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☆2006/6/11UPの筈が2007/1/26UPし2014/7/14更新
さてさて… その昔、四国は死国と呼ばれたことも有るでしょう。(映画『死国』に感化されてます…はは) 約500年前…この山城でも、命を懸けた戦いが続いていたでしょう。 堀などの簡易な防御手段に命が懸かっていたことになり、当時の苦労が偲ばれます。 気高い死国の山なみの彼方に、そうした数々の命のドラマは抱かれているのです。 しかし2007年初頭、この尾根も掘削が進んでいます。掘削はアッという間に進みますorz その抱かれしドラマもろとも無残に引き裂き、打ち崩す公狂事業… この山城は上半分を削り取り、踏み台(橋脚の一部)として利用されようとしています。 そして2014年現在、既に破壊工事は済んでおり、西山城跡も完全消滅しています。 この現場↑(高知県・土佐市)では、四角柱などに加工されている古びた小岩が、 ところが性急で病んだ高速道路の計画により、ごっそりと削り取られました。 無駄な事業を止めるという行政改革の声は、嘘だったのです。 墓地に染み込んだ血肉を含む、埋葬されていた遺体の扱いも定かではありません。 きっと、墓石&目立った遺骨だけ移動させてオシマイ♪でしょう。 観なかったことにしよう(^^)と、そのまま土砂扱いされた故人も居るかも知れません。 もしあなたや、あなたの親族が代々埋葬されている地が、目先の利を追うカネに汚れた建設計画によって一方的に消滅させられたとしたら、どう思われますか? ここ↓は高知県・四万十町の破壊現場です。最後の清流と名高い四万十川が流れる町も、このまま弱者切り捨て政策が進めば、死万十町に成ってしまいますね。国が、ただ一言「もう止めます」と表明するだけで、悠久のドラマを抱く大地も守れます。 いえ、その一言で守られるのは、未来から預かっている悠久の大地だけではありません。 じつは私たちの未来も守られるのです。(殆んど知られていませんが…) 「止めます」その本当に簡単な、そして当り前の一言が、なぜ言えないのでしょうか? 言うまでもないですが、各地の高速道路伸展に伴い、周辺の道路建設にも力が入ります。 気がつけば、車道!車道!車道だらけ!!! そんなに作って如何する?車利用を誘い増やすけど、色んな面で大丈夫なの?誰しも子どもの頃は、親に「アレも欲しい!コレも欲しい!」と欲しいままに強請ったものです。 その費用たるや、子どもの玩具の比じゃないですけど。。。 な〜んか変じゃないですか? えっ?子どもが欲しがる玩具とは違う?必要である? そうでしょうか? あはは… 本当に必要なら、私たちは先祖の代で絶えていますね!w え?時代が変われば「必要」も変わる? ははは… 土建業方面と、そこに癒着する土建政治、そして高速道路を利用して商売しようとする一部の人たちが欲しがったが為に、何もかもトラック輸送に甘えるのが「当り前」そんな空気が醸されてしまい、目先のベンリの味を占め、「欲しい」と「必要」を混同しているだけですよ!え?土建業のために必要? あははははっ!だったら永久に建設し続けて、国土を”道路と車と借金”で埋め尽しますか?(笑) いずれ業態は変化させねば成りません。 ぶっちゃけ… 子どもたちには口が裂けても言えないけど、ただ欲しいだけ♪なんですよ。 ちがいますかな? 正直に言ってみましょうか。ここで一つ確認しておかねば成らない基本事項ですが、、、 「もう十分です」 必要ないばかりか、問題ばかり積もる事業は、潔く止めさせましょう! それは、義務教育を受けていれば判る程度の、じつに当り前な大人の分別ですね! 論と気持ちが一致しない疑心暗鬼な貴方は、次のページにお進みください。 具体的に「必要ないし害ばかりだけど、欲しい」その道路族の詭弁が暴き出されます。 |
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