第12回 東京国際映画祭

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◇東京国際映画祭レポート Part2


■協賛企画「東京ファンタスティック映画祭」-Oct 29〜Nov 5.1999

『13F』-Oct 31.1999
今回は会社のお休みと重なったので、いつもよりもたくさんの映画を見ることができて嬉しい。まず最初は東京ファンタで『13F』入口でコロンビア映画75周年記念ピンバッヂをいただく。上映前にK*沢(いつものように仮名)がタキシードで登場し、勝手にベラベラ喋りまくり途中で咽び泣いたりしてカッコ悪い。辛くてこっちが泣きたくなった。
ゲストは剣太郎セガールさん。あのスティーブン・セガールのご子息で藤谷文子ちゃんのお兄さんだ。映画とは何の関係もないんだけど、自分の出演映画と監督映画を宣伝していった。明日もK*沢が出てくるのかと思うとうんざりするが仕方ない。ホント崔さんに1度シメられちゃって欲しいっす。

『ルート9』-Nov 1.1999
平日だというのに1階は満席でびっくり。みんな一体・・・(笑)←自分もだろ
今日はカイル・マクラクラン主演の『ルート9』で、特別ゲストはいなかったけど、アミューズのスタッフ2人が警官の扮装で登場。お願いですからチャック上げて下さい。
ここに来るまで知らなかったんだけど、この作品は劇場公開せずにビデオとDVDのみになるそうだ。だからアミューズの人達が来たのね。前日よりもK*沢がうざったくなかったけど、それは私がお昼ご飯を食べるのに集中していたからかもしれません(笑)

◆『親指スターウォーズ』『親指タイタニック』-Nov 2.1999
今日は「ビデオ&DVDでーた コメディショーケース」の『親指スターウォーズ』『親指タイタニック』と他予告編上映。嬉しいことにK*沢は登場せず「ビデオ&DVDでーた」の小川さんという方が司会だった。この方も司会進行のプロってわけじゃないからちょっとヌル〜い雰囲気だったけどK*沢よりはまだマシ。
まずは「まんがビデオシリーズ」より、つのだじろうの『恐怖新聞』ダイジェスト版を上映。声の出演の中で、どっかで聞いたことある声の人がいるなぁと思ったら、アリtoキリギリスの人でした。「古畑任三郎」で西園寺君を演じた石井正則さんね(本名は馴染みがない)西園寺君はやっぱりちっちゃかった(笑)でも発音がしっかりしてて声も落ち着いてるし、鬼形礼の顔と彼の声に違和感なかった。キャスティングした人、すごいね。

写真
小川さんとアリキリさん

次に私も好きな『サウスパーク』の紹介ビデオ。個人的にはケニーのキャラクターが好きだが、日本語吹替版ならやっぱギャリソン先生by田口トモロヲでしょ。この前の放送ではリリー・フランキーも吹替やってて爆笑。まぁ英語版でも犬のスパーキー役がジョージ・クルーニーだからなぁ。

ここまでで約1時間。ようやく本編(?)の『親指スターウォーズ』の上映。これは映画レビューコーナーに書かなかったのでちょっと詳しく書くけど、親指にヅラや服を着せて演じさせるんですわ。指の腹が顔の部分になっていて、ここはあとからちっちゃな顔を合成させている。だから目は瞬きするし、口もちゃんと動く。これがめっちゃ気色悪い。でもだんだん可愛く思えてくるんだよね(笑)オリジナルのツッコミドコロにちゃんとツッコミ入れつつ、エピソード4〜6をうまく纏めて約30分の上映だった。指の衣装や宇宙船も凝ってて好き過ぎる〜。ハン・ソロの顔の、口元の左端がクイッと上がってるところがポイント高いです(笑)
上映後は配給会社の方とともに、なぜか小沢仁志さんと『SCORE2 THE BIG FIGHT』の出演者が登場し、親指の感想を言いつつも映画の宣伝をしていった。ちょっと場違いな感じが可哀相だったような・・・でもいっか。
そして最後に『メイキング・オブ・親指タイタニック』と本編の『親指タイタニック』を上映。このメイキングはかなり本編を伝えたものなので、本編を見た時にあまり感動が得られなかった。どうせなら逆にして欲しかった。でも監督の親指フェチぶりがよく分かって面白い。指を痛めてまでも親指にこだわるあたり普通じゃない(笑)出演者やスタッフもみんな楽しそうにやってて羨ましい。私も指での出演ならしてみたい、痛める覚悟で(笑)ケイト・ウィンスレットが演じたローズ役の親指はえらくデカイなぁと思ったら、体格のいい男性の親指でした。これがケイトそっくりなのよ。ディカプリオが演じたジャックの指よりひとまわりデカいし、肉付きもいい。予想通り、これが本編のギャグになっていた。ストーリーは私がオリジナルで思ったツッコミ処と同じところでギャグかましてたりして、監督たちも同じこと思ってたんだなぁと頷いたりして。セリーヌ・ディオンみたいな親指の熱唱も見モノ!この親指シリーズは2000年に劇場公開する。
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