道行く人々が「あらっ、今日は何があるのかしら?
犬の品評会かしら?」
必ず何処へ行っても、この品評会という言葉をよく聞く。
どうしてなんだろう?
僕らはただ遊びに来ているだけなのにね。
そうかあー パピだけの軍団だからなんだね、きっと。
それとも可愛いから?
(・-・*) エヘヘ
今日はいつもの何倍歩いたかなあ?
いい運動になった。
パピは大体、足が弱くて、すぐ関節が外れたりするから、
こうして、たくさん歩くのはきっと身体にいいと思うんだ。
そういえば、ひなちゃんは身体はあんなに細いのに、手足は
体のワリにふっくらとしているものね。
よくお出かけして、足腰を鍛えているからだと僕は思うな。
僕はままがゆったり歩くから、先に行こうとすると、グイッとリードを
引かれた。
ル〜ママさんと、お散歩の時のリードの引き方の話になった。
常に人の左側に僕らワンコはいなくてはならない。
しかも、人の先に行ってはイケナイ。
でも、ついついワンコの思うままにやりがちよねえー・・・
そんな事を話しているのが聞こえた。
そうか、ままより先に出ちゃイケナインダネ。
それで、ままは時々リードを引っ張ったり、突然僕が先に出ようとすると、
歩くのを止めたりするんだね。
水元公園は、花菖蒲で有名だ。
規模は都内最大。16枚の菖蒲田、約9,200平方メートルの花菖蒲園に
100品種、約20万本のハナショウブの花が、6月上旬から下旬にかけて
次々と咲くそうだ。
きれいなお花が見られるんだね。
僕はうきうきしてきた。
ミチコママさんやミミパパさんは何度か来た事があるらしく、とても詳しい。
皆、ミミパパさんの車の後に付いて行く事になった。
駐車場もいくつかあったようだが、以前とは違う場所に止めたようだ。
大勢の人だから、混んでいない場所を選んだようだ。
どれがあやめかかきつばた?
きれいな花菖蒲を見て、そして、よく歩いて、今日も1日「いい日」だった。
毎日がいい日だと、それはいいに決まっているけどね。
いいんだー!
1ヶ月に1度でもいい。
いい、いい、いい。
楽しく過ごせた1日、☆ありがとう☆ヽ(#^ー°#)v
皆に感謝だ。
そんな気持になった水元公園オフ会だった。
じゃあー、また来月ねえ〜
バイバイ〜♪
また会う日まで元気でねえ〜
バイバイ〜♪
僕は本当に幸せ者(犬)だ。
嬉しい思いでいっぱいになった。
そう、今月4歳になる僕だった。(まま、来月じゃあないよー!)
池からのさわやかな風が僕の頬をなでる。
気持いいなあ〜♪
僕の足は軽やかに先を急いだ。
でも、そうそう、ままより先に出てはいけないから、様子を
見ながらだけどねえー。
駐車場は端っこにあるから、まだ半分しか戻っていないよ。
まま、まだまだ歩くよ、大丈夫?
ちょっとままの歩みが遅くなった。
そこで、僕はパパと一緒に歩くことになった。
パパの方が速くていいやあー!
ままー!お先に〜!
隅から隅まで歩いてみようと、一応奥の方まで行ってみると、丸太の木船が
玄関の前にある、あれはなんと言う建物だったかままは忘れてしまった
みたいだけれど、とにかく、玄関の前にはお花畑があって、その木船も
あったりして、しばらくそこで遊んだ。
集合写真を撮ったけれど、僕はどうも木の舟は何故だか知らないけど
苦手で、一番真っ先にぴょーんと飛び降りてしまった。
まあ、何度もパチパチシャッター音が聞こえたから、いいかな?と
思ったんだけどね。
ままはもう一度僕を舟に乗せたけど、僕はどうにもイヤで、ままの意志に
反して、またまた飛び降りた。
ままも諦めて「ハッピーは舟が嫌いなの?」って僕を抱っこして、顔を
見つめられたけど、僕は困った顔をするしかなかった。
まあー、こんなこともあるさっ!
僕だって、まま、好き嫌いはあるんだよ。
でも、ソフトクリームも大好きだからいいんだけどね。
たまにはフラッペも食べたくなるらしい。
だから、かんかん照りのそれこそ、暑い日には
我慢できなくなって、食べちゃうみたいだよ。
そういう時にままに話しかけても、答えが返って来ないよ。
だって、舌が凍って話せなくなっちゃうからね。
何か文句がある時は、そうさ、狙い時だよ。(笑)
僕らワンコも熱中症にならにように、水分の補給だ。
僕はお水を飲むのが下手だ。
すぐむせてしまう。
でも、他のパピちゃん達もむせることが多いんだってね。
きっと気管が細いのかもしれないね。
花菖蒲園に来た。
うーん、まだ六分咲きってところかなあー・・・
でも、とても清涼な感じで、きれいだねえ。
紫色にも色々あるんだねえ。
微妙にどれをとっても違う濃淡があって、色合いが違うんだよね。
へえー、色んな名前が付いているんだね。
一体どれ位の種類があるんだったかな?
そうか100品種も植わっているんだね。
テラスだったら、ワンもオッケーのお店「涼亭」を見つけた。
たくさん歩いたので、甘くて冷たいものが欲しい。
まま達は各々お好みのフラッペやソフトクリームを注文した。
ままはフラッペは大好きなんだけど、食べている内に舌が回らなくなって
来るんだってさ。
ままはこう言うんだ。
「きっと、猫舌の人って、熱い物もダメだけど、冷たいものも
ダメなんだわ!」
夏の風物詩の風鈴も最近は、同じ理由で買い控えの人が
増えているらしいからね。
ままは、赤い鼻緒のサンダル式の物を選んだ。
ままはある程度高さがないとダメなようだ。
靴にしても、ぺっちゃんこ靴は体が後にひっくり返りそうになるんだってさ。
おかしいね。
一見ペッタンコの方が歩きやすそうだけれどね。
どれをとってみても可愛いから、迷ってみても始まらない。
下駄は、外反母趾の人にはとてもいいらしいわね。
それに、ジーンズととても合うんじゃないかしらっ!って、ままは
いい買い物をしたわ♪って喜んだ。
その遊水地からは心地よい風が吹いてきて、気持がいい。
出店もたくさん出ている。
思わず、足を止めたのは、民芸品のお店。
可愛い鼻緒の下駄がたくさん並んでいる。
立ち止まったのは3人。
ひなママさんとチェリーママ、そしてやしのみままだった。
型が二通りあった。
サンダルっぽい物と、昔ながらの下駄の形をした物だ。
でも、どちらもカランコロンという音は出ない。
しっかり、ゴムで底は打ちつけてある。
今どき、そのカランコロンも公害になるということなのかしらね、とままは
思った。
それに、丈夫さから言えば、確かに木だとすり減りが早いし、ゴムの方が
強いということなんだろうな、きっと。
MIYU家は今回はビデオを持って来ていた。
「うーん、後しか撮れないよー」
「もうちょっと前に行って・・・先に行って・・・」
今回初参加のMIYU家のご主人様は、ワンコの動きを追うのに夢中だ。
大勢のワンコを撮るのは大変だよねえ。
しかも、ちょろちょろと動きは激しいしね。
今日はちょっと風があるようだね。
右側に見えるのは自然の湖なんだろうか?
どうも違うようだ。
「小合溜」と言って、今から270年前に掘られた遊水池だそうだ。
古利根川が増水したとき、ここに水を導いて江戸の町を洪水から
守るためにつくられたようだね。
平時はこの水が葛飾や江戸川地域の水田を潤し、
灌漑用水の水源になったことから、「水元」の名称がつけられたみたいだ。
さあーっ!行きは良い良い帰りは怖い!
端っこから端っこまで歩いたから、駐車場ははるかかなたになってしまった。
駐車場に戻るまでが大変だ。
歩く歩く、たくさん歩いたよ。
僕とパパは1時間くらい毎日お散歩をしているから、平気だけど、
ままは大丈夫かな?
でも、特に運動はしなくとも、通勤と会社の中だけで、一万歩は
歩いているらしいから、大丈夫かな?
しかし、最近、ままは太ってきたね。
中年太り?いやもうそんな年齢じゃないから、老人太り?(^_^;)
48キロだったのに、この1年で3キロは太ったみたいだけど??
リルちゃん
ひなちゃん