雪と戯れたのは良かったけれど、後が大変だった。
やっぱり春の雪は柔らかくて、その下は泥んこ。
土はぐちゃぐちゃしていて、僕は足やお腹が真っ黒けに
なってしまった。
「ただいまあ〜♪ああー、面白かった♪」と満足顔で家に
帰ったけれど、出迎えたパパはビックリ!
僕の体毛は黒白だけれど、なんと白がなくなっていたのだから・・・
まさに黒黒だった。
というのは大袈裟だけれど、もう汚さにパパは辟易した。
というわけで、僕は今日は久し振りにお風呂に入らされた。
いつものことながら、最初は「キャイーン!」から始まった。
平成17年の3月4日の金曜日。
昨日の夜からなんだか冷え込むと思っていたら、今日は久し振りの雪
だった。
辺り一面白くお化粧をして、きれいなものも汚いものも全部隠れてしまった。
いつものお散歩道も違って見える。
あれっ、ここには何があったっけ?
クンクンクン。。。
匂いもあまりしない。
サクサクサク。。。
ちょっと足も冷たくなってきた。
でも、僕はお散歩が大好きだから、
だから、たとえ足が凍えても、そして霜焼けになっても多分平気さ!
いやいや、やっぱ霜焼けはいやかも。
でもね、ハパパが足になにやらクリームみたいなものを塗ってくれたし、
多分大丈夫だと思うけどね。
平成17年3月5日の土曜日。
(V^-°)イェ〜イ♪
雪がまだあるよ。
僕は気になっちゃって、朝起きるとすぐに庭に出てみた。
シメシメ。。。ままと雪道をお散歩できる〜♪
早くまま、起きてこないかなあー
相変わらずままは起きるのが遅い。
でも、普段は早起きしてるから、仕方ないかあー
僕のお家の近くは田んぼがあるんだよ。
僕は田舎が大好きだ。
でも、僕が住んでる街はいわゆる田舎ではない。
だって、上野まで電車で30分なんだから、田舎と言ったら、誰かさんに
メーッ!って怒られそうなんだもの。
でもね、僕のお家の周りはお家ばかりで、しかも田んぼが
あるというわけさ。
だってね、あの熱さに驚くんだ。
かなり温度は下げてくれてるけれど、それでも僕は
最初は「キャイーン!」と泣かずにはいられない。
でもね、その内気持ちよくなってくるんだ。
やはり丁度いい温度だったんだね。
冷えていた身体がだんだん温かくなって来て、
うーん!気持いいよ〜♪
ままは、写真を撮るのを忘れたから、今日の僕のこの気持いい素敵な
顔を皆さんにお見せできないのは非常に残念だワン!
(影の声:ホントかな?ハッピー、うそ言ってない?
エイプリルフールにはまだ早いよ)
でも、さすが今日は疲れたな・・・(∪。∪)。。。zzzZZ
い〜ぬは喜び、駆けずり回り〜♪
ままは歌いだした。
誰もそばにいないからって、ままは思わず歌い出した。
あまり歌は得意じゃないのに、すぐその気になるんだよ、ままは。
おかしいね。
でもね、とっても僕は楽しかったよ。
だって、僕もその気になってしまったのさ!
時々、誰か来ないかな?大丈夫かな?って、ままの代わりに
見回りをするのは怠らなかったけどね。
ままも、田舎が大好きだそうだ。
願わくばすぐそばに山と川かあるいは海があると最高らしい。
まあ、森と田んぼがあるから、ヨシとしてるんだって。
僕も田舎は大好きだよ。
だって、草木がいっぱいでしょう。
だから。。。
すぐ近くに栗の木がいっぱい植わってるちょっとした丘が
あるんだけどね。
そこに行こうとしたら、既に先客ありだった。
みんな思うことは同じなんだね。
だから、一回りしてからまたその場所へ行ってみたんだ。
今度は大丈夫。
思いっきり駆け回れる。
ゆ〜きやコンコンあられやコンコン〜♪
あられじゃなくて、ボタン雪だったけどね。
でもね、結構積もったんだよ。
5センチくらいは積もったかな。
もう春だと言う時に、冬を惜しむかのように降り積もった雪。
もう、今年は雪に巡り会わないかと思ったのに会えた雪。
名残雪ってこのことを言うのかな?
明日はままがお休みだ。
どうぞ、神様この雪がいつまでも融けませんように。。。
きっと、無理かなあ・・・
だって春の雪は融け易いって、
パパが言ってたし・・・