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燗問言(かんとうげん)

馬場酒店の表紙を飾ったコラム「燗問言(かんとうげん)」。このコーナーでは、バックナンバーがご覧いただけます。
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2008年.No.7,「春愁ワイン

お花見なさいましたか
甲突川河畔の桜並木もちょうどよいころになりました

憂いを払う・・という名のワイン【Chateau Chasse Spleen】も好きですが桜季の憂いはまさに「愁い」。シュワァ〜としたサーモンピンクのロゼワインがよくお似合いです。真下の満開桜を楽しむ主役な人のみならず 遠桜が好きな脇役な人も きっとこのワインで春愁を味わっていただけるはずです。

スパークリングワインで王冠栓(クラウンキャップ)は珍しいのではないでしょうか?くれぐれも瓶ビールみたいにコンコンと栓抜きでたたいて開けないようにお願いします。別に危ないわけではありませんが「ワインの品格」に欠けると申しておきましょう

あの「ドンペリ」のモエ・エ・シャンドン社の醸造チームが造り上げた新ラベルワインです。残念ながら値上げしてこのお値段。
一体 暫定税率問題はどうなるのかしら・・・
こればかりは憂いを払いたいものです。シャススプリーン!   (2008/4/8)

2008年.No.8,「金色のワイン

今日は白ワインにしよう!と決める日が多くなります
鹿児島は黄金週間を過ぎたら Tシャツの似合う暑季。
ビアガーデン開きも始まります。ワインガーデンなるものがあったら一目散で向かうのになぁ〜 鹿児島にもワイナリーが欲しいところです。酒屋の見果てぬ夢・・・

何と言ってもお酒は「おいしい!」が合言葉。
白ワインのおすすめは 1500円まで@ボルドーの白
Aアルザスの白 BミュスカデCソアーヴェ Dシチリアの白 EオーストラリアのシャルドネFヴァン・ド・ペイのヴィオニエGガヴィ

お値段が許せば@サン・ブリAグラーヴの白Bやっぱり・・シャブリ!白ワインは黄緑色→黄色→黄金色→黄褐色に見分けられますがキラキラした輝きと透明感がおいしさの醍醐味。甘い香りなのに辛い・・という味の意外性も嬉しい白ワイン。

いよいよ「ブラッセリー・ヴァンダンジュ」の試飲レッスンが始まります。今年から鹿児島会場にてワイン試験が受けられるようになり ますますワイン好きが増えそう♪   (2008/5/7)

2008年.No.9,「枇杷酒

なんやかんやで・・・時は過ぎてゆくものです。

押入れの果実酒を整理しました。あらっ!昨年は6月1日に梅酒を漬けてたのねぇ〜 瓶のラベルが物語ります。今年は梅採りのお誘いもなくボォーとしてましたら時が過ぎ去ってしまったようです。この分じゃ「梅干し作り」も怪しいものです。求めよ!さらば開かれん・・・誘われるのを待っていても物事は動かないのよ!と発破をかけます。生り年を占う果実ですので 今年は裏作なのかしら・・それをいい事に今年は5kgぐらい漬けてみましょう。

これまた押入れの片隅から出てきた「枇杷酒」。毎年袋いっぱい枝付きのままいただくお庭の枇杷は種だけ漬ける「枇杷酒」にはもってこいです。今年は黒糖で漬けてみました。この枇杷酒は独特の芳香があり もっぱらゼリーにします。最近はいろいろな型の流し箱がありますので試してみるのも一興です。家庭用はタッパーにざぁ〜と流して好きなだけ食べます。寒天パウダーも便利だけどパールアガーは最強ですね♪   (2008/6/7)

2008年.No.10,「吟醸生酒

七月です   梅雨明け宣言!
白南風がアーケードの中を吹き通り七夕飾りのひらひらキラキラがたなびいております。「WE LOVE・・・」のキャッチフレーズで様々な催しを展開する天文館ゾーンとは大きな差のある商店街です。それは差別化ではなく区別化に繋げようという試みを見失ってはならないのではないでしょうか。

君は君 我は我也 されど仲良き 〜 武者小路実篤

コンセプトは「されど仲良き」に限ります。本物に触れ共に息をするとすべてが丸くおさまる・・・を目指してゆきたいものです。

モノはモノでも本物は私共の支えであります。真摯な蔵元・醸造所、現地とのパイプが太い輸入ワイン業社、貢献度の高いメーカー、すでに本物が残るようになっています

新潟県の吉乃川酒造・極上倶楽部は昨年で16年目を迎えました。「極上吉乃川」の加盟店としてご愛顧いただいています。震災の苦難もありながら常に品質優良なお酒を私共に提供する姿勢に励まされております

「されど仲良き」・・していただきたいと願うのです   (2008/7/7)

2008年.No.11,「仏蘭西酒

大河ドラマ「篤姫」は地元熱もさることながら興味深く観ているところです。史実に近く描かれているかが最大の見せ場であろうと思います。
今年は日仏交流150年という節目。政府公認機関であるフランス食品振興会はその一役を担っています。私どもコンセイエも歴史あるワイン文化を分かつためにプロモーションを行っています。

と申しましても酒屋のすることはお店でお一人お一人に美味しいワインをおすすめすることが精一杯で派手なイベントをする等ということは手におえません。けど「ワイン文化を分かつ!」という心意気はこ〜んなに大きいのでございます。

昨日(7月20日)の「篤姫」の中で島津久光と小松帯刀が桜島を背景にグラスを交わす深紅の赤ワインは「仏蘭西のもの・・」という場面。思わずこのポスターが目に浮かんでしまいました

1858年は篤姫が落飾し天璋院と号した年。
今年で150年の こうゆう関係 です
  「豊かな味わいボルドーの白ワインフェア」開催中!  (2008/7/22)

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