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「あれっ、このコロッケおいしいわー！メルメルさんも食べてみてー」
ごはんものを、つまりおにぎり系はメルメルさんと、やしのみ家。
ひなママさん、OKOぴーさん、makipiさんは麺類を注文。
ままは、メルメルさんにお返事をもらうひまもなく、お皿にひょいと
乗せちゃった。
というわけで、ここのコロッケはお勧めだ。

本当に１２月だとは思えぬ暖かさで、僕らわんこは陽だまりを楽しんだ。
まま達が食べ終えるのをちゃんとお利口さんに待ってたんだよ。
エッヘン！
さて、那須S.Aまで来ればシメタもの。
予定より早く現地には着きそうだ。

ひなママさんって、本当に観察力抜群だ。
ままはひなママさんの側にいて良かったね。
だって、鴨がいっぱい湖にはいたんだけどね、
その鴨のエサを売ってるお店があって、なんとその鴨のエサの
お隣には「人間のエサ」なんて書かれていて、それをいち早く
発見したのがひなママさんだった。
「ねえねえ、やしのみさん、見て見て！人間のエサだって！」
もう、ままはすごく喜んだ。
「おもしろーい！」とパチリ！
前の「かめ」の睫毛を見つけたのもひなママさんだもの。
ままは観察力はゼロだからね、よかったね、まま、ひなママさんが
そばにいてくれて。
お蔭で、面白いものを見られたね。

遊覧船は「かめ」という名前だった。
(^ｗ＾）　ぶぶぶ・・　　僕は思わずやしのみままのことかと思い、
笑ってしまった。
「かめ」はちゃんと睫毛まであって、ひなママさんとままは
「うわー、睫毛までちゃんとくっついてるんだー」と大喜びした。
１階よりも２階のほうが景色が見られていいわねえ、と２階に
したものの、あまり景色は変わらず、どちらかというと、僕達の
ことをパチパチ写真を撮って、おしゃべりの方が多かった。
これが紅葉の季節だったら、また違っていたよね、きっと。
お客様も２階は僕らの他は一組だけ。
貸切状態だった。

静かに走っているようだけど、湖を見ると波が立っていて、
スピードが分った。
結構速度は出てたんだね。

僕がこんな気持なのに、ままったら、結構悠然としていて、しばらくしてから、
あら、ハッピー、向きを変えればよかったわねえ、だって！
僕は、もうまま、既にターンしたんだってば！
誰だか「アラ、ハッピーくん、ちゃんとこっちを向いているわよ」
「あらー、そうなのー、よくハッピー、ターンできたわねえー」
ままって、ホントにのんき。

わあー、船に乗るのって初めてだな。
昨年はバスに乗ったんだよね。
あの時は、顔が出ていてもオッケーだったから、パパのリュックに急遽
入ってしのいだんだったなあ。。。だって、あの時は車にキャリーバッグを
置いたままだったんだもの。

「そろそろお腹もすいてきたことだし、お昼にしましょうかー」
気温が上がってきて、ぽかぽか陽気。
いつの間にか、みんな上着を脱いでしまっていた。
あちらこちらに点在している中で、比較的お店に近いテーブルを確保し、外で
昼食をとることにした。

皆がお店でテイクアウトする間、やしのみパパが５匹を見守ることになった。
makipiさん曰く鶏飼いならぬ犬飼のパパに変身だ。
パパは各々違う方向へ行こうとする５パピちゃんをなだめるのに、
てんやわんや。
５匹の多頭飼いであるELFさんの大変さが分ったらしい。
外での食事はさながらピクニックのようで、とても楽しかった。
お店には結構色んなメニューがあり、各人様々好みの物を頼み、満足。
そして満腹になった。

先月makipiさんとメルメルさんが予行演習を兼ねてお泊りした、那須高原の
『ゲストハウス　ラ・ピステ』に、そのそっくりさんご家族は昨夜泊まったのだという。
いくつかのペンションがある中で、これまたご縁があったワケだ。
縁って本当に不思議なものなんだね。
ワンちゃんの名前はくるみちゃんって言うんだって。
可愛い名前だよね。

しばらくは、小型犬で独占されていたけど、大型犬がその内たくさんと入ってきて、
旅の途中ではあるし、何か事故でもあるといけないので、
僕達は即座に抱っこされた。
大型犬だといって、怖がってはいけないんだけれど、ついついパピヨンって、
小さいから、まま達はかばってしまうんだ。
大型犬の飼い主さん、ごめんなさい。

やはり、ここは湖をバックに集合写真だよね。
しっかりパパに撮ってもらったよ。
みんなキャリーケースから出されて、ホットしたところで、
抱っこされてパチリ。そして、バッチリだよ。

行程は予定通り。
次なる場所は、五色沼。ランランラン♪

＊後で判明。。。『実は最初に発見したのはOKOぴーさんだったみたいだ。
みんな観察力があるんだね。その点ままは・・・』

エーッ！こんな狭い中になんて入れるのかなあ？
僕はちょっとたじろいだ。
そうしたら、ままがバッグの奥の方におやつを置いたんだ。
おやつ？うん？あっ！どうしよう！
と思ってる間もなく、閉じ込められてしまった。
いやだよー！僕はおやつなんて見向きもせず、狭い中、
ターンをして、お外が見える方に向きを変えた。

いつの間にか車は磐越道に入っていた。
当日の予定ははっきりと決めていなかったので、そろそろどうするのかを
決めなくてはいけない。
明日はあまりお天気がよくないようだから、一気に猪苗代湖で
遊覧船に乗った後、五色沼を見ることになった。

遊覧船は３０分位乗るらしい。
僕達わんこは頭まですっぽり隠れるキャリーバッグに入っていれば、
乗船オッケー！
実は、僕は乗り物用のキャリーバッグは以前から買ってはあったけど、
一度も使ったことがなく、今まではなんとそのバッグはお洋服入れとして、
使われていたんだ。