の売店で遅い昼食を食べて午後3時過ぎに奥尻港へ到着。2日がかりで奥尻島一周を走破できました。明日の朝のフェリーに乗船予定なので自転車は港へ置いて路線バスに乗ってホテルへ戻りました。日中は快晴で良い天気だったのに夕方になると上空に雲が広がり、期待していた日本海に沈む夕陽が見れず残念。明日は奥尻島を離れる日です。
 
 
使用自転車 − Brompton(本日の走行距離 42.7km)
 
■■■ 宿泊先 ■■■
 
奥尻湯ノ浜温泉ホテル緑館(JTB支店窓口で予約)
和室一泊二食料金、12,600円(ひとり分)


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