まあ、整備もほとんどされていなくて、周りは草ぼうぼうで、蚊は多いし、
刺されるし、早く退散して正解だったのかもしれないね。
暑い時は、ここのドッグランはちょっと不向きのようだね。
でも、本当は少しでも走りたかったな。
気分を取り直して、k'sへ戻った。
戻る予定ですからーと言い残していたけど、あまりに早く帰って来たのに
驚いたオーナーさん。
事情を話すと、オーナーさんも「まあー、ひどいわね！」と憤慨していた。
誰が聞いてもおかしな話だからね。
「あっち向いてホイッ！
こっち向いてホイッ！」
「寿羅ちゃん、ねえねえ、今日は楽しいねえー」
「そうよねえー、ワタシもとっても
嬉しいワン♪」
「ちゅらちゃん、メルティーちゃん、
ジュピターくん、クレアちゃん達は同じ表情を
しているね。
今にもドッグランに駆け出しそうだよね。」
「ひなちゃんは、やっぱモデル犬だねえ。
ちゃーんとひなママさんとアイコンタクト
だもの、すごいよ！」
まるで、波が何度も繰り返し繰り返し押し寄せるかの如く、
僕の胸の中は感謝の言葉でいっぱいになっていた。
ありがとう♪ むにゃむにゃ
楽しかった♪ むにゃむにゃ
嬉しかった♪ むにゃむにゃ
素敵だった♪ むにゃむにゃ
ありがとう♪ むにゃむにゃ
喉も渇いたし、気分一新で、皆好みの飲み物を注文した。
ところがである。
makipiさんの席にグレープフルーツジュースを置こうとしたスタッフさんが
なんと誤ってクレージュさんの背中に思いっきりぶつけてしまったから
大変。
クレージュさんの今日の服装はなんと今流行のワカメルック。
ワカメだからたまらない。
いくらクレージュさんが水も滴るいい女だからって、これじゃあねえ。
うーん、やっぱダメだわ！
幸い家が近くなので、着替えてくることになった。
水難だったね、クレージュさん。
嬉しいなあ〜♪
こんなにたくさんのプレゼントをもらってもいいのかなあ？
でも、これらは皆「４歳のお誕生日おめでとう♪」の意味を持った
贈り物なのだから、有り難く喜んでいいんだよね、、まま。
急に衣装持ちになって、おいしいおやつも増えて、大好きなおリボンも
いっぱいになって、何もかも今までの何倍もの宝物ができた。
そうさ！これらはぜーんぶ、僕の大事な皆の気持が入った
宝物なんだ。
大切に使わせていただきます。
本当に皆様、ありがとうございました。
k'sの近くにあるドッグランは、２時からの貸切にしていたけれど、
まだきっと外は暑いわねえ、熱中症になるといけないし、
一応キャンセルの電話をメルメルさんがしてくれた。
３時過ぎになって、少しは陽射しが違うかしらと、行って
みる事にした。
事前に聞いてはいたけれど、確かにそこはあまり整地されて
なくて、芝もなくまるで運動場のような野性味あふれる
ドッグランだった。
あっ！先客ありだね。
二頭の大型犬が首輪を押えられ、僕達が入るのを
待っていた。
いつまでもいつまでも仲良くしてね。
いつまでもいつまでも、皆元気で長生きしますようにね。
次は誰のお誕生会？
おめでたいことはたくさんお祝いしたいからね。
僕はパパの腕にあごを乗せて、この上もなくハッピーな顔で、
今日１日の事を思い出していた。
そして、いつの間にか楽しい夢を見ていたのだった。
それはね、今日の素敵で楽しいお誕生会の夢だったよ。
ながーい寿羅＆ハッピーのわくわくお誕生会が幕を閉じようとしていた。
そんな時、OKOぴーさんの車のことで、makipiさんのお母さんから
携帯に何度も電話が入っているのが分った。
なんだか大変なことだったようだけれど、結局無事動いたようで
良かったね。
うわーっ！今日はハプニングが多かったねえ。
翌日、ままはmakipiさんに作っていただいた、こんなサンクスカードを
皆さんにお渡しした。
平成１７年６月２６日の日曜日は、なんて楽しい日だったんだろう。
素敵な忘れられない１日を☆ありがとう☆ヽ(＃^ー°＃)ｖ
思い出のページの中でもキラリと光るページになるに違いない。
なんだか、遊び足りないね。
そうだ、夕飯はk'sで済ませましょうよ。
皆、意見が一致した。
こういうことになると、まとまりが早い。
これで、ゆっくり思う存分遊べるね。
いつもいつも会っているのに、よくそんなにお話があるもんだね。
まま達はキャッキャッとまるで少女のようにはしゃいでいる。
とても楽しそうだ。
「仲良きことは美しき哉」
僕は一瞬(笑)まま達の顔が美しく見えた。
僕らワンコもいつも会っているけれど、勿論よく遊んだよ。
クンクン顔を寄せ合って、お話をした。
でもね、よく見るとそばにはボールがころがっている。
このドッグランのボールなのか？
確かに言われてみれば、その通りなのであるが、その言い方が
きつかった。
それより以前に飛びつきを制止させるのが、エチケットでしょう？
皆、とても気分が悪くなって「もう帰りましょう」とものの３０分も経たない
内に引き上げることになった。
ドッグランでのマナーはとても大事なのにね。
どうしてなんだろうな・・・
気持ちよく遊ぶはずだったのにね。
ひなちゃんちは、自分の住まいの近くにあるドッグランの年会員に
なっていて、そこは大型犬、小型犬のエリア別ではないらしく、
大型犬には慣れているようだ。
ボール遊びが大好きなひなちゃんは、ママ、ボールを投げてーと、
ひなママさんにせがんでいる。
まっ、いいかっ！とひなママさんはボールを遠く投げた。
それを見た大型犬はボール目指して、駈け寄り、ひなちゃんの
ボールを取ってしまったんだ。
それでも、何度か様子を見ていたひなママさんは、ついにここは
言うべきだと、大型犬の飼い主さんに注意した。
そうすると、「大体、マイボールは持ってきてはいけないのよ。
取りっ子になって、喧嘩になるでしょう」と開き直られた。
しかし、ここまでは良かったのだが、後がいけない！
汚れた足で、誰彼となく飛びつき、まま達の洋服やバッグを汚した。
しかし、飼い主さんは知らん顔。
注意をしようともしない。
管理事務所は無人で、以前そのお部屋を使ってもいいと言われていた
のをメルメルさんが思い出し、そこに荷物を避難させた。
ままは、大型犬にはまだ抵抗があるのか、僕を抱っこしたままで、
いつまで経っても地面に降ろしてくれなかった。
しばらくして、今度は寿羅ちゃんと僕とのツーショットを皆さんに
撮っていただいた。
仲良しこよしのツーショット♪パチッ！
寿羅ちゃんと僕とは４歳離れているけれど、僕はそんなに離れた気が
しないんだ。
だって、寿羅ちゃんて、いつ見ても可愛いさ満点なんだものー。
