馬場酒店
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燗問言(かんとうげん)

馬場酒店の表紙を飾ったコラム「燗問言(かんとうげん)」。このコーナーでは、バックナンバーがご覧いただけます。
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No.36,「師走です」

 鹿児島市は「あったかい」12月のはじまりです。泣いても笑っても焦ってものんびりしても、時間は確実に過ぎてゆきます。気持ちも「あったかく」して一年の締めくくりをしたいものです。ワインのお話を大変美味しそうになさるお母さん。二歳の女の子を連れてワインを選ばれています。しっかり繋がれた手と手に思わず撮ってしまいました。ありがとうございます。恋人・夫婦・今や堂々と手を繋ぎますが、あったかさと美しさの一等賞は親と子ではないでしょうか? ずぅ〜と眺めていたいほどですがお店の中ともなればそうはいきません。素敵なお母さんは決断も早いのです。爽やかな風のように選ばれて帰って行かれます。しばらく「あったかい」気持ちをいただきました。本格焼酎新事業『さつま至福会』がその名のとおり人をあったかい心地にさせ得るものでありますように! 製(醸造場)販(問屋&酒屋)者(消費者)のパイプをしっかりした手で繋ぎたい焼酎です。ご愛顧お願い申し上げます。(2003/12/4)


No.37,「スパークリングワイン」

 イルミネーションの美しい季節です。商店街では手作りのリースを飾っています。最近では街中に限らず民家でも目を惹くイルミネーションが増えてきました。ささやかな聖夜を迎えるための準備をはじめましょう。聖夜の宴におすすめはスパークリングワイン。酒屋に並ぶその姿も華やかです。極上はフランスのシャンパーニュ お手頃はフランス語ムスー 多くの呼び名があり区別してお買い求め下さるとかなりのワイン通です。イタリア語はスプマンテ スペイン語はカヴァ ドイツ語はゼクト 日本語は発泡果実酒。俗語は「泡モノ」(少々品格に欠けます)全世界で宴のはじまりの乾杯に最も美しい飲み物として好まれているのではないでしょうか。そして人を大変華やかに美しくみせる煌きの魔法のワインと言っても過言ではありません。さて どなたと乾杯なさいますか?(2003/12/11)


No.38,「くろじょか de だれやめ」

 鹿児島に「くろじょか」という酒器があることは随分と知られるようになりました。黒千代香とこれまた美しい漢字です。黒薩摩焼は庶民の器として親しまれてきました。白薩摩はお殿様ご用達のお品。今でも贈り物は白薩摩を選ぶ方が多いようです。庶民の味として燗で美味しい芋焼酎が好まれてきた由縁ではないでしょうか。芋焼酎の醍醐味はこの燗つけにあります。南国鹿児島も底冷えを感じる夕暮れ時になると「今日はもう絶対ジョカにしましょう」と話が決まります。湯豆腐と黒千代香焼酎。この日の豆腐は山形屋ストアの「極上もめんとうふ」醤油と清酒を入れた器を鍋に入れます。ぐらぐらとしたお豆腐をしばらくその中に入れて染込ませてからいただきます。庶民の味方パック焼酎を一合半:水一合半割って沸かします。飲み過ぎない程度にゆっくり晩酌する「だれやめ」をこの酒器は教えてくれます。庶民の師走 真っ只中です!(2003/12/18)


No.39,「種類(たねるい)」

 逃げ腰の鴨を見てをり大晦日〜星眠〜 今年最後の「燗問言」になりました。私共が今年4月HPを開設して以来この新しい試みにいろいろな方々のご指南を頂いております。厚く御礼申し上げます。折しも鹿児島は街並より見える桜島山に初冠雪。束の間の冬景色を賜わります。私共はこの時季「地酒」の在庫に気を付けます。全国版「地酒」は清酒の特定名称をさしますが鹿児島では独特なお酒、種類(たねるい)は"その他の雑酒(1)"。清酒と味醂を兼ね添え郷土料理を支えている調味料として使いこなせるようになると「薩摩おふくろの味」の出来上がりです。薩摩揚げの甘さはこの地酒によるものです。使い慣れている方はお屠蘇に使います。お酒の年用意はお済みですか?この一年のご愛顧ありがとうございました。よいお年をお迎え下さい。(2003/12/25)


No.40,「わが片隅の酒は」

 2004年のはじまりです。初商に感謝しながら"棚卸"をしています。一本一本を数えながら徐々に手毬歌を唄っている気分になります。135mlの缶ビールから、ROMANEE-CONTIまで価格も様々なら種類も様々、どのお酒もそれなりに役目がある事を見直します。棚卸の数が去年の人の嗜好を物語ります。この日は片隅に置かれた酒も脚光を浴びます。わが片隅の酒はその年月を経た記念ボトルです。「皇太子殿下ご成婚」から穏やかに時が流れます。初詣の鹿児島神宮に背丈1メートルに充たない植樹を見つけ写真におさめました。大木になった折この記念ボトルで乾杯したいものです。その時は ご相伴くださいますか?(2004/1/8)


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