2012年10月 池袋の東京芸術劇場に行ってみました

■家族の時間

 ○9月の湯西川&鬼怒川への家族旅行3日間。遅い夏休みを揃って持つことができました。

  
  1日目は、日光宇都宮有料道路を大沢ICで降りて、旧杉並木街道にあるべーグル専門店【TOMOZOベーグル】でベーグルを購入

  今市のラーメン屋さん【ユタの店】で昼食してから早々に湯西川まで足を伸ばし、『湯西川水の郷公園』で休憩。緑に覆われた山が迫ってくる静かな里です。

  そして予定通り15時に湯西川温泉【平家の庄】にチェックイン。

  
  【平家の庄】は中規模の宿ですがエントランスから趣向がたっぷり、部屋もその趣向に添っていて、部屋から見渡す中庭も静かで寛げる滞在でした。

  夕食(囲炉裏端料理)も朝食(和風BF)も良かったですね。もちろん源泉の温泉も湯西川を見下ろす露天も。

  朝のお見送りで顔を合わせた若女将に「歴史詳しいんですね。私ももっと勉強しておきます」を言われ、歴女ではないけど歴熟男として子供達の前で面目を施した夫

  実はチェックインの際案内された部屋の名前『貞盛の間』に関して若女将に一ウンチクタレた事を覚えていたようでした。



  2日目は、朝食も8時半から、そのあとも部屋で寛ぎ10時過ぎに宿を出て鬼怒川温泉街を通り過ぎ今市方面へ向かいました。

  2日目の宿は此処鬼怒川温泉なんですがね素通りです。 今日も快晴、暑くなりそうです

  
  昼食は日光の山間部の田舎農家で営まれるそば屋さん【小休止のうか】で蕎麦と湯葉が付いた定食、

  食後、妻の希望で3日目に予定していた土産処の【日光ろばたづけ】の買い物を繰り上げて立ち寄りました。

  ここで時間を取ったのが不味かったのか、日曜日だという事を軽く見ていたのが悪かったのか(明らかに後者)、
 
  日光天然氷で人気の今市にある【松月氷室】に到着した12時過ぎには目的のお店の前には大行列。
  
  直ぐに入れず順番の番号札を貰うということで書き込まれた番号を見たら何と130番(組)台。

  で今は?と聞いてみると、まだ40番(組)台。 オープン後2時間過ぎているのに・・・

  このままの流れでいったら何時になるんですかね?と列の整理をしている方に聞いたら「2時間後くらいには大丈夫じゃない」と軽いノリの答えでした。
  
  此処で待っていても何もすることがないので、貰った券を持ったまま「2時間後に来ます」と駐車した車に戻り鬼怒川の簗場の一つ【船場亭】に足を伸ばし、

  
  やなの上で涼風に当たり裸足になって足を冷やし時折やなに上がってくる落鮎を捕まえて涼を取りました。

  さて、2時間後に戻って見たらまだ90番台!。 嘘だろ! でも苦情を言ってもしかたがないので再び時間を潰しに今度は日光駅前へ向かうことにしました。

  日光駅より先の東照宮にまで足を伸ばすのは時間がないので無理、過去何度も参拝しているのも理由ですがね。

  
  駅近くの土産物屋をブラブラして約2時間に再び【松月氷室】へ向かいました。

  戻ってみたら、入店待ちの人数が増えている!。 再び聞いてみたら現在110番台が店頭の行列の頭だという。そして最後尾は本日最終予定の200番を終了。

  キャンセル待ちということで更に20番(組)の名前が書き込まれていて、更に数分おきに「入れますか?」と新たな客が現れるありさま。

  もう待つしかないと、列に並んで待つこと1時間以上、ようやく入店できた時にはホッとしました。 午後4時半、熱い熱い一日でしたからね。
  
  そして、初めて味わう食感のかき氷。これ最高です!。皆さん並ぶ意味がありますよ。氷もシロップも旨い。太鼓判を押します。

  2日目はこのお店で結局5時間以上を費やし、鬼怒川の宿【鬼怒川温泉H】に着いたのはチェックイン予定の15時に遅れること2時間以上。

  今回は、早く宿に着いて宿でゆっくりしようというのが旅のテーマだったんですが、2日目はそういうわけには行きませんでした。

  
  【鬼怒川温泉H】は鬼怒川を背にした旧温泉街の一角にありました。評価は宿専門サイトに記してあります画像から飛んでください。


  3日目は帰るだけ。

  ゆっくり旅なので、夫にしてみれば本当に珍しく朝一の風呂には行かずに、7時過ぎてから入浴に出かけた。

  家族もゆっくり起きて湯に浸かってから、8時過ぎに揃って食事に。

  H評判の朝食は昨夜と同じ1F『楽炎』。 和食中心で頂いたが、基本は和洋、1万円を切る宿泊料金にしては十分な内容のBFだった。

  
  ご覧のように、左端の牛乳、ヨーグルト、果物以外は、小型の手作りおにぎり、明太子、揚げ巻き湯葉、地元産の大カットのトマト、たまり漬け

  温泉仕上げの湯豆腐、温泉玉子、とろろ、山菜。 2皿目は忘れました。 モチ、仕上げはゆっくりと珈琲を頂きました。

  観光もせずゆっくり帰りますので楽な朝です。 10時過ぎに宿を出て、鬼怒川温泉駅前の土産処でたっぷり時間を取って土産を買い込みました。

  
  そして南下して、今市を通過、杉並木の狭い道を走って蕎麦屋【長畑庵】に到着。ここで昼食です。

  【フルーツパーク古賀志】で林檎・葡萄・梨を試食させてもらい、種なし巨峰を土産(これものすごく新鮮でした)にして、

  その後は、農産物直売所、パン屋【ベッカライ・ディシュトラーセ】、ゆば製造直売所【たまのや】と休憩がてら立ち寄って買い物、

  東武新栃木駅で都内に戻る長男と別れ、3人で一般道を走行して帰宅しました。


  氷屋さん前での行列が無ければのんびりゆったり出来た3日間でしね。 感謝。





 ○千葉市美浜区の寿司屋【百萬石】。 先月1ヶ月で3度も伺ってしまいました。 そして今月も中旬に予定が1回あります。

  
  新鮮で分厚いネタの寿司、海鮮寿司サラダなど豊富な品揃えで値段の割に楽しめる寿司屋さんです
上にぎり 980円
これだけ食べても女性なら八分目くらいの量。ランク的には一番下ですがネタは大きく厚みもあります。
2巻ずつの単品注文もOK
活ハマチ、かじき、イカ、
105円からあります。最低の105円でもネタの厚さは回転寿司の倍以上です、新鮮さも違います
将軍穴子 630円
穴子好きには涎モノのタレと煮具合です。柔らかで甘口のタレ。
此処に来てここの穴子は外せなくなります
汁がついて2,400円の季節限定特選にぎり
大トロ、中トロ、雲丹、車海老、ダブルサーモンとネタの良さはいいがコストパホーマンス的にはお勧めではありません
左側からマグロ赤身 黒本マグロ赤身、トロの3種のマグロ
朝仕入れの品ですから新鮮さが十分に残っています 
海鮮サラダ 840円
ボリューム的にも、健康的にも、まずはこれを注文してから握りに向かいたいですね





 ○今月【百萬石】に出かけたのは平日の夜。

  長男が来るまでの間、夫婦と長女の三人で待ち合せの駅近くのカフェで時間稼ぎをしました。
 【花楽里
千葉市中央区みどり台
前は花屋さんだったそうなのでそれが今の店名に残ってるのかも?
学生通りのカフェです。
長女が注文したチョコナッツミルク525円
ヘーベルナッツシロップ、チョコレートソーにミルクの組み合わせ甘さを抑えた大人向きですかね、
長女はカフェラテ525円
エスプレッソにクリームが乗ります。
そしてサービスでラテアートが選べるんだそうです
夫はスペシャルティアイスコーヒー600円。コクと濃さで眠気防止です
無料のラテアートは犬、熊、猫、兎、豚、海豹、蛙のなかから、大好きな猫でお願いしました。見とれていると形が崩れ始めるので早速カメラに収めました。
ここで約1時間寛いでいたら長男が合流。





 ○四人揃ったので、【百萬石】に向かったのは午後8時前 四度目の今回は(長男は初めて、長女は2度め)
平日の夜、今日は四回目にして初上がりの2F和室席でした。こちらの方が会話しながらの食事には向いています。
長女が注文した特選寿司1,980円。
前回の特選握り2,480円(あら汁付き)よりもマグロに限ってはレベルが上がり、値段は汁無しということもありますが2割は安くなってました。 上トロマグロ
ネタが厚くてこの大きさ、これが2巻頂ける。
北海道産のバフン雲丹
1巻250円。
てんこ盛りの雲丹。もう出てくる言葉はひとつしかありませんでしたね。
夫は105円攻撃。
ほぼ2巻105円の品をずらっと並べました。
小肌、しめ鯖、赤イカ、アオリイカ、つぶ貝等約8種類。ネタが・・・夜ということもあって今までで一番小さかったな。
それだけでは物足りないので別台に(左側の)下がトロはまち1巻100円、上が天然マグロ中トロ210円も
本日の合計9,400円から割引券使用で支払額は8,600円(税込)。
四人でいろいろ食べてこの価格はやはりお勧めのお店でしょうね。

今回わかったこと
夜行くとネタが多少悪くなります。早めに行きましょう





 ○今週は、しばらくぶりに夫婦で都内に出かけてみました。

  長女が「凄く楽しめるから見て」と購入してくれた【東京芸術劇場】で上演されている演劇を観るのが目的です。
 【東京芸術劇場
池袋駅西口
今年9月に大改装された本格的な劇場です。
駅地下から直接B1Fへ、1Fはカフェやオープン喫茶もあり近代的で居心地のいい空間があります
エッグ
今日の上演は野田秀樹演出の《エッグ》。
妻夫木聡、深津絵里、仲村トオルと実力派俳優が出演するのも魅力です
高校時代演劇部だった長女は、大学に入っても都内の演劇をよく観に出かけています。その長女がお勧めの舞台なのでストーリーも全くわからずに出かけました。
唯一長女のヒントが「近代史絡みだよ。歴史は勝者のもの」。
当日券入手の行列に並ぶこと無く、18時前に到着した1Fホールで休息、18時30分には劇場に入場し始まるまで余裕たっぷりの時間を過ごして開演を待ちました。
今日の席は最高席のS席9,500円
クラス的には最高なんですが、予約で前の方は既に埋まり、1Fの後列は避け、2Fの中央前側の2席(赤色))だそうです。
長女が取ってくれたのでどこでも十分なんです。2Fだから奥行きのある舞台奥までキャストの動きが良く見えましたし
開演15分前、
さて入場します。
ドアーの合間からは正面の舞台がわずかに見えます。何やら舞台には既に白を貴重にした長方形のロッカーが多数、様々な状態で横たわっています。オープニンが全く想像できないなあ。
1Fの客席と舞台を外から1枚だけ撮ってみました。
赤と黒を基調にした配色の客席。サイド席もあり、それほど大きくはないんですが席の間隔もたっぷりで見やすそうな配置ですね
エッグ 》は難解な前衛的な劇でしたね。
帰ってから、妻の解釈を聞き少し頷きましたが、その2日後長女の解釈を聞いてドン引きでした。
全く解っていなかったわこの舞台。
長女の解釈の理解度の高さ、発する言葉にただ頷くだけでした。
その長女、来月早々、【青山円形劇場】で行われる谷賢一演出《 完全版・人間失格 》を観に行くそうです。
高校の演劇部の先輩の谷さんの主催する劇はよく見に行くようですね。「学生時代は仕込み時期」がモットーの娘です

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