安全、環境問題　　塗料を使用するときは
　　　塗料の対応としては、臭気の少ない塗料、カビ、真菌の発生を抑制する塗料
　　　有害物質を吸着する塗料、ＮＯｘを分解する塗料などが最近注目されています。
　　　（ビニルクロスなどの壁紙や接着剤などから放出される可塑剤のなどの有害物質）
使用する前
　　　塗料のカタログで使用方法、取扱上の注意事項を確認する。
　　　塗料の組成、性状や取扱上の注意事項を明記したMSDSで確認する。
　　　危険物（溶剤系塗料、シンナーなど）は消防法に基づいて危険物取扱者主任者
　　　を選任し取扱、管理する。
使用する時
　　　労働安全衛生施行令に基づき有機溶剤作業主任者を選任し、作業の安全を
　　　確保する。
使用した後
　　　水系廃塗料は産業廃棄物として、溶剤系廃塗料、廃シンナーは特別管理産業
　　　廃棄物として処理する。
ＰＲＴＲ（環環境汚染物質排出移動登録：Pollutant Release and Transfer Register）
環境汚染物質を取扱う事業所について、取扱量と環境への排出量を調べ
登録する制度　　　　　　参照　　環　境　省（PRTR)　　日本塗料工業会
１９９９年７月に通称「ＰＲＴＲ法案」が成立しました。現在は製造業、あるいは常用雇用者が
全社などで２１人以上の事業者を対象に年間の排出・移動量のデーターを収集、調査中です。
ＭＳＤＳ（化学物質安全性データシート：Material Safety Data Sheet）
化学物質の名称、物理化学的性質、危険有害性（ハザード）、取扱上の
注意、応急処置等についての情報を記載したシート。
　　　　　　　　　　　　　　参照　　環　境　省（MSDS)　　日本塗料工業会
ＭＳＤＳは「労働安全衛生法」「毒物劇物取締法」「化学物質管理促進法」と関連しています。
およそ16項目が記載してあります。
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