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TAMIYA The FROG(マイティ・フロッグ)

すっっっごい、呆れるくらい久々の追加更新です!
でも、これまでの流れを引き継いで書きましょう!
どのくらいの人に読んでもらえてるかは不明だけど( ´ω`)w

さてさて、ようだいサテ置き本題!

このマイフロちゃんも、前記事から語ってきたように粗大ゴミとして捨てられていた処を運良く保護できた物件です。

ある粗大ゴミの日、マンションの共同ごみ置き場に、車体ジャンクのアタックバギーと一緒に2台ぶんの元箱つきで捨ててあったと思いますが記憶は定かではありません。サムライも同時保護した気がします(-_-)もう憶えてないなー


状態としては、前後のタイヤホイールとモーター、Rダンパー、ギヤボックスのモーター部分のフタ等が欠品だけど、辛うじてステアリングまわりの部品と機械式スピコン、激しくボロボロのボデイ等は附いていた車体ジャンク物件ですよ(^_^;ゞ
上の画像にあるような中古タイヤ(F:TAMIYA FOX / R:プロライン?)等はレストアで仮付けしたものに過ぎません(笑)

なんで「The FROG」が「マイティ・フロッグ」なんだろう???(笑)といった、ありふれたギモンはサテ置き…

保護当時はフロントまわりからレストアしはじめましたが、右側を終えて、左側のアーム類を外した所で中断となり、京都から地元高知に帰る際のゴタゴタに紛れて、外した部品が行方不明となり、レストア計画は座礁!(笑)

つまり、悶々とした日々が続きます。。。(爆)


それでも、復活への情熱は冷めることなく、部品の仕舞い場所を探しつづけて約16年!(笑)
ついに出てきました!(笑)

なんと!ご丁寧に缶入りで保管してありましたorz

その缶も、フタなしダンボール箱に詰めてあるだけで外からは見えてましたが…。
なぜ缶の中身をチェックするに至らなかったんでしょうねぇ(-"-;)

レストアは、当時ガタ抑えとしてサスピンに巻いて差し込んでいた紙類を更新する他、キングピン等にもガタ抑えの部品(笑)をテキトーに追加しました。

ただ、アップライトのシャフト部分が錆びていたし、シャフトやサスピンまわりの損耗も激しいし、軽くガン魅走行させたいこともあり、レストア後は足まわりを出来るだけ自作部品に置換することで走行対応することを考えました。



走行対応する上で一番困ったのは、リヤダンパーの欠品です。
なんせ、新品は社外品だろうがアフター品だろうが高い!(笑)

でも、そこでイイものがありました。
いろんなパーツとして買った物件の中にDeAGOSTINIのキットの余りと思われるスプリングユニットが入っていたのです。

もっとも、このスプリングユニットは、フリクションダンパーにすら成ってなく、伸び側を制限する引っかかりすらも無い、ただの棒を筒に差し込んであるだけのシンプルすぎる構造だけに工夫が必要でした(笑)


とりあえず2tアルミ板でダンパーを圧縮する方向に取り付け位置をシフトするステーを作り付けることで解決(笑)しました。サスアーム側に伸び側の制限があるので、それを利用したわけです。

それでも、純正アジャスタブルダンパー以外のダンパーだと、サスアーム側の取り付けネジ部分に曲げの力が集中して取り付けネジ部分が変形してしまうので、ダンパーエンド部分にコントロールロッドを追加することで変形を抑えてあります。

他、ホイールアクスル部分は元のプラベアを片側だけ残してみたり(ベアリングをケチってるとも言うw)劣化しているダストブーツは使用しなかったりしながら、地道にクリーニング・レストアも進めていきました。

リヤ サスアームのスイング軸内部の空洞部分は、敢えてクリーニングせず元の土汚れも遺したりもしてます(笑)

そのアームのスイング部分は、元のアルミ製サポート板の穴が磨耗で広がっていたので、本来の精度で作った樹脂版製サポート板を追加することで、動作時のガタや磨耗進行を抑えてあります。

アルミニウムという金属は耐磨耗性が極めて低いので、アルミとの摺動個所を設けるのは狂気の沙汰なのですが(-_-)安価で扱いやすいキット作りが要求されるだけに仕方ない面もありますかね

…えっ?ギヤボックス側の軸穴は???


そこに気づいた貴方はエンスーですねぇ(^_^;ゞそう、たしかにアルミの穴に樹脂製アームが差し込まれていますね;

ギヤボックス側は如何したか???

そちらには、薄い樹脂板製サポーター(コンビニ弁当の蓋)を組み込むことで、アルミとの摺動を避けるよう工夫(笑)してあります。もちろんガタ抑えの効果も。

ただ、サポーター自体がアームと一緒に回転してしまう問題に気づいたので、とりあえず粘着テープでサポーターを押さえてみたりしてますが(^_^;ゞ

なお、元々のモリブデングリスが、酸化の所為か異常に粘って回転が重くなっていたのでギヤボックス内部も分解清掃しましたが、クラッシュに拠ると思われる歪みでデフギヤを圧迫していた片側のギヤボックスプレートを軽く板金修正(-_-)

これが思ったほど簡単ではなく、正確な修正は出来ませんでしたが;

状態に関わらず当時の状態を出来るだけ伝えるのが私のポリシー(笑)だったりしますが、今回は走行可能な状態にすることを重視したが為の判断です。


ホイールハブも欠品でしたが、新たにタイヤ等と一緒に買い揃えると高くつくので、ホイールハブも作ることにしました。

材料としては、樹脂製洋服ハンガーを選定しました。カットして棒状にして先っちょをバーナーで加熱・半融解させたところで目的の寸法のソケットレンチにぶにゅっ♥と差し込んでモールド(笑)

あとはボール盤を縦型旋盤として切削加工と穴あけ加工し、ピンを通す穴も穿ければ出来ますが、詳しい事は別コーナーにでも載せることにしましょう(^_^;ゞ


そしてタイヤとホイールは、とりあえずはスプリングユニットと一緒に入っていたDeAGOSTINI のと思われる分を仮装着してクルマっぽさが出て嬉しくなった(笑)のは良いとしても、フロント用は無いので、さて困った(-_-)


そこで考えた。例のDeAGOSTINI?のパーツには、前輪用のアップライトとアクスルシャフトも付いていたので、これを活かしつつ、ワイド&ロー仕様のフロントサスを作ろう!とアレコレ試案(笑)し…

匠は、ハブキャリアを廃品の鉄板(1t程)で作り、サスピンやキングピン類はオリジナルを部分流用しました。
ロアアーム側のラジアスアームは変形していたので外し、代わりに廃材再利用のピンを通してみました。

なんという事でしょう!大地に張り付くかのようなワイド&ロー仕様に生まれ変わったではありませんか♪


ここで、アップライトに付けるピロボールも新しいものは無く、
当時コレクションから引っ張り出して使うのもポリシー(笑)に反するので、
これは鉄クギ削り出しで作りましたが、全体的にノーマルに比べ、かなり軽くなりました。

ノーマルのアルミプレス&ダイカスト製のパーツ郡が如何に重かったか…
と言ったほうが適当なのかもしれませんが。


そしてメカ・配線関係ですが、これも足りないものは出来るだけ自作(笑)

用意できたESCに付いている4ピンタイプのコネクターとタミヤコネクターを繋げるアダプターとして、廃家電の内部配線を加工し使用したり。

細い配線の断面積を増やすために4本を1本分として使う工夫も!(笑)


そして足りなくなっているリヤ用にはツーリングカー用のタイヤを仮装着しつつ急ぎ作ったマイフロちゃんです☆

ステアリングはノーマル流用ですが、サーボは取り付けを少しだけ変え、またサーボ軸とのコネクト部分はパテで代用しています。

モーターは、京都に居た頃に新品購入しサムライに付けていたJohnsonの380モーターを仮に転用しました。

仮搭載のメカは有り合わせですが、当時としては比較的ハイスペックに分類されると思われる前進専用ESCと380モーターを組み合わせた”最遅仕様”です(笑)。


サムライのコーナーで語っていた”走行計画”は、奇しくもマイフロちゃんで実現したという寸法ですね。
なお、使用しないノーマル部品も、当たり前ですけど捨てたりはしません( ´ω`)w

←ボディがゴミのようにボロボロですが、
それも当時の味ってものでしょう!(笑)

再塗装などしてキレイに仕上げれば活き活きしてきますけどね!


←これは久々の雪上走行(2012/2/19)に行った際の記念写真の一部です。(この時はマイフロちゃんは未走行)

入魂のマイフロちゃん!でも見てくれはビミョー?!(笑)

なお、右上のが後に入手した夢の再販ホーネットです☆

粗大ゴミとして捨てられ、保護できていなければ、そのまま粉砕されていた可愛いR/Cたちに命を吹き込む作業は何とも言えないワクワク感と喜びに満ちた作業ですね。

こいつらはゴミではないんですよ。

知的で省エネでローインパクト、トーコスト。

まさに未来の理想的ホビーです。

わかるでしょ?( ´ω`)w


というわけで、このコーナーも、まだまだ続けてイキますよ!
ツマンネーとか言わないでね?(笑)

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#edit=2012/4/1-4/8|2014/7/14