更新:2014年5月18日

復元を求める署名提出から10年を経て、2014年4月30日、重監房の一部を原寸大で復元した重監房資料館が栗生楽泉園に開設されました。また、私たちの運動の中心であった谺雄二さんが、同年5月11日に逝去されました。この機会に、私たちの歩みを記録し、重監房問題を考え続けていくために、当会のホームページを更新しました

 

■ 重監房資料館が開館し、重監房が復元されました。(2014年)
  • 2014年4月30日に開館記念式典が行われ、私たちが求めてきた重監房の復元は、ここに実現することになりました。 谺雄二さん(ハンセン病国家賠償訴訟・群馬原告団代表)、および当会代表の宮坂も、同館の運営委員になりました。
  • 谺さんは、それを見届けるかのように、5月11日、奇しくも熊本判決の日、そしてハンセン病市民学会で重監房復元をテーマにしたシンポジウムが行われた翌日の未明に、お亡くなりになりました。
  • この機会に、署名提出後の経緯も含めて、私たちの歩みの記録をまとめ直しました。こちらをご覧下さい。

■ 私たちの活動の記録を新書として刊行しました。(2006年)
  • 重監房復元を求める活動は、谺雄二さんの思いから始まりました。10万人署名の提出までの経緯と、重監房のようなものが何故作られるにいたったのかについて書き綴った本です。
  • 宮坂道夫著『ハンセン病 重監房の記録』 (集英社新書)
  • 集英社のサイトはこちらです。
  • アマゾンのサイトはこちらです。


■ ハンセン病市民学会が設立されました。(2005年)

  • ハンセン病問題についての検証、交流、提言を、市民と研究者らが連携して行ってゆくために、ハンセン病市民学会が設立されました。これは、地域ごと、問題ごとに行われてきたハンセン病問題への支援活動を連関させ、若い世代へとハンセン病問題を継承してゆく意義のあるものと考えています。毎年一回の交流集会や、様々な企画、政策提言などを行っています。谺さんと宮坂も運営委員になりました。
  • ハンセン病市民学会のホームページはこちらです。


■ 復元を求める署名を厚生労働省に提出しました。(2004年)



■ お問い合わせなど
  • 私たちの活動についてのお問い合わせ等は、下記までお願いします。
  • 現在、署名活動は行っていません。


  • 宮坂研究室のホームページはこちらです。
  • 内容の無断転載を禁じます。リンクを張っていただけることは歓迎しますが、トップページ
    (http://www7.plala.or.jp/jukambo/)にお願いします。

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