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いいかげんの難しさ

平成16年7月

仕事でデータの入力をしている時の事。
一旦書き出して入力という手間を省き、帳簿を見ながら、計算機を叩きながらの
入力であった。
しかも退社時間が押し迫る中。無我夢中で入力。
登録をする前に、印刷をかけようとしたのがいけなかった。
印刷プレヴューをかけると、そんなに広範囲でもないのに、ページがはみ出している。
ページ設定をした後、戻ろうとしたが戻れない。
しまった! フリーズだ!
ああ、なんということを、どうして登録を先ずしなかったんだろう。
気ままなパソコン君、何をやらかすか分らない。
”まめに登録を!!”といつもは思っているのに、何故か其の日は、気が急いて、
先を急いだのが災いした。

さて、どうする?
初めから再度やり直すか?
それとも、持ち越しで翌日に延ばすか?
頭にきたことは確かである。
「エイックソッ!」 「ナニクソッ!」
「ナニクソッ!」を選ぶことにした。
とても悔しかった。
せっかく入力したのに、パーなんて、今までの努力はなんだったのか?

水泡に帰してしまったかと思いきやそうでもない。
一度入力し、すぐまた同じ事を入力するわけだ。
今まで整理をしながらではあるが、1時間かかったものが、なんと、再度の入力に
なると、20分で出来たではないか。
例えば、これを翌日に持ち越した場合はどうであろう。

人間の記憶力というものは、時が経つにつれて薄れるという。
多分最初の1時間はかからぬであろうが、40分はかかるのではないかと
予測したのであるが、如何なものなのか。
今度同ケースの事態が起きた時、そして、「エイックソッ!」になった時、
注意をして観察だ。
今回はたまたま「ナニクソッ!」であったが、もうとてもじゃない疲れた日は
「エイックソッ!」になる恐れ充分に有りなのだから。

時間は人類平等に与えられている。
時間の使い方が上手な人というのは、きっと、ハプニングが起きた時の対処法、
判断力が富に優れた人なのであろうか。
一理はあると思うが・・・。

休日の時間の使い方を振り返ってみると、無意識のうちに今日はお休みだ、時間が
たっぷりあるという安心感からか、「あれっ、もうこんな時間、なーんにもしていないわ、
今日は」と言う日が間々あることに気付く。
忙しい時の方が時間の使い方がうまいのである。
しかし、だからと言って時に追われるのはあまり好きではない。
たまの休日くらい気にせずに、時の無駄遣いも!
それこそ、たまにはいいのではないかと思ったりする。
人間、メリハリがあって丁度良いのかもしれない。
そう、「いいかげん(良い加減)」が大事なのかと思うのである。
ただ、「そのいいかげん」程難しいものはないのだが・・・。