馬場酒店の表紙を飾ったコラム「燗問言（かんとうげん）」。このコーナーでは、バックナンバーがご覧いただけます。 前へ　/　燗問言　/　次へ 2012年.No.7,「芋焼酎のグラス」 8月7日　立秋・・・・小さい秋・・・なの？ 一日が100m走の早さで過ぎてゆくようです。この暑い暑い夏にロンドンオリンピックは大きな「楽しみ」。どんな時でも　「楽しみ」は私達にとって大切です。楽しませてくれてありがとう！そして楽しんでくれてありがとう！そんな人と人とのかかわり合いが素敵ですね。 さて　 鹿児島のお土産は「芋焼酎」です。かるかんよりさつま揚げより「芋焼酎」です。酒屋の断言！県外発送の「芋焼酎」にお湯割りグラスおまけ付き・・夏なのにお湯割りグラスです。もともと芋焼酎はお湯割りがおすすめ。もともと芋焼酎は「白麹」がはじまり。今は　鹿児島特産品をアピールするのに「黒」をシンボルカラーにしているので「黒麹」が大人気ですが、酒屋的には　勝って嬉しい白星☆☆☆の「白」！　白麹の芋焼酎をおすすめしています 　　　 真夏のお湯割り焼酎は　カラダとココロに優しい飲み方です お試しください 　 (2012/8/8) 2012年.No.8,「観月のグラス」 「和楽桜」さん（武１丁目27-30　TEL099-206-7218）で冷酒を注文すると作家さんの酒器が入った籠が置かれ好みのものを選ぶことが出来ます。 〜素敵なことは　即！取り入れてみましょう〜 十五夜は　9月30日（日）　まんまるお月さまに会えますように。 十六夜（16日）　立待月（17日）　居待月（18日）　臥待月（19日）　更待月（20日）　　美しいお月さまを見上げる夜が多くなります。 長月とは言い得て妙なり！ですね 先月のソムリエ例会は「マディラワイン」　シェリーやポートと並び世界三大酒精強化ワインのひとつです。酸味と甘さのバランスが特徴で半永久的に劣化しないのでワインですがブランディーのような取り扱いができます。ぐいぐい飲むお酒ではないので　籠の中の酒器で楽しんでもいいかも[正式にはマディラグラスがあります]。マディラ島に行かれた大園支部長さんおすすめは「マディラワインと“げたんは”」 (2012/8/8) 2012年.No.9,「新酒のグラス」 まさに金秋の日　都城ワイナリーへ行って参りました。 霧島神宮の大鳥居を曲がり高千穂牧場を過ぎ夢見ケ丘の隣りに 真新しいワイナリーがあり　「ワイン」の幟が導いてくれます。 ご無沙汰しておりました　山内社長さん！ 早速ぶどう畑に連れて行って下さいます。　今日はソムリエ協会分科会。しっかり勉強会なのですが　高千穂の峰の空気を深呼吸すると気持ちが和みハイキング気分。日本で一番南にあるワイナリーの試みは　ワインの夢の道に私達を誘います。新燃岳の噴火を乗り越えながら様々な自然の中で育つ葡萄は極めて健やかです。この雄大な自然に適した交配品種を育て醸造して一本のワインに出荷するまで　ワイナリーの仕事は無限大。ひとつひとつのお話を大変楽しく伺いました。　スタッフのお一人　松宮ソムリエさんが試飲の時　特別取り出して下さったブルゴーニュタイプのグラス。 これで新酒を頂くと　香りが変わりますよぉ〜 香りが命！のワインです (2012/10/25) 2012年.No.10,「泡ワインのグラス」 Sante(さんて)　！！ で始まるソムリエ・ド・薩摩の忘年会。 いつもそれぞれがワインを持ち寄ります。やはり乾杯！のワインは「泡」 カウンターには　発泡性ワインのグラスとスティルワインのグラス2種類が置かれ、　勝手知ったるように使い分けます。何といってもソムリエ協会の有資格者同志ですので　中身の濃い忘年会の始まりです。　 ソムリエさんから注いで頂くワインほど美味しいものはありません。特に　泡の立ちのぼる様は注ぎ方とグラスの形状に差が出るので泡ワインの醍醐味が味わえます。 シャンパーニュのみならず　　「スプマンテ下さい」「カヴァ下さい」「スパークリング下さい」と呼び名も区別してお買い物に来られるお客様が増えたことは酒屋として嬉しさ倍増でございます。勿論「“泡”下さい」でも十分に伝わりますのでお使い下さい。 さぁ12月　オリジナルグラス付きのキャンペーンもあります お得な情報をチェックしながら　年用意をなさいませんか？お待ち申しあげております(2012/12/9) 2013年.No.1,「新春萬福」 焼酎王国の鹿児島に　40年ぶりに復活した「清酒」の試みは楽しい話題でした。「薩州正宗」のネーミングも人気です。失敗と成功を繰り返しながら丁寧に造り上げるお酒の醍醐味を思い起こさせます。 この一年もいろいろな事に流され立ち止り　またとぼとぼと歩きだすような日々でしたが　力強い皆様のおかげさまで無事新年を迎えます。心より御礼申し上げます HPは　福岡県在住のhiroさんと遠隔で作り合い　もうかれこれ10年目になります。「商売っ気ないHPですよね」とお客様から伺うと　ニンマリしてしまいます。いつでもどこでもだれでも閲覧できるこのHPが　「繋がる」をキーワード　にそれなりの役割を果たしているようです。継続は力なり・・でしょうか 新たな一ページをまた刻みたいと思います お幸せ多い年でありますようにお祈り申し上げます(2012/12/29) 前へ　/　燗問言　/　次へ Copyright(c) BABA SAKETEN All Rights Reserved.