dog.p84

いや、僕のこと本当に好きみたい！
僕はレオちゃん男の子だよー。
僕は最初はそれでも嬉しくて喜んでいた。
でもね、なんだか其のうち・・・
ごめんね。レオちゃん、僕「うーっ」ってうなってしまって・・・
僕はうなることってほとんどないけど、
どうしてかあの時はおかしかった。
なんだかこんなこと初めてだったし、
どうしていいか分からなかったんだ。

ドッグランは初めてのレオちゃんは、最初から最後まで
ご機嫌だった。
そして、ジュラちゃん、結構マイペースで楽しく遊んでたよね。
今日はせっかくのボーイフレンドのレオちゃんを僕は
とってしまったかな。
ごめんね。
でも、ジュラちゃん、笑顔でとても楽しそうにしてたから、僕安心したよ。
ねえ、ジュラちゃん、ちょっと身体が傾いているけれど、それって、
僕とレオちゃんのことを気遣ってるってわけ？
ツーショットを邪魔しちゃ悪いって？
ねえ、そうなの？
優しいジュラちゃんなんだね。　　　　　　　　　　　　　

まあいいや、僕は気を取り直して、レオちゃんと遊ぶ
ことにした。
僕と一緒に遊ぼうか。レオちゃんはどこまでも僕に付いてくる。
うーん、僕ってひょっとしてもてる？
今日は僕はうなってばかりだ。
かわいいレオちゃんはまるで、女の子みたいに
かわいくて。。。だけどさ、でもね、僕はやっぱり・・・ね。
ごめんね、レオちゃん。
女の子がどっちかっていうといいな。

途中でめぐちゃんを紹介したところで、つづきだよ。
赤かぶやでおいしいフランス料理を食べて、僕たちは
おやつを食べたところで、今度は柏の葉ドッグランへ突入。
そうさ、突入だよ。
僕はあそこがとてもお気に入りになっちゃった。
まま達もここはいいわねえとしきりに言ってたから、きっと
今度は年会員にでもなるのかな？
ちょっと期待してる僕だった。

そうそう、今日は都合が悪くて来れなかっためぐちゃんを
ぺったんするね。
どうしても来れなくてとても残念。
今日はめぐちゃんの分まで楽しまなきゃね。
今度絶対会えるよね。

いつの間にかレオちゃんが、僕の後を付いて離れない。
そして、なにやら耳の辺りとか、お腹の辺りをくんくんと
舌をペロペロ出して、舐めている。
「これこれ、レオくん、カバちゃんになっちゃったのおー？」
皆にハヤサレテいる。
僕は赤かぶやでは吠えられたから、ちょっと不安だったけど、
ああ、よかった！僕のこと嫌いじゃなかったんだねって、
一安心。

みんな着くと同時に心はドッグラン。
ドッグランは初めてというレオちゃんは（僕、どうしてかレオちゃん
は男の子だけどチャン付けで呼んでしまう）臆することなく
くんくんまずは手始めに匂いを嗅いでいたし、ドッグランは何度か
経験のあるジュラちゃんも、最初は匂いかぎから始まった。
そう、最初は３頭とも各々の行動をおこしていた。
ところが。。。