仕事をし始めて一体何年になるのかしら?
ここで何年なんて言っちゃうと年がばれるから、やはり止めておこうかな。
まだ小さな小学生の頃は実はパーマ屋さんになりたかった!
母と一緒に美容院へ付いて行き、仕上がった時の母の変身振りには子供ながらに
眼を見張ったことを覚えているわ。
そして、自分も是非母のようになりたいと、なんとせがみ倒してパーマをかけてもらったことが
あるのよ。2年生の時だったわね。
母は今でも時々思い出したように言うの。
その頃はまだ今のようにコールドパーマではなく、熱いドラム缶の中に入ったような、
電気釜の中に入ったような、そんな設備の中での、しかも長い時間のいわば格闘だったのにね。
熱くて泣きたい位なのに、頬を真っ赤にして泣き言一つ言わずにあなたは我慢していたわよね、と。
だって、ここで泣いたりしたら二度とパーマをかけてもらえなくなる!
そう思ったのよね。
そう、今でもその時のことは覚えてるわ。
中学生の頃は、絵が好きで画家になりたかったの。
好きなだけで、まあまあの出来なのに、よくぞ思ったことだわ。
そして、高校の頃は放送部に入っており、これも県の大会でやはりまあまあの成績を
残しただけだったけど、有頂天になり「少年よ大志を抱け」式で、アナウンサーに憧れ、かなり大きな希望に
胸は膨らんでいたっけな。
そして、また上級へと進んだ時には、もう大志とやらはどこかへ行ってしまって、ただ残ったのは
現実のみ。
今やただの経理マン。
でも、好きなことは確かなのよ。
やりがいのある仕事だと思うし、楽しい日々を送っていると断言できるしね。
一体自分が何に向いているのか、分らないものだわね。
普段はさざえさんであり、天然ぼけでもあるにも拘らず、仕事となるとかなりシビアになり
変身してしまうのだから、不思議そのもの。
まあ、見る人がみれば、結構ぼけは連発しているようだけれどね・・・(笑)
そういえば、小さい頃の通信簿には必ず「几帳面」「正義感が強い」という言葉が必ず記載されて
いたのよ。
そういう観点からすれば、経理に向いている性格なのかもしれないな。
ただこれがね、プライバシーにおいては全然当てはまらないの。
故に、夫は未だに通信簿を見せても信じないんだから、もおっ!
どじでぼけのやしのみからは確かに頷けない部分なんでしょうね、きっと。
そう、部分なのよね。
人間とは、かなり矛盾した面を持っているんだなあって、そう思う。
いくら楽天的でのほほーんとしている人でも、ああいう面、こういう面はあの人って神経質な面が
あるわよね、なんてことがあるでしょう?
だから、なんなのよっ!ってワケでもないけれど、ぶつぶつちょっとつぶやいてみただけなの・・・
これがほんとの独り言、全くほんとに独り言・・・
只今、税務署の調査が入って忙しさ満点。そんな中でもイヤだと言わず、いや言ってるか、
でもでも、そんな中でも、イキイキと仕事をしたいと思う私は仕事中毒か。
しんみりとこんなことを思う今、秋の到来をかすかに感じている証拠なのかもしれない。
大好きなコスモスが見られるのも、もうそこまで。。。♪
今日は、ほんとに独り言