yashinomi room
兄弟旅行
その3
塩原温泉の巻き
併せて鉱物、岩石の展示もあり、やしのみは結構そういう類が好きで
中学生の頃鉱物の標本を買ってもらったことを思い出した。
瑪瑙、大理石、水晶など目を輝かして見つめたものである。
そして、遠足ともなれば、これはどういう岩石か鉱物かと拾っては
リュックが重くなって・・・
後日理科の先生に聞いたりしてね。
おかげで、理科は点数が良かったりして・・・(笑)
見終えた頃は丁度帰り時。
これから温泉につかって、身体の疲れをとって、グイーとビールを
飲んで宴会だ!
お風呂は露天風呂もあり、勿論そちらも楽しんだ。
長湯はすぐ湯あたりするので烏の行水で勿体ないのだが、
温泉と言ってもいつもサーッとつかるだけ。
とはいえ、この温泉の匂いがなんとも言えず、効能を楽しみ、
そして疲れも癒され最高である。
還暦には赤いちゃんちゃんこを着るのが慣わしである。
しかし、こういう風習も今どきは変わってきている。
今年、主人はクラス会があったのだが、恩師から出席者全員になんと
ベレー帽がプレゼントされた。
全員にである。
20名ほどの出席者だったから、オオーッでしょう?
やんぼう、とんぼう家からは赤い漆塗りの高級酒器セットが、
そして、プラス、これはそーっと言おうかしら?
赤いトランクスも添えられて?
☆⌒(* ^∇゜)v ありがとう!!
この素敵な酒器で程よく飲み、実はこれが大変難しいのだが、
もう一度言おう。程よく飲み、百薬の長を目指さねば!
やしのみが夫kunikuniを代弁して申しておりますが・・・
多分そう思ったことでしょう。
いや、本当に、健康の為には「程よく」を心がけねばね。
と言いながら、今宵は時間を忘れ、お座敷を離れてからも、
にんぼう家の部屋で更け行く秋の夜長を楽しんだのである。
たくさんおいしいものを食し、美味な御酒を味わいながら、そして、
人生とはなんぞやを語り合いながら・・・
お腹をかかえて、大笑い!
後は寝るだけ!最高さ!
次から次と出てくる人生談義♪美味なお酒が何本も林立!
のり切れないほどのご馳走だ♪
知らない名前の葉っぱ達、椿は分るけどね。
化石が好きな方にとってはたまらないでしょうね。
つづく
「木の葉化石園」は木の葉だけではなく、魚の化石もあり、かなりの数が
展示されていた。
こんなに沢山の種類の葉っぱを見るのも初めてだ。
なにせ、お花や木など植物が好きなくせに、名前を覚えるのが下手で、
たとえここで覚えたとしてもすぐ忘れてしまうのだから困ったものである。
でも、ふーん、ふーんと感心しながら大昔の遺産を眺めるなんてことは
このところなく、妙に地球、生物、自然、人類等々考えさせられる時間で
あった。
そして、私は今ここに!
という感じなのである。
主人の還暦にふさわしい観光場所だったのかもしれない。
どういうこと?
いやいや、人生とは?・・・考えるロダンの時間でもあったから。
食事は皆と一緒の大部屋ではなく、還暦のお祝いをすると前もって
伝えていたのか、幹事役のやんぼうの配慮で、我々のみのお部屋を
確保できた。
ワオー! ご馳走である!
こんなにたくさん、食べきれるかしら〜?
「無事還暦を迎えられたkunikuniちゃんに乾杯!」
そう、「無事」である。
平均寿命が男性約79歳、女性が85歳、確かそうだと記憶しているが
間違ったらごめんなさい!ともかく、当世昔に比べると長生きではあるが、
やはり人生の節目、何事もなくこと歳まで「無事」なことは
有り難いことである。
人間ドックでの検査結果は、この歳になると何かしらよからぬものが
見つかるものである。
しかし、なんだかんだといいながらも、こうして取敢えずは健康なので
あるから、「ありがとうございます」と心を込めて感謝である。