馬場酒店
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燗問言(かんとうげん)

馬場酒店の表紙を飾ったコラム「燗問言(かんとうげん)」。このコーナーでは、バックナンバーがご覧いただけます。
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No.56,「黒糖焼酎」

 心ときめく黄金週です。鹿児島市内は 甲突川沿いの栴檀の木に花芽がつき 燕が小気味よく飛来し ジャスミンの花が匂い まさに「目には青葉山ほととぎす初鰹」(山口素堂)を迎えています。そろそろ紫外線も気にしながら朝、鏡に向かわなければなりません。つばの広い帽子は必需品です。サングラスも様になります。南国の光線は自然界を原色に映し奄美の画家田中一村の絵を彷彿とさせます。黒糖焼酎の話。必ずお客様から尋ねられるのは「甘いのですか?」原料が黒砂糖といえば誰がきいても甘いような気がします。蒸留酒なので糖分はゼロ。鼻孔を抜ける香りが甘いラム酒の・・等とソムリエさん風に答えたりしますが黒砂糖からお酒ができる事自体が不思議な様子。奄美諸島は「砂糖」の宝庫。特別に島ざらめと云われ酢味噌・甘酢にお気に入りの調味料です。(2004/4/29)


極上の霧島熟成豚を黒糖焼酎とともに楽しむ

一人前が250gとボリューム満点のとんかつは「究極の絶品」極上の霧島熟成豚は、柔らかで甘さが広がります。

■とんかつ川久
鹿児島市中央町21-13
099-255-5414
11:30〜14:30,17:00〜21:00 休み 木曜



No.57,「えっ、この季節にボージョレー?」

 「ボージョレー・ヌーヴォーだけをボージョレーと思っていませんか?」 ボージョレ―ワイン委員会(U.I.V.B)の小冊子の表題です。フランスワインをより多くの人に楽しんで頂く為にフランス食品振興会はそれぞれの生産地委員会を案内しています。この委員会は独立した機能を持ち旬の情報を的確に教えてくれます。11月の収穫祭の印象が色濃い「ボージョレ―ワイン」ですが委員会が情熱を持って投げかける冒頭の言葉にやはり動かされます。軽くてフレッシュと云われる一方うすくて辛いと酷評されることも・・ところがどっこいなかなかどうして広がりと厚みのあるワインです!10のクリュ(特定ぶどう栽培地)から生まれる熟成されたボージョレーワインをぜひおすすめします。今回は一番人気の「ムーラン・ナヴァン」にクリスタルグラスが付いています!(2004/5/6)


No.58,「辣韮(らっきょう)」

 風薫る休日に唐湊墓地にお参りに出掛けました。お天気に誘われて歩く事に・・人様のおうちには丹精込めた花々が植えられています。濃紫あざやかな鉄線 垣根に優しい卯の花など初夏の花に足をとめます。ふらりふらりと歩くと「100円野菜売り場」が一画にありました。水菜 ほうれん草 スナップ豌豆 そして土のついてる辣韮。どれも新鮮で束が大きいのです。思いがけない100円野菜にこれもあれもと手に取りながらフッと我に返ります。お墓参りが目的なのよ・・囁きが聞こえます。ひとつひとつ戻しながらどうしても戻せないのは辣韮。これだけは買ってゆこう。塩辣韮に 味噌辣韮に 辣韮の天ぷらに・・今晩酌にしている「貴匠蔵」と合うかもしれない。そう思うと歩みはウォーキング調になり速やかにお参りを了えました。今日は佳い日・・(2004/5/13)


No.59,「味わう」楽しみ

 新幹線「つばめ」が開通して2ヶ月が過ぎました。一度は乗ってみたいよね、という願いも案外早く実現するもので乗車も幾度となりました。博多まで日帰りが楽になります。夕ご飯のおかずを天神通りのデパ地下で買い物しても十分間に合います。熊本はもっと身近です。鹿児島に来られる方も、ラーメン・黒豚を食べに、水族館に、温泉に、そして芋焼酎を買いに・・・目的を果たす為に「つばめ」は大活躍です。合わせて当地の焼酎を「味わう」より「買う」ことを楽しむようになったようです。「三岳」は博多の井筒屋にありました。「れんと」が東京に溢れるほど陳列されているようです。酒屋の主が晩酌にしている「伊佐大泉」も銘柄を変えなくてはなりません。鹿児島にしかない焼酎を買うことは大変難しくなっています。ぜひ「味わう」楽しみを復活していただきたいと切に願うのです。(2004/5/20)



良心的な価格で、旬のお寿司が食べられます

【写真】大衆割烹なりもと鹿児島中央駅北隣の中央郵便局方向に徒歩10分。夫婦経営のおいしい和食のお店です。

■大衆割烹 なりもと
鹿児島市西田1丁目8-2
099-255-6122
夜のみ5:00〜12:00



No.60,「よかぶって、みる」

 朝の楽しみは新茶です。鹿児島の知覧茶を4月にはいち早く手に入れて残る100gになりました。寝ぼけ眼に眩しいほどのみどりいろはお湯をいれても大丈夫な玻璃グラスに入れて味わいます。飲み物で密かに自分流を発見してゆく楽しみは様々なものです。「アペリティフAperitifの日」をフランス食品振興会から案内されています。初夏の風にはレモンを絞ったりソーダやシャンパーニュで割った清涼感のある飲み物が嬉しいものです。食前酒に「君なに飲む?」な〜んて言われてちょっと"よかぶって"答えたいではありませんか。ビール! 今日はやめとこう・・チューハイそれも生グレープフルーツがついているの! というわがままはやめとこう・・・芋焼酎の新茶割り! 気持ちは分かるけどそれでは"よかぶれ"ない・・・やっぱりシャンパーニュにしませんか?ほんのり甘く果実アイスを落とします。胃に優しく自分流がアペリティフ。(2004/5/27)

よかぶる=格好をつける ・・・・・ 言い方次第でおおらかに聞こえるのが方言のよさでしょうか。「格好よく」暮らしたいものです。

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