自己紹介はあるだろうけれど、その前に一言お互いに紹介し合っていた。
なんと、ここでビッグニュースのお知らせだよ。
それはね、今回のチューリップオフ会で親戚さんに会えるってこと!
ひろさんから送られてきたメールには各々のHPののアドレスが丁寧に
記載されており、実はパパがアクセスして発見したんだ。
アノンちゃんというお名前で、パパが僕と同じでアルキメデス、ママが違う
腹違いの姉弟、つまり異母姉弟だ。
見つけた!多分。。。♪
「こんにちは〜♪」
ままは声をかけてみた。
大当たり〜♪
なんだかやっぱり僕と少しだけ似ているような気がする。
僕は垂れ耳だから、雰囲気は違うけれど、うーん、やっぱりどことなく
似ているような気がした。
アノンちゃんの子供がりぼんちゃんだから、よく似ていて
それこそちょっと分りにくいけど、多分僕はスリムな方がりぼんちゃん
だと思うけどな。
まだ半分も紹介できていないんだ。
とにかく大勢だから、もうすごいのなんのって。。。
今まで会った事がないパピちゃんがほとんだから、僕もままじゃあないけど
自信がないんだよ・・・
そろそろ、11時になるんじゃないのー
あっ、パピヨンがいるよ、ままっ!
きっと今日のオフ会のメンバーじゃないの?
僕は一段と早足になった。
「今日はお友達のサクラママさんやミミママさん、ELFさん、
パピママさん達もいるはずだけど、まだ来ていないみたいねえー」
ままは近眼だから目を細めて見たけれど、見当たらない。
キョロキョロしてそんなことを言いながら、チューリップガーデンの
看板がある場所に向かって行った。
「こんにちは〜♪チューリップオフ会へ参加の方ですか?」
ままは気軽に声をかけた。
ねっ、きれいでしょう?
でもね、大好きなチューリップの前で写真を撮ってもらったけれど、
見物客が多くて僕はちょっと緊張してしまった。
皆がじろじろ見るから、なんだか落ち着かなくて、あまりいいお顔じゃ
ないけれど、一応ペッタンしておくね。
このチューリップガーデンはたまごの森の中にあるんだよ。
今日は老若男女、たくさんな人でにぎわっていた。
まだ早い時間なのにね。
あまり遠くに足を延ばすと夢中になって待ち合わせ時間を忘れちゃうと
困るから、チューリップガーデンの周りを時間までうろつく?ことにした。
パパやままはカメラに夢中だ。
そして、僕はお花の匂いにつられて、くんくんと鼻を花にくっつけた。
以上、今日の参加者でした。
8時に出て、9時20分には着いてしまった僕達は、先ずは今日の集合場所を
確かめた。
ワオー!きれいだなあー♪
開花は五分咲きだと聞いていたけれど、なんのその、日陰はまだ蕾も
あったけれど、十分だよー
こんなに一面に咲いているチューリップを見たのは初めてだ。
「咲いた〜♪咲いた〜♪チューリップの花が〜並んだ並んだ赤白黄色〜♪」
赤白黄色だけじゃあないよ。
紫やオレンジ色やカラフルな色のチューリップが勢揃い。
しかも形も今まで見たことがないような変わった形のがあって、僕は眼を
見張った。