最終更新日:2007/2/7


ポタリング日記(コース案内)




2004年6月22日(火)  新日本海フェリーらいらっくにて北海道ポタリング旅行へ出発

04.06.22 新潟港

↑本日の写真、10枚(2ページ)クリックしてください
 
 
新日本海フェリーらいらっく(一等和室利用)
 
新潟港(11:00)−小樽港(翌04:10)
 
 
今年も少し早い夏休みを取って北海道ポタリング旅行へ出掛けることにします。これで、3年連続夏至の頃を選んで北海道を訪れることになりました。好んでこの時期に北海道を訪れる理由はたくさんあります。一番の理由として日が長いことがいえます。東京より北に位置する北海道の夏は日の出は早く、日の入りが遅く、東京に比べても1時間近く長いと思います。朝の3時半頃には既に明るくなり始め、真っ暗になるのが午後8時頃なのでフル活動しようと思えば16時間近く行動できます。次に本州は梅雨の季節で曇りや雨の日が多いのに対し、北海道は梅雨前線の影響を受けることなく比較的に天気が安定していることが挙げられます。広い北海道なので一部地域で例外の場所もあるようですが、全般的に見ると晴れの日が続くようです。7月中旬になると学生達の夏休みや社会人の夏休みも徐々に増え始め、観光地は人、人、人。フェリーや宿も混雑し始め思い通りのプランが立てられません。その点、この時期は旅行客も少なく宿探しなど苦労しません。また、6月から7月にかけて原生花園などに咲く花々が見頃となり、花を観賞するには最適な時期だと思います。この時期の北海道旅行は良いことが多いですね。
 今年もマイカーに自転車を積み込んで道内をポタリングします。車での移動時間は極力控え、ポタリングする時間を多く取りたいので連泊して同じ場所に滞在するパターンです。マイカーでの移動距離も短く設定しました。一昨年は道東、昨年は道北を中心に訪れたので、今年は道央地方を中心にめぐる予定です。北海道は学生の頃と社会人になった頃にバイクツーリングで毎年のように訪れていたので、だいたいの観光地は訪れた経験があります。最初の頃は、オートバイで闇雲に走り回り一日の走行距離が500kmを越える日もあり日々移動でした。だんだん旅慣れてくると有名な観光ガイドブックに載っていないマイナーな場所を好んで訪れるようになりました。そして、北海道の旅やバイクツーリングを卒業して旅行先が外国へと移り、90年代は海外旅行に明け暮れました。そして、2000年代はポタリング生活にはまり、再び毎年のように北海道を訪れるようになりました。そんなこともあり、誰もが楽しんでいる観光旅行ではなく自転車を有効活用。先を急がずのんびりポタリングできる折りたたみ自転車ならでの北海道旅行を楽しみます。
 さて、マイカーで北海道を訪れるにはフェリーを利用しなければなりません。首都圏近郊からだと大洗港〜苫小牧港が便利ですが、船の豪華さと値段で今年も新日本海フェリーの新潟港〜小樽港を利用しました。関越道を使って新潟までの高速料金が痛いのですが、乗船する価値はあります。今回は新日本海フェリーを扱うヴィーナストラベル主催のチケットを使いました。一等船室を大人二人+マイカー+ホテル一泊+お買い物券2,000円分で新潟港〜小樽港往復70,000円です。単純に二等船室+マイカーで往復すると6万円弱なので宿泊一泊分を考慮するとお得かもしれません。ホテルは旅行最終日の小樽を指定、残りはユースホステルやとほ宿と呼ばれる安い宿に泊まります。安さが魅力というより旅人との情報交換が目的でもあるからです。
 新潟港を定刻11時に出航したフェリーらいらっく。昨晩、日本海沿岸を北上した台風6号の影響もあり強風で波が高く、日本海は少々荒れ気味です。心配なので船酔い止めの薬を飲んで乗船しましたが、大きな船なので思ったほど揺れず大したことありませんでした。乗船客も少なく、のんびりした船旅が満喫できそうです。新潟港を出航した頃は晴れ間も広がっていたのに、夕方近くから空一面雲に覆われてしまい日本海の大海原に沈む夕陽が見られず楽しい船旅も半減。船旅で一番楽しみなのは日の出と日の入りの瞬間なのにどちらも見られず残念でした。明日の早朝4:10に小樽港へ入港予定。船内放送によると台風6号の影響で入港時間が遅くなりそうとの案内がありました。
 


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