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燗問言(かんとうげん)

馬場酒店の表紙を飾ったコラム「燗問言(かんとうげん)」。このコーナーでは、バックナンバーがご覧いただけます。
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No.16,「セレブな清酒・極上吉乃川」

 「正直に梅雨雷の一つかな 一茶」鹿児島市内の14日未明の轟く雷はまさに梅雨明けの声! いよいよお中元の旬です。中元=盆礼という奥ゆかしい風習を丁寧にお届したいものです。おすすめは「極上」新潟の吉乃川さんの清酒です。8年前極上倶楽部に登録して以来その名の通りの酒質を常に提供しています。月極め入荷ですが夏と冬に限り、蔵人栽培米のみを原料にその米を45%残すまで磨き醸した大吟醸の「極上吉乃川」が待たれます。「セレブな清酒」と当店では密かにささやかれています。セレブな貴方にお届けしたいお中元の ひ・と・つ です。(2003/7/17)

No.17,「氷にもこだわってみると酒はもっと楽しくなる」

 炎暑の夏に恋しいのは「氷」我が家の製氷機はフル回転です。冷たいのが何よりのごちそうになります。冷やした焼きナス。洗膾にした鯉(酢味噌で)とか鯛(ポン酢で)。さっと湯がいて氷水でしめたしゃきしゃきの苦瓜。炎天下を忙しく働きまわる人に、とっておきの晩酌を用意したいものです。一日一個限定「丸い氷」のオン・ザ・ロックがこれまた嬉しい。透明の氷を作るレシピとかいろいろありますが「丸い氷」というだけで満足。琥珀いろのウィスキーは少々重たいかな?と思ったら軽い琥珀いろの芋焼酎にしてみませんか?(2003/7/24)

No.18,「アグレッシブな夏に」

 昨夜から真夜に轟く雷雨の鹿児島市内はそれはそれは恐ろしいものでした。不安な一夜を明けてみると強い真夏日。それは最近ソムリエの方の試飲レポートを頂くと「アグレッシブaggressive」という言葉によく出会うのですが・・攻撃的 積極的 又は けんか早い?まさに今年はアグレッシブな夏を予感させられるのです。良い意味に使いたいものです。ワイン好きな八十路の母には「竹を割ったようなはっきりしたワイン」とすすめてみましょう。甘いか辛いか 強いか弱いか 黒か白か 丁か半か…・時には曖昧さを越えて豪傑にワインしてみませんか おすすめは気分もアウスレーゼで華やぎたい八十路の晩餐に贈りたいドイツワイン。(2003/7/31)

No.19,「新米の季節」

 8月8日立秋です。合わせたように「今年のお米」をいただきました。南薩横断道路(県道20号)の完成により鹿児島市まで40分ほどの日置郡金峰町<池辺の田んぼ>のコシヒカリ。今年は害虫に悩まされて70俵少ない出来(一農家)との事。農家の方のご苦労を思うとこの上なくありがたく思います。さっそく土鍋で炊いてみます。強火で吹きだしてから弱火の10分。蒸らして5分。おいしくいただきます。
 収穫の秋への一歩。しかしまだ秋には進めません。少年野球の夢・夏の甲子園が終わるまでは炎暑の夏は続きます。果汁のチューハイは真夏の青年に人気です(2003/8/7)

No.20,「お盆休み」

 働きづめの人もお盆を迎えると一休みの感があります。ふるさとを持つ人は帰省を楽しみにします。 *帰省子に豚骨料理煮上がりぬ〜南国歳時記* 薩摩のお母さんは手間と時間を存分に使いながら「わが家の味」に腕を振るいます。親しい人と車座に酒を酌み交わします。人気の芋焼酎をこれぞとばかりにもてまします。晩酌焼酎をもてなし焼酎に変身させるには朝から飲む準備をします。焼酎7:水3に割り冷蔵庫で冷やしておきます。「お帰りなさい!」という挨拶が飛び交う家族におすすめです。(2003/8/14)

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