第11回 東京国際映画祭

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◇協賛企画「英国映画祭レポート」レポート


■協賛企画「東京ファンタスティック映画祭」-Oct 31〜Nov 9.1998
『アルナーチャラム 踊るスーパースター』-Nov 6.1998
仕事もあるしそう何日も会社を休んでられないし、ってことで1時間フレックスを使って会場にやってきたけど何なんだこの混雑ぶりは!パンテオンの1階から6階まで人が巻いてて、さらに非常階段やら外階段まで人が並んでいる。それでも座れるだろうと高を括っていたら、中に入れば関係者席がいっぱいで、とても座れる状態ではなかった。おまけに2階席まで関係者席が2列もあって、一体何の関係なんですか?とツッコミ入れたくなるくらいだ。2階のほうが階段になっているからそこに座ろうとしたら「立見の人は1階に行って下さい」と言われてまた戻ったり。周りでも不満の声がすごくて、私たちも「関係者席の前に立って見ようぜ!」などと怒っていたら、すぐ後ろの関係者席に高島政宏兄が小さくなって座っていたりするのであった(笑)
結局通路に座って見ることになり、入口でもらったビーズのついたビンディの存在を忘れ、クラッカーはK*沢(仮名)が登場したら投げつけよう!などと息巻いているうちに映画開始の時間となった。

しかし映画はすぐには始まらなかった。なぜならK*沢(仮名)がタキシードで登場するやいなや長々と喋り始めた所為である。K*沢(仮名)のダメさ加減はミステリー映画祭で十分承知していたけど、やっぱりダメ。『アルナーチャラム』がインドで204日間(7ヶ月くらい)という長い期間上映されていたという説明だけならまだしも、何だかもう聞くのが疲れちゃうようなことを延々グダグダ喋るし、すでに半泣きだしここでもうぐったり。20分近くたってようやく映画が始まったのでした。

映画自体は最高!SUPER STARのテロップが出れば拍手!ラジニが出れば拍手!ギャグに大爆笑!映画館で『ムトゥ』を見た時よりもノリが良くて、ホントに好きな人ばっかり集まったんだなぁというのがよく分かった。地べたに座って腰も痛かったけど、そんな痛みが吹き飛ぶような映画でした。

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インド舞踊

上映後、いきなりインド舞踊が披露された。どんな風に踊ってるのかよく分からなかったけど。そしてまたしてもK*沢(仮名)が登場。延々と喋ったあとに、ゆうばりファンタのプロデューサー佐伯さんを紹介したんだけど、K*沢(仮名)と違ってこのオジサンはいい感じ。インド人の格好にゆうばりのミスメロンさんたちを従えてコメントしたんだけど、すっとぼけててちょっとカワイイ。

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頭にターバン巻いてるのが佐伯さん

K*沢(仮名)はそのあと関係者席にいたゲストの人達をステージに上げたんだけど(芸能人が私の横をすり抜けてったけど、普段のミーハーさを出す余裕もなくグッタリ)一言も喋らせずに延々と1人で喋っている。後ろに立たせとくだけ立たせとくなんて・・・。何だかもう面倒になったのでK*沢(仮名)が「ありがとう(号泣)」と言った瞬間にクラッカーを鳴らしてやった(ほかにも鳴らしたお客さんが多かったのよ)・・・したら本来使うのはそのあとだったらしい。段取りも悪すぎ。しかも大勢がクラッカーを鳴らしたところはステージの上から見て綺麗なんだって。結局K*沢(仮名)が見たいだけの話だったのだ(怒)
今度こそみんなでバーン!とクラッカーを鳴らした瞬間に会場を後にした。もうやってられません。これで席に座れていたらもうちょっとやさぐれなかったんだろうけど、4時間近くも地べたに座っていたので心底ダメになってました。これだけの企画を10年以上やり続けているその手腕は認めるけれど、人を楽しませるというより自分が突っ走って楽しんじゃってるK*沢(仮名)はやっぱり1度、崔さんに殴られたほうがいいと思った。

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でも来年も絶対見に行くさ!
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