開けて悔しき玉手箱

「開けて悔しき玉手箱」といえば、例の浦島太郎のお話。
竜宮(仙界)と人間界では時の流れに驚くほどの格差がある。
竜宮を辞する時、太郎は乙姫から玉手箱を土産に貰うが、いざ故郷に帰ってみれば見知らぬ人ばかり。
太郎が思い悩んで絶対に開けてはならないと言われた玉手箱を開けた瞬間、不思議な白煙がたちのぼって、
若い太郎は白髪の老爺になってしまう。
期待して開けたのに、予想は大きく裏切られ失望してしまう。

小さい頃わくわくして読んだこのお話。
なんで?どうして?浦島太郎は可哀想・・・と、悔しくてならなかったことを覚えている。
まるで、自分が浦島太郎になった気分で、そーっと蓋を開けていた。
何が入っているのだろう?
開けてはいけないって言われたけど、だけど見てみたい!
「何々をしてはいけない」と言われるほど、興味津々になるものである。
親に何故と尋ね「してはいけないことをしたからよ」と答えられたような記憶がある。
でも、だからって何も真っ白にならなくったってー
と幼心に思ったものである。
この「してはいけないこと」というのはなんとも魅力的。

こんなお話もあったっけ。。。
動いてはいけないと言われたのに、動いたばかりに石になったお話とかね。
「アリババと40人の盗賊」のお話も面白かった。
あのおまじないの言葉を思い出せずに「んもっー!」とやきもきしたこと。

この年になってなんだか幼いころ読んだ、あるいは読み聞かされたお話が懐かしく思い出される。
概して童話や寓話、民話などにはどこかしら教訓が含まれている。
三つ子の魂、百までとよく言われるが、この幼い頃受けた感動を未だ持って忘れないということは、
かなり人の心に影響を及ぼすということなのでしょうね。

うーん、省みると、やしのみの場合は悔しがるお話が心に残っているようだわ!
果たしてちゃんと教訓が身についているのですか、やしのみさん!

平成17年2月28日

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