5章 PIM機能の使いこなし(スケジュール・アドレス帳)
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5章 目次
<スケジュール>
5.1.1
もっと使いやすいスケジュール管理ソフトが欲しい
5.1.2
スケジュール登録先のメモリ(内蔵メモリ/外部メモリ(CF/SDメモリ))の切り替え方
5.1.3
スケジュール登録先(内蔵メモリ/外部メモリ(CF/SDメモリ))の上手な使い分け方
5.1.4
Zaurusで六曜や旧暦,月齢を知りたい
<アドレス帳>
5.2.1
パソコンのアドレスソフト/携帯電話エディタとZaurusのアドレス帳とを連携する
5.1.1 もっと使いやすいスケジュール管理ソフトが欲しい
Zaurusには,標準でスケジュール管理ソフトが用意されています. このソフトを使っても高度なスケジュール管理を行うことができますが,ユーザ製のスケジュール管理MOREソフトを導入することで,より使いやすいスケジュール管理を行うことが可能です. 現在,多くのZaurusユーザによって利用され,評価されているスケジュール管理MOREソフトとして,mabさん作の「
月の予定表 V/予定エディター
」が知られています.
「月の予定表 V/予定エディタ V」は,スケジュール表示MOREソフト「月の予定表 V」と,スケジュール入力MOREソフト「予定エディタ V」が連携して動作します. どちらか1つをインストールするだけでも標準のスケジューラを強化するという目的は達成できますが,この2つのMOREソフトの威力を最大限に発揮するためにも,
両方ともインストールすることを強くお勧め
します.
月の予定表 V/予定エディタ V は,標準スケジューラよりも以下の点で優れています.
一ヶ月カレンダー表示で予定の内容が表示される
画面の色やタイトルバーのデザインなどをカスタマイズできる
画面の片隅に月変わりの小さなイラストを表示できる
画面のアイコンに,好きなアプリケーションを登録することができる
ToDoリストとの親和性が高い
標準スケジューラと,操作方法はほとんど同じである
月の予定表 V/予定エディタ V は,Zaurusのザウルスユーザにとって,事実上の標準スケジューラとなっているようです. ぜひ導入して,ZaurusのPIM機能ををパワーアップさせましょう.
この他にもさまざまなスケジューラMOREソフトが配布されています.
KOPPY様作成 「
ScheView-V
」
かがし様作成 「
かがしの予定表
」
ISHITHATA様作成 「
六曜カレンダーPro縦
」
944様作成 「
944予定表
」
KDM様作成 「
ZaSch2
」
月の予定表 V/予定エディタ V の詳細につきましては,mabさんのザウルスのコーナーの MOREソフトページ(
http://www02.so-net.ne.jp/~reyoshi/zaurus/zau1.html
)を参照してください.
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5.1.2 スケジュール登録先のメモリ(内蔵メモリ/外部メモリ(CF/SDメモリ))の切り替え方
シャープ(株)様提供 関連公式資料
取り扱い説明書「基本編」
Zaurusは,スケジュールを登録する先のメモリを,
本体メモリとカードメモリとで切り替えて使用する
ことができます. ここで気をつけなければいけないのは,
スケジューラには本体メモリとカードメモリに登録したスケジュールを一度に表示することはできない
ということです. 画面に表示されるスケジュールは,
現在選択されているメモリに登録されているスケジュールのみ
です. つまり,本体メモリを選択しているときは,本体メモリに登録したスケジュールしか画面に表示されません. 逆に,カードメモリを選択しているときは,カードメモリに登録したスケジュールしか画面に表示されません. 見方を変えれば,Zaurusは,本体メモリに1冊,カードメモリに1冊,計2冊のスケジュール帳を持っていることになります.
なお,メモリの切り替え方は,本ドキュメントの「5.1.1
もっと使いやすいスケジュール管理ソフトが欲しい
」で紹介した mabさん作のスケジュール管理MOREソフト「月の予定表 V」でもこれと全く同じです.
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5.1.3 スケジュール登録先(内蔵メモリ/外部メモリ(CF/SDメモリ))の上手な使い分け方
Zaurusは,スケジュールを登録する先のメモリを,
本体メモリとカードメモリとで切り替えて使用する
ことができます. 画面に表示されるスケジュールは,
現在選択されているメモリに登録されているスケジュールのみ
です. つまり,本体メモリを選択しているときは,本体メモリに登録したスケジュールしか画面に表示されません. 逆に,カードメモリを選択しているときは,カードメモリに登録したスケジュールしか画面に表示されません. 見方を変えれば,Zaurusは,本体メモリに1冊,カードメモリに1冊,計2冊のスケジュール帳を持っていることになります.
これを利用して,
最近のスケジュールは本体メモリに登録し,古いスケジュールはカードメモリに移動する
仕事のスケジュールは本体メモリに,プライベートのスケジュールはカードメモリに登録する
といった利用方法が可能です.
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5.1.4 MI-E1で六曜や旧暦,月齢を知りたい
Yagshiさん作の「
CLAVIUS
」を利用することで,Zaurusで六曜や旧暦,月例,六十干支を知ることができます.
CLAVIUSの詳細については,YagshiさんのMOREソフトページ,
http://www.ctrl.titech.ac.jp/~hkoba/clavius/
を参照してください.
また,ISHIBATAさん作の「
六曜カレンダーPro縦/横
」を利用すれば,一ヶ月カレンダーで六曜を確認することが出来ます.
六曜カレンダーPro縦/横の詳細については,ISHIBATAさんのWebページ(
http://homepage2.nifty.com/ishihata/zaurus.html
)を参照してください.
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5.2.1 パソコンのアドレスソフト/携帯電話エディタとZaurusのアドレス帳とを連携する
ボビーさん作の「
インポーター(MI-E1用)
」を利用することで,パソコンのアドレスソフトや携帯電話エディタソフトからエクスポートしたCSV形式のアドレスデータを,Zaurusのアドレス帳に読み込むことができます.
現在対応している(「インポータ」用のインポート定義ファイルが用意されている)ソフトウェアは,以下の3つです.
e.Contact Ver3.0 (メディアドライブ社)
ケータイ・エディ2 (インクリメントP社)
H"向けアプリケーション(DDI社)
実際の,インポート手順は次のようになります.
パソコンの携帯電話エディタ/アドレスソフトからアドレスデータをCSV形式でエクスポートする
(または,自分でアドレスデータを記述したCSVデータを作成する)
作成したCSV形式のデータを,Zaurusに転送する.(パソコン連携の詳細は
11章
を参照)
Zaurusでボビーさん作の「インポータ」を起動する
適切なインポート定義ファイルを使ってアドレスデータをインポートする
自分で CSVのインポート定義ファイルを作成することで,上記以外のアプリケーションのアドレスデータを読み込ませたり,自分で作成した CSVファイルを読み込ませたりすることも可能です.
また,逆に Zaurusのアドレス帳のデータを,CSVファイルにエクスポートすることも可能です.
インポーター(MI-E1用)の詳細につきましては,ボビーさんの MOREソフトページ(
http://www.interq.or.jp/dog/bobby/zaurus/more.html#WDA1V
)を参照してください.
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