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やっぱやみつきオフ会 NO.1
そんなお話をしていたら、あっという間にドッグラン松戸へは着いた。
15分か20分くらいかかったと思うよ。
時間は2時頃かな。

サクラ家は、今日はクレアくん、マロンちゃん、サクラちゃんの
全員が出席だ。
サクラ家はクレアくん、マロンちゃん、サクラちゃん全員、
ボールが大好きだ。
いつも3兄姉妹で競争して取りっこしてる。
僕は一人っ子だから、ちょっと羨ましかった。

ちゅらちゃんとひなちゃんもいつものようにすごい速さでボールを
追っている。
体重が身軽なだけ走るのが速いんだね。
いつも感心してしまう。

つづく

ふと見ると、、トイプードルのメロンくんが、寿羅ちゃんに
メタメタだ。
やはり、ちょっとしつこかったようで、ママのmakipiさんは
まるでバレリーナのようにいやがっている寿羅ちゃんを抱っこしながら、
足を上に上げたり降ろしたりしていた。
やしのみままはそんなmakipiちゃんを見て、大笑い。

頑張って言い寄るメロンくん。
寿羅ちゃんは7歳だというのに、モテモテだ。
すごいな。
でも、僕は寿羅ちゃんの気持が分るような気がした。
「ありがとう♪メロンくん。でもね、わたしは今ちょつと休憩中だから、
後でね」ってね。
僕もそうだけど、こういう時ってどうしたらいいんだろうね。
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パパやままは早く着いたから先に飲み物を注文していたけど、
皆集まったと言うのにプレゼント交換やおしゃべりが先になって、
すっかり注文するのを、忘れていた。
お店の人も心得たもので、こちらから注文するまでやって来なかった。
ままも、そんなことは全く抜けていて、パパに何か注文しなきゃと言われて初めて
気が付いたというわけだ。
しばらく、ワイワイガヤガヤお話をした後、12時半頃にランチとなった。
ここはメニューがたくさんで、いつもはたいてい皆2種類くらいで留まるのに、
結構違う種類を頼んでいた。
僕らワンコ用のおやつもサービスで出た。
僕も少し食べてみたけど、とてもおいしくて、ケロリと食べてしまった。

最後に、お店の方が無料でポラロイド写真とデジカメの両方で、きれいに活けられた
お花をバックに撮ってくれた。
ポラロイドの方は、すぐにその場で出来上がるので、ままは早速日付と僕の名前を
記入し、店内の壁にペッタンした。
そうそう、「やっぱやみつきオフ会」という言葉もしっかり入れてね。
貼られた中には有名人もワンコと一緒に写っていたよ。
例えば小錦とかね。

全員撮り終えた後、いよいよ今度は「ドッグラン松戸」へと向かった。
お店の前から鉄塔が見え、パパは同乗したひなママさんとままに、
あの辺りなんだよと教えた。
見えてはいるけど、車で15分くらいはかかった。

「見えているから、本当にすぐそばかと思うと、そうでもない。
ということは、よくあるわよね。東京駅なんて、そうよね。
八重洲大通で八丁堀辺りから東京駅が真っ直ぐ正面に見えるけれど、
なかなか辿り着かないのよね。それが・・・」とままはひなママさんに話すと
ひなママさんもうんうん、そうだそうだと頷いた。
僕は東京駅は見たことがないので、分らないけれど、
今日のこの鉄塔の件で、こんな感じなのかなあーなどと思っていた。

多分こないだもパパと下見に行った時にも言ったと思うけど、
普通はドッグランというと、大型、小型エリアのみの所が多いでしょう?
なのに、このドッグランは3つに分かれているんだ。
えっ、どういうこと?
そう、今いった二つのエリアの他に中型犬エリアがあるんだよ。
しかも、小型犬エリアは中型犬エリアと広さが同じだ。
我らワンコは広いのは大好き。
皆走ってるというより跳んでいる、というより飛んでいる。
本当にそうなんだよ。みんな飛んでいたよ。
しかも、いつもは走ったことがないメルティーちゃんが走ったんだ。
ねっ、すごいでしょう。
僕もこないだもそうだったけど、いつもはあんなに走ったことなんて
ないのに、まるで宙を飛んでる気分だった。
でも、メルティーちゃんは着々とオフ会を重ねるごとに、慣れてきたような
気がする。
歩いたこともあまりないのに、走ったんだもの。
これには、皆驚いた。
僕もそう思って、「メルティーちゃん、すごいね。僕と一緒に走ろうよ。」って
近付いたけれど、びっくりしたメルティーちゃんはママの背中にあわてて
飛び乗った。
でもね、それがとてもすばやいんだ。
きっと、もっと走ればみんなと同じように飛ぶに違いない。
でも、それは今度のお楽しみにしよう。
ねっ、メルティーちゃん。
僕はすごくメルティーちゃんのことが気になったけど、
あまりしつこくすると嫌われるといけないから、それ以上は追わないで
グッと我慢した。
僕も男だ。男の子らしくしなきゃあね。
ところが、そんな僕を見て、一匹のワンコが僕のそばにやって来た。
名前を聞くと「僕シーズー犬のムックって言うんだよ。よろしく!」と
元気よく答えた。
僕もあっ、レオピョンさんチのレオちゃん(くん)に少し似てるよね。。。と
思いながら、「こんにちは」って挨拶をした。
最初は良かったんだ。
色々お話したよ。
でもね、僕がじゃあね、と言って離れようとしてもまだ僕の後を付いてきて、
まだいいだろう、一緒に遊ぼう!って来るんだ。
勿論ムック君はかっこいいけど、今はメルティーちゃんに逃げられて、
ちょっと僕は落ち込んでいるんだ。
ソーッとしてくれないかなーって話しても無視されてしまった。
だから、思わず「うー!」って唸ってしまった。
ごめんね。ムックくん。
君はとにかく毛がふさふさしてるワンコが好きなんだってね。
でもね、僕は男の子だからさ。
やっぱり、女の子の方が好きなんだよ。
あまりしつこくするので、飼い主さんが僕のそばから離れないムックくん
を見かねて、ついに抱きかかえて行った。
でもね、ムックくん、僕はムックくんのこと嫌いじゃないよ。
それだけは覚えていてね。
だから、また会ったときには一緒に遊ぼうね。
久しぶりのお天気だったから、ドッグランはどのエリアも
ワンコでいっぱいだ。
皆楽しそうにランしてる。
あれっ、中型犬エリアなのに、パピヨンがいる。
平気なのかなあ?怖くないのかなあ?
すごいパピちゃんだなあって、僕は時々止まってはお隣を観察した。
その内、そのパピちゃんが小型エリアの方へ入ってきた。
最初、パパは、ひなちゃんがお洋服を脱いだのかと思ったらしい。
背中が真っ白なところがよく似てるんだよね。
でも、ひなちゃんよりも大きいからすぐ分ったけどね。
その白いパピちゃんは、とても走るのが速くてすばやいんだ。