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ひなちゃんとマリンちゃんはカメラ慣れをしているのかな。
先日、雑誌の広告のモデルになったくらいだものね。
カメラを構えるとちゃーんとポーズするんだよ。
すごいよね。

「おおー！　お昼間はあんなに暖かかったのに、海風が
ひんやりと冷たくなってきた。
「今何時？」
お日さまはまだ出ているけれど、もう５時だった。
随分日が延びたんだねえ。
やっぱりもう春なんだね。
今年は桜の開花が遅れてるらしいね。
でもね、ここ葛西臨海公園ではもう春がいっぱいだったよ。

今日はね、親戚さんのユイちゃん、ミナちゃん、リルちゃんに
会えたし、そして新しいお友達もできたし、今日の日和のような
暖かい気持になった僕だった。
しあわせ。。。
僕はハッピーだよ。。。
再確認！

「あの観覧車はねえ、最近出来たのよ。でもね、ワンコは一緒には
乗れないみたいなの」等々、色んなことを説明して
くれた。
そうかあー　マザー牧場ではワンコ同伴はオッケーだったのになあー
ここはダメなんだね。
ざんねーん！
僕って、高い所が大好きだからさ。
でもね、欲張り言っちゃあダメだよね、お花が至る所にあって、
とてもきれいだったから、それだけで、僕は大満足さ♪
今日は撮影会！
パチリパチリとカメラのシャッター音が空に轟く。

どうやら、場所を間違えたらしい。
目と鼻の先にクレープ屋さんはドデンと居座っていたのに、とんと
気が付かずにあらぬ方向に走っていったと言う訳だった。
「ありがとう♪」みんなは感謝しながらも「また、やっちゃったねー
○○さん♪」「うーん、またやっちゃったー」と言い合いながら
笑い転げていた。
こういう失敗は皆を却って笑わせるし、とても楽しい雰囲気になって
いいんだよね。

おやつタイムが終了して、今度はまた違う道を散策した。
葛西臨海公園には詳しいミチコママが「この通りはもうすぐすると
桜並木になって、とてもきれいなのよー｣とか

一緒に波の側に近寄ったひなちゃんは平気なようだ。
僕はやっぱり臆病者なのかもしれない。
でも、潮風が僕の頬をそっと撫でて、とても気持がいい。
細波と戯れることも出来なかったけれど、海って決して嫌いではないよ。
海の匂いって、僕が住んでる町とは違った匂いがした。
くんくんくんくん。。。。砂に思いっきり鼻をくっつけては、辺りをキョロキョロ
見回し、そして、チョコチョコと海辺を歩いた。
僕は思った。
「海ってよくわからない」から少しばかり進歩したのかもーってね。
この広々とした海と砂浜はなんだか気持まで大きくなるようで、好きだな。

ミトンちゃん、マリンちゃん、リルちゃん、ミナちゃん、ユイちゃん、ルイちゃん、ひなちゃん、ハッピー、デュールくん、伊織くん

「どうしたのー　○○ちゃんはー？　またいつもの癖が出たのかなあ？」
どうやら、○○ママは天然ぼけで有名らしい
（影の声：ゴメンね、○○ちゃん）。
ままはなんとそこで思った。
「まあー　嬉しい～♪　私と同じ人がココにも。。。」ってね。
ままはいつもそうだ。
自分が天然大ぼけだから、同じ人を見つけると、
たまらなく嬉しくなるらしい。
それって、どういう心境なのかあー？
僕にはまだわからない。
親近感が湧くのかなあー？
そういえば、ままは○○ママに造園の見積もりの件とかで、
「がんばって！○○円の予算しかない！って言うしかないわよ」
なんて、立ち入ったことまで言ったりしてたな。
すっかり打ち解けてお話ししてたな。
自分のことのように心配してたな。

ここで一騒動。
ミチコママさんはとても気さくな方で、「クレープはそうねえ、若手に
頼んじゃおうかなあー　○○ちゃん達、おねがーい！みんなの分も
よろしくぅー」と頼んでいて、やしのみままも初めて会ったにも
かかわらず、すっかりその気になって「じゃあ、おねがーい」なんて
ずーずーしくも頼んでいた。
まま、だめじゃないのー　　僕は、ままがあまりにも気安くモノを
頼むので心配だった。
でも、若いママ達はそれこそすんなり「オッケ～♪」とにこやかに
クレープ屋さん、目がけて走って行った。
僕はほっとした。
ところが、まっしぐらに走っていった３人の内一人はなかなか
帰って来ない。

集合写真を、今回は何回も撮った。
でも、周りの景色があまりにも良いせいなのだろうか？
正面を向くワンコは少なく、みなあちらこちら自分の思うままの
方向を向いている。
僕も今日はなんだか落ち着きが無く、ままやパパが「お座り！」と
言っても聞こえてはいるけれど、すぐ立ち上がったり、伏せを
したりして、まま達を困らせた。
まあ、こんなこともありかなってことで・・・

ちょっと疲れたので、休憩することになった。
ランチを食べた場所に移動だ。
まま達は、コーヒーとおいしそうなクレープを食べた。