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東北大学医学部泌尿器科では

前立腺癌患者血清におけるRM2抗原を発見し、癌の診断、治療薬の研究開発に着手しています。

 

 

平成18628() 通院外来診察(PSA経過観察の採血)「前立腺癌の新しい腫瘍マーカーの研究」への協力のお願いがあり研究用血清の採血 (7月12日実施) をしました。

 

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今思うこと

協力について癌治療中の今、患者として率直な感想を述べたい。

私の闘病記にもあるようにがん検診の採血、採血の結果異常値で一次検査、触診、超音波検査、生検をし精密検査、MRI検査、骨シンチ検査、をして告知を受けました。癌になった、いやこんなに元気なのだからそうでない、検査結果を聞いても説明を受けるほうの知識がなくて理解出来ないのか、納得のいく説明がなく癌告知の理解ができませんでした。

 

PSA(前立腺特異抗原)値以外の説明は口答のみで証拠となる情報は患者は受け取れない、担当医の手元にあり説明を受けてもその場では何を説明しているのか、理解できませんでした。少なくとも最小限説明のために絞り込んだデータは理解する上でハードコッピーして渡してほしいい。癌告知を理解しようとしたが悩み苦しみました、結果的に大半は理解できない口答による検査情報とPSAによる癌検診の通知情報だけになってしまいました、PSAが前立腺癌特異マーカーであれば、こんなに悩まなくとも良かったと思います。前立腺癌患者にとってPSA(前立腺特異抗原)の値から癌であることを理解するのはは非常につらく、悩ましい。

 

最近東北大学医学部泌尿器科のみなさんが前立腺癌患者血清におけるRM2抗原を発見しました。特許を取得し、科学技術振興機構 (JST)による大学発ベンチャー創出推進 平成17年度課題として採択され応用研究がはじまりました。

前立腺癌の新しいマーカーとしてのRM2抗原の研究で診断薬、治療薬が開発されれば癌医療が改善され大きく前進することは確かだと思います、

研究の成功を祈ります。

 

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患者の立場から研究に賛同しました

説明文同意書を掲載します。

 

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糖鎖について勉強したい

新しいマーカーとしてのRM2抗原を調べると、前立腺癌の原因はもしかして細胞表面を取り巻いている糖鎖分子の情報や構造の変化、乱れも関係しておきるのか??。変化する仕組みは何か、それがどの様に変化していくのか、行く末は、むかし、現在、未来、と考えると頭の中の脳がキューとしまる。癌とのめぐり合わせ、生かしてもらっていることへの感謝をしつつ。 

 

癌細胞の発生原因は核酸やたんぱく質の遺伝子の以外に細胞社会を制御している糖鎖にありか、制御の目標の変化、制御系の外乱、応答、モデル、など制御工学で回答が出来るのか、医学の現象を工学(学んだ電気工学)の面から見るのも面白い。

 

難しいが今まで学んだことがどこまで通用するのか、私の生涯学習を始める。

 

よろしくご指導の程お願いいたします。

 

 

 

関係資料

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