お酒は節季とともに味わい深いものでして・・・ 厄年・年男にとってありがたくも大切な「節分」がやってきます。 歳時記によりますと「厄落しは節分の夜に厄年の人が氏神に参り 厄祓いをする」とあり厄詣とも言われます。今年は霧島神宮にお参りに行く予定です。いつもは豆撒き!豆撒き!とはしゃいで「鬼は外!福は内!」の鬼さん可哀そう・・と鬼にも情けをかけたりもするのですが厄年ともなれば容赦はございません 酒は「鬼ころし」なのです! 「佐渡の鬼ころし」は お客様に人気の高い超辛口の冷酒です。鬼さえ心地よく酔ってしまうほど美味しいお酒なのです。 家庭菜園の新鮮な旬のお野菜をありがたくいただきます。 しばらくは 鬼ころしに合う常夜鍋が楽しめそう・・ 2月3日(日)は節分 (2008/1/23)
「バレンタインの日」のディスプレイに街は華やぎます。 ハートと愛の言葉で埋め尽くされ吐く息までもハートマークになる勢いです。そうでなくても“愛”は暮らしの中に欠かせないものです。学生時代、教えをいただいたシスターは「愛されるより愛すること・・」が口癖になっておいででした。大事なことは若い頃に耳にたこが出来るほど聞いておくべきです。 Eisweinはマイナス7℃以下の自然の状態で樹になったまま凍ったブドウを搾って造るワイン。極寒の産物なのでまさに稀少収穫です。375ml¥10000をくだらない高価なEisweinが大変お手ごろに入荷!甘口のデザートワインです 二人のために心がホッとする【愛すワイン】はいかがですか (2008/2/7)
酒屋のショーウィンドーに飾られた小さなお雛様。 雛人形を飾るたびに確かな春を迎えます。まだ北の国では雪深く、なかなか“確かな”とまではゆきませんが、お雛様に ふんわり優しい春を感じるのではないでしょうか。 ロゼシャンパーニュ「AYALA」を一緒にご案内しています。 春の訪れとともにロゼワインをお勧めしたくなるのは日本全国のお酒屋さんの気持ち。フランスをはじめヨーロッパのロゼワインは シャンパーニュ以外赤ワインと白ワインを混ぜて造ることが禁じられています。昨年のボジョレー・ヌーヴォーにロゼワインが登場して えっ!と思われた方も多かったはずですが、白ワインが混ざっているわけではありません。黒葡萄の品種をセニエ法(Saignee)でロゼワインにしたもの。シャンパーニュだけが混ぜて造れるっていうのも特別に守られた規約があり伝統を感じます。特別な女の子にいかがですか。 もちろん20歳以上の心の優しい女の子に・・・・乾杯! (2008/2/22)
3月5日付の南日本新聞の1面記事。 咳の喉に優しい「いも飴」をお茶代わりに朝刊を開いたところです。鹿児島の「芋」は暮らしの中に確かにひっそりと息づいています。「芋っぽい」「芋くさい」などと囃し立てられようが秘かな誇りさえ持っているのです。芋は偉いんだぞ!という拳を胸の中におさめているのです。ですから「おい!そこの芋姉ちゃん!」と言われてもにっこり笑える「芋」なのです さて記事の内容は “麹”の話。芋麹の焼酎は国分酒造「芋」・西酒造「芋全量」が人気でよく知られています。それぞれが独自に芋麹に成功した醸造所です。成功は大きな力となり芋焼酎の新たな味わいをもたらします。ここまで話を盛り上げておきながら「これはどこで手に入るの?」「誰にでも手に入るのかしら?」・・これが問題なのです。 (1)枕崎市・薩摩酒造 (2)薩摩川内市・田苑酒造 (3)日置市・小正酒造 (4)いちき串木野市・濱田酒造 小売店ルートは発表されていません。すぐ入手できるのは それぞれの醸造所直営HP・見学体験蔵にてお問い合わせください。 小さな酒屋の「芋」への情熱は何処へ・・春愁 (2008/3/6)
我が焼酎棚に鎮座している「篤姫」シリーズです 鹿児島県内外の何かしらのイベントの「あいさつ」に今や必ず織り込まれる・・篤姫・・という言葉。大河ドラマはちょっと元気のない地方都市に活力を与えたことは確かです。経済効果のみならず何かしら沸々としたものが蘇ってくるのです。 わが胸の燃ゆる思ひにくらぶれば煙はうすし桜島山 維新の時代 何故に南の果ての小さな藩から輩出した「人」が国を動かすようになったのだろう・・そんな疑問が聞こえるドラマも薩摩から江戸へ舞台を移すことになります。毎週登場している桜島の風景も少なくなり大奥の篤姫として描かれることでしょう。鹿児島弁も下級武士の西郷隆盛・大久保利通から聞かれるほどで薩摩の土地の物語ではなくなります。しかし沸々と燃ゆる思い・・維新の人の心意気を見守ってゆきたいと思います。小松帯刀の活躍も35年の生涯。維新とはまさに疾風のごとく・・ 手みやげのひとつにいかがですか (2008/3/23)