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お久オフ会

その4

宴もたけなわ。
ひなママさんとmakipiさんは「アプリコット酒」を注文した。
うん?なんだかジュースのような。。。
甘くて飲みやすそうだ。
と言っても、僕はお酒は飲んだことがないから、分らないけどね。
でもね、匂いだけだったら、知ってるよ。
だってね、時々パパが面白がって「ハッピー、飲む〜?」ってお猪口を
僕の鼻に近づけたりするからね。
ままだって、ビールを飲んだ後、「ハーッ」って、僕の鼻めがけて、
息を吹きかけるんだ。
僕はあまり好きじゃないよ!ぷいっ!
僕は即座に顔をそらしてしまう。
でも、忘れた頃にまた面白がって二人とも同じ事をするんだ。
まあいいけどさ。
パパやままはおふざけでやってるんだから、僕もしょうがない
お付き合いしてあげるよ。
だって、せっかく楽しそうにしているのに「ううっー」ではね。
興醒めしちゃうからさ。
クンクン!でも、この香りは何か違うぞ!
おいしそうな匂いだなあ。。。
もうすぐ厳しい冬が来る前の五色沼の風景は、にぎやかな色はなく、
だけどね、それはそれで、なんだかしーんと静まり返った
穏やかさがあり、僕はこういうのもいいなって思った。
相変わらず、沼の色合いはなんともいえぬ色相だったしね。

五つの沼を全部見る時間もないので、最初の沼「毘沙門沼」だけ
見ることになったけど、猪苗代湖にも行ったことだし、ここは
あきらめが肝心。
思う存分景色を堪能した。

そして、最後に僕らわんこだけの集合写真を撮ってもらった。
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今日はたくさん遊んだからさすがお腹がすいていた。
いつもは我儘を言って、ドライフードをどうしても残すんだけど
今日はほんのちょつとだけ、そう、腹八分目くらいは食べられた。

まま達はまずは最初に「乾杯!」って、グラスとグラスを
カチャーンと鳴らした。
胃があまり丈夫じゃないから控えているメルメルさんと、まず
食事をしてから頂くわというmakipiさんとひなママさんの3人を
除いて、生ビールををオーダー。
お冷とビールでのあのガチャーンは、本日のYYO第一回お泊りオフ会が
実現できたことの喜びと感謝を込めての乾杯なのだった。
恥ずかしがり屋のメルティーちゃんがちょっと心配だったけど、
ママがいなくなって、あきらめたのか、やしのみままに抱っこされても
大人しく、とてもいい子だった。
少し冷えてきたのでお部屋で待つことにした。
すっかりままに慣れたメルティーちゃんは、突然パパに
抱っこされようとして、びっくり!あわてて、まるでままのことを
メルメルさんとカン違いしたようにままのお膝に突進してきて、お膝に
ひょいと飛び乗った。
今まではどちらかというと、パパの方に慣れていたのに、30分位抱っこ
されていたせいか、どうもやしのみままに(^_^)vサインの旗が振られたようだ。
ままはもうお喜びで、メルメルさんがお風呂から戻ってきてからも
何度もそのことを口にした。
まま、嬉しいからってちょっとしつこいじゃないの。
でもね、ままはいつもメルティーちゃんのことを、オフ会が開かれる度に
慣れないかなあ?って気にしていたから、ままにとっては
それはもういい意味での一大事だったのさ。
お料理はフレンチ風のフルコースだった。
メインディッシュは鴨肉だったので、お肉が嫌いなままは
去年もそうだったけど、前もってお魚に変えて頂くように頼んで
おいた。
ままの舌によると、お魚の種類は「鰆」のような感じだった
らしいけど、時期的に考えると違うんじゃないかなって、僕は
思うよ。
ままの舌はあまり上等じゃあないからなあ・・・
オーナーさん、間違えてたらごめんなさい!
寝る前に入るというパパを除いて、全員がお風呂に入ったところで、
丁度夕食の時間となった。

食堂では、僕達がマナーを守れるように、ちゃんとおとなしく
できるように、壁にフックが取り付けられていた。

僕はいつもそうなんだけど、食事はパパ達が食べる時に一緒に
食べる習慣がになってる。
まずはシートを敷いて、それから、
お食事前の儀式「お座り、お手、おかわり、伏せ」の号令の後、初めて
ご飯にありつけた。
そうそう、マイトレイは忘れてきたから、オーナーさんからかわいい器を
貸していただいた。
お風呂に入る前にドッグランでひと遊びしようということになった。
もう、夕暮れ時で辺りは大分暗くなってきたけれど、ドッグランは
夜も遊べるようにライトが付いているから安心だ。

今夜はシーズンオフだというのに、満室で、多種犬のワンコちゃんも
いっぱいいた。
その中でも、「元気くん」という名前のダックスフンドのワンコくんは
とってもフレンドリーで、僕にもクンクン!一緒に遊ぼうねって、
擦り寄ってきた。
「うん、いいよ。楽しいね〜♪遊ぼう遊ぼう!」

そんな僕達を、まま達は、おかわり自由なコーヒーや紅茶を
いただきながら嬉しそうに眼を細めて眺めていた。

山頂にはもう雪が積もっていた

どんなかなあ?
去年は赤や黄色で葉っぱがとってもきれいで、あんなの僕は生まれて
初めて見て、すごいすごい!って感動しまくりだったけど。。。
冬の五色沼ってどんなかなあ。。。?

シーズンオフで、しかも着いたのは夕方近かったから、人は数える程で、
お店も閉まっていた。
まあ、去年は歩くのにも大変な人ごみだったから、今回はグループだし、
丁度この位の方が良かったのかもしれないね。
すれ違う人々が「まあー、可愛い〜、なんていう種類なの?」と口を揃えて言うんだ。
僕は嬉しくて、ちょっと得意気になっちゃったよ。

あれっ、なんだか少し減ってない?
ちょっと食べた後に気が付きパチリッ!

お肉が嫌いなままはフィッシュコースを特別注文

笑いころげて楽しくて、時間はあっという間に過ぎ去った
やしのみ          OKOぴーさん   ひなママさん

でもね、よくわかんないけどね、お酒ってさあ、酔う為に
あるんじゃないの?
それでも、結構ままはほろ酔いカゲン。
小さな口を大きく開けて大笑いしている。
とっても楽しそうだ♪
勿論ままだけじゃないよ。
OKOぴーさんも、メルメルさんも、ひなママさんも、makipiさんも、パパも
みーんなお口が閉じられることはなく、
しかも笑い声が天井まではじけている。
にぎやかな今宵の宴となった。

会うたびにメルティーちゃんはままに
慣れてきて。。。

「ねえねえ、ハッピーくん、沼の色がとってもきれいなのねえ。」
「そうなんだよ、ここは五色沼という名前の通り
五つの沼があってね、全部色が違うんだ。」

僕はハッピー、君の名前は?
エーッ!元気くんって言うの!いい名前だね。
(makipiさんからいただきました)

メルティーちゃん、ちゅらちゃん、ひなちゃん、寿羅ちゃん、ハッピー

ひなちゃんとちゅらちゃんはボール命。
ママにこの時とばかり、たくさんボールを投げてもらって大喜び。
そして、そんな楽しそうなひなちゃんを見て、ひなママさんも
大張り切りだ。
しかし、ついに勢いあまって、柵の外までボールを投げてしまい、
あわててボール探し。
大事なボールが見つからなかったどうしようと僕は心配したけど、
すぐにひなママさんは見つけ出した。
ああー、良かったー♪ひなちゃん、良かったね。

6時半から夕食だから、そろそろお風呂に入らないと、間に合わない。
僕達を一人(犬)にする訳にはいかないから、交代で入ることになった。
一番乗りはmakipiさんとメルメルさんだ。
ここのお風呂は本物の露天風呂なんだよ。
身体を洗う場所は室内だけれどね。

お月さまが見えるかな?
お星様が見えるかな?

たくさん、遊んだから、今日はお腹が
すくのも早いなあ。。。

スープもおいしかった

つづく
どれもボリュームたっぷりで、もうこれ以上食べられないわあー
って叫んでいたのも束の間、おいしそうな抹茶ケーキが
出てくると、あれーっ!今の言葉はどこにいったんだろう?
嘘のように、皆ケロリとお腹に納めていた。

ままは相変わらず「かめ」でみんな食べ終えたというのに、
まだビールを飲んでいる。
ビールを飲むのが遅いんだよね。
だから、やしのみ家の食卓が片付くのはいつも11時位なんだね。
まま曰く「マイペース」なんだとさ。
あまりスピードを上げると、酔っちゃうんだってさ。

ふーん、それでそれで?。。。
お話がはずむOKOぴーさんとひなママさん

ちゅらゃん

ひなちゃんとちゅらちゃんはボールが大好き!

ひなちゃん

http://www.footloose-info.com/
プチホテル フット ルース
五色沼から今夜のお泊り先フットルースは確か20分位かかったかな?
もっと少なかったかな?
とにかく近くだよ。

ほとんど予定通り、フットルースへは到着。
オーナーさん(三ッ巻方史氏)は今か今かと首を長くして待ってたそうだ。
僕のことをしっかり覚えてくれていて、そして、それどころか僕のあの
事故のことも知ってて「ハッピーくん、大変だったね。もういいの?」と
心配して僕の顔をそーっと覗き込んだ。
僕は「おじちゃん、大丈夫だよ。心配してくれて、ありがとう♪」って、
すりすりした。
おじちゃんのこと、僕もしっかり覚えていた。
だって、いっぱい去年のあの時もお話したんだもの。

冬の五色沼もなかなかいいでしょう?

うーん、お腹がいっぱいになってきたわよねえー
makipiさんとメルメルさん

今夜は特別
YYO! YYO!