茨城県古河市の塚田製茶店です。 古河生まれの七福茶・和風紅茶などオリジナルのお茶をぜひご賞味下さい。
お茶の豆知識
いわゆるお茶の木は、様々な形で品種改良され、緑茶・紅茶・ウーロン茶に向く品種があります。しかし、元を正せば同じお茶の木です。製法が違うのですが、一番複雑な作り方をしているのが緑茶です。
<緑茶の製造工程>
茶畑から葉をつむ → 蒸す → 揉みながら乾かす → 揉みながら水分の統一 → 揉みながら乾かす →
形を整える → 乾かす
<紅茶の製造工程>
茶畑から葉をつむ → 完全発酵させる → 揉む → 乾かす
<ウーロン茶の製造工程>
茶畑から葉をつむ → 半発酵させる → 揉む → 乾かす
お茶が一番嫌うのが、直射日光と湿気です。湿気を寄せ付けないようにするには、密閉した容器に入れることです。避けたいことは、普段使うお茶を冷蔵庫に入れて、使うたびに出し入れすることです。冷蔵庫の中の温度と外気の温度の差が湿度をよんでしまいます。またお茶は”におい”を吸収しやすいので、密閉があまいと、冷蔵庫の中の臭いを吸ってしまうこともあります。
もし、冷蔵庫に入れるなら、密閉できる容器に入れ、冷蔵庫から出してから常温に戻るまで、封を開けないのがよいでしょう。
お茶を入れる時、お湯の温度が高いと「渋い」と感じる成分が多く抽出されます。逆に低いと「甘い」と感じる成分が多く抽出されます。このことにより、お湯の温度で同じお茶でもまったく違う味になることがあります。
渋いお茶がお好きな方は、少し熱めのお湯でお茶をいれるとお好みのお茶が飲めます。
甘いお茶がお好みの方は、少し冷ましたお湯を使われると良いと思います。お茶の種類と好みでも違いますが、80度から90度位のお湯が良いと言われています。