馬場酒店
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燗問言(かんとうげん)

馬場酒店の表紙を飾ったコラム「燗問言(かんとうげん)」。このコーナーでは、バックナンバーがご覧いただけます。
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2007年.No.06,「花の宴事情・・・

お散歩コースにもなる甲突川沿いは市内で手軽に桜狩りのできるスポットです。川沿いにはマンションも建ち並び「お家で花見」を楽しまれていらっしゃる方も多いことでしょう。「花の下」「遠桜」「桜吹雪」「桜蘂」いずれも趣があり花の宴は延々と続くのであります。酒屋は吟醸酒を小脇に抱え・・ロゼワインを鞄にしのばせ・・ちょっと冷えたシャンパーニュを紙に包み・・マイグラスをハンカチに包み花の宴の準備に大わらわ!

さて ここ甲突川沿いの花の宴は、おおかた貸し出し焼肉大会・・ちゃんこ鍋を配達する飲食店もあります。缶ビール付きで配達するので幹事さんもあっち行ったりこっち行ったりしないで済みます。
  ここ最近 酒屋はこの甲突川沿いの花の宴に縁がございません
    1本桜がお気に入りです
         桜南風に吹かれながら・・・・乾杯!    (2007/4/11)



2007年.No.07,「出逢い杉

風薫る季節が巡ってまいります。旅心を誘う南風・・
「かごしま」にふらりTシャツ気分でいらっしゃいませんか?
新幹線の開通以来すっかり様変わりをした鹿児島中央駅が玄関口となり、ひさしぶりに訪れた旅人を驚かせております。それでも 「かごしま」を探すと東口正面駅広場の「渡欧の志士の像」西口広場の「薩摩切子の灯炉」そして「出逢い杉」=昭和四十七年、当時の西鹿児島―大阪間を走った急行屋久島号の誕生を記念して、屋久町から国鉄に贈呈された大変貴重な屋久杉。世界遺産・屋久島からの贈り物です。今や屋久島の焼酎「三岳」も大流行。お土産に出来ないのが大変残念ですが「出逢い杉」に込められれた思いはひとつ!

「かごしま」を訪れるおひとりおひとりが
心ときめく出逢いの旅人となりますように・・・    (2007/4/26)



2007年.No.8,「茹でただけ・・

茹でただけの「空豆」と「ヤングコーン」・・で先ず一杯!
霧島市の100円野菜販売で購入したものです。ちょっとドライブすれば必ず穴場を見つけることが出来るのが食農国「かごしま」の嬉しいところ・・ここで大事なのは「持ちつ持たれつ」の関係。
無人販売なので購入する人がきちんとお代を納めるかは微妙なわけですが「かごしま」の人間はこんなところが大変義理堅い!錠がかかった料金箱に100円ずつポトンポトンと落としてゆく音を確かめながら「おいしいお野菜をありがとうございます・・」と呼びかけるわけです。すると・・

茹でただけで おいしいお料理!に変身してくれます
えっ!なんか嘘くさい? ホントに茹でただけで
   ハイネケン瓶3本がついつい空いてしまう  義理堅い“お料理”になるのです!    (2007/5/17)



2007年.No.9,「梅雨来たり

梅雨の季が楽しみになったのは この「梅」のおかげ・・
今年は空っ梅雨というウワサで五月もとうとう終わりの本日も晴天なり!それでも梅雨季はこれから・・・

蒲生町にもう誰も住んでいないお武家様のお宅があり所有されているお客様から「梅採り」のお誘いを受け喜び勇んで行って参りました 樹齢二百年!!直径60cm!!大樹の梅です それも敷地内に2本あります それがまた生き生きと実らせているのです
ハぁ〜立派 何かご利益ありそう・・としばらくは口を開けて眺めるばかり。 裏生り年ということでしたが竿でパタパタ落としてゆく「梅採り」は嬉しく また来年も・・とお約束をするのでした
              ツァーを組んでご一緒しませんか?     (2007/5/31)



2007年.No.10,「夏は梅干

先月のもぎり梅がご覧のとおりの変身を遂げようとしています。これで梅雨明けの土用干しを待つばかり・・・
暑い暑い夏は この梅干ひとつを欠かさぬようにします
梅干の種を飲み込む健康法を教えていただいた事があり挑戦してみましたが挫折・・種の中の種をカリッと食べることを歯の丈夫な少女の頃は自慢しておりましたが今ではこれも挫折してしまいました

時がたてば挫折してみてモノの本質がわかるような気がします。今は梅干はいいな〜と感謝感謝でいただくばかり・・・

自分の手で作った!梅干はただただ嬉しいのです 
手前味噌ならぬ手前梅・・大切な人に食べてもらいたくて
             人は汗を流すのであります
       芋焼酎に梅干を入れて 梅酎はいかがですか?     (2007/7/1)



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