北 九 州 旅 行 旅行記   2004年7月  

平成16年7月29日 熊本県黒川温泉 新明館
平成16年7月28日〜31日  3泊4日
 


 「去年の夏は北の青森、不老ふ死温泉。よかったな〜

 今年は是非南の九州に行きたい。

 大人気の熊本の黒川温泉に入浴したい。いや宿泊したい。4人で。」 春先から騒いでいる夫。

 夫の願望を止める手立ても、妻や子供達には無く、今夏は九州北部に4日間に決まった。

 受験勉強の負担にならない年、長男高校2年、長女中学2年                                                                       

交 通 手 段 往路 羽田〜大分JAL便
復路 福岡〜羽田JAL便での飛行機便
による往復

大分空港〜福岡空港間の移動
いつものカーナビ付きレンタカー
での個人旅行

目      的 温泉ファンなら絶対行ってみたい熊本県小国の黒川温泉郷で宿泊

ラーメンマニアの夫と子供達の「博多でラーメンを食べたい」

費      用 自宅から羽田迄の交通費や土産代も含め家族4人で計297,000円

    

種   別 名 称 地 域 評価 詳   細 金 額
ツアー会社 アルファ
リゾート・
トラベル
東京

往路 羽田〜大分空港 JAL指定便

復路 福岡〜羽田空港 JAL指定便

3日目 宿泊博多市内指定ホテル(素泊まり)1泊付
 夏休み期間にしては格安
1人
28,300円
宿   泊 亀の井・H 別府温泉
駅前立地。
IT検索で直接申込み
4人1部屋禁煙室希望。
洋室素泊まりで4ベッドで1ルーム
1部屋4ベッド
12,800円

入浴税400円
新明館 黒川温泉

今回の目的の宿泊宿。TELにて直接申込み

全国的にも超人気の温泉郷内でも、最も古く人気の宿。
1日15組の狭き門はWブッキングで仮押さえ数度目でようやく今回宿泊。
料理も希望の囲炉裏席での夕食で、朝食は食事処で一同に
10畳部屋
1人
16,425円
H・センチュリーアート 博多市内 ツアー料金込みの唯一の指定宿は博多駅前歩3分
禁煙室のリクエストを聞いてくれた。

素泊まり
デラックスツイン2部屋は想像以上に良かった
ツアー料金
交 通 費 羽田〜
自宅
  往路  北総線京急線利用950円×4人往復 

復路  JR+モノレール利用470円×4人往復
5,680円
レンタカー   三菱コルト1台 Sクラス4日間 カーナビ付 18,800円
免責料込み +福岡空港乗捨料1,000円
19,800円
高速料金

ガソリン代
  ガソリン代 3日間 385km走行で3,850円

高速料金3,750円
(宇佐〜別府、別府〜九重、中村〜久留米、久留米〜太宰府、太宰府〜博多東)

駐車料 3日目夜1,500円
9,100円
地下鉄
&バス
  地下鉄(博多〜天神、博多〜空港)200円×4人
循環西鉄バス100円×4人
2,000円
食   事    

1日目昼食 豊後高田市 杵や          920円

1日目夕食 別府駅前 割烹とよ常      4,985円

2日目朝食 別府駅前 友永パン店      970円

2日目昼食  小国町  岡本豆腐店      2,720円

2日目甘味処 黒川温泉 白玉屋        3,519円

3日目昼食 久留米市
             大砲ラーメン&沖食堂  2,200円

3日目夕食 博多市天神 節ちゃんラーメン 1,850円

4日目朝食 博多市駅前 ラーメン一欄    3,050円
 

雑  費
      入浴料9,600円 
別府温泉1,050円・山川温泉500円・
黒川温泉1,000円・杖立温泉800円)×4人
飲料費(ソフトドリンク)約3,000円
海地獄入場料400円×4人
18,200円
土 産 代     別府温泉で1,060円
黒川温泉で0円
杖立温泉で2,500円
博多で13,000円
博多空港で長女の肥後下駄3,000円
19,560円

こだわり   @黒川温泉郷には宿泊して、ゆっくり散策し、湯巡りをのんびりと

        A博多ラーメンは首都圏進出のない有名店を選んで数件を

        B久留米市のラーメン元祖の大砲ラーメン店にも

        C博多では夜に屋台街を散策したい

         D移動に無駄のない、大分IN〜福岡OUTルートで


  < 日 程 >


    ◇1日目  7月28日(水)   快晴


 太平洋沿岸に近づいている台風10号の進路を心配しながら

               自宅5:00発

 → JR利用で浜松町→モノレールで羽田空港着6:50

 → 持参のサンドウイッチと総菜パンで空港待合席で朝食→羽田発8:05JAL便

 → 大分空港10:10着

 → オリックスレンタカー 10時25空港出発
   三菱コルト車 今回のカーナビは結構利用できた。

 → 11:00 真木大堂   国東半島の栄華の一つ
   藤原時代の仏像は見応えあり圧倒された。観光客は見られず、我が家だけの拝観
   拝観料200円    TEL 0978−26−2075  

 → 12:00 豊後高田市 昭和の町で人気急上昇


 【森川豊国堂】 ★★ アイスキャンデー売りの自転車が目印

  アイスキャンデー1本 100円
  ミルクセーキ(ソフトタイプもある)1個 210円
 昔と同じ製法でのアイスなので、味は現在の品と比べては落ちます。
 それより、風情と時代回顧を楽しむお店の一つ
 店内奥に休憩所があり、2品を勝手からその場に席を占めた
 店頭とは反対側から、奥さんの造るアイスキャンデーの行程を全て観ながら食せる場所がある。

        昭和の町 森川豊国堂
 地元の子供達が100円玉を握りしめて
 「おじちゃんアイス頂戴!」と店内に駆け込んでくる姿は正に数10年前に自らが経験した夏の1ページ
 食後は店頭端の水道で手洗いを勧められた。
 不定休 8:00〜19:30
 TEL 0978−22−2426


 【杵や】 ★★★ 

 元は餅屋の甘味処
 
  ピーナッツ餅  ?円(試食)
  石垣餅  70円
  豆大福 120円
  蕨餅   120円
  水饅頭  240円
  みたらし団子 80円
  冷やし白玉小豆 450円
 
 不定休 10:00〜18:00
 TEL0 978−234−2402
 赤いポストやビッグなコカコーラの温度計が懐かしい店内の小喫茶で子供達に「これが今日の昼食だから」に「うそ!」の叫び。
         昭和の町 杵や
 でもゆっくりと我が家得意のいろいろな種類モノのを、1種ずつ注文。
 それを一口ずつ4人で分け合って食べていると結構お腹が膨れてきて、本当に昼食タイムとなった。

 → 13:;10 宇佐神宮着


 【宇佐神宮】 ★★ 

 広大な敷地
 卑弥呼伝説や三女神や神功皇后の謂われのある神社、
 道鏡事件の和気清麻呂が神事に京都からこの神社に来ているという現朝廷との結びつきの強い神社。

 神功皇后て凄い女傑なんですよ。歴史を振り返ってみては?
 境内の西側には呉橋という変わった型の橋がある。屋根付きの橋
         宇佐神宮
 一周してから境内入口に戻る
 暑いので土産の宇佐飴は購入を見合わせ
 暑い?。そうとにかく暑い!







 → 宇佐IC → (大分自動車道) →別府IC→


 14:30  【別府保養ランド】 ★★★ 泉質がとびきり変わった温泉

 紺屋地獄内の全国的にも人気の自噴泥湯の温泉。

 結構日帰り利用客もいて(宿泊棟もある)カメラの撮影には気を使った
 泥湯はホントにねっばっこい泥
 コレだけの粘度の湯は初めて。良かったですね。
         別府保養ランド
 暑い日の外での入浴は気持ちがいい
 料金は高いが、温泉大国日本でも珍しい泉質に驚く
 日帰り入浴1,050円。
 無休
 TEL 0977−66−2221

 →

16:00 海地獄 ★
 別府地獄巡りの一つ
 源泉がもうもうと上がりシャッターチャンスさえ失ってしまうほどの湯煙は驚異
 エメラルドグリーンの湯は綺麗だが呼吸困難になる程の湯気は呼吸には毒
 入場料400円。


 → 16:30 さらに山を下りて海岸沿いに 別府港県物産センター ★★

 豊富な品揃えで県内のお土産購入には最適
 試食も多数で地場産の漬け物等も豊富
 ここで県内の土産物は揃うはず
 営業 10:00〜17:30

 → 別府温泉駅前

 17:20 ホテル専用P着  走行距離118km


 【H・亀の井】  ★ 

 別府温泉の中でも立地の良さと安価な料金で人気
 IT申し込みで家族4人1部屋は洋室にベッド4つの珍しいタイプ
 横に立体の大駐車場300台でロビー等も綺麗なビッグホテルは宿泊客で一杯

 アジア系の言葉が行き交って観光地の面目躍如ともいえる光景
 平成9年新築。17F建ての14F宿泊
          H亀の井
 大浴場の温泉も湯量が豊富でゆったりできた
 欠点はエレベーターの遅さ。この大きさの宿で3台では少ない。しかも旧タイプでスピードが遅い
 ホテル内に安価な和洋中のレストランがあり、BFは格安。この宿での食事も有りか?
 と一瞬考えたが、でも我が家はやはり地のモノをと、外に繰り出す
 TEL 0977−22−3301
 JR別府駅 歩8分




 【割烹 とよ常駅前店】 ★★地元素材のリーズナブルな料理店

 特製天丼    630円
 四季定食   1,050円
 おまかせ定食1,575円

 前情報で安価な割には鮮度が良いと評判で利用
 満席だったがどうにか着席、
 接客が良く、ゆっくり出来た食事
          別府駅前 割烹とよ常
 城下カレイとはいかないが大きな豊後水道カレイの唐揚げがおいしかった
 鴨肉鍋&鮮度の良い脂のある刺身&地鶏ご飯等、地のもの満載
 値段より料理の質が明らかに上回っていた食事。巨大な茄子にもビックリ
 木曜休み  11:00〜22:00
 TEL 不明

 真夏のイベント
 『リバイバル・ワイワイ市』に出くわす
 別府駅前中央通りで18:30〜  7月28日から開催
  地鶏の皿もり500円はスパーシーで肉汁たっぷり
  氷フラッペ100円はとってもお得
 関東では観られないような素材を扱った素人露店が多く、にぎやかさと共に楽しめた夕刻タイム。
 やや涼めた時間 

 宿に戻り 23:00就寝





    ◇2日目   7月29日(木)    快晴・猛暑


 7:30 起床 

 今日も暑そう。
 太平洋上に停滞している台風10号は相変わらずそのまま停滞していて動きそうもない

                  ホテルチェックアウトは8:30分 

 2Fフロント階から専用通路で横の立体駐車場へ
 今日は大分県から熊本県へ、海から山へ、しかも午後早めの宿到着を目指す

 先ずは朝食だ

 【友永パン】  ★★★ 駅前から歩10分の立地

  つぶあんパン 90円
  こしあんパン  90円
  チーズパン  90円
  チョコパン   90円
 
 自家製パンは生地が薄くて、具がたっぷりの食感のいいパンばかり
         友永パン屋
 地元客が多く、ケースを覗き込み迷っている我が家を横目に、予約の出来立てパンを朝から持って帰る
 我が家ホテルを出て5分。朝食として利用。店頭と車内で食べ尽くした
 店の外見は超レトロだが、パンそのものは、どれも田舎とは侮れない素晴らしい出来映えのパンで朝食
 日祭休 8:30〜18:00
 TEL 0977−23−0969


 → 9:00   別府IC

 駅から長い上り坂を15分ほど登り、IC入り口に到着。別府市はデカイ!さようなら

 九州高速道は車がまばら、対向車ばかりか、同方向の車にも滅多に会わない。
 快晴のドライブは緑の豊かさが視野に迫ってくる感じの山岳ロードで爽快感を感じる

 →九州自動車道  九重IC 9:30分

 別府湾から、あっという間に九州中央部に移動。
 前回の九州旅行(近畿バスツアー)では湯布院から阿蘇山までの間をやまなみハイウエーをバスが利用したので、
 今回は敢えて並行して走っている旧国道をドライブした

 → 10:15 山川温泉郷


 【山林閣】  ★★★ 入浴500円 温泉郷奥

  ポスト黒川温泉と云われ、最近マスコミ登場の多い日帰り入浴で人気の宿での入浴

 我が家だけの入浴タイムは約30分。
 贅沢な時間は小滝を観ながらの露天風呂がメイン。
 川音と蝉の鳴き声だけが豊かな森の中で聞こえてきて
 渓流の見渡せる露天は混浴だが、今日は時間選択が良かったので宿泊客も居ないで独占状態。
         山川温泉 山林閣
 ゆっくりと小滝を観ながら、ぬるめの湯に浸かった
 TEL0967−46−4439   500円 無休 10時〜20時



 → 11:20 岡本豆腐店着


 【岡本とうふ店】  ★★★小国町

  豆腐定食 1,050円
  揚げ豆腐  210円
  ザル豆腐  525円
  田舎豆腐  315円
 
 いや〜旨かったです。
 豆腐料理数種類だけの山間の田舎造りの料理店ですが、ボリュームもたっぷり。
         岡本豆腐店
 軽い昼食と考え入店したが、2人前の定食と3種類の単品を平らげるのに4人で一苦労大苦労。
 定食はザル(小)&生揚げ豆腐&おから&豆乳&味噌こんにゃく&みそ汁付き
 どれもコクが有って、歯ごたえがあって、舌触りも良く、食べ応え十分。
 こんな豆腐料理屋さんは初めてでした。
 子供達も豆腐の旨さに感嘆の声を上げました。

 又、ここの醤油にもビックリ。
 粘りのある濃さでやや甘めの刺身醤油はたまりの様な感じでした。柚酢も良い味を出していました。
 豆乳も豆の味が良く出ていました。何度も云いますがとんでもないボリュームです。
 大人1人で1人前完食までには、なかなか時間が必要です
 水休 8:00〜17:00
 TEL 0967−46−3762

 隣の【となりの岡本さん】では食後にとうふソフトクリーム315円を
 
 →  黒川温泉郷 着12:30  旅館P  走行距離210km



 【黒川温泉郷

 全国的に大人気の山峡の鄙びた温泉街
 今回の旅行の一番の目的地。早めの到着でほぼ一日掛けてゆっくりする予定

 筑後川沿いの30軒程の温泉旅館はそれぞれの露天を中心とした風呂が売りで、入浴手形1,200円で好みの3軒を選んで入浴が可能。
 
 → 12:40 【新明館】  ★★★

         黒川温泉 新明館
 狭い温泉街の中心に位置し、筑後川を専用橋で渡って旅館がある温泉街のシンボル的な宿
 早々のチェックインは今日の宿泊客では一番早い
 数年前にNHKの昼の放送でこの宿が紹介されるのを見て、黒川温泉ならこの宿にと決めていた。
 この宿に宿泊できて、温泉に入れて良かった。

 宿主自作による洞窟風呂で有名な宿は
 15部屋だけの黒塗り木造2階建て
 宿は小さな温泉街の中央を流れる筑後川に掛かるこれも小さな橋を渡ったところにある行き止まりの宿。
 部屋は宿の玄関の左上の2階の部屋の九重(写真の左上の部屋)に宿泊

 九重は10畳の和室で眼下に筑紫川と旅館への橋を見下ろす絶好のポジション。良い位置だ

 トイレは共通。風呂は岩戸風呂・洞窟風呂(混・女性)内湯(男女別)風の湯(女性山の中腹)
 全ての湯に入浴したいが、黒川温泉の他の宿の湯も外せない。
 こんな小じんまりとした和風旅館は我が家は普段利用しないので子供達は珍しがって、凄く満足そう。
 浴衣に着替え下駄を借りて早速他の旅館の湯巡りと温泉街へ繰り出した

 宿泊した新明館の専用駐車場は宿への渡り橋の右側に12台が窮屈にやっと治まる具合の広さで、
 宿の方が「明日の出発予定時間は?」と聞きに来る理由はその出発時間にあわせて車の並び替えをするため。
 もちろん客が自分では車に乗り込むことが出来ない位狭い他車との透き間スペース。
 それでもこの界隈では温泉情緒一杯の温泉街の唯一といっても言い、宿前の専用駐車場。
 そんな狭い温泉街が今大人気。
         黒川温泉街 共同浴場前
 筑紫川の流れとその宿&そしてその前に架かる橋を借景に写真を撮りに宿泊客も日帰り客も集まって来る。
 
 宿への専用橋のたもとには今日の宿泊者の欄に我が家の名前が見える。
 4人で下駄を借り、1枚目の浴衣を着て昼まだ早い午後1:30分頃に温泉街に散策出発
 車1台がやっと通れる温泉街の入り組んだ道を歩く、
 真っ昼間から家族連れが浴衣姿で歩いていても違和感のない温泉地は最近珍しい。
 まずは旅館のとなりの共同浴場前の階段で記念写真
 でも此処での入浴はパス。
 今回の入浴は旅館の風呂が目的なので


 【山びこ旅館】  ★★ 入浴500円 

 宿泊宿から歩5分。
 日帰り利用客が多く、ノンビリは出来ない




黒川荘】  ★★★入浴500円 

 さらに歩10分。温泉街からは外れる
 入浴客は先客の1組だけ、ゆっくり日差しを浴びながらの入浴



 【白玉屋新三郎・黒川分家】 ★★★ 素材に非常にこだわった、温泉郷内の甘味処

 温泉街の戻り、宿の新明館の前を素通りし、数分の距離に在るお店
 
  氷白玉夏山(抹茶) 893円
  氷白玉冬山(バニラ) 893円
  涼み白玉 840円

 
 国内産餅米を石臼引きで引いた粉を使い、歯応え十分の白玉
 夏場限定かき氷も阿蘇山の名水を使用した氷の上にパウダーが絶妙。
 氷は特別な作り方をしているようで、その柔らかさとまろやかさに驚いた。
         黒川温泉 白玉屋
 もちろん白玉はもちもちして弾力十分
 粉っぽくなく喉越しがいい
 長男絶賛。
 不定休 9:30〜18:00
 TEL 0967−48−8228




 → 15:30 一度旅館に帰って部屋で休憩
 
 宿泊客が橋を渡って旅館に入ってくるのを2F部屋から望む
 疲労気味の妻を宿に残して、
 夫&子供達の3人は、車で新明館の姉妹旅館の【山みず木】へ遠征


 【山みず木】 ★★★ 入浴無料。
 姉妹旅館新明館に宿泊の為無料(普通は500円) 車5分
 開放的な川沿いの露天。宿泊客と日帰り客が混在しての入浴


 → 17:40 再々度 【新明館】に戻る

 妻の疲れも取れた様子
 夕食は、宿泊棟から橋を渡った専用の部屋で18時〜20時頃まで

 【山の宿 新明館

 食事は囲炉裏料理が、多少料金が高くなるがお勧め
 自分で炭火を使って焼く料理は、食時間が約2時間も掛かるが十二分に満足した食事
 小食の長女も、今日は満腹になっても最後まで皿を置かなかった程の料理
         新明館 夕食 囲炉裏端料理
 食前酒はプラム酒で、流石に子供達は一口だけで拒否
 網焼き料理は肥後牛&地鶏&豚トロそれぞれ肉の厚みがあり脂も霜降り。
 野菜もエシャロットや大きなナス&人参&サツマイモ等は新鮮。
 吸い物はじゅんさいと舞茸
 椎茸のわさび漬けやとろろもずく
 大きな切り口の馬刺も霜降り十分で柔らかい。
 炉内の串刺しの女魚を食べ忘れるほどのボリューム

 食事終了時にはフルーツの盛り合わせも出た。

 後出しの料理やご飯&吸い物&デザートは専用の給仕係りが常時居て、気配りの良いタイミングで出してくれる。
 サービスも良く、長女が付け汁を浴衣に誤ってこぼした際は、直ぐに駆けつけ、長女を別室に連れていき、新しい浴衣に替えてくれて連れ戻った。
 その手際の良さは素晴らしかった
 子供とも話したが、結構出かけている我が家の宿泊旅館でのBFタイプ以外での食事では此処が最高の内容だと意見が一致した。

 今日の泊まり客は15部屋の満室らしい。食事は部屋でも取れるのでここで食事しているのは10組程。
 我が家以外は子連れはなく、年輩客が非常に多く常連風。どおりで館内が廊下を含めて静かなんだ
 結局、約2時間ほど掛けての食事は我が家が最後に席を立つ、ゆっくりとした食事タイムを持つこととなった


 部屋に戻ると、聞こえるのは眼下を流れる川の音だけ。夕方は川面をトンボが大群で飛び交っていたが・・
 山間の小さな温泉郷の夜の訪れは早く、そして長い。
 歓楽街など無く、宿同士の距離もあるので静かな時間を持てる。

 此処黒川に来る客はほとんどが温泉そのものを楽しみに来ているんだ。
 そしてそれを迎える温泉郷の人たちも過度のサービスや施設で出迎えない、
 大人気の一端が解った
 3年前の湯布院温泉郷を訪れ、がっかりした印象は此処では全くない。落ち着ける宿と温泉街だった
 
 21:30就寝






   
 ◇3日目 7月30日(金)    快晴


 朝5時に起床

 露天の混浴岩戸風呂に家族で入浴し、部屋に戻り、8時過ぎまで2度寝をして全員体力回復

 今日も台風情報がTVを賑わしている。まだ停滞中。
 週末にこちら北九州に移動しそうだ。拙い。
 4日目夜に予定通り、福岡空港を飛び立てるだろうか心配。でも今朝の空も快晴。いや猛暑。

 9:30            丁重に見送られて宿を出発

 今日のコースは途中温泉で入浴し、福岡県内に入り、博多市内のシティホテルに夕刻到着の予定、
 それまでに寄り道して久留米市内でラーメンの昼食、
 博多に向かいながら、太宰府観光も計画。
 博多市中心部到着後は荷を解いてからホテルを出て、夕食タイムを天神地区で遅くまでウロウロする予定

 → 9:45 小国町中心部【小国ゆーゆステーション】は道の駅 ★

 阿蘇ジャージー牛乳&アイスクリームを購入し、休憩席で食べる

 → 10:10 杖立温泉郷  観光協会前の足湯体験で一休み

 → 10:20 【ひぜんや】着 


 【ひぜんや】 杖立温泉郷隋一の巨大リゾート旅館 ★★
         杖立温泉 ひぜんや
 日帰り温泉で利用するために立ち寄り
 しかし隣接施設の営業時間が11:30からの為、宿の豪華なロビーで時間つぶしの休憩、お土産を購入、
 さらに珍しい館内県境スポットで記念撮影し、
ロビーに戻り清流を眼下に4人で雑談

 11:30 ハイカラ温泉&玉ノ樹温泉に日帰り入浴 ★
 オープンと同時に入ったので我が家が当初は占領の状態





 12:25 杖立温泉 ひぜんや発 

 → 12:55 日田IC →久留米IC→14:00 久留米市

この移動時間が予想外に長かった。


 【大砲ラーメン本店】  ★★★ 博多ラーメンの源流といわれる久留米ラーメン 
 その中でも元祖といわれる大砲ラーメンの本店へ
 店構えは今風で、都内の人気ラーメン店のような臭いを醸し出す
 店内は観光客と地元学生で一杯
          久留米 大砲ラーメン本店
 食べれば解るが、博多とは明らかに違う味のスープ
 佐賀系に似ているコッテリスープは独特

  ラーメン 420円
  定食は+200円で餃子3個とライスと漬け物付き
  昔ラーメン 450円(濃い味)
 無休 11:00〜21:00 P6台
 TEL 0942−33−6695






 【沖食堂】 ★★★ 明善高校横

 久留米ラーメン界では元祖大砲ラーメンを凌ぐ人気店
 なんとその店構えは昔風の大衆食堂で、店探しの時に見過ごしてしまった程
 店内も外見同様に、全くの大衆食堂風の空気だが、地元客だけで席は一杯で雑然。
 家族経営の柔らかい感じの空気を感じながら着席し、早速注文。
         久留米 沖食堂
 食べてみたらその味にビックリのラーメン。
 素晴らしい!
 焼飯は具が多く、飯そのものも多いが味は薄味でこれもお勧め

  ラーメン 320円
  大もり焼飯 450円
  グリンピースおにぎり 60円

 帰り際に店内のアイスケースでアイス4個購入。もちろん【丸栄製菓】の白クマバー100円も
 水休 10:00〜15:30/17:00〜 P10台
 TEL 942−32−7508


 市内を30分ほど走って   15:40 久留米IC → 九州自動車道     16:10 太宰府IC

 16:10 太宰府政庁跡  ★造りは風水考慮か?後方に山並

 16:40 太宰府天満宮着


 【太宰府天満宮】 ★

 アジアからの観光客で賑わったいた境内
 夫にとっては31年ぶりの太宰府
 印象が違っていたので駐車場のおじさんに話してみたら「天満宮は昔からほとんど変わっていないんだけどね〜」
         太宰府天満宮
 人間の記憶とはいい加減なモノだ。「特にチチはね」と長女
 この駐車場のおじさん、市の新税の駐車場税に大反対で持論を我が家に展開。
 参拝後、名物の梅が枝餅100円を店内でほうばり

 時間が遅くなり、参拝客もほぼ帰り際、商店街のシャッターを閉める音が聞こえ出す17:00過ぎ天満宮発

 → 夕方の通勤帯とぶつかり、道路が混み出す。
 やはり九州の中心部。大都市博多だ

 → 博多市

 → 18:20 386Km 博多駅博多口 宿泊ホテルの隣接有料P到着


 【H・センチュリーアート】 ★

 今回ツアー旅行で唯一ツアー料金込みで宿泊したホテル
 博多駅博多口歩3分
 10F建ての8Fのツインルーム2部屋。
         博多駅前Hセンチュリーアート
 翌日台風の為、延泊予約をして解ったが、通常は1部屋13,500円とか。
 いいお値段。どおりで駅前のホテルにしてはツインの部屋が広かった

 このホテルには専用Pが無いので隣接のコインPに翌日まで駐車。深夜越しの1日最大P料金は1,500円
 部屋着のタオルジャケットは浴衣とは違って使い良かった
 期待していなかったが、駅に数分の立地とセンスある館内は使い勝手が良い


 さて夕食は?  もちろん外食。レンタカーは使用しない
 今夜はこれからが忙しい

 子供達に2,000円と地図を手渡し「これが今回の交通費」
 「2人で、協力しこのホテルから、天神地区ののラーメン店と屋台に連れていってくれ。店は此処」
 「父さんと母さんは後からついていく。

 道を間違えても付いていくだけだから。

 料理を注文するのも2人で決めて。

 料金は別に支払いはこっちでするから

 もちろん帰りもホテルまで道案内してくれヨ。

 それで残った金額が有れば2人の小遣いにしていいよ。」

 と夫
 「え〜。又〜。 いつも、旅行になるとそうじゃん。」と子供達
 「そう。いつも通り。  さ、出発!!」
 とホテルの部屋を後にした

 → 18:50 徒歩3分でJR博多駅博多口

 → 博多駅から地下鉄空港線で3駅目の天神駅に

 渡された路線図と市内の地図と構内の掲示物を見ながら
 ・・・・・・と、此処までは至極順調の子供達
 天神駅は大賑わい
 天神駅と西鉄福岡駅の渡辺通りは路上ライブが真っ盛りでこの夜だけで10組以上の演奏を聴いた。
 プロ級とも思われる実録派も居て、立ち止まって聴き入る。最近生演奏の魅力に目が向いている夫は大満足。
 ・・・・・・しかし、ここから目的のラーメン店を探すのに右往左往の一苦労。

 【元祖 赤のれん節ちゃん】  ★★★天神駅南 歩10分

  ラーメン 450円
  ワンタンメン 650円
  あんかけソバ 600円 

 いや〜
 ついに本場の博多ラーメンだ!
         元祖赤のれん節ちゃん
 その内でも今日は是非此処にと決めていた店は満席の盛況。
 安い。ボリュームあり予想通りのラーメン

 予想以上のワンタンメン
 予想以下のあんかけソバ
 を、汗だらだらで食しました。
支払いは夫が済ました

 明日は昼食に博多ラーメン2店の梯子
 敬固の豚骨こってりの【秀ちゃん】と醤油味の【鈴木商店】を予定しています
 夕刻に更にもう1店も
 日休 11:00〜23:00  P無










 ・・・・・・店を出て、次の目的の屋台を見つけるまでは余裕十分

 → 20:50 親不孝通り入り口の屋台街に

 台風が来るかもしれないと言うのに熱い、熱帯夜の夜
 中州も含め屋台の街、博多は会社員で元気一杯。
 どこの通りもお店も賑わっていました。素晴らしいほどの庶民のエネルギーを感じた夜でした。
 台風の影響で熱帯夜も極限のような暑苦しさも吹き飛んだ。
 順調に見つけた目的の屋台は我が家には始めての飲食タイプ。
 「タイみたい」と嬉々とした長女



 【小金ちゃん】   ★★天神駅北口歩10分

 焼きラーメンで有名な屋台は8人程で満席。
 早くて安くて衛生的な料理はどれも良かったが、長男はホルモンを味噌で煮込んだどて丼に填って「解らないけど食べてみたい」と注文。
 堅いすじ肉に苦戦しながらも「旨い」と全て完食。

 ここでも事前に長女に会計を任せ、「残ったらお前の小遣いにしていいよ。交通費とは別だ。」と着席前に渡した3,000円、
 長女はとりあえず3品の注文を頼んでから、
 飲み物が必要だと判断したらしく「チチ、飲み物2人で1杯ね。あの〜ウーロン茶2杯ください。」と早速ここで節約。
 夫との同じグラスでの飲用も普段から自宅でもしているので全く無頓着。

 夫の方が遠慮して「この線が父さんの口付けた方だよ」と曇ったグラスの口に指で線を引いて長女に渡す。
 長女は「今時、父親と一緒のコップでなんか飲んでくれる子供なんか、他に居ないよね〜」と楽しそう。
 その会話を聴いていた小金ちゃんの若女将が屋台内で顔を上げて笑う。
         屋台 小金ちゃん
 珍しい品ばかりの変わった雰囲気の食事でした
 焼きラーメン 600円(この小金ちゃんの大名物らしい)

  どて丼 550円
  明太子卵焼き 630円(家族には大好評)
  ウーロン茶(大) 150円を2杯

 ここの屋台ラーメンも食べてみたかったが、
 「今日4杯目!」と妻と長女に反対されて断念。
 明日があるさ(予定3件)。
 日・木休  18:30〜AM2:00   TEL 090−3072−4304


 ・・・・・・後は帰るだけ、ここで夫が意地悪を?

 「あのさ、帰りの地下鉄は来る時の逆ルートなら、同じ片道大人200円だよね、
 でも、地下鉄天神駅から此処に来るまでの間に、父さんは100円循環バスの停留所を見つけたんだ、
 そのバスはこの天神地区から博多駅まで直接行けるるはず。
 来た時と同じで地下鉄で帰るのは簡単だろうけど、バスなら1人100円浮くよ。さあどうする?探してみるか?」

 この提案に長女が乗った。「兄ちゃん、小遣い増えるからバスで帰ろう!」
 しかしこの判断が、熱い夜の中をバス停を求めて右往左往し、汗だくになるハメになるとは・・・

 バス利用の多い博多市内、しかも一番の繁華街の天神界隈で
 ここでのバス便はとんでもなく多い。もちろん停留所もそこらじゅうにあり、いや多すぎ!。
 この地が始めての我が家には全く見当がつかない体験
 あっちのバス停、こっちのバス停、反対側歩道に移動と
 結局30分位も、汗だくで、うろうろしてようやく目的のバス停を発見、
 5分後にやってきたバスに乗車できた

 → 乗った循環バスは 天神〜中州〜キャナルシテイ経由で JR博多駅筑紫口へのルート

 車窓から見る街の中の風景
 夜も更けたのに未だに活気ある光景が映し出される。驚くほどの熱気。日本だろうか?

 ・・・・・・バスを終着JR博多駅前で下車後、博多駅を正面に観て地図を観て再びウロウロ
 なんと長女は駅の両側にロータリーが有ることに気づかない。もちろん後から続く長男も
 大きなターミナルなら当然のロケージョンなのに
 ホテルは博多駅の博多口から歩3分の場所
 しかしバスを降りたのは反対側の筑紫口、
 風景は夜になると両口(筑紫口と博多口)の違いなど解らない状態に、
 しかも初めてのエリアだし、不案内の子供達には見分けが難しい。

 解っていても子供の後を我慢して付いて行くと、正に右往左往し、3度ほど駅に戻った時、長男がやっと気づいた。
 「駅の向こう側に同じ様なロータリーが有る、駅を突っ切れば良いんだ!」。「そうか」と長女
 それから8分後、駅構内を突っ切り、我が家族はようやく博多口のホテルのロビーに入る事が出来た

 11:30 ホテル着

 0:30就寝





      日目 7月31日(土)   晴れから曇り

 8:30 起床

 昨夜が遅かったのでゆっくりの起床
 さあ、最終日、博多の町で食べつくすぞとの期待もあっけなく裏切られた。

 <台風襲来>
 旅行出発日から太平洋上を鈍足で停滞しまくっていた台風だが、3日間は全く影響もなく晴天猛暑の日々。
 しかし帰郷日の今日4日目

 昨夜からの情報通り、とうとう北上を開始し、本日午後から夜に掛けて四国から九州北部に上陸通過との予報。
         台風襲来TV
 とうとう来たか!
 朝のTV情報は台風一色。

 よりによって帰郷日に、しかも飛行機を使った旅で・・・・。団体ツアーではないので自分達で解決するしかない。
 初めての旅先での混乱に、パニック状態になりそうな頭を冷やし、これも子供達には良い経験と、家族を一同に集め、
 まず事情を説明し、今後どうしたらいいかと意見を聴き、

 @案、A案、B案を披露する

 「さあ、どうする?」投げかけた夫に
 残りの妻と子供達が答えを出した

 結果的にB案で全員一致し、その後の対応も子供達と出来るだけ一緒に行った。



今日4日目の当初の予定コース
          遅い起床

9時30分頃  チェックアウト

10時頃  レンタカーで博多一の繁華街の天神地区に移動
        【駒屋】で豆大福購入

11時頃   食事は朝食と昼食を兼ねて
        市内敬固の豚骨ラーメン【秀ちゃん】と
        醤油ラーメンの【鈴木商店】で必ず食事

13時頃   食後は車で西新地区まで足を延ばし、
        韓国文化と料理を体験

15時頃   再び天神に戻り、界隈を散策しながら土産の購入
        更に、
        渡辺通りの菓子店【ハーフプライス】で老舗の和洋菓子を安価で購入

18時頃   空港に向かい
        早めの夕食は福岡空港近くの【魁龍博多本店】で最後の豚骨ラーメンを

18時30分 レンタカーを返却し、福岡空港着 

19時30分 JAL便飛行機で福岡空港発

        が当初の予定だったが・・・・・・


 <変更案>  家族に披露した3案

@
このまま予定通り行動
台風がコース外れれば幸運、
もし欠航でも翌日代替便が取れれば、今日夜は博多駅に戻り本日のホテルに延泊し、
翌日は空港に直行順番待ちで帰郷
ホテル1日延泊代 13,300円×2部屋
交通費+食事代(昼食&夕食&延泊分朝昼夜食)

※翌日は日曜日だし、
安価ツアーのチケットなので代替便の取得には相当苦戦しそうな案。
4日目は予定通りの日程消化で満喫できるが・・・
A
この段階で台風の影響を受けやすい飛行機での移動を諦め、
飛行機のキャンセル手続き時間も惜しんで、午前中の博多発の新幹線で早々に帰郷
新幹線代 21,920円×4人
食事代 昼食&夕食
当初フライト便キャンセルで返金は無し

※最も費用が嵩む案。
でも午前行動開始なら、一番確実に帰郷出来る案

4日目予定は全く未実行で帰郷するしかない
B
代替便を午後発の早帰りに変更して
なるべく早く博多空港に移動。

今日の目的の博多ラーメン人気店2軒での昼食も含め、観光を全て諦める
変更費用がどれだけ掛かるのか?
交渉はどこと行うのか?

※一番自らの行動力が要求される案。費用的には一番楽?

4日目予定は全く未実行で帰郷するしかない

            家族で話し合った結果、B案に決定

  <実交渉>

相手 交 渉 内 容 結 果 & 教 訓
ツアー
会社TEL
営業時間外との事で不通。
結局、当日は連絡取れず。
緊急時は一番当てにならない
安価ツアーなので仕方ないか?

帰宅後も事後連絡はしなかった
宿泊宿
フロント
チェックアウト前に
昨日宿泊したと同じツイン2部屋を今日分で予約
空き部屋在り。予約
でも料金は通常料金の為、高額。
当日キャンセル料無料を確認
レンタカー会社 本日夕方返却を午前返却に、さらに
空港デスク返しを博多駅デスク返しに変更をTEL

 ※博多駅から空港へはレンタカーではなく
   地下鉄での移動の方が時間短縮の為

変更無料。
4日目不利用の返金は無し(当然)
当初の借入デスクでの了承が必要との事で早速大分に連絡し了承を取る


車で空港まで移動した場合は道路の混雑とレンタカー会社から飛行場までの送りの時間を考えれば2時間は遅くなってしまう
ので
航空会社
問い合わせデスク
にTEL
搭乗予約のチケットの日付と種類と便名を連絡し、
台風の進路コースに当たるので変更可能かどうか
まず問い合わせ。
通常は無料では無理のようだ
JALの問い合わせTEL先は話し中が長かった。我が家と同じように戸惑っている利用客が多いためだろう。

※本来はツアー会社購入の団体格安チケットなので直接交渉は無理らしい
台風による代替便との理由で可能となり、
変更の際の手数料や飛行予定のある便名と出発時間を聴き、その中から選択し、当初便の正式キャンセルと変更便の予約(此処での正式予約なら予約番号を聴いておく)
ここで当初便には完全に戻れなくなった。
しかも変更予約便の30分前には空港に到着しなければならないので、今後の行動予定時間と空港迄の移動時間を考慮し、変更予約便を選択確定
これ以降の天候の悪化による欠航には別の対応が必要になるが・・
空港
航空会社カウンター
フライト1時間以上前に到着
土産品を物色し購入。
30分前に出発カウンターで予約番号を確認し、
当初チケットを見せ、変更手続きし、
変更便のチケット書き換えを行う
予約番号が無いと、この時点での正式予約となり、移動時間中に空席が埋まってしまって居て、希望便が取得出来ない可能性がある。
移動時間を考慮して、しかも出来る限り早めに博多を飛び立てる飛行機への変更を、朝方早めに予約出来て良かったと思う
結果 総費用 追加費用0円
TEL代だけで終了
早めに自分で動いて正解
4日目の予定が全て未実行が残念
特に博多ラーメン人気店の2軒は是非食したかったが・・・・・

※今日宿泊予約の宿は羽田空港到着後にTELでキャンセル。

 → 長男と夫がGSでガソリンを満タンにし、駅前のレンタカー場に返却。ホテルに戻る
 この間妻と長女が部屋で荷造り

 → 9:40              ホテルチェックアウト

 →9:45 博多駅到着→9:50駅構内案内センター

 それでもこのままでは心残りで帰れない夫は
 朝食に博多ラーメンを摂ることを強引に家族に提案?いや強制?

 「朝は、コーヒーとパンで」と言う妻と長女の意見はこの際、馬耳東風
 博多まで来たからには、1軒でも博多ラーメンを食したい
 しかし、有力ラーメン店の博多駅周辺の事前情報は手元には無い
 当初の予定では、レンタカーで敬固地区に出かけるつもりだったので・・・・

 この予定外の駅周辺でのラーメン店探しに当たられる時間は、搭乗便変更の件で全く無い
 博多駅から徒歩数分以内で、しかも午前10時には営業しているラーメン店
 それでいて、有名な博多を代表するラーメン店
 在るか?そんな条件の店が?
 在った!のだ

 聞き廻って、3人目の駅センター案内嬢から有力情報を得る
 「博多駅筑紫口に10時から営業している【一欄博多駅前店】があります。」
 心強い案内嬢の返事に「【一欄】なら良いだろう」と夫は即決

 → 10:05 【一欄】 ★★  博多駅から歩3分

 個室風のカウンターのみの店は唐辛子入りラーメンの発祥店、個室対応の珍らしい店
 現在ではFC展開で福岡エリアだけでなく首都圏進出
         一欄ラーメン博多駅前店
 
  ラーメン650円(関東より100円安い)
  トッピング青ネギ100円(4倍増)
  〃     キクラゲ100円
  〃    チャーシュー150円(中3枚)

 博多駅筑紫口  無休 10:00〜









 →10:45 博多駅に戻る

 →10:55 地下鉄で福岡空港駅へ

 →11:00 福岡空港駅着

 →11:05 JAL出発カウンタでー 代替便変更手続き終了

 →11:15 お土産巡り  あわただしい中に合計20品13,000円の買い物。試食忘れず

 →11:25 肥後郷土出品店で、念願の長女の下駄購入

 →11:40 手荷物検査&ゲート前にて待機

 →11:45 JAL便搭乗

 →12:00 羽田到着時間調整とのことで滑走路内待機。35分遅れで離陸

       台風対応で飛行ルート瀬戸内ルート(往路時使用)から
       山陰&日本海ルートに変更。
       酔い止めにソフトドリンク5杯を立て続けにリクエストし、飲み、長女に窘められる

 →14:15 羽田空港到着

 →14:45 京急線羽田空港駅発  帰路も日本一料金の高い千葉北総線で直帰

 →16:10 千葉NT駅着

 →16:30                  自宅着


       早速、台風10号四国上陸をTVで観る
       欠航便が多数発生との情報
       計画変更は間違っていなかったようだ。


     < 旅 行 の 感 想 >   

 
 1週間ほどして各自に旅行の感想を聞いた

 ■長男は 「僕の一番印象に残ったのは黒川温泉の【白玉屋】。一生の内にもう一度食べに行きたい店」

 ■長女は 「私は別府の紺屋温泉のドロドロの温泉」

 ■妻は  「別府と博多の街。それぞれに雰囲気が良かった」

 ■夫は  「久留米ラーメン&博多ラーメンは衝撃の味。日程変更で行けなかった博多ラーメンの予定の2店が心残り・・・・」


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