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でもね、楽しいこともこれまでだった。
1時間くらい遊んだ頃、大きな黒いラブが入って来たんだ。,
最初は、リードが付けられてたけど、いつの間にかはずされていた。
でも、僕は安心してたんだ。
なんでかって、ドッグランに来るわんちゃんって、ちゃんとしつけ
されてるってままが言ってたからさ。
でもね、それは大間違いだった。
僕はお花や草が大好きだから、ドッグランの周りをぐるぐる廻ってたんだ。
そうしたら、いきなりあのラブがガブリ!って僕に噛み付いたんだ。
僕は「キャ〜ン!」ってものすごい声を出してパパやままに助けを求めた。

僕はパパがだ〜い好き♪

僕の左目からは血が流れ、眼は完全につぶれていた。
あわてて「あっ、眼が!」とやしのみままは叫んでいた。
あわててその声を聞いた飼い主はやってきたが、
「すみません」だけで、その先がない。
「早く病院へ連れて行かなくちゃ」と言ったのはパパだった。
なんとその飼い主は「私も行った方がいいでしょうか」なんて言っている。
しつけがなされていない犬をドッグランに連れてきて、
「すみません」で済むわけがないのに。
僕はそれどころじゃなくとにかく痛くて痛くて早く先生に
診てもらいたいよ〜と悲しかった。

ドッグランは広いんだ。
300坪くらいはあるらしいよ。
周りには僕が大好きなお花が咲いてて、くんくんかいでばかりいた。
僕の左にいるわんちゃんは、ぬいぐるみみたいでしょう。
とてもフレンドリーなわんちゃんで、
すぐお友達になったんだ。

しばらくこうして、3匹は戯れたというわけさ。
みんな大人しくて(勿論僕もだよ、エヘン!)
飼い主さんの言うこともよく聞くおりこうさんだった。
「おいで!」と呼ばれるとさ〜っと駆け寄るんだ。

今日は暑いくらいで、普段はあまりお水を飲まない僕が
水のみ場まで何度も通った。

あっ、眼が!
今日は朝からとてもよいお天気で、やしのみままが
「ねえ、ハッピー、久しぶりにドッグランに行こうかあ」ってはしゃいで言った。
僕は勿論「行く、行く」ってもうそれは大騒ぎ。
早く行こうよ〜とずっと玄関で待ってたんだ。
車の中でも、なんだかそわそわ・・・
『今日はどんなわんちゃんと会えるかなあ?』って
とても楽しみだった。
とにかく近くの病院がいいと、そのラブの飼い主ではなく他の親切な方が
自分の行きつけの病院を紹介してくれ、また道案内までしてくれた。
今日は日曜日で休診にもかかわらず、紹介されたお蔭で、診ていただくことができた。
先生の声が僕には聞こえた。「多分失明でしょう」
「えっ!」僕はとてもとても悲しくなった。
「どうしてなの、今日は素敵なわんちゃんに会えるって、
とても楽しみにしていたのに・・・」
でも、詳しくは麻酔をかけて詳しく調べてみないと分からないらしい。
今から(1時)麻酔をかけて、結果が分かるのが5時だそうだ。
「麻酔で死ぬこともありますので、一応承諾書にサインをお願いします。」と言われ、
パパはサインをしていた。
詳しく状態を知るには仕方ないから・・・
『でも、僕大丈夫だよ!パパ、まま頑張るからね!
だから、パパ、ままそんなにしょんぼりしないでね。』
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続々とわんちゃんが入ってきて、全部で10匹位はいたと思う。
3匹並んで行進だよ。