2014/7/14UP |
様々なデジタル撮影機器が花盛りであるということは、
どんどん撮れ!ということなのです。
もし何百年も前の映像とか残ってたら、激しく魅たいでしょう?
本当どんなのでも良いから魅たいよね!(笑)
それと同じ事が時代を超えて言えるわけです(*´ω`)w |
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というか、映像記録のコーナーでも語っているように、より多様に残して楽しめるようになりました。
今この瞬間も、次の瞬間には過去となり、変わったり壊れたり消えたりします。
大震災の教訓からも言えますが、なんでもない日常シーンすらも人の心を癒したりするのです。
たくさん撮れる時代だからこそ、どんどん撮りましょう!(笑)
そもそも未来の映像資産は、今を色々と楽しむことが出来る資産でもあるのです。
その一つが、いま人気拡大中の「車載動画」カテゴリではないでしょうか。
本コーナーでは、人気の車載動画について、軽く語ります。
というか、あまり気合いの入ったページを作る余裕が無いので、紹介程度ですけど(^_^;ゞ
車載動画は、動画が撮れるカメラをダッシュボードなどに取り付けることから始まります。
ここでは、初期型ワゴンR(振動も多い)のダッシュボードに自作カメラマウントをセットし、
そこにビデオカメラをマウントしている私の事例を軽く紹介します。
ダッシュボードが広く、カーオーディオがインパネセンター上部に位置する車種なら、
同じように取り付けられると思いますが、今はセンターメーターの車が多いですよね。
…まぁ、その場合の取り付け方法は好きなようにお考えください!(笑)
このカメラマウントは、ベースとなるベースフレーム(木の板)を、
カーオーディオ取り付け金具から延長した薄鉄板製のステーで下側に引っ張るテンションを掛け、
ダッシュボードの丸みを支点にしてフロントガラスに引っ掛けるようにして固定し、
そのベースフレームに自作サスペンションを介したアッパープレート(合板)に回転雲台を搭載し、
その回転雲台にはビデオカメラの三脚と同じ構造のスライダーとパンハンドルを付け、
カメラには三脚用のプレートを付けてマウント(横からネジ止め)しているので、
カメラをマウントから外して即、大型三脚で運用し、また車載に復帰できます。
その構造は、詳しく書くのは手間なので別ページに書くとして、画像からご想像ください(笑)
もちろん、取り付けは運転を妨げないようにし、また操作で運転が疎かになることが無いようご注意くださいね?
#作例では,カメラのワイコンにより画角が広がり,元々の視角よりも広範囲がモニターに写ります.
要は、バックモニターカメラが前向きに付いてるようなものです(笑)
接続するケーブルは、DC電源&モニター用AVケーブルが基本になりますが、
最近のカメラはワイヤー式リモコンが省かれているので、光ファイバーケーブルをセットします。
赤外線リモコンはシフトレバーに付けていて、その赤外線が光ケーブルを通ってカメラに伝わります。
こうすることで、シフトレバーを握ったまま録画ON/OFFと軽いズーム操作が行えます。
←外(右前方)からの図 |
その赤外線リモコン用の光ケーブル(オーディオ用でOK)のセット法ですが、
シフトレバーを握った際に親指で録画ボタンが押せる位置に赤外線リモコンを付けるホルダーを付け、
そのホルダーに光ケーブルの先端を保持するステーを設け、そこにケーブルを付けます。
リモコンとケーブル先端との間のスキマはアルミホイル等の反射材で埋めるのがポイントです。
#リモコン取り外しにも対応しておくと何かと便利ですが,リモコンだけ別途購入しても良いでしょう.
カメラ側は、カメラ本体の赤外線受光部にケーブル先端が向くようセットすれば動作しています。
直接の赤外線に比べると可也弱くなってしまいますが、今のところ動作しています。
カメラとの間は、あまり自由に動きすぎると何かに引っかかる恐れがあるので、適当な位置に制限を設けます。
光ケーブルは自由に曲げられないので、その”引き回し”が邪魔くさいですけどね?(笑)
ちなみに、振動が多いクルマでは、この実験作では十分な振動吸収性能は出ないわけですが、
少なくともHDVカメラでの記録にも問題が発生せず、かつHDDカメラも故障せずに記録できているので、
それなりに振動吸収できているようです?!
#メモリータイプのカメラの場合はメカレス(振動しても大丈夫)なので,
映像ブレのみ手ブレ補正で対応すれば良く,マウントそのもののハイト(高さ)を抑えることが出来ます.
撮影されている映像は、カーナビのモニターにも写るようにすることで,死角を無くしフレーミングし安くなります。
もちろん、本来のナビの運用に切り替えられるようにするのも当然ですか( ´ω`)w
細かな構造など知りたい方は、掲示板にでもご質問いただければ対応いたしますよ。
波動砲!発射用意!目標…闇国艦隊! ターゲット スコープ オープン!
エネルギー充填120%!対ショック対閃光防御! 5…4…3…2…1…発射!(誤)
じゃないけど(^_^;ゞ
なんか楽しいし、車内もメカメカしくなって嬉しくなるかも?(笑)
#ビデオカメラとは別にドライブレコーダーも付けて”保険”にしておくのが吉ですね.
そんな独自の車載カメラシステム(笑)で撮った映像を、チョットだけご覧いただきたく思います。
以下の2つは、2011年正月に高知から新潟県南部まで一般道で行った旅行ビデオの一部です(*´ー`)y=3 |
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↓は通常の旅行ビデオ作成が追いつかないのでヒスイ探し分を分離独立させたものですけど( ´ω`)w |
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ちなみに車載ビデオ用のカメラは、以下のような仕様だとハッピーだと思います。
・カメラ底面に三脚用のネジがある(当然だけど)
・重心が低いボディ形状である(縦型や薄型はブレやすい)
・DCアダプターを使用して長時間駆動できる(発熱面でも長時間稼動に耐える)
・車からの電源供給が切れても自動で内蔵バッテリーに切り替わり動作し続けられる
・外部への映像出力が可能
・広角レンズである(または装着可能である)
・ズーム、フォーカス、ホワイトバランス、AEシフト等が片手で容易に操作できる
・手ぶれ補正が付いている(サスペンション台を作れば不用だが)
・HD動画の記録レートが5Mbps〜といったように細かく設定できる
・撮像素子の感度が高くスミア等も出ない
・GPSを搭載し撮影データと関連付けて記録できる
これらの条件を兼ね備えるのは、SONY HDR-XR520Vといったようなタイプのビデオカメラかと思います。
例えばフォーカスは無限遠で固定し、ホワイトバランスも固定。
明るさだけ手動、もしくはAEシフトを呼び出しておいて、全般の明るさに応じて調整…
(夜間や空の写り込みが少ないシーンはマイナス補正、日中で空が多いシーンはプラス補正など)
といった調整を行うことで、逆光黒つぶれや感度上げすぎノイズも抑えた良質な動画を得ることが出来ます。
ちょっとした調整の差が大きな映像差になります。
あと、広角に弱い機種の場合は後付けワイドコンバージョンレンズ(ワイコン)は必須です。
倍率は、0.7倍くらいだと、そんなに広くないけど画質と画角のバランスが程良いです。
本当は0.6倍くらいだと広く撮れて気持ちいいのですが、どうしても画質面では不利になります。
録画フォーマットについては、家電〜ビデオ〜放送にまで広く使われるAVCHDでキマリでしょう。
記録ビットレートは、1440HDの4Mbps程度では動きのある細部はネット動画のように崩れてしまいます。
最低でも7〜8Mbps以上は充ててほしいと思いますが、緊急では5Mbpsも可だと思います。
MPEG2では、1440HDの25Mbpsでも動きが多いと崩れていたのですから、
いくら圧縮効率が良いAVCHDでも、MPEG2の半分くらいは充ててやらないと…?というわけです。
ただし保存はDVDだと映像・音声の計9.8Mbps以上の記録には対応しないのでBD保存がオススメです。
特に、明暗の差が激しい複雑な絵柄が速く動くほど多くのビットが多く消費されるので、
たとえば↓のような木漏れ日の林道ワインディングのような映像では、目一杯のビットが好ましいでしょう。 |
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記録について補足ですが、DVDライターやBDレコーダーでDVDやBDに記録する場合は、
撮影時に附加される撮影日時(秒まで)やカメラデータ、GPSデータ等は保存されません。
完全な記録を行う場合は、コンピュータを使ってデータ形式でディスクに焼く必要があります。
もしDVDライターかBDレコーダーしか無い(ディスク保存に使えるPCが無い)場合は、
カメラで必要なデータを表示したまま再生したアナログ映像を並行保存することでクリヤーできますが、
かなり面倒で時間も要しますね。
いずれにしても、危なくないよう気をつけながら、慎重にお試しください。
カメラ操作に気を取られて事故ったりすれば、車載動画ファンのみならず多くに迷惑が及びますので、
オススメとか関係なく、冷静な判断による自己責任でお願いしますね☆ |