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燗問言(かんとうげん)

馬場酒店の表紙を飾ったコラム「燗問言(かんとうげん)」。このコーナーでは、バックナンバーがご覧いただけます。
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2010年.No.9,「甘い白ワイン

ワインの第一歩をドイツワインから入られた愛好者は多いはずです。

1970年代の酒屋には 「マドンナ」が飛ぶように売れドイツワインを知らしめました。キーワードは「甘くておいしい白ワイン!」酒屋はこぞってドイツワインを学びました。1985年までは輸入量がフランスワインと肩を並べたドイツワイン。徐々に減少し2009年ともなれば輸入量世界第7位(生産量8位<2005年>)酒屋の棚からドイツワインの姿が薄れつつあります。が・・ちょっと待って!と時間を止めておすすめしたいのです。ドイツワインには世界どこを探しても得られない「甘い白ワイン」の原点があります。それは ”糖度の格付け”人にとってのちょうどよい甘さ の歴史とでもいうのでしょうか。辛口嗜好の中にあってこのような人に優しいワインを酒屋としておすすめしなくては・・・とふっと思うことがあるのです。

休日の昼下がり よく冷えたドイツワインをいただくと 極上♪極上♪   (2010/6/14)

2010年.No.10,「ビールアワー

鹿児島地元紙である「南日本新聞」。読み終えたあと 酒屋では県外発送の折、県産芋焼酎を包んだり梱包に使ったりします。故郷の新聞は同じ記事でも何かしらなつかしい匂いがするものではないでしょうか

さて「フェリア」は月2回その南日本新聞に折り込まれる生活情報誌。274号に 酒屋おすすめの記事が載っております
>>http://373news.com/felia/index.html

「ビールアワー」ちょっと聞き慣れない日本語?ついつい語源は?とか深く追求してしまうのですが、このさい思い切って使ってしまいましょう!
ついこの間の 6月3日(木)アペリティフの日でも 「ハッピーアワー」としてアペリティフを紹介しました。アワーhourは 特別な時間。暑い夏に向けて喉の渇きを潤すビールはまさに旬のお酒です。
「チェコ共和国 ピルスナ―ビールと映画祭」のようにビールを特別に美味しく楽しむ時間ですよ!と呼びかけるイベントに参加するのも生活を豊かにする試みではないでしょうか
まさか アワー と 泡 をかけてるなんてことはないですよね
・・・・・・えっ!そうなの?   (2010/7/7)

2010年.No.11,「ソイヤッ ソイヤッ

鹿児島の夏のお祭り「おぎおんさぁ」。無病息災(悪疫退散) 商売繁盛を祀る御神輿御を担ぎ追従する人も「ソイヤッ ソイヤッ」と言いながら歩いて両手を押し上げます。その掛け声に祭りの血が騒ぎだすというもの・・。平之町に八坂神社があった頃(現在は祇園之洲) この一番街商店街も「山車」を持っていて そこに唄三味線のお姉さん方が乗り 追従する人は踊って奉納していたとか・・むかしむかしのことです。

鹿児島中央駅まで「おぎおんさぁ」が来たのは初めて。
新幹線が鹿児島まで全開通したら駅の「点」と結ぶ「線」が町の振興に期待されます。ここにきて「おぎおんさぁ」の願いが多くのものを繋いでいるのではないでしょうか。

ひととき 「ソイヤッ ソイヤッ」の掛け声が胸に響きます
こんなに人と人が近くに居ながら十分にお互いが分かり合えないもどかしさがどうしてもあります。そのもどかしさも「ソイヤッ ソイヤッ」
     薩摩の御神酒は ワンカップ焼酎 謹んで乾杯!   (2010/7/30)

2010年.No.12,「冷酒

立秋を迎えました。 残暑お見舞い申し上げます
まだまだ厳しい暑さが続くようです
どうぞ おだいじにお過ごし下さい

酒屋に置いてある「眠草」に花が咲きました。薄い黄色のフワフワとした優しいお花です。何回か咲いてくれます。どんな花でも咲くとこの上なく嬉しいものです。今年お宅ではどんなお花が咲きましたか?
ある日 「冷酒下さい!」といらしたお客様。こんなに暑い日が続くと、とにかくも「冷たいお酒」が何よりの楽しみ。酒屋はまずお客様の楽しみ応援団ですから!腕まくりでお応えします。さてこの冷酒・・・歳時記によれば 「清酒(日本酒)を冷たいまま飲むこと」という夏の季語でれっきとした言語として正しいのですが ・・・多分 小瓶多くても二合瓶ぐらい 冷たいうちに飲み切ってしまいたいに違いない

銘柄にあまりこだわりがないので酒屋がおすすめするものを信頼してくださるかもしれない・・・と二秒の内にイメージを決めて黙ってそのお客様の目を見ます。それぞれの方々にそれぞれのお酒がお待ち申し上げております!   (2010/8/18)

2010年.No.13,「菊の

菊酒や黙のうちなる父の情    けい子

重陽に用いるお酒で 菊の花びらを浮かべます。五節句のひとつということは お祝い!
この日の夕方  芒の穂が見える包装を抱え来店下さったOさん。
「吟醸酒下さい。今晩は菊の花浮かべるのよ」
実は包装の中は 黄色の菊の花。芒はおまけにいただいたという事。瞬間・・しまった!と思いました。一本とられた感じです。

四季の行事は 人に等しいものです。
暮らしを豊かにするには 自分の身の丈に合わせて楽しめば宜しいのではないでしょうか。それに気が付くか否かで心持ちが違いますね。遅れを取ってしまいましたが まだ間に合う・・・・お花屋さんに直行。
数少ない お祝い事だからこそ 逃さないようにしたいものです
     健やかに暮らせますように! 乾杯!

えっ菊の花びら 浮かべ過ぎ? ひとひら浮かべるのが 粋 かな?   (2010/9/12)

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