36　≪電機懇の『2012年生活改善要求アンケート』に寄せられた意見より≫　元・三洋電機サービス社員（'12/2/9掲載）
　私は定年まで残すところ一年でリストラに遭い４０年近く務めたサービス会社をやむなく退社しました。『貴方には働く職場がない』でした。　今後三洋・パナソニック製品は購入しません。 　リストラ等、労働組合は当てにならないので国会でどんどん取り上げるよう切に願います。
　〔※＜電機・情報ユニオン＞は個人加盟の労働組合ですが団体交渉で解雇を撤回させるなど頑張っています。〕

33　≪パナソニックのTOBで三洋電機の株主・従業員が犠牲に≫　　匿名（'10/11/11掲載）
　私は、昔から三洋電機の一般株主である。
　三洋電機の株は最低価格の近辺を推移していたが、業績悪化の原因は従業員の懸命な努力で取り除かれ、改善され、時流の社会要請にも乗って、 三洋電機に関して良い情報がマスメディアに頻繁に取り上げられ株価も上昇あるのみであった。
　これから三洋電機の会社も従業員も将来展望は明るいので、株主にとっても株価や配当の復活を期待できると評価できる時点であったが、 〔※7/29にパナソニックは三洋電機を2011年4月に完全子会社化すると発表しました。〕この報道を受けると途端に株価は、 低いままの公開買い付け価格に拘束され固着させられた。
　これは、〔パナソニックは、三洋電機株が上昇すると、子会社化するには多額な資金が必要になるのと、 パナソニックと三洋電機の会社間の力関係に影響してパナソニックの思うように支配できなくなるので、急きょ決定したものと考える。 安く三洋電機を買収する手段であり、まるで『ハゲタカ行為である』と思われる。〕　結果として、三洋電機の大半の従業員は、 リストラの対象になるし、三洋電機の株主も、大損させられるハメにさせられた。
　以上

　〔※ 【インターネットの三洋電機の「職場からの声」を読んでの意見】として寄せられた投書に編集部が見出しを付けました。 　「職場からの声」は本ページの旧名です。〕
　〔※三洋電機の株価は、7月は110円台で推移していましたが7/22の110円を底に上昇し始め7/29に149円になった翌日からTOB価格138円付近に固定しました。また、1・2年前を見ると2008年のリーマンショック当時に下がった後に盛り返して昨年8〜9月の株価は250円前後でした。〕
　〔※2010/7/29にパナソニックは三洋電機を2011年4月に完全子会社化すると発表しました。〕 　〔※資料：【三洋電機の株価の推移】〕

９　≪早期退職はしません≫　　大阪・男　（'06/12/10掲載）
　転進支援制度の改悪直後の早期退職、あまりのタイミングよさに驚いています。私も対象になるが、定年までの収入や年金も減るし、更に次の仕事を探す時間もないので早期退職するつもりはありません。

８　≪携帯、デジカメ、みんな海外へ･･･≫　　大東事業所・男性・50代　（'06/12/2掲載）
　ケイタイ、デジカメ、みんな海外へ行ってしまう。仕事がなくなりはしないか不安だ。早期退職で転進支援金をもらったとしても、退職しない場合の残り期間の収入の半分にもならない。家族を思うと現役でがんばるしかないが展望がほしい。

７　≪技術開発に専念できない≫　　枚方研究所・男性　（'06/12/2掲載）
　この前、人減らしが終わったようなことを言っていたが、またリストラか。金融機関からきた人たちに、三洋は、解体されていくのでは…。こんなことでは、安心して技術開発にも専念できない。

６　≪2,200人削減！　まだやるの≫　　滋賀　（'06/12/2掲載）
　滋賀からの群馬移転で多くの人達が犠牲になって泣く泣く退職する人達が増えそう。そんな状況なのに、全社的にまだまだ多くの悲劇を生みだそうとするんですか？
（編集者注： 三洋電機は11/24に、早期退職1,000人を含む2,200人削減や携帯電話生産の海外移転などを発表しました）

５　≪エッ、転進支援金が 1千万円から 200万円に!? ≫　　　男性 　（'06/11/11掲載)
　組合が実年ライフプラン見直しのビラを配りましたが、転進支援制度を廃止して再就職補助金制度にする話にビックリしました。試算してみたら、55歳で退職した場合、1千万円くらいもらえたのが200万円くらいに減額、50歳ではもっと減ります。私の周りでは『大改悪や。なんで、こんなん、組合が提案せなあかんの！』『会社は退職に払うカネが減るんでリストラし易くなる。ますますメチャクチャを押し付けてくるで』などの声が出ています。

４　≪無謀な計画≫　　　滋賀工場・男性 　（'06/10/29掲載)
　私の周りでは滋賀からの撤退計画を危ぶむ声がたくさん聞かれます。年内に滋賀での生産を打ち切り、2月に群馬で今のアクアを生産し、3月には新商品アクア２を立ち上げるという計画には、どう考えても無理があります。
　まず、仕入先を群馬に集中させる事を検討しているようですが、一朝一夕で出来る筈がありません。周りを見ても技術者の転勤拒否が多く出そうで、退職した技術者が他社へなんてことになったら大きな損失だと思います。また、これから湖南電機へ出向になる予定の人は出向解除後にどこへ戻るのか不明でどうしたものかと悩んでいますし、群馬への転勤対象者も350名に増えてみんなが右往左往している感じです。そして、こんなことをしていたら群馬も滋賀も、これから何年持つか不安だと皆が言っています。群馬に行く人・他工場に転勤する人・滋賀に残る人・心ならずも退職する人、これからの生活を考えると不安でいっぱいです。労働組合も、こういう時こそ闘争体制をとり、移転反対のストライキをやるぐらいの意気を見せてほしい。

３　≪洗濯機の生産は滋賀で≫　　　男性 　（'06/10/29掲載)
　わたしは、滋賀工場ではありませんが、三洋の社員です。
　滋賀の洗濯機工場がなくなるということを、新聞報道や組合ビラで見て、大変悲しく思っています。というのは、昨年、私の勤務地から営業研修に行った人のほとんどが、辞めました。ああ、また配転、退職か…と思うと心が痛みます。滋賀工場にも知人がいますので話を聞くことがありますが、生産を中止して群馬で再開するとか、異動の対象となりそうな技術者から多くの退職者が出そうとのことを聞きますと、行った先で本当に会社の言うように採算があう生産ができるのだろうかと、疑問に思う気持ちが強まります。
　また、水を使う洗濯機の生産は群馬の山奥でなく、琵琶湖のほとりの滋賀でこそ相応しいように感じます。創業者の「主婦の仕事を軽減したい」との思いからスタートした洗濯機事業を、いま群馬に移動させ壊滅的にしたとなれば、許されない気がします。“わたしたちは、世界のひとびとになくてはならない存在でありたい”との会社の経営理念のもとで働いています。この理念を考えるなら、会社も本気でもっと力を入れ、滋賀での洗濯機生産を再考してみてはどうでしょうか。

２　≪納得できない≫　　　滋賀工場・男性 　（'06/10/16掲載)
　滋賀工場は業績不振といわれながらもこの間Think　Gaia商品としてAQUA等のヒット商品を送り出し、高い評価を得てきた。
　ギリギリの日程に無理を重ねた開発スタッフはもちろん、連日の残業・休出で遅れを取り戻した製造現場はじめ、管理職も製造ラインにつくなど、事業所総がかりで危機感を持って頑張ったたまものである。それをこの期に及んで「洗濯機は群馬でしか作りません。」と言われては「エー！何のために今まで頑張ってきたの？」という気持ちだ。
　組合も、「滋賀地区での雇用を守るために労働慣習・労使慣行から踏み込んだ対応を行ってきただけに今回の改革案は残念だが、会社が置かれている危機的状況から考えて構造改革を行い乗り切っていくためにはやむを得ない」としているが、果たして本当にそうだろうか？
　「２月に群馬で生産開始なんてとても無理。」、「製造会社への委託になるが、品質トラブルが起きるのは目に見えている。」と現場は見ている。他社でも品質トラブルが企業活動への大きなマイナスになっていることを考えると今回の案は自殺行為ではないか。

１　≪滋賀工場の生産中止について≫　　　滋賀工場・男性・40代　（'06/10/8掲載)
　不眠不休で必死の思いで立ち上げたアクアは汗と涙の結晶です。赤字も減りこれからが頑張りどころだと思っていた矢先、８万台生産から１５万台生産体制にする為に群馬に移管との事です。何故、滋賀で続けないのですか？建物の耐震強度が問題なら、グランドとかに建ててから、老朽化した建物を順次、潰して行けば良いと思います。
　会社の計画は、どう考えても無茶苦茶です。来年２月に群馬で、立ち上げようって言うけど現場の実態を本当に知っていたら、こういう計画は出せないと思う。設備の移管だけでも大変なのに、アクア２を立ち上げるって？！冗談でしょ。移管経費だけでも莫大でしょう。本当にもったいない。今度、これで失敗したら誰が責任とるんですか？もしこれで洗濯機が撤退って事になったら、私達は会社を恨みますよ。もう一度、今回の計画を再考してほしい。