ほとんどのワンコは、ボール遊びが大好きで、この広い野原で、
思いっ切り、ボールを目がけて、走りまくっていた。
たくさん、今日も遊んだね。
今日、二度目の集合写真を、フジテレビ局をバックに、土手で
撮る事になった。
杭にリードを引っ掛けて、「ハイ、チーズ!」
お日さまもう傾きかけていた。
もうすぐ秋なんだねえー。
お日さまがお家に帰る時間が1日1日と早くなったいる。
お日さまが陰ると、やはり暑さが全然違う。
何枚もの写真を撮られた。
果たして、その中で何枚がオッケーになろのかなって、いつも僕は
思うんだ。
だって、各々がいいお顔をしているのなんて、なかなかないんだよ。
切り張りして、修正でもしない限りね。
リルちゃん、ミナちゃん、ユイちゃん・・・楽しそうだねえー
明日は、のあまま家で、おうちオフ会があるので、ままは何か
いいお土産がないかなあーとグルグル廻って物色だ。
おやつ入りのケースがずらりと並んでいる。
ゴクリ!
そこには、袋いっぱいに詰めて○00円と書かれてあり、ままは
それもいいかなあーと思いながらも、ちらりと横を見た。
わおーっ!きれいな赤白紺のアメリカの国旗模様のとんがり帽子を
逆さにした円錐状の箱の中に、色んなお菓子が詰め合わせてあるようだ。
キュッと赤いリボンで結ばれているのもいい。
中味は各々違うようだ。
決まり〜 ! これにしよう〜♪
たくさんありすぎて、色々迷ったけれど、やっと決まったようだ。
橋を渡って、グルーンと廻って、入り江風になっている向い側が
秘密基地らしい。
それにしても、お台場って外人が多いんだなあー
砂浜に寝そべって、肌を焼いている姿が見られた。
あっ!あそこがさっきからままが言っている秘密基地なのかなあー
伸び放題の自然の野原と言う感じだなあー
うん?ちょっと地面が柔らか過ぎて、僕の足が埋まりそうになった。
面白いよ〜!
こんな所初めてだよ!
人影はまるでなかった。
だ〜れもいないなんて、これじゃあまるで、僕らの為に用意された
ドッグランだよ〜♪
ミミママさん、ミミパパさんはたくさん色んな所を知っているんだねえ。
フリータイムは何時までと決めたわけではないけれど、大体同時間くらいに、
皆、外に出て来て、集合することが出来た。
喉が渇いたし、ちょっと休憩しましょうか。
丁度僕達を待っていたかのように、席が空いているお店「カフェ・ド・クレア」が
見つかってしばらく休憩。
さあー、今度はどこへ行くんだろうか?
「そろそろ、お日さまも陰って来たようだし、ねえねえーあそこへ行く?」
「どうしましょう?」「あそこへ行く?」
「うん、あそこにしようよ〜♪」
あそこって?あそこあそこが飛び交っている。
あそこってどこなんだろう?・・・
みんなご機嫌でなんだかお口を揃えて、合唱しているようでしょう?
さーて、お楽しみのショッピングが始まった。
でも、今日は車じゃないから、そんなに多分ままは買わないと
思うけどね。
ままの目にまず入ったのが、ジーンズのお洋服だ。
ジーンズのお洋服は、以前から欲しいと思っていたけど、少し
お値段が高くて、ままは今まで思い留まっていたらしい。
でも、値札を見たままは「やりぃー!」という顔をした。
しかい、僕にはちょっと小さいんじゃないかなー・・・
ままが、迷っていると、すかさず店員さんが「どうぞー、試着
できますよ〜」と声をかけてきた。
ミトンちゃん チロルちゃん デュールくん ミミちゃん ハッピー ひなちゃん リルちゃん ミナちゃん ルイちゃん
今日はとてもいいお天気よねえーひなちゃんもご機嫌だ
MIKIさん提供
ミミちゃんがモデルのマウスパッド♪
ミミママさん提供
日が陰ってきたので秘密基地へと・・・
ジーンズは僕のお気に入りになった
秘密基地は面白かったよ
「あらっ、いいんですか?」と早速僕は、今着ているお洋服を
脱がされ、ジーンズ姿に早変り。
実は、ホックの止め方が分らなくて、MIKIさんに手伝って
もらったんだけどね。
「ハッピーくん、ぴったりよ。似合うわー♪」
MIKIさんは手放しで褒めてくれた。
ままは、勿論僕の姿を見て、「ほんとっ!似合う〜♪
買っちゃおうっと!」と言いながら足はもうレジの方に向いていた。
しばらく、歩きながらウィンドウショッピング。
そして、一番奥まった所にある、二箇所のペットショップで
各々フリータイムの時間となった。
ミミママさんやミチコママさんは、先日ミミママ家から仕入れた、
秘密基地へと行く事に、どうやら意見が一致したらしい。
ままは、全くのおんぶに抱っこだからなすがままなされるがままだ。
「秘密基地って?」
僕はその言葉は初めて聞いたけど、なんでかとても魅力的に聞こえた。
海岸に沿った道に出た。
うーん、今日は涼しいと思ったけれど、結構陽射しが強いよ。
ままは、いつもなら、お帽子を被っているのに、今日は忘れたらしい。
どうせ、日焼け止めだって、忘れたに決まっている。
だって、ままの顔は既にもう赤くなっていたもの。
ままは焼けるとすぐ赤くなる。
まるで、お猿さんみたいだよ、まま。
僕って、結構ひどいこと言ってたりして?僕はペロンと舌を出した。
のんびりと楽しくランチを済ませた後は、サンウオークでショッピングを
することになった。
その前に、集合写真だ。
高い岩の上は気持ちがいいなあー
皆は野原の方で、かけっこをして遊ぼうよ〜と僕を誘った。
最初は、少しだけ一緒に遊んだけれど、来た時から僕は、もっと先の
公園がとても気になっていた。
ここはドッグランじゃないんだから、柵なんてどこにもない。
クンクンクン!僕は鼻をつけて前へと進んだ。
いつの間にか、ままから少し離れてしまったようだ。
ままは、こちらの方を見ているから大丈夫だね。
お構いナシに、僕はこの知らない土地にとても興味を持ち、先へ
進もうと少し走った。
「ハッピー!」甲高いままのビックリした声が耳に入った。
「そっちの方へ行ったらだめよー!おいでー!」
あっ、そうかあー ここはドッグランじゃなかったよね。
僕はハタと気が付き、走るのを止めた。
ままは必死の顔をして、ハッピーおいでーと、いつものこぶしを
作って、僕を呼び続けた。
いつものこぶしって?
それはね、ままはおやつをくれる時に、必ず右手にこぶしを作り、
僕を呼ぶんだ。
だから、イザと言う時には、この手を使う。
僕はままのこぶしを見つけ、一目散。
「 ハッピー向うの方へ行っちゃあだめよ。分った?」
僕はその時は、分ったつもりでも、クンクン下を向いて嗅ぎながら
歩いていると、又いつの間にかままから離れていて、そうしたら、又、
ままはこぶしを作って、僕の名前を呼んだ。
その繰り返しを何度やっただろう?
ままも、今日は結構走ったかもしれないね。
まま、いい運動になった?
でも、心配させちゃって、本当にごめんなさい!
こんな所へ来たのは初めてだったし、臆病者のくせに、人一倍、
いや犬一倍?好奇心が強い僕は、矛盾するけど、怖いものなしになって、
今日は少し動き回りすぎたようだ。
特に、今日はまま一人だと言うのに、いけない僕だったね、
ごめんなさい!
最初は少し走ったけれど・・・
レジを終えて、再びグルーンと廻っていると、今日のメンバーさんにも
何度か会って、「ねえー、何を買ったの?」なーんて、見せてもらったり・・・
そんな中、ミミママさんとミミパパさん、ミミちゃんにも途中で会い、
「実はね、ここのペットシティーにはね、ミミの写真が使われたマウスパッドが
見本として置いてあるのよ〜♪」と話しているのが僕の耳に飛び込んできた。
えーっ!すごいなあー 見たいよー!
しかし、こんな時になんで?
ままのデジカメは調子が悪く、シャッターを押したのに、撮れていない。
ミミママさんにお願いして、後で画像を送ってもらうことにした。
ミミちゃんは舌をペロンと出して、とてもお茶目な感じに撮れていて、
可愛いかった。
いつ見ても、ミミちゃんってご機嫌なんだもの。
見てるだけで、僕までにこにこ顔になっちゃうよ。
ままはお猿さんみたいになっちゃって・・・
MIKIさん提供