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ココではシャカ出演LIVE/イベント/番組の内容をテキスト化してお見せします。
一つ一つが濃い分、マメな更新は出来ませんのであしからず…。
※主に[イカミのなかみ]に先行UPしたモノを再編集しています。

2004.02.21(日)/03.01(月)
シャカ単独ライブVol.3『アルバム〜平凡な男の非凡な決断〜』TEXTレポート Part1
2004年の冬から春に変わる頃、シャカにとって3回目となる単独LIVEが行われました。
2日間3公演に渡る舞台での出来事と、それにちなんだエピソードをお伝えします。
※発売中のVHS&DVDレビューとしても活用できるよう、LIVE当日との違いもまとめました。
【アルバム本編】全11本のコント+VTRで構成。
注:
誰がどの役を演じたかは、あえて明記していません。
レポート中の『ドキュメントVTR』とはコントの合間に上映されたVTRのコトです。

主人公・ウエマツシュンスケ(29歳)は平凡なサラリーマン。彼には宝物が二つあった。
それは『アコースティックギター』と『卒業アルバム』。
頭では分かっていても妥協を続けてきた平凡な男が、ある数奇なきっかけで非凡な決断をする。
その結果、彼が世の中を騒がせた『あること』とは何か?
コント[オープニングコント(クラステーマ)]
HRの時間、卒業アルバムのクラステーマを決めるコトに。
皆の提案はあまりにネガティブで、どーしよーもないテーマに決まりかけたその時…。

[ドキュメントVTR]
『あの日のウエマツを見てどう思いますか』と街行く人にインタビュー。
ウエマツの母・和美さん(本人)もVTRで登場。

シーンが変わり、渋谷でストリートミュージシャンをしているウエマツ。
ある日、彼はストリートミュージシャンの聖地・歌舞伎町へと足を運んだ…。

コント[ストリートミュージシャン]
ギターケースを開いて歌い出すウエマツの前に、異国の男が現れる。
金に困った異国の男はウエマツにやたら馴れ馴れしく接してきた。

[ドキュメントVTR]
高校の卒業アルバムを手にするウエマツ。体育祭のページを開いて当時を思い出す。
おかしな競技があったなぁ…写真を見れば見るほど思う。
その中に一人、見覚えのある奴がいた。懐かしい彼の名は『ナル田君』。

コント[ナルシスト組体操]
体育祭で3年生男子は組体操をするコトに。ウエマツのパートナーは7組のナル田君。
あまりにも華麗で目立つ彼と仕方なく協力してみたものの…。
[ドキュメントVTR]
高校の卒業式を振り返るウエマツ。校長や来賓が壇上で挨拶してたっけ。
「卒業式のあと…あいつホンマやらかしましたわ〜」

コント[放送室ジャック]
いじめを理由に休んでいたクラスメイトが久々に顔を見せた。
高校生活最後の日、彼は放送室を乗っ取り、全校生徒に言いたいコトをぶちまけ始めた。

[ドキュメントVTR]
アルバムをめくり、10代の思い出を語るウエマツ。
その端々に出てくるフレーズは『夢』。
「みんな好きなコト書いてるな〜」夢を記したクラスメイトの顔写真を確かめる。
「コイツなんて今何してるか知らんけど…」

コント[才能のない女流作家]
己の才能に絶対の自信を持つアマチュア女流作家。
彼女は力ずくで自分を売り込もうとするが…。
※2/29のみ、つぶつぶ嶋岡さんがゲスト出演。3/1はオチに変更あり。

[ドキュメントVTR]
誰もが夢を持っている。それを諦めかけたり、諦めたり…。
渋谷で飢えた目をしてギターをかき鳴らすウエマツの、現在の夢とは?

ウエマツの携帯電話が鳴る。相手は母。
息子を気遣う母の言葉をうざったそうに流す。
「青島くんが刑事になったんやろ?」

コント[張り込み]
指名手配犯を追ってアパートに張り込んだ刑事・青島。
先輩刑事・和久さんの指示で犯人の帰りを待っていると、窓の外をおかしな人が次々通っていく。
※1回目の単独LIVE『TAKAMATSU』の演目『別れの車窓』と同じ手法です。
※3/1のみ、ついたてがアパートの一室っぽく装飾されていました。
[ドキュメントVTR]
ウエマツにとってのヒーローとは?
その問いに、彼はふと特撮ヒーローおたくのクラスメイトを思い出した。
「あいつ今どーしてんのかなぁ?」

コント[宇宙刑事シャダーン]
屋上のヒーローショー。若手の音響スタッフを着ぐるみ界のベテラン役者が励ます。
リハーサルを終え、いよいよ本番。ところがストーリーはあらぬ方向へ…。
※波田陽区さんがゲスト出演。

コント[おもしろいマン]
若手音響スタッフは、ヒーローショーでの失敗にすっかり落ち込んでいた。
そんな彼の目の前に『おもしろいマン』が現れる。
※以前テレ朝『OUT OF ORDER』に登場したキャラクター『おもしろいマン』がココに復活!
   バッグに詰めた小道具を使い即興で一発ギャグを繰り出すという、型破りなヒーローです(笑)。
※2/29の1部ではコントの導入部分に一切笑いナシ。自分は観ていて感情移入しすぎました。
※3/1はオチに変更あり、また途中からお二人ともおもしろいマンになっていました。
※VHS&DVDは導入部分を大幅カット。大熊さんの熱演シーンが見られないのは残念。

[ドキュメントVTR]
アルバム話で夜を明かし眠れなかったため、通勤途中で眠ってしまうウエマツ。
この日こそが始まりの一日だったのである。

コント[夢会議]
定例会議中に居眠りしてしまうウエマツ。部長の話は夢か現実か…?
※コント『走れドリフ』『走れドラえもん』の別Ver.です。

[ドキュメントVTR]
その日の昼、ウエマツは無断で会社を抜け出した。
高校生の頃からずっと買っている音楽雑誌をじっと読む。そして1週間後…。

コント[オーディション会場にて]
ウエマツが控え室に入ると、見るからに音楽できそーな男がいた。
只ならぬ雰囲気を漂わせる彼だったが、その真の姿とは?
※VHS&DVDでは未収録ですが、後日TVや他のLIVE等で披露されていました。

[ドキュメントVTR]
ウエマツの手に一枚のハガキが届いた。
全てを賭け、運命の生放送へ…そして彼は、伝説になった。

コント[ドラマティックな人生]
夢を目の前にし、緊張するウエマツ。
お前のため、オレのため…彼は一歩踏み出した。
※3/1はオチに微妙な変更あり。
※VHS&DVDはステージ袖で出番を待つウエマツのVTRを新録。
  (LIVE当日は紹介コメントが読み上げられている間、暗転した舞台で植松さんが待機)
【エンディング】まずは意外なBIGゲストの挨拶からどうぞ。
テーマ曲『今の僕は』が流れながらエンドロール。そして暗転。場内アナウンス。
「最後に、ウエマツシュンスケの母・和美より、挨拶がございます」
照明のついた舞台、スタンドマイク一本、そこへ向かうのは植松さんのお母様。ご本人様登場です!

注:
ココからは記憶がやや曖昧です。
ニュアンスの再現に努めましたが、言葉の端々が実際のトークと異なる可能性があります。


<2/29の1部>
お母様の挨拶から。
「初めまして、こんにちは。第3巻のビデオは生で見てやろうと、はるばる高松から飛んできました。
(観客を見たら)元気な笑顔がいっぱいで、な〜るほど、皆さんの、元気な声援が、
シャカを輝かせているんですねぇ。ありがとうございます」
そこに苦笑しながら植松さん登場。続いて大熊さんも登場。
「あのね、なーるほどってなかなか言わんよ。言う人いてないよ、普段」と植松さん。
しかしお母様は気にせず「(自分が今着ているのは)結婚式の時に買った服で…」と至ってマイペース。
「あの、楽屋でやってもらえます?」と親子の会話についていけない大熊さんでしたが、
ひるむコトなくお母様に「次はおもしろウーマンに…」と勧めていました。
「夜もありますんで…」といった締めの挨拶と一礼で終了。
<2/29の2部>
お母様の挨拶から。
「こんばんは、いつもシャカを応援していただいてありがとうございます。
ちょっとエピソードというコトで、ちょっと用意してきたモノがあるので…」
そう言って取り出したのは香川のタウン情報誌『月刊ナイスタウン』シャカ連載記事の切り抜き。
「2月号を買い逃してしまって3月号のエピソードですけど、俊介の…ちょっと読み上げます。
皆さん読む機会ないと思うので。大熊君のはカッコイイですね。バンドのお話です」
それから息子さんの記事を読み始めました。
内容は植松さんが高2の頃、3学期なのに女子学級委員が自分の名前を覚えていなかったというモノ。
「親が言うのもナンですが、奇跡的なちょっといい成績をとって、たぶんクラスの人は
知らない人はいないと思います〜。だから名前を覚えられていないなんてコトはありません」
そこに植松さんが「長いわ〜」とボヤきながら登場。
母の姿を見ていられないといった様子の植松さんをよそに、
舞台袖で「お母さん(話を)のばして〜」とジェスチャーで伝えようとするも大熊さん(笑)。
「僕のお母さんです」と植松さんがお母様を紹介してから、シャカ+お母様のトークへ。

「いい彼女見つけて…」と息子さんを心配するお母様に「電話でやって下さい」と大熊さん。
「間の悪さは親譲りですね」「植松くんの雄姿ご覧になりました?パンダかぶってスベってましたけど」
「ホンマに過保護で…」と大熊さんが切々と訴えるも、お母様は「みんな母親は同じです」とキッパリ。
この一言に参ってしまう大熊さん。「なに言うとんねん」と植松さん。
と、ココで大熊さんが、「(お母様も)おもしろいマンに挑戦してもらいましょう」と提案。
さすがに遠慮するお母様。「早よやれよ〜」とせかす植松さんでしたが、
結局おもしろウーマンは誕生せず。

「もう一つエピソードを…」とまだまだ話そうとするお母様でしたが、その仕草を見た大熊さんの
「(“一つ”を指で表す時に手の甲を舞台に向けて)人前仕様の人差し指で…」
「(喋り出す時に)スタッカートが効いてる」等といった人間観察が入っているうちにフェードアウト。
お母様は明日も後説をして下さるそーで、
その時にコントでやったオチをやってもらおうと言う大熊さんに「50代にはキツい」と植松さん。
加えてお母様は「明日は皆さんと同じ目線で観ます」とおっしゃっていました。
最後に「明日は千秋楽です。よろしければお越し下さい。本日はありがとうございました〜」
と一礼し終了。
<3/1>
お母様の挨拶から。
「皆さんこんばんは。実は主人と今日一緒に観るため、1・2回(=前日の公演)は観ませんでした」
(3/1のみ、植松さんのお父様も会場にいらしていたのです)
「昨日の挨拶ではスベってしまいましたが、事務所の方は100点ですよと言って下さって…。
こんな人に囲まれて仕事しているんだなぁと。
これからシャカはたくさん勉強して頑張ってくれると思います」
そこにシャカも登場。「人前慣れてきてる」とお母様の場慣れっぷりに驚きつつ、
「(植松家が)楽屋で親子3人いて気持ち悪い…」と冗談を交える大熊さん。

また、この日はおもしろいマンの帽子が再登場。かぶった大熊さんは今日のコント中で自分が
おもしろいマンになった時の一発ギャグ(プロレスネタで一部客層にしか伝わらず)を振り返り、
「コレかぶるとスゴい重圧…」としみじみ漏らしていました。
退場するお母様を拍手で見送ってから、最後に大熊さんから締めの挨拶。
「単独どーでした?法事が重なって3年ぶりになりましたが(もちろん冗談)、毎年やりたいですね。
同じスタッフ、同じお客さん、同じネタで…」すかさず「アカンやろ!」と植松さん。
「またやりましょ。本日はありがとうございました〜」深々と頭を下げるシャカのお二人でした。

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