台湾といえば、マッサージやエステが有名である。
日本でも、最近は「10分マッサージはいかがですか」と
宣伝も激しく、通ってる人もかなりいるとか。
一度は本場で経験せねばと、夕食までのフリー時間に
ちょっとドキドキしながら、門を叩く。(§^。^§うふふ♪門はなかったけれどね)
足つぼを初め、頭や肩、腰等部分的なマッサージ、全身マッサージとコースは色々。
やしのみはフットマッサージを頼んだ。
まずは、洗面器のようなものに、足を入れ10分ほど暖める。
それから、おもむろにマッサージが始まる。
ゆた〜っと40度くらいの角度で寝転ぶ。眼をつぶってもよし、日本語の字幕入りの
テレビも放映されており、どちらでもあなたのお好きなようにとは言うものの、
最初は気持ちよかったのが、なんとつぼに触れた途端、「いた〜い!」
思わず声を出してしまった。
その後、つぼに触れるたびに奇声をあげてしまい、なんともお恥ずかしいことで、、、
、その痛いのはこの箇所です、とその度にパンフレットを見せるのだが、
それどころではない。
隣の彼女は平然としている。
健康体の差、歳の差が如実に出た場面であった。
なんとほんとんど最初から最後まで「痛い」を連発。
90%は固かった。
しかし、終えた後の気持ちよさは最高である。
疲れが取れ、心なしか足が軽くなったような気がした。
刺激的だが、気持いいというなんとも不思議な快感であった。
是非、お勧めである。

yashinomi room

海外旅行  台湾の巻   その8

フットマッサージはしたの?
豪邸の部屋数って
どれ位?
次は、台北長者番付に名前を連ねる「林本源園邸」を訪れた。
合計52個もの部屋があり、一番面積が広い貴賓室はもとより、中には
月見の部屋なんてものもあり、豪邸ならではの工夫の数々に目を
見張った。
道路まで使用人専用道路や、男性・女性の各専用道路まであるんですよ。
ね、びっくりでしょう。
門柱にしても、必ず「いわれ」があり、縁起をかつぐのは世界共通
なのだなあとつくずく思ったことである。
台湾のお寺は日本と似ているの?
龍山寺は、絢爛豪華な中国式寺で観音菩薩が主神だが、
他に道教も祀られている。台北市最古のお寺でもある。
参拝客は最多、お線香の煙の絶えることはありません。
やしのみも決められた本数(確か8本だったような)でお線香を焚き、
50元をお賽銭し、「どうぞ、幸せな家族になりますように」とお祈りした。
願いのわりに、ちょっとお賽銭がが少なかったか?
それにしても、台湾のお寺のあの原色を使った建物は、なんとも煌びやか
である。
さて、明日はもう帰国である。
早いもので、今夜が最終日。
食事は本命。
台北で1、2を争う高級料理店での食事である。
「海鮮食庁」という老舗は、やはり内外に名を馳せただけある。
まず、食器からして、フランスやイギリス特注の品だというのだから、
驚きである。
素晴らしいお皿に盛られた、おいしいお料理を堪能した。
絢爛たるヨーロッパ宮廷の景観、それにマッチした食卓と椅子。
王侯の栄耀をエンジョイした。(ちょっと大袈裟かも)

この後、まだまだ続く歴史の深さ。
次は「士林官邸」へと歩を進める。ここは、日本の統治時代の演技試験場で、
後に、蒋介石官邸となった。
1996年に一般開放されたが、家自体は見ることができず、広大な庭の方のみ。
敷地内には日本式、ヨーロッパ式の庭園があり、日本では四季折々にしか
見られない花々が、要するにツツジ、薔薇、ベコニア、パンジー等々が咲き乱れ
ているのだから、これはすごい。
春夏秋冬が同時に押し寄せてきたようなものである。
結婚式の衣装を着たカップルがあちらこちらで写真撮影をしており、てっきり
結婚記念写真かと思いきや、これが違うのである。
結婚式を挙げる3ヶ月ほど前に、記念撮影をするという。
「婚前記念写真」なんて、変わった風習である。
そうそう、わんちゃん連れカップルもいたりして、日本だと通常は家でお留守番
でしょうに、抱っこしたまま一緒に写真撮影されていました。
そんなところは、鷹揚な国民性が出ているような気がしたのですが、
どんなものでしょう。

倶楽部へは行かなかったの?
最後の夜だモノ。それだけで終わるはずもなく、またもや取引先の招待で
行きつけの倶楽部へいそいそと。
もう、余は満足じゃ状態で食べ物は入らず、もっぱらビールオンリー。
飲んだ飲んだ。
歌った歌った。調子に乗って2度書いたが、実は歌ったのは
越路吹雪の「ろくでなし」を1曲だけ。
後は聞く方専門。
なにせ、すぐ満腹状態になってしまうやしのみ。
胃下垂気味だから、仕方ないか。
足は軽く、お腹は重く、台北の夜は更けていった。
2004年3月11日〜14日
蒋介石官邸は見せてくれたの?
皇室の宴?
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